妊娠している瞬間を思い出に残したい、子供が成長したらお話ししながら見せてあげたい…さまざまな思いで妊娠姿を写真にする人が増えています。せっかく撮るなら、「妊婦ならでは」のポーズでおしゃれに撮りたいもの。どんなポーズがいいの?マタニティフォトでとりたいポーズやおしゃれになるヒントをご紹介します。


この記事の目次


マタニティフォトの撮り方


マタニティフォトの撮り方は大きく分けて2つあります。


撮影してもらう

マタニティの姿をカメラマンに撮影してもらう方法です。


スタジオ撮影

マタニティフォトを受け付けているスタジオ撮影であれば、マタニティ専用のアイテムが豊富だったり、スタジオならではの背景が楽しめたりします。


もちろん、撮影もプロなので、ポージングをさほど考えなくてもうまくサポートしてくれるでしょう。


ただし、場所と時間が限定されるため、スタジオが近くにないと撮影そしてもらいに行くのは難しい場合も。また、普段と違う場所での撮影は緊張するというタイプには少し不向きかもしれません。


出張撮影

スタジオではなく、自宅や自分のお気に入りの場所で撮影ができるカメラマン出張撮影もあります。


これなら妊婦で遠出することなく、また自分が過ごしやすい場所のためリラックスして撮影に挑めるでしょう。


しかし、マタニティ用のアイテムなどは自分で用意する必要があり、もちろん撮影に料金がかかります。


夫など身内撮影

カメラマンではなく、一緒に住む人に撮ってもらうこともできます。カメラマンが気心知れている人なら、色々とリクエストしやすいですよね。


ただし、プロではないため、明るさやピント、構図など全体的に写真のクオリティが低くなりがちなのは否めません。


とはいえ、上記2つと違って撮影費がかからなく、お手軽にできるのがポイント。出産後に子どものカメラマンとなってもらうべく、妊娠中から撮影係として任命するのもいいかもしれません。


自分で撮影する

人に撮ってもらってもらうよりも難易度は上がりますが、セルフタイマーを使えば、自分が思ったタイミングで好きなだけ撮れます。もちろん撮影費もかかりません。


ただし、身内撮影と同様で写真のクオリティが低くなりがち。

しかし、背景を工夫したり、ポーズを事前に調べたり、アプリなどで加工したりすれば、セルフでもおしゃれで映えるマタニティフォトを撮影することもできますよ。


セルフマタニティフォトおすすめの撮り方「定点撮影」 

(筆者の定点撮影 ※里帰り出産のため、厳密には定点ではありません。右は出産数時間前に産婦人科で撮影したお腹。)


