離乳食中期(生後7~8ヵ月)あたりになると、赤ちゃんもママも徐々に離乳食に慣れてきますよね。


少しずつ形のあるものを口にするようになるため、レシピや調理方法の幅も広がります。


様々な食材がありますが、今回は離乳食作りのママの強い味方「パン」についてご紹介!


パン選びのポイントから離乳食中期におすすめのレシピまでピックアップしてみたので、ぜひチェックしてみてくださいね。


この記事の目次


パンはアレルギーに注意!


原材料は小麦粉のため、アレルギー症状がでる可能性も十分にあります。


もちろんパンも、はじめは必ずひとさじから与えてください。


また小麦が平気でも食パンには卵や乳製品なども使われているので、体調の良い午前中に小さじ1杯から与え、しばらく様子を見てください。


アレルギー反応は数時間経ってから出ることもあるので、日中病院が開いている時間帯に試しましょう。


離乳食中期に使うパン選びのポイント


離乳食中期(生後7~8ヵ月)になったとはいえ、まだまだ噛む力も内臓も弱い赤ちゃん。そのため、パンならなんでも食べられるというわけではありません。


では、どういったパンであれば、離乳食に取り入れられるのでしょうか?


1.離乳食中期にはシンプルな「食パン」

離乳食中期(生後7~8ヵ月)で使用するパンは、白いシンプルな「食パン」が一般的


ライ麦食パンやレーズン食パンなど様々な種類がありますが、赤ちゃんにはまだ消化しづらいので、シンプルな食パンがおすすめです。


また、ロールパンや菓子パンなどは、脂質や糖質が多すぎるので離乳食中期ではNG。


ロールパンは離乳食後期~離乳食完了期あたりから試してみてください。


リッチ系食パンは不向き

食パンの中には、生クリームやはちみつを使用したものがあります。


しかし、生クリームは脂質が多すぎる、はちみつはボツリヌス菌が潜む可能性があるのでNG!


裏の成分表示をよく見て、小麦粉・砂糖・塩・ドライイースト(天然酵母)・牛乳など、シンプルなものを使用している食パンを選んでください。


2.イーストフードや乳化剤を使ってないものを選ぼう!

しかし、食パンだからといって何でもいいわけではありません。


購入前に「添加物」を確認し、「イーストフード」「乳化剤」等が使用されていないものを選ぶことが大切です。


イーストフードって何?

パンの食品表示でよく見かける「イーストフード」は、短時間でパンを膨らませるために使用されている添加物です。


塩化アンモニウムや塩化マグネシウムなど、複数の化学合成で作られた添加物が含まれており、内臓の弱い赤ちゃんや月齢が小さい子どもはできる限り摂取しないことが推奨されています。


詳細はこちら:ウィキペディア


乳化剤って何?

アイスクリームなどでもよく目にする「乳化剤」も避けたい添加物の一つ。


乳化の目的で使われる薬剤の総称です。概ね界面活性剤と同義というとわかりやすいかもしれません。


これは本来混ざりにくい水と油を混ぜ合わせる(=乳化)作用があり、化学物質が含まれているため、離乳食中期に限らず、子どもが小さいうちは避けておく方がよいでしょう。


詳細はこちら:ウィキペディア


CO・OP熟仕込食パンがおすすめ!

画像出典:co-opデリ

 

こちらは、co-opから発売されている「イーストフード」「乳化剤」不使用のふんわり・もっちり食パン。


組合員さんの声で生まれた普段使いの食パンなので、赤ちゃんにも安心して与えられますよ。


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パンを保存する際の注意点


パンの保存方法には注意が必要。さっそく、どういった点に注意すれば良いのか見ていきましょう。


1.カビには要注意!


 袋を開けたパンを日が当たらないところに置いていても、数日したらカビが生えてしまったこと、ありませんか?


これは、パンには水分が多く含まれいてカビが好む栄養分が豊富に含まれているからです。


離乳食ではあまり量を使わないので、どうしてもパンが余ってしまいがちですが、袋を開けたら早めに食べきるようにしましょう。


2.冷蔵庫での保存は×


パンの基本的は保存方法は、タッパーなどに入れて密封し、日陰の涼しいところに置くのが基本。


それでも夏場などにはパンが傷んでしまうこともがあるため、冷蔵庫に入れて保存したくなりますが、これはNG。


パンに含まれるデンプンは寒さに弱く、デンプンの老化を早める原因になるのです。


また、冷蔵庫内は乾燥しているので、パンの水分が抜けやすく、すぐにパサパサになっていしまいます。


3.食べきれないときは冷凍保存!

どうしても期限内に食べきれないときは、パンを冷凍保存しましょう!


