知育アプリをご存じですか?スマホやタブレットにアプリをダウンロードして、ゲーム感覚で楽しみながら知育できるすぐれものです。おうちでも外出先でも手軽にできることや、IT教育がはじまったことで早いうちからコンピューターに慣れ親しみたいという観点からも人気が高まっています。


この記事の目次


2歳児に知育アプリがおすすめな理由


2歳に知育アプリは早いかしら…?と悩むママもいらっしゃるかもしれません。
しかし、2歳になったからこそ、知育アプリがおすすめなのです。


2歳では言葉の発達や情緒面の成長が著しい

2歳になると、「ぶーぶー きた」「りんご たべる」など2語文程度の言葉が話せるようになってきます。情緒面では今まで不快なことは「泣く」で表現することが多かった子供も「怒り」「嫉妬」といった不快の表現が強くなる、イヤイヤ期に突入です。


この不快の表現を言葉で出来るようになってくると、ママやパパも受け止めやすくなりますよね。


記憶力・思考力を伸ばす準備

2歳の頃は知的発達面ではまだできないことが多いものの、3歳からの自立と共生を身につける前段階として、記憶力や思考力を土台をつくる時期です。そのため、2歳のうちから記憶する、考えようとする機会を作ってあげたいですね。

 

知育アプリなら自分でできたが体感しやすい

知育アプリなら、音声があるものが多く言葉の発達に役立ちます。繰り返し遊ぶことで記憶することも学べるでしょう。また乳幼児期の子供に合わせて作られているゲームなので、思考力を養うための気づきや仕掛けなどが盛り込まれています。


「言葉を身につける」「記憶力をつける」「思考力を養う」これらは多くの知育玩具に共通して盛り込まれているかと思いますが、3つすべてを網羅しているものばかりではありません。


知育アプリはこれら3つをカバーしているものが多く、また自分の操作によって画面が変わるため、子供自身が「できた」を体感しやすいのも特徴です。


また、アップデートなどで新機能が追加されたり、他のアプリを増やしたりとアプリをうまく使えば、飽きがこないため長く使えるのもメリットです。


古いスマホなど知育アプリ用に専用機器があると◎


2歳になってくるとこだわりが出てきます。「自分のもの」というこだわりも強くなってくるでしょう。

そのため、子供自身専用のスマホやタブレットがあるのが望ましいです。


もちろん、ママやパパのスマホやタブレットにアプリをダウンロードして使うのもいいですが、急に電話がかかってきたときに誤って子供が操作するかもしれません。
また、他のアプリを立ち上げてしまったり、自分自身がスマホを使いたい時に子供が離してくれなかったり、とママやパパのストレスにもなりかねません。


新しいのを買い与えるにはさすがに高価なものですので、難しいと思います。


そこでおすすめしたいのが、機種変更などで使わなくなったスマホやタブレット


wifi接続でならアプリで遊ぶことが可能な上、通話などもできません。


また古いスマホなので、多少子供が雑に扱っても親自身も、もう使わないものだから、と心穏やかに見守ることができます。


筆者の子供はじぃじのお古のiPhone7を使っています。カバーのみ子供のお気に入りのキャラクターのものに変えました。


親もiPhoneユーザであればペアレントコントロール機能で、使用時間や機能の制限ができますよ。


知育アプリを与える前にしておきたい「おやくそく」


知育アプリを子供に与える前にお約束してほしいことがあります。


・場所を限定する
・時間を限定する


このふたつです。


例えば、


「飛行機に乗っているとき(場所)」
「1日1時間まで(時間)」


というルールを決めたうえで与えるようにしましょう。


2歳児はイヤイヤ期もある時期ですので、アプリに夢中になってしまうとアプリから手を放すのにとても苦労するかもしれません。そうならないためにもあらかじめ、アプリで遊ぶルールを決めておくのがママにとっても子供にとってもおすすめです。


何事もやりすぎはよくありません。知育アプリの他のおもちゃで遊んだり、親子でのふれあいを楽しんだりすることも大切です。


アンパンマンとこれなあに?

(出典:セガ「アンパンマンとこれなあに?」

 

対象年齢:1歳~


アンパンマンが大好きになるのは、どの子も通る道かもしれません。筆者の子供も家でアンパンマンを観ていないのに、気づけば夢中になっていて今では毎週録画です。


そんなアンパンマンの知育アプリは1歳から使えるものがあります。
おすすめは言葉が少しずつ出てきた1歳半~2歳半ごろからのスタートがベスト。


言葉の遅かった娘はアンパンマンとこれなあに?で覚えた!

筆者の娘は今ではびっくりするくらい話すのが上手ですが、1歳~2歳の頃は言葉の発達が緩やかな子供でしたので、非常にやきもきしていました。


個性の範疇なのか発達に何か問題があるのかわからず、多くのママが不安を持つ部分かもしれません。筆者自身はさほど気にしないようにしようとは思いつつも、やっぱり気になっていました。


絵本やひらがな表で指差しでこちらが「ケーキ」といっても「はい!」というだけで真似をしない娘…。しかしアンパンマンのアプリになら「ケーキ」と繰り返すことが判明!


アプリをしながら言葉を覚えていく姿に、この子の性格なんだな、とホッとしたのは言うまでもありません。


ちなみに養護教諭の資格を持つ知り合いいわく、「お母さんの声とアプリの声を聞き分けていて、お母さんとは会話、アプリの声は発音の練習とこども本人が判断しているのでは?」とのこと。


タッチなど簡単な操作によって画面が変わるので、子供も飽きずに言葉の勉強ができますよ。


セガ「アンパンマンとこれなあに?」


タッチ!あそベビー

(出典:こどもアプリワオっち「タッチ!あそベビー」


対象年齢:0歳~


無料で遊べる知育アプリで断然おすすめなのがこちら!
2019年10月にはシリーズ累計900万ダウンロードを突破した人気のアプリです。


9種類が無料で遊べて、追加パックも買いきりなので一度購入するだけ。毎月費用が掛からないのは家計にやさしいですよね。


またバナー広告などが一切でないのも嬉しいポイント。

ケータイを押す、トイレでウンチを流す、家具に色を塗るなど、バラエティ豊かなゲームで無料分だけでもかなり楽しめます。直感的に操作できるのが2歳児でも楽しめるポイント。


おすすめは食べ物を食べさせるゲーム

言葉を覚えはじめる2歳におすすめしたいのが、食べ物を食べるゲーム。ケーキなど子供が好きなものを食べると「おいしいね」との声が聞こえて、笑顔になります。
梅干を食べると「すっぱい」になり、すっぱそうな表情に。


言葉と動作と反応が連動することをゲームを通じて自然に学習できます。

ご飯を食べて、おいしいね、といってもらえるとママも幼児食を作るのがいつもより楽しくなるかもしれませんね。


3歳になっても飛行機の中で夢中で遊んでいますよ。


こどもアプリワオっち「タッチ!あそベビー」



また、ワオっち!ランドの方は全部無料で遊べるので、タッチ!あそベビーに慣れてきたら、こちらを追加でダウンロードするのもおすすめです。


こどもアプリワオっち「ワオっち!ランド」


知育アプリで手軽に楽しく言葉を覚えよう!


年齢が進むにつれ、遊ぶおもちゃも変わっていくためどんどんおもちゃが増えていく…なんて悩みがないのも知育アプリのいいところですね。そんな手軽で楽しめる知育アプリ、是非取り入れてみてくださいね。


 (Photo by:写真AC