ここでは「お魚」に関する離乳食のお悩みをママびよりの管理士栄養士がお答え致します!


管理士栄養士士のプロフィール

山口真弓


管理栄養士、健康咀嚼指導士。2児の母。所沢市内でママとベビー&キッズのための料理教室「スマイル☆キッチン」を主宰。無料LINEレッスン ママが「今」出来ること配信中。


コラム執筆、レシピ提供、児童館主宰の料理教室の講師など幅広くフリーで活動。近著に『管理栄養士ママが教える!子どものからだとこころが育つ!6歳までの食事のホント』、『作り方・進め方が1冊でわかる 【決定版】はじめてのおいしい離乳食』。


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この記事の目次

【いつから】

魚卵はいつあげてもいいですか?

魚卵は離乳食期には避けることをおすすめします。


消化に悪いほか、卵アレルギーがある場合は魚卵でも症状がでる場合があるからです。


しらすの中に、エビやカニが混ざっているものもあるみたいですが、6ヶ月の赤ちゃんにしらすペーストを与えても大丈夫でしょうか。

しらすは初期から使える食材です。確かにたまに小さなエビやカニ、タコなどが混ざっていることがありますね。


これらは目で見て分かるものでもありますから、取り除けばそれほどアレルギーを心配することはないかと思います。


しらすは塩分が多いため、必ず一度湯通しして塩抜きをしてから使いましょう。一度火を通すことはアレルゲン軽減にもなります。


特にたんぱく質系の食材を初めて食べさせる場合は、ティースプーン半分くらいの少量から始めて、食後は湿疹ができていないかなど注意してみてあげることが大切です。


【食材の選び方】

鮭は生、塩鮭がありますが、どんなものをあげたらいいのですか?

基本的には生のものをつかいます。


サーモンと表示されているものやお刺身、切り身でも大丈夫です。はじめはこれを茹でるなどしてあげてください。新鮮さを考えるとお刺身用が一番安心ですが、神経質にならずしっかり加熱してあげれば大丈夫ですよ。


塩鮭をあげるのはそれが済んでからが理想的です。


塩鮭は離乳食期は極力使わないほうがいいですが、下ごしらえで塩分を除いた上でお粥に混ぜたり野菜と煮たりするよういして少量用います。


一切れあたり水2.5カップ、酒大さじ2、みりん大さじ1に、2時間~1日浸けておくと塩抜きができます。茹でるのも効果的です。
1歳を過ぎてからなら塩鮭をそのまま食べることもできます。
選ぶときはなるべく塩分の少ないものにしましょう。


しらすは釜揚げしらすや生しらすや乾燥したしらすがありますが どれでもいいのでしょうか?

5〜6ヶ月であれば、水分量が多く柔らかい『釜揚げしらす』『しらす干し』がオススメです。


ペースト状にすりつぶしてあげましょう。


9ヶ月以降であれば、乾燥したしらす『ちりめんじゃこ』をあげても良いです。


それぞれ塩分量が多くなるので、塩抜きをします。生魚は消化に悪く、食中毒の心配もあるので生しらすは必ず火を通してあげましょう。


しらすのお腹?あたりにピンクの線状のものがありますが、アレルゲンのカニやエビとは違うのでしょうか?避けた方がいいですか?

しらすはいわしの稚魚で、エサはプランクトンです。しらすのお腹が赤いのは赤い色素を含むエビ系のプランクトンを食べているからです。


しらすは塩分が多いため、必ず一度湯通しして塩抜きをしてから使いましょう。一度火を通すことはアレルゲン軽減にもなります。
特にたんぱく質系の食材を初めて食べさせる場合は、ティースプーン半分くらいの少量から始めて、食後は湿疹ができていないかなど注意してみてあげることが大切です。


初めて食べる場合は平日の午前中だと安心ですね。


スーパーにかつおの刺し身がなく、たたきしか売っていません。加熱して、これをあげても大丈夫でしょうか。

鰹のたたきでも大丈夫ですよ。


ただ赤ちゃんに生食は厳禁なので、鰹のたたきの赤い中の部分を加熱してほぐし身などにしてあげましょう。


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【進め方】

白身魚をあげて日が浅いうちにたらをあげてしまいました。大丈夫でしょうか?

