妊娠すると、よく目につく情報の一つが「マタニティファッション」。特に春夏は薄着になるため、お腹の膨らみが目立つのが悩みどころ。
それだけではなく、エアコンによる冷えも胎児に影響を与えないかと心配ですよね。
私はこの時期、ちょうど妊娠初期でつわりがひどく、上下のコーディネートを考える余裕がなかったため、常にワンピースで過ごしていました。
今回は、妊娠中の方を対象に行った春夏ファッションに対する意識調査の結果を紹介します。
この記事の目次
ほとんどの妊婦さんがマタニティウェアを購入
マタニティウェアといえば、基本的に妊娠している時期しか着ることがないため、買うのがもったいないと感じますよね。
今回の調査では、なんと8割の女性がマタニティウェアを購入したと回答。さらにアンケート時点で妊娠後期だった人だけに絞ると、実に95%の妊婦さんがマタニティウェアを購入している結果に!
購入したアイテムは洋服が多く、妊娠してから靴を購入した方はそこまで多くはいませんでした。
妊娠初期は妊娠前に着ていた服でやりくりできることも多いですが、妊娠中期〜後期になるとお腹のふくらみが目立ち、普段着ている服が入らなくなってしまうことが多いため、マタニティウェア購入に至ったという方が多いようです。
妊娠中に購入したアイテムで人気なのはワンピース!
プレママの皆さんは、妊娠中にどのような洋服やアイテムを購入したのでしょうか。
第1位.ワンピース(66%)
最も多く挙がったのがワンピースという結果に。3人に2人は妊娠をきっかけにワンピースを購入しています。
普段着のデザインでも妊娠中に着られるデザインのものが多く、産後も着れるということで経済的!
そして、私のようにコーディネートを考える余裕がない人にもおすすめですね。
第2位.ズボン(35%)
こちらは3人に1人が購入している結果となりました。
ワンピースは形状によって、マタニティウェアでなくとも妊娠中に着れるものもあります。しかしズボンはゴム入りのものでないと、お腹が大きくなり始めてくると着用するのが難しいかもしれません。
普段からパンツスタイルの友人は、マタニティジーンズ・マタニティチノパン・ゴム入りサルエルパンツと妊娠中に3本のズボンを購入していましたよ。
第3位.スカート(13%)
1位2位と比べると数がぐっと減りますが、第3位はスカートでした。こちらもマタニティ用やゴム入りのものを購入されているようです。
第4位.レギンス(10%)・トップス(10%)
4位はレギンスとトップスが同率でした!ここまで、ボトムスを意識したものが多かったですが、やはりトップスも購入される方も。
トップスはマタニティ用というよりは男性ものや大き目のトップスを購入されているようです。
他にもスニーカーやぺたんこサンダル、パジャマなどを購入されているようです。
産後のことを考えて授乳口がついているものを購入される方もいらっしゃいました!
購入は「店で直接派」が多数!
7割近くのプレママが店舗で購入すると回答。
最近は洋服も簡単にネットで購入できますよね。
しかし妊娠中は、妊娠前よりも体つきが著しく変化するため、店舗で実際に手にとって判断する方が多い結果となりました。
私はパジャマなら家着なので失敗してもOKと思い、ネットで購入!
外出時に着る服は、店舗で実際に試着してから購入、と用途によって購入方法を使い分けていました。
ファストファッションブランドを賢く利用!
マタニティウェアは着ている期間が短いため、できるだけ安くで済ませたい…と思う人も多いかもしれません。
そんな時、妊婦の強い味方がファストファッションブランドです!みなさん、どんなブランドを利用しているのでしょうか?
第1位.UNIQLO【ユニクロ】(64.1%)
第2位.GU【ジーユー】(54.8%)
第3位.しまむら(36.3%)
第4位.H&M【エイチアンドエム】(22.6%)
第5位.ZARA【ザラ】(20.6%)
最も多く親しまれているのが、UNIQLOでした!そのためなのかわかりませんが、2017年8月よりUNIQLOでもマタニティウェアの取り扱いがスタート!