セルフでおすすめしたいのが、何といっても「定点撮影」。


同じ位置で、横向きにお腹を出して撮影。


定期的にスタジオに通ったり、カメラマンに出張してもらうとかなりのお値段になるので、「定点撮影」はセルフか身内撮影がぴったりですね。


毎日撮られる方もいらっしゃいますし、毎週末や、妊娠〇ヶ月毎、なんてケースも。


筆者はずぼらなのでひと月に1回程度の撮影でした。


撮影をしているときはあまり気づきませんが、上記のように並べるとお腹の大きさが変わっているのがよくわかります。


おしゃれな撮り方ではないかもしれません。

しかし、産後数年経って見返しても「残しておいてよかった」と思うマタニティフォトのひとつです。


マタニティフォトをおしゃれにポーズ&グッズ7選

おしゃれに撮りたいなら、ポーズが決め手!さらに撮影小道具もあるとグッとおしゃれさが増します。


お腹の前でハート


マタニティフォトで押さえておきたいのが、指でハートの形を作り、お腹の前に添えて撮影するポーズです。


正面向きでももちろんOKですが、お腹の大きさを際立たせたいときは、斜め前から撮るのがベスト


パパに背中からお腹「抱っこ」


マタニティフォトは、決してママだけがうつるものではありません。パパだって一緒にうつってもらいましょう。その方が思い出に残ります。


パパと撮るなら、ママの背中から手をまわして、ママのお腹ごと赤ちゃんを抱っこするポーズがおしゃれ。


気恥ずかしいな、という人やほかのポーズにも挑戦したい!という方は先ほどの指でハートを2人で作ってみるのもおしゃれですよ。


エコー写真をお腹に添える


マタニティフォトをおしゃれにするグッズでもあり、記念にもなるのが「胎児のエコー写真」です。


エコーを撮った日、もしくはその前後で撮影すれば、このお腹にこのサイズの胎児がいます、というのがわかりやすい写真になります。


目線はお腹


カメラに目線を向ける撮影もいいですが、マタニティフォトでおすすめなのが「目線をお腹に向ける」こと。


目線ひとつで、胎児を慈しむ雰囲気が増し、妊婦ならではの写真に仕上がるでしょう。


上の子がいる時は「上の子がお腹にキス」が映える!


第2子以降の撮影でおすすめなのが、子どもがお腹にキスする写真です。


上の子の年齢にもよりますが、こちらの言うことがわかるようでしたら、ぜひチャレンジしてみてほしいポーズです。


私も下の子を妊娠中に撮影しましたが、大変かわいらしく記念に残る1枚になりました。


小道具や衣装にこだわる


ポーズ以外にも、小道具にこだわることでグッとおしゃれさが増します。


小道具としては、造花やリボンなどが人気。


マタニティフォト用の衣装を着て夫婦で撮影するときは、パパの衣装も雰囲気を合わせて撮影することでおしゃれさがUP!


数字とアルファベットの小物は、妊娠週数をおしゃれに表現できます。100円ショップでも入手可能ですので、チェックしてみて下さい。


マタニティフォトドレス チューブトップロングスカートセット

価格:4,378円※2021年2月24日時点の価格です。※価格は変更される場合があります。

 

マタニティフォト撮影用小物3点セット

価格:3,980円※2021年2月24日時点の価格です。※価格は変更される場合があります。


マタニティペイントもおすすめ


マタニティフォトを撮るなら、マタニティペイントもおすすめ。


とはいえ、自分で描くのは難しい、マタニティペイントのお店が遠いなど、マタニティペイントをしたくてもできない場合もあります。


そんな時はマタニティ用のボディポイントシールにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


ペイントのオリジナル度は下がりますが、妊娠中のお腹にぴったりのイラストシールばかりなので、マタニティフォトのおしゃれさはUPするはずです。


マタニティフォト ボディペイントシール

価格:980円※2021年2月24日時点の価格です。※価格は変更される場合があります。

 

【体験談】ノー準備でスタジオで撮影に挑んで後の祭り

 


ひとり目の時は、セルフ、もしくは身内の撮影でマタニティフォトを残しました。

しかし、二人目は上の子の育児があり、夫も激務でワンオペだったため、セルフでマタニティフォトを撮るのが難しい状況。


よく耳にする「下の子は写真が少なくなる」ということを、妊娠中から実感し『下の子にそんな思いはさせたくない!』と下の子はスタジオでマタニティフォトを撮影することに。


妊娠中からお宮参り、ハーフバースデー、1歳の誕生日の4回の撮影と、4回の撮影を1冊のアルバムにまとめてくださり、「妊婦」が主役の写真ではなく、マタニティフォトでありながら「子ども」が主役の成長の記録として、妊娠中の写真が撮れたことが嬉しかったです。


しかし、ポーズの勉強をしていかなかったため、ぎこちない表情とポーズ。今となってはいい思い出ですが、セルフ撮影でなくともポージングのイメトレや、エコー写真などの小道具も必要だなと感じました。


セルフ撮影もスタジオ・出張撮影も事前準備をすることをおすすめします…!


妊婦で過ごす時間を大切に


今と昔の価値や常識は変化しています。今の妊婦は経過が順調であれば、マタニティ期だからこその過ごし方を楽しみましょう!マタニィフォトは「撮らなければならない」ものではありません。撮りたい人がいていいし、撮りたいと思わない人がいてもいい。


撮る人はスタジオでもいいし、セルフでもいい。とことんおしゃれにこだわってもいいし、記録のための定点撮影もいい。どんなかたちでもママ自身が妊娠中の時間を豊かに過ごすことが大切です。


妊婦でいる間は長い人生で見ればほんのひと時です。妊娠中は身体も心も大きな変化があり、毎日が大変だからこそ、マタニィフォトを楽しめるならどんどん撮影してみてくださいね♪


photo by photoAC