2歳になると、言葉のコミュニケーションがしっかりとできるようになります。そのため、これまでとは違い、子供同士のトラブルが起こりやすくなりますよね。そんな時、ママたちは一体どのように対応しているのでしょうか?もうすぐ2歳を超える1歳児ママも必見です!


この記事の目次

子供同士のトラブルで困ることはある?


アンケートの結果より8割以上のママが、トラブルに対して何かしら困ったことがあると回答。


我が子も、2歳前あたりから友達とおもちゃを取り合うなど、喧嘩をすることが増え、この頃からトラブルが起きないようしっかり注意するようになりました。


自分の子供が相手の子に対し<やってしまった場合>どう対処する?


ダントツ1位は「自分の子に注意する/相手の子・親に謝る」。


自分の子供に注意するのはもちろんですが、子供同士のトラブルの場合、ママ自身が相手の子や相手の親に謝ることはマナーとしてとても大切です。


また、ママが謝ることで、自分の子供に「何か悪いことをした時は相手に謝る」といったマナーを学ぶことにつながります。


逆に、自分の子が相手の子に<やられてしまった場合>どうする?

実は、自分の子供がやられてしまった場合の対処法に悩むママの方が多いことが判明。実際ママ達はどういう対処をしているのでしょうか?



なんと「危険がなければ何も言わずに見守る」というママが第1位。


相手の子に注意することも大切ですが、やっぱり言いづらかったり、言ってしまうと、相手の親と気まづくなってしまわないか、気にするママが多いようです。


子供同士のトラブルで、「こうした方がいいな(理想)・・」と思いつつ「できなかった(現実)・・」ストーリー


トラブルが発生した時にうまく対応できず、理想と違った対応をしてしまったことって、皆さんもありませんか?そんなママの後悔をピックアップしてみました。


【ママの後悔ストーリー1】

ものを取られても、『順番ね!』『またあとでね!』『みんなのだもんね!』と自分の子に我慢させることが多いので、時々、可哀想に想ってしまう。

【ママの後悔ストーリー2】

どうしても自分の子に注意してしまう

【ママの後悔ストーリー3】

優しい口調で子供の気持ちに寄り添ってから注意したいけど、注意してもすぐギャーと泣いて聞いてくれないので、私ももう帰るよ!!って言ってしまう。

【ママの後悔ストーリー4】

あいてのママの態度により、注意する言い方を変える

【ママの後悔ストーリー5】

子供に注意するときは頭ごなしに怒鳴ってはいけない、きちんと子供の言葉を受け止め飲み込んでから
今度からはこうしようね、と優しく促すことが大事と保育園の先生に言われたことがあるけれど、実際はそんなうまく行かず。子供が相手を傷つけてしまったときにはどうしても感情的になってすぐ子供を叱ってしまう。

【ママの後悔ストーリー6】

・相手の親にも注意したくても、結局何も言えずにモヤモヤすることが多い

・相手の子に注意したいが相手の親が近くにいることを考えると出来ない

・こどもの気持ちをわかって、相手に言いたいが、相手親が気になってしまう

【ママの後悔ストーリー7】

お互いの話を聞いた上で、判断したい所だが、判断しきれない時は自分の子供をせめがちな所。

【ママの後悔ストーリー8】

きちんと謝ったり謝られたり気持ちを代弁したりアドバイスしたりしたいが、子どもたちはあっという間にどこかえいってしまい親同士で謝って終わってしまう。

【ママの後悔ストーリー9】

相手のこどもにもわかりやすく注意してあげたいけどなかなかできない。

【ママの後悔ストーリー10】

ある程度(泣かせてしまった時の対応を学んだり、泣かされた時に自分で乗り越えたり)は見守りたいと思いながらも、相手のママがいる手前、どうしても相手の子が泣きそうになると我が子を叱ってしまう。

どれも経験したことがある!と感じたママが多いのではないでしょうか?


結局自分の子供に注意してしまい、相手の子供に注意できず帰ってしまうことが私もよくあります。


2歳以上のママがトラブルに対して実際に取った行動とは?!


トラブルにうまく対処できたママ達の意見をいくつかピックアップしてみました。


トラブル1:順番待ちを抜かされる事は本当によくありました。

【その時ママが取った行動】

自分の子どもを違う遊びに誘って気をそらしました。

毎回相手の子供に注意するのも、親が前に出てしまいすぎに感じてしまいますよね。それほど大きなトラブルでなければ、他の遊びに誘導するのも一つの対処法だと言えます。


トラブル2:噛まれる。勢いよくハイハイして襲われるみたいな感じで噛まれる

【その時ママが取った行動】

仲良くしたいだけだから誰も悪くないよ。とお互いの子供に話した

相手の子供も、じゃれ合いたくて噛んでしまう場合もあります。子供が噛んでしまうことはよくあることなので、ママがうまく仲裁に入ることも大切。


トラブル3:友達の家へ行く時に他の幼児の子がついてきたのを来ちゃダメといいどこかを叩いて泣いてしまった様子。泣いた子供の母親から言われ発覚。

【その時ママが取った行動】

自分の子供に状況確認して、子供とともに相手の親子に謝罪しに行った。

状況が説明できる年齢になれば、いきなり注意するのではなく、子供に何が起こったのか直接確認することも大切。その上で、相手の子供や親に一緒に謝りにいきましょう。


トラブル4:公園で滑り台を遊ぶ時、後ろの子が押しされて上から転びそうだったのに、相手の母親が何も言わないまま遊んでる

【その時ママが取った行動】

危なかったよと注意する

あまり相手の子供に注意しすぎるのもよくないですが、「これは危ないぞ!」と思った時は、他の家の子供であっても、大人としてちゃんと注意することが大切です。


トラブル5:使っているものをとられる

【その時ママが取った行動】

我が子が納得できない様子なら相手の子に声をかける

子供同士のモノの取り合いは仕方がないこと。そのため、取られたら別のおもちゃで気を紛らわせ、それでも納得しないようであれば、「順番交代しようね」といった声かけをしてあげるのもおすすめ。

子供同士のトラブルでも、ある程度の「公平性」は大切

「自分の子供が何かされた時」の対処に困っているママたち。


自分の子供はそこまで悪くないのに、いつの間にか「こっちがごめんね」と謝ってしまうこと、よくありますよね。


ただ、小さい子供でも「公平性」が大切。


すべて状況を把握した上で判断するのは難しいですが、会話ができる年齢になれば状況を確認し、相手の子供にも「危ないからやめとこうね」と優しく声をかけてあげることも必要ですよ。


ぜひ参考にしてみて下さい。



【調査概要】
期間: 2017年9月26日~10月16日
方法: カラダノ―トママ部調査
対象: 妊娠中・育児中のママ部ユーザー(N=139)

(Photo by:写真AC