ラップに包んで冷凍庫に入れるだけで大丈夫。パン粥に使いたいときは、あらかじめすりおろしたものを冷凍してもOKです。


大人のパンも同じように保存して、賢く保存しましょう。


離乳食中期におすすめパンレシピ10選


離乳食中期(生後7~8ヵ月)の赤ちゃんは、まだまだ固いものは食べられないことが多いです。


この時期になってもまだまだペースト状に近いものが食べやすいため、調理方法にも工夫が必要です。


そのため、パンの耳はカットし、細かくちぎってからお湯やスープなどに入れて柔らかくして食べさせましょう。


さっそく、離乳食中期におすすめのパンレシピを10選ご紹介します!


そろそろパンレシピを増やしていこうかと考えているママは、ぜひ参考にしてくださいね。


1.甘みたっぷり!バナナのパン粥


離乳食中期になって間もない頃は、食べやすいパン粥がおすすめです。


バナナを加えると甘みがアップするので、いつも以上にパクパク食べてくれるかも!


>>レシピはコチラ<<


2.赤ちゃんに人気のかぼちゃパン粥


甘いかぼちゃは、赤ちゃんも大好きな食材のひとつ!


パン粥にかぼちゃを入れると、デザートのような感覚で食べられますよ。


緑黄色野菜が自然ととれるのもうれしいですね。


ツナを入れてたんぱく質をプラスするのも◎。


>>レシピはコチラ<<



3.一品で立派なお食事に。チーズ風味の野菜パンがゆ


パン粥も、野菜などを入れればメインディッシュに早変わり!


今回レシピの材料に限らず、いろんな野菜を試してみてください。


水を粉ミルクか牛乳に変えると、グラタン風の味わいになります。


>>レシピはコチラ<<


4.この組み合わせに間違いなし!ツナたまコーンのパン粥


ツナ缶やコーンも離乳食中期あたりから取り入れる食材。


それぞれに味があるので、特に味付けをしなくても美味しいパン粥が仕上がりますよ♪


ブロッコリーやニンジンをプラスすると、彩りがよくなっておすすめ。


>>レシピはコチラ<<


5.彩りあざやかな野菜とささみのパン粥


ささみも、離乳食中期(生後7~8ヵ月)あたりから取り入れられるようになるもの。


しかし、少し硬い食感のためか、最初は食べづらそうにする赤ちゃんもいます。


そんなときは、パンと一緒に混ぜて食べさせてみては?


柔らかい口あたりのパンがささみを包み込むので、食べやすさがアップします!


>>レシピはコチラ<<

6.おさつバナナのミルクパン粥


さつまいも+バナナでまるでデザートのようなパン粥に!


レシピでは鍋で煮ていますが、電子レンジで加熱してもOKです。


また、冷凍保存もできるので、たくさん作ってストックしておくと、いざというとき役立ちます。


>>レシピはコチラ<<


7.かぼちゃバナナのヨーグルトパン


朝からパンを煮込んでいる時間がない!というときに役立つレシピです。


つぶしたかぼちゃとバナナを、ヨーグルトをしみこませたパンの上にトッピングするだけ!


かぼちゃは冷凍庫にストックしておけば、もっと簡単にできますよ。


おいしくて栄養満点な上に、腸内環境も整えられるなんて、うれしい限りです♪


>>レシピはコチラ<<


8.フレンチトースト


柔らかくて甘いフレンチトーストは、離乳食中期からOK。


こちらのレシピでは全卵を使用しているので、離乳食中期の後半(約8ヵ月)ごろから食べさせるのがベター。


手づかみ食べの練習にもなりますよ。


>>レシピはコチラ<<

9.パプリカのパングラタン


カラフルなパプリカが食欲をそそります。


粉チーズを少しだけかけるのがポイント。ほんのりとした塩気とコクが、おいしさをグンと引き立てますよ!


パプリカが苦手な赤ちゃんにこそ試してほしいレシピです。


>>レシピはコチラ<<

10.パンでショートケーキ風

初節句やクリスマスなど、イベントに欠かせないケーキが食パンでも作れます!

丸くくりぬいて、ヨーグルトを塗るだけなのでとても簡単なのもうれしいですね。

季節のフルーツで可愛くデコレーションしたら、赤ちゃんも大喜び間違いなしです♪

>>レシピはコチラ<<


パンは時間がないときの救世主!


離乳食初期と比べ、中期になると少しずつ調理方法が楽になったり、取り入れる食材のバリエーションも増えてきます。


お米中心だった離乳食もパンが食べられるようになることで、時間がないときでもささっと作れるので、助けられた先輩ママも多いはず。


冷凍保存ができるレシピも多いので、ぜひパンのメニューを試してみてくださいね。


(Photo by:写真AC