自分の子供には自分たちより優秀になり、幸せな人生を送って欲しい...、親なら自然と感じてしまうものですよね。


そのためには、幼児期から習い事をさせる「早期教育」が良いのでしょうか?


それとも最近よく耳にする、子供の感性を伸ばす「自由教育」良いのでしょうか?


迷っている親御さんは多いと思います。


そんな子供たちの教育についてまとめてみました。


この記事の目次

小さい頃から脳を活性化!早期教育


子供の脳はなんでも素早く吸収するスポンジと言われているため、早期教育が注目されています。


生まれる前から1歳くらいまでの乳児期に行う教育を超早期教育。また、言葉を話しだした頃から幼稚園時代の幼児期に取り入れるのが早期教育と呼ばれています。


例えば以下のようなものは早期教育におすすめです。


ピアノ

ピアノは両手をバラバラに動かすので、幼児にはよい刺激となります。また、ピアノでなくても、幼少期から音楽を聴いて楽器に触れることで絶対音感が付くといわれています。


クラフト

工作などのクラフトは、細かく手を動かすためファインモータースキルを伸ばすことが出来ます。また、レゴなどで立体を作ることは、平面では見えない形を想像しながら作る能力が必要となり、脳へのよい刺激となります。


スイミング

スイミングは全身運動です。基礎体力をつけることができるのでおすすめです。水泳はライフスキルなので習得しておくとよいスポーツですが、水が苦手な場合は体操などでもよいと思います。バランス感覚が身に付くためです。


記憶力を鍛える学習

記憶力を鍛える学習は、例えば、「フラッシュカード」などで記憶力と使うゲームがあります。考える力が付くだけでなく、集中して座るという練習となるので、将来的に机の前に座って学習に取り組むが我慢強さが身に付きます。


語学

必ずしも早期教育をする必要はありません。しかし例えば、将来的に英語を習得しようと思ったら、やはり、子供のうちに語学をやっている子は、やっていなかった子と比べるといくつかの点で有利です。


例えば、発音はその大きなメリットが顕著に現れます。大きくなってからでは発音の完全な習得に時間がかかります。


ただ、遅く始めて発音に日本語訛りが出てしまうのが、決してダメなわけではありません。よりスムーズに学べる、というレベルです。ちなみに、語学は12歳以下から始めることが勧められています。


早期教育で気を付けること


早期教育には伸びしろの多い小さいうちに得意分野を延ばしたり、吸収力が高いので取り掛かりやすいというメリットがある半面、親が無理強いせず、子供が興味のあるものを見つけてあげる必要があります。


親も楽しむ


小さいうちは親が率先してやってみることで子供が伸びていくことも多いので、パパやママと一緒に取り組めるものに挑戦してみるのもおすすめです。


我が家でも早期にいろいろと取り入れていますが、私がパズルを楽しんでやっていると、息子も2歳で100以上のピースを一人でできるようになりました。


過大な期待でプレシャーを与えない


過大な期待は持たないように。親のプレッシャーはすぐに子供は察するため、すぐに嫌になったり、我慢が積もって爆発してしまうこともあります。


他の子と比べない


ダメだと分かっていても、子供にハッパをかけるためについつい比べる発言をしてしまう親が多いようです。


「小さいときは凄かったのに」、「〇〇ちゃんよりはやく始めているのに、どうして?」という比べる言葉を親が子供に投げつけることは禁物です。


結果より過程を大切に


早期教育でパターンを教えてしまうと考える力が伸びないことも。こうすれば正しい答えが見つかるというパターンを教えて良い結果をだすよりも、どうしてこのやり方では答えが出ないのかという過程を大切に。詰め込み型の早期教育はかえって逆効果です。


子供の興味を見守り伸ばす自由教育


子供に自由に学んでもらう、という見守り型の教育には、森の幼稚園やモンテソーリがあります。


デンマーク発祥の森の幼稚園は、森の中で自由に遊ぶことで、子供たちの感性をのびのび育てようという考え方の教育です。


森の幼稚園は自然と触れ合うというコンセプトがあるので、モンテソーリとは少し違いますが、大きく分けると集団で同じことをするのではなく、子供一人ひとりの意思を尊重し、自由にさせるところは似ていますので、ここでは同じくくりで見ていきたいと思います。


子供の自主性に合わせる教育のメリット

子供が自分の好きな活動を選び、自分のリズムで納得いくまで行えることで、知的好奇心を自発的に持足たせるのが、見守り型の自由な教育。


この教育法の一番のメリットは、子供たちは自立し、問題解決能力やクリエイティビティがしっかりとはぐくまれること。


特に、皆と一緒の団体行動が苦手な子供や、ADD(注意欠陥障害)の子供にはお勧めです。森の幼稚園に通わせることで、ADDが治ったという報告もあるほどです。


自由教育で気を付けること


自由にのびのびと育てたいと思う親は多いでしょう。教育先進国の北欧の国々で称賛されていると聞くと、余計、ぜひ取り入れたいと思いますね。でも、自由の中にも、親が気を付けたいことがいくつかあります。


テストの点が取れる学力を養うのではない


自由教育では、子供の問題解決能力が育つといわれます。でもそれは、必ずしもテストで良い点がとれるような「賢さ」とは異なることを親は覚えておきましょう。


学校では、ある程度の早期教育を受けている子の方が良い結果を出してくることが多いでしょう。そんな時、なぜテストの点が悪いの?と子供を責めることのないように。


社会への順応は親がサポート


自由な幼児教育を受けた子が、小学校から普通の学校に入ると集団行動が少し苦手な子になるかも知れません。嫌だからやらない!ということではなく、親が上手にサポートしてあげてください。


自由な教育は子供の好きなことを伸ばしてあげるということにフォーカスしていますが、それが嫌なものはやらないということに繋がってしまうと、将来的に困ってしまうのは子供自身です。


ある程度、親が管理した自由に


自由教育では、子供の興味が湧かないものは大人が積極的に勧めることをしないので、脳の発達に良いと言われる遊びをしないこともあります。


例えば、指先を使ったり、じっくりと取り組むものに興味を示さない場合は、自由教育の方針でも多少は見せてあげて勧めてあげてもよいでしょう。子供がどうしても嫌だと思う場合は仕方ないですが、もしかしたら、親の声かけ次第で興味を持って取り組めるかも知れません。


親は、「自由」と「放任」を取り違えず、ある程度はきちんと見てあげること、子供の興味に共感して教えてあげることが大切です。


子供の教育はフレキシブルに


早期教育にも自由教育にもメリットは間違いなく存在します。もちろん、両方ともにデメリットもあります。


どの教育法に賛同して子供を育てるにしても、一番大切なのは、親がきちんと子供を観察してあげることです。


子供のタイプによって、早期教育が向いている子もいるでしょうし、のびのび自由にやらせてあげた方が伸びる子もいるでしょう。


子供の個性を大切にしながら、親は、その子がその子らしく育っていけるようにフレキシブルに対応してあげることが大切です。



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