そして、2位のGU以外はベビーウェアも扱っています(しまむらは系列店のBirthday)ので、自分の服を選びつつ、お腹の赤ちゃんのアイテムも選ぶことができますね!
他にも無印良品やGAPにもマタニティウェアの取り扱いがあるので、購入している人がいらっしゃいました。
少数ですが西松屋や赤ちゃん本舗など、ベビー用品店でマタニティウェアを購入している人も。
いずれも店舗によって取り扱いがない場合がありますので、事前に調べてからお買い物に行くことをおすすめします!
春夏の服選びは「洗濯のしやすさ」がポイント!
季節関係なく、妊婦さんが洋服を選ぶ際のポイントとしては「値段」「産後に着れる」「動きやすい」が挙げられます。
これらを除くと春夏の洋服の選ぶポイントで上位に挙がったのが「洗濯のしやすさ」。
特に夏場は汗をかきやすいため、洗濯の回数が増えがち。その結果、洗濯に気を使わないで済む洋服や、乾きやすい生地の洋服が支持されているようです。
プレママ直伝!普段着の活用術5選
今着ている洋服を全てマタニティウェアに買い換えると、とてもお金がかかってしまいますよね。
妊婦さんは、すでに持っている普段着をうまく活用する方が多いようです。ここでは、追加購入も含めてユーザーの普段着活用術をご紹介します!
1.前開きトップス&ワンピース
・前ボタンのものを買う。乾きやすい生地を選ぶ。
・前開き、ウエストを紐で結ぶタイプのワンピース&レギンスが着やすかった。
→私も産後の授乳期間に活用できるため、前にボタンがあるワンピースや前開きの洋服を購入しました!
余談ですが、お腹が大きくなるとどうしてもマタニティ用ではないワンピースは、お腹側が短くなってしまうため、レギンスも必須。
夏場はもちろん、乾きやすい生地も欠かせないポイントですね!
2.大き目サイズのボトムス
・大き目のズボンをはく。
・ワンサイズ大きいゴムのガウチョパンツなど体型もカバーできて良かった。
→妊娠中期から後期にかけてお腹が大きくなると、その分、足も太くなってしまう…なんてことは妊娠中はよくある話です。
お腹だけでなく太ももを締め付けない緩めパンツで春夏を過ごす人も。
3.ずらして着用!
・お腹が目立つまではウエストをずらして、楽にすることで、妊娠前の服もなるべく着るようにしていた。
→「ウエストをずらしてはく」ことは、私もやっていました♪ちょうどお腹の一番出てくるところにウエスト部分がくるため、締め付けられてきつく感じていたのです。
そこで、ファスナーを少し開けて、ウエストの位置を下げると着れたので、長めのトップスでウエスト部分を隠して着用していましたよ。
4.夫の服を借りる
・夫のステテコを部屋着にしている。
・夫のズボンを借りていた。
・夫のTシャツを借りる。
→今回のアンケートでは、パートナーの服を着ているという回答が多数!男性の服なら、大きめのデザインのものが多いので締め付けを感じにくいのかもしれません。
「妊娠期用の家着をわざわざ追加で購入するのもなぁ…」という方にはオススメです!
5.長めのトップスでカバー
・トップスは丈が長めのものを選んでいた。
→妊娠後期になると、骨盤が開いてくるせいかお腹だけでなく、お尻もどてっと大きくなりがちに…。
丈が長めのトップスだとそんなお尻もしっかりカバーしてくれますので、活用しやすいアイテムですね!
オシャレを楽しんでマタニティライフを満喫しよう!
産後しばらくは育児に追われ、オシャレを楽しむ余裕がなくなるママは多いもの。
そのため、妊娠中にぜひマタニティファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか?妊娠中は記念写真を撮る機会も多いので、思い出に残りますよ♪
今回ご紹介したように、妊娠中期〜後期であってもすでにお持ちのお洋服でコーディネートできるかもしれません!ぜひクローゼットをチェックしてみてくださいね。
【調査概要】
期間: 2017年6月27日~7月5日
方法: カラダノートママ部アンケート
対象: 妊娠・育児中のママ部ユーザー(N=248)
(Photo by:写真AC)