結婚、妊娠、出産、育児…と様々なライフイベントで家計はいつも火の車?!それでも自分のへそくりは確保しておきたい!と思う女性も多いはず。今回はみんなのへそくり事情についてみていきましょう。


この記事の目次


主婦の3分の1がへそくりをしている


調査によると、へそくりがあると答えた人は31.6%でした。思ったより少ないと感じました。みなさん家庭内の金銭情報はオープンなのですね。


私自身は「へそくりはない派」ですので、少数だと思っていたのですが多数派だったようです。


主婦のへそくりで気になる「へそくり貯金額」は50万未満の少額派が多数!



「へそくりって、いくらぐらいしている?」


いくら気心が知れた女友達でも、なかなか聞けないフレーズですよね。だけど気になるみんなの懐事情。調査では半数以上が50万円未満の貯金額でした。


確かにへそくりと言えば少額のイメージですよね。続いて多かった回答が「秘密(わからない)」でした!匿名性が高くとも、やはり女性のへそくり金額はトップシークレットなのかもしれません。


以降、50万~100万、100万~200万と続き、少額のイメージが徐々に薄れていく金額感になっていきます。中には1000万以上のへそくりがある人も!


主婦のへそくり方法3選!コツは「500円玉貯金」「独身時代の貯金」「通帳を複数持つ」


それではどのような方法でへそくりをしているのか、へそくりしている人たちの声をみていきましょう。


主婦のへそくり方法1.500円貯金

「500円貯金をしています。1年で15万円以上貯まっています。」

(専業主婦 兵庫県)


へそくりがあると答えた人のうち34.2%の人が500円玉貯金をしていることが判明!実に3人に1人は500円玉貯金でコツコツとへそくりを増やしているようです。


また、500円玉貯金と他のへそくりの合わせ技をしている人も多くみられました。500円は硬貨の中で最も高額ですので、貯まると思った以上の金額になって嬉しいですよね。


主婦のへそくり方法2.独身時代の貯金

独身の頃の貯金をそのままスライドしたという人も多くみられました。


「結婚前の貯金額を少な目に教えている。」

(専業主婦 兵庫県)

「500円玉貯金と独身時代の貯金。」

(専業主婦 千葉県)

「独身時代の個人資産。」

(専業主婦 熊本県)


また、独身の頃の貯金をへそくりにスライドした人のほとんどが専業主婦の方でした。


もしかすると、結婚で転勤や育児その他の事情で、ご自身で働けない状態から『せめて自分で稼いだ分はへそくりにしておこう。』という気持ちがあるのかもしれませんね。


主婦のへそくり方法3.通帳を複数持つ

タンスの中にへそくりはもう古い??へそくりは別口座を開設してそちらに貯金する、という意見も多くありました。


「隠し口座へ。」

(時短勤務の会社員 石川県)

「口座を、二つ持っている。」

(フルタイム勤務の会社員 愛知県)

「投資信託、郵便貯金にいれている。」

(専業主婦 大阪府)

「別口座に定期預金。」

(専業主婦 神奈川県)


実際にへそくりを「タンス貯金」していると回答してくれたのは、なんとたった2名!どうやらへそくりはタンスに隠す時代ではなくなりつつあるようです。


しかし、そのへそくり口座の通帳の隠し場所は、もしかすると「タンス」なのかもしれません。へそくり通帳の隠し場所…気になりますね。


へそくりのお金は「フリマアプリ」「アンケートサイト」で稼ぐ!中には「生活費から」という声も!


それではへそくりを貯めるための資金はどこから調達されているのでしょう?


働いている人は自分の稼いだお金をいくらか回す人も多いかもしれませんが、それ以外でへそくり資金の集め方をピックアップしてみました。


フリマアプリを活用してへそくりGET!

「別口座で管理。フリマアプリなどでちょくちょくお小遣い稼ぎ。」

(フルタイム勤務の会社員 埼玉県)

「フリマサイトで商品を売った、売り上げを貯金。」

(専業主婦 岡山県)

「メルカリやフリルのフリマサイトの売り上げ貯金。」

(専業主婦 京都府)


独身の頃に着ていた服や服飾品も子どもが産まれると、なかなか使う機会がない…子供服もすぐサイズアウトする…。


そういったものは捨てればゴミですが、売ればいくらかお金になりますね。


アンケートサイトなどでお小遣い稼ぎ!

「アンケートサイトでお小遣い稼ぎをする。貯金箱に500円玉貯金をする。」

(フルタイム勤務の会社員 東京都)

「時間があるときにアンケートサイトで小銭稼ぎです。」

(専業主婦 福岡県)

「ポイントサイト等で小銭稼ぎと独身時代の貯金。」

(専業主婦 和歌山県)


数円単位のものから中には数百円くらいのものといった、小金をコツコツと貯めるタイプのものですね。少額ではありますがちょっとした空き時間にスマホひとつでサッとできるのが魅力。


生活費から少しずつへそくりへ

「家計費が余った分を、貯めている。」

(専業主婦 愛知県)

「夫と財布が別で、生活費を貰っているので、なるべく節約して残りはへそくりになります。」

(専業主婦 福岡県)

「毎月の食費の残りはへそくりにまわす。」

(専業主婦 兵庫県)


こちらは専業主婦の方に多い意見でした。


夫から生活費として渡されたお金で、やりくりする。そして節約できた分をへそくりに回すというのは、家計を管理するものの特権なのかもしれません。


実際に我が家も夫から、「やりくりの成果として残金は自由にしてもいいよ。」と言われています。しかし残金は自由に使っているため、へそくりには回していないのが現状です。


へそくりのコツは「コツコツ」と!

へそくりはコツコツと増やしていくのが秘訣のようです。最初は少額でもどんどんへそくり金額が上がってくるとワクワクしそうですね。


『私もへそくりを始めてみようかな。』という気になりつつも、今を楽しむために使うのも大切なことと捉えています。そのためしばらくは『へそくりはない派』でいようと思います。


【調査概要】

期間: 2017年9月8日~11日

方法: カラダノ―トママ部調査

対象: 妊娠・育児中のママ部ユーザー(N=259)

(Photo by:写真AC