7ヶ月でしたらたらをあげ始めても大丈夫ですが、アレルギーを引き起こす原因にもなりますので、ひとさじからお子様の様子を見ながらあげましょう。


また、塩だらは塩分が高くなるので生のたらを使いましょう。


離乳食開始して15日目に鯛をあげようとおもってるのですがはやすぎますか?

離乳食を始めて3週目ということであれば、まだたんぱく質は与えなくてよいでしょう。


たんぱく質は4週目に入ってから、固ゆでの卵黄かお豆腐から始めていきましょう。


鯛などの食べやすい白身魚は7週目頃からOKです。


白身魚はゴックン期から△とありますが、どんな種類ならあげても大丈夫ですか?

真鯛、平目、カレイがおすすめです。ほかにはメジナ(グレ)、ホッケ、キスなどもアレルギーを起こしにくくおすすめのお魚ですよ。


赤身魚はツナ缶から始めても大丈夫でしょうか?

缶詰には塩分、油分、食品添加物が含まれているので赤ちゃん胃腸に負担がかかってしまうので、まぐろやかつおなどの赤身魚から始めるのが理想的です。


ツナ缶を始めるときは食塩不使用の水煮缶を選ぶようにしましょう。


しらすを塩抜きせずにあげてしまいました。今からでも修正するほうがいいでしょうか。

今後は塩抜きすることをおすすめします。たくさんの塩分を何度も摂ると赤ちゃんの内臓に負担になることがあります。


【調理方法】

パサパサ感と匂いが苦手なようであまりたべてくれません。なにかできる工夫はあるでしょうか?

パサパサが原因ということであれば、飲み込むのが上達すれば食べてくれるかもしれません。


しっとりと仕上げるためにはゆでたものをすりおろし器でおろすのもおすすめです。


それでもパサつきが気になるときは繊維が気にならないよう、フードプロセッサーでペースト状にし、さらにお湯でのばしてから片栗粉などでとろみをつけると食べやすくなります。


かぼちゃやサツマイモ、豆腐などと一緒にとろとろ状に煮ても食べやすくなります。


魚の生臭さを軽減する方法としては、


①少量の塩を振ってしばらく置いておき、水気が出てきたら水またはお湯で塩分を洗いながしたあと、茹でる。


②茹でた後氷水でしめて水分をキッチンペーパーでしっかりとる。


③魚をゆでたお鍋は洗剤でよく洗ってから次の調理をする(お鍋にお魚の生臭さが残っていることが多いため)などの方法があります。


魚を美味しく食べてもらうためにはちょっとひと手間が必要になりますが、ぜひ一度お試しください。


しらすが苦手みたいなのですが、なにか工夫はありますか?

どうしても苦手なようであれば、今の時期は無理に与える必要はありません。


これから離乳食が進むにつれて色々なお魚も食べられるようになりますし、大きくなったら食べられるようになることもあります。
野菜やお粥に混ぜると食べやすくなりますよ。


また、私の知り合いの子はシラスのじゃりじゃり感が苦手だったので、頭の部分を取って(かなり面倒ですが...)あげたら食べたと言っていました。


生臭さが嫌という子もいて、少し長めに塩抜き(茹でる)するなど、皆さん色々と試しているようです。


しらすを茹でて、裏ごししたら、灰色になり、少し生臭く感じます。そのまま食べさせても良いのでしょうか?

灰色になるのは、骨や内蔵も一緒につぶしているせいですので問題ありません。


しらすは塩分が多いものもあるので、湯通しをするなどして、塩分の摂りすぎにならないように気をつけてあげてくださいね。


しらすは、茹でる事で塩抜きが出来、さらに加熱処理出来ると思うのですが、その際に栄養が逃げたりしますか?

しらすに含まれる主な栄養素はタンパク質です。


タンパク質は過熱によって成分が流れ出してしまうことはほとんどありませんので、心配しなくて大丈夫です。


塩抜きをしてから小分けにして冷凍しておくと便利ですよ。




Q&Aは

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