赤ちゃんを育てていると驚くのが、赤ちゃんはなかなか寝ないということ。毎日の寝かしつけに苦労するママは多くいます。赤ちゃんの快適な睡眠ライフ、さらにはママの睡眠確保のために、先輩ママの赤ちゃんを寝かしつけるための方法や成功談・失敗談を参考にしてみてくださいね。

この記事の目次

赤ちゃんの寝かしつけは誰でも大変に感じるもの


生後1年未満のお子さんを持つママに寝かしつけについて聞いてみたところ、「大変に感じる日もある」「大変!」と答えたのは約7割でした。


つまり、ママの大半が赤ちゃんの寝かしつけに苦労しているといえます。


「2ヶ月位前から夜中何度も目が覚めて、添い乳以外は寝てくれないので大変です。(30代前半のママ/お子様の年齢 生後10~12ヶ月)」

「4ヶ月から夜泣きが始まり、母乳をあげても抱っこしても大きな声で泣いて大変だった。(20代後半のママ/お子様の年齢 生後4~6ヶ月)」

「生後8ヶ月、夜泣きが始まり夜中に何度も添い乳をしなければならなかった時。(30代後半のママ/お子様の年齢 生後10~12ヶ月)」


赤ちゃんが寝てくれないと、当然ながらママも眠れません。人間の生活リズムに逆らって夜通し起きていなければならないというのは、とてもつらいものですよね。


また、早ければ生後4ヶ月頃から夜泣きが始まります。授乳しても抱っこしても眠ってくれないと、ママの疲労は増すばかりです。

赤ちゃんは一体何時に寝かせれば良いの?寝かしつけにどれぐらいかかる?


赤ちゃんの寝かしつけ時間は特に決められているわけではありません。でも、生活リズムやママが休める時間を考えると、ある程度は一定にしておきたいところ。


以下は赤ちゃんの月齢ごとの平均的な就寝時間帯です。

新生児・生後2~6ヶ月 平均21時台

基本的には、新生児は昼夜の生活リズムを問わずに寝ています。それでも夜に寝ることを意識し、21時頃に寝かしつけをしているママは多いようです。

 

生後2~6ヶ月の赤ちゃんの平均的な就寝時間も新生児と同様に21時台ではありますが、20時台に就寝する赤ちゃんも多くいます。新生児期とは違い、少しずつ生活リズムを整えているママが多いということなのでしょう。

生後7〜12ヶ月 平均20時台

赤ちゃんの月齢が半年を越えると、さらに平均就寝時間は早まります。赤ちゃんも朝と夜の区別がはっきりしてくるようですね。

寝かしつけにかかる時間はどの月齢も20~30分程度

寝かしつけにかかる時間は、新生児から生後12ヶ月まで20~30分程度が平均といえます。ただし、新生児にはばらつきがあり、あっという間に眠ってくれる赤ちゃんもいれば、1時間以上かかる赤ちゃんも。


また、生後半年を越えると、寝かしつけにかかる時間は生後2~6ヶ月の赤ちゃんよりもいくらか短くなっていく印象です。

他のママはどうしてる?赤ちゃんの寝かしつけ方法ランキング


赤ちゃんの寝かしつけとひと口に言っても、方法はさまざまです。ママたちが実践している寝かしつけ方法をランキングにしてみました。

3位.体をトントンする 

第3位は、体をトントンすること。お布団に一緒に寝転びながら、もしくは抱きかかえながら体をトントンしてあげると、赤ちゃんも落ち着くのでしょう。

2位.授乳する(添い乳・ミルク含む)

赤ちゃんと一緒に横になりながら授乳する添い乳やミルクも含め、授乳すると答えたママも多くいました。特に新生児期は、泣くたびに授乳・力尽きて就寝、という流れを繰り返すためか、そのまま寝かしつけ方法が授乳になるというママが多いようです。


ただし、授乳での寝かしつけは止め時が難しいとの意見もあります。私自身も、子どもが卒乳するまでずっと授乳での寝かしつけが続きました。

1位.抱っこする

最も多かった回答は、抱っこするでした。大好きなママやパパに抱っこされると安心し、赤ちゃんはすーっと寝ていってくれます。

夜泣きはいつまであるの?


個人差はありますが、赤ちゃんの夜泣きは生後6ヶ月頃から始まると言われています。赤ちゃんが何をしても寝てくれなかったり、やっと寝かしつけてもすぐ起きたりすると、ママは困ってしまいますよね。

夜泣きのピークは生後7~9ヶ月頃

赤ちゃんの夜泣きが最も多いのは、一般的に生後7~9ヶ月頃です。おすわりやハイハイ、伝い歩きなど、できることが増えていく時期は、赤ちゃんは夜泣きしやすいとも言われています。


私の子の夜泣きがひどいときも、「次何ができるようになるかな?」「何かできることが増えるのよ」と母に言われたものです。

1歳半~2歳ごろには落ち着いてくる子が多い 

赤ちゃんの時期から始まる夜泣きは、大抵1歳半から2歳頃には落ち着いてくるでしょう。ただし、やはり個人差は大きく、1歳前に終わる子や夜泣きがない子もいれば、3歳を過ぎても夜泣きが続いている子もいます。


私の子の場合、ふたりとも2歳を過ぎて卒乳したとたんに夜泣きがなくなりました。部屋が暑かったり心配事があったりと、何か理由があるときの夜泣きは幼稚園に入ってからもありましたが、回数はぐっと減りましたよ。


寝かしつけについて「成功!!」「失敗(涙)」エピソード 特集【1歳未満編】


最後にママたちの成功談と失敗談を見ていきましょう。赤ちゃんの寝かしつけに悩んでいるママにとっては、他のママたちのエピソードが解決の糸口になるかもしれませんよ。

成功エピソード

まずはうまくいった体験談からご紹介します。


「なぜかくまのプーさんのメロディで替え歌を歌うと寝てくれるようになった。(30代前半のママ/お子様の年齢 生後7~9ヶ月)」

「寝る時間になったら電気、テレビを消して寝やすい環境づくりをした。(20代後半のママ/お子様の年齢 生後4~6ヶ月)」

赤ちゃんにぴったりな方法を見つけたり、生活リズムを整えたりすることが効果的といえそうです。

失敗エピソード

こちらは残念ながら困ってしまった体験談です。


「添い乳が習慣付いて失敗。(20代前半のママ/お子様の年齢 生後7~9ヶ月)」

「夜間断乳を試みたがなかなか成功せず結局未だに添い乳で寝かせています。(20代後半のママ/お子様の年齢 生後7~9ヶ月)」

授乳での寝かしつけは手軽な反面、一度習慣になると抜け出せなくなってしまうという声が聞かれました。


それでも、ママと赤ちゃんが他の方法よりも授乳のほうがいいと思うのであれば、決して間違いではありませんよ。

赤ちゃんとママに合った方法を見つけよう

世のママたちはいろいろな方法で赤ちゃんを寝かしつけています。ママと赤ちゃんがともに楽だと思える方法はそれぞれ。


抱っこやトントン、授乳だけでなく、お歌を歌ったり生活リズムを整えたりして、ママと赤ちゃんにぴったりな寝かしつけ方法を見つけられるといいですね。



【調査概要】
期間: 2017年9月26日~10月2日
方法: カラダノ―トママ部調査
対象: 妊娠中・育児中のママ部ユーザー(N=645)

【画像】
photo AC