妊娠36週目、臨月です。その翌週からは正産期にはいり、いつ産まれてもおかしくない時期。お腹の張りや前駆陣痛を感じることも増えるでしょう。そんな中で便意を感じることも。『これって陣痛なの?』実際に、便意から出産に繋がった筆者の体験談をお伝えします。


この記事の目次


【2人目の出産】便意なんと陣痛だった!~陣痛体験談~


それでは早速、筆者の便意を感じた陣痛・出産体験談を紹介します。


お腹の張りが多かった

16:30
妊娠38週目の夕食づくりの最中のこと。キッチンに立つとお腹が張る。座って休憩を適宜挟みながら夕食の支度をしていました。
痛みもなく、張りだけだったので、お産がが近づいてきているのだな、程度に思っていたと思います。


1回目の便意は排便あり

17:30
そして、便意。お腹に痛みはなかったのでトイレへ。普通に排便しました。おしるしや痛み、張りなどもありません。今思えば、これは本物の便意だったのか、それとも赤ちゃんのお産の準備に刺激された排便だったのか…わかりません。


お腹の張りが増える・排便後も便意が続く

18:00
その後もお腹の張りが増え、座っているときもお腹が張るように。と同時に「あれ、さっきトイレすましたのに、またウンチに行きたいな…」という感じで便意も伴っていました。


続く便意・しかしウンチはもう出ない

お腹の張りとともに便意。しかしもう排便したためもう出すものもありません。張りも増えてきていたので、念のため産婦人科へ。


21:30
産婦人科に着いた時には全開で、そのまま分娩台に行き到着後1時間で出産しました。


便意と張りだけでも陣痛の場合がある!


痛みがなかったのと、38週目に入ったところだったのでまだまだかかると思っていたのですが、「便意がある」という言葉にピンときて、産婦人科の受診をすすめてくれたのは実母でした。



実母も陣痛時に排便したくなる気持ちがあったそうで(痛みもあった)、「ウンチ出したいけどもう出ないんだ~。」という私の話から、『もうお産がはじまっているのではないか…?』と思ったそうです。


あの時、産婦人科に行ってなければそのまま自宅出産、もしくは墜落分娩になっていたかと思うと、ゾッとします。


経験者のカンはすごいな、と感じました。


陣痛時にどうして便意を感じるの?


排便ではないのに、どうして陣痛時に便意を感じるのでしょうか。


これは筆者の考えなのですが、ウンチが通って出る大腸や肛門と、赤ちゃんが通って出てくる産道が近いため、勘違いするのかなと思っています。


便意はそれまで生きてきた人生の中で幾度となく感じたことがあるかと思いますが、産気づくのは妊娠中だけですので…。


実際に分娩中に排便することもある!

また聞いた話なのですが、分娩中に排便してしまうこともあるようです。これは勘違いではなかったパターンですね。でもそれくらい感覚の違いはよくわからない、ということなのかもしれません。


本当の便意と陣痛の違いがよくわからない

妊婦の多くが不安になるのは、便意=陣痛かどうかがわからない、ということではないかと思います。『自宅のトイレで力んで赤ちゃんが出てきたらどうしよう…。』なんて悩む方もいらっしゃるでしょう。


まずは便意とともに腹痛があるか、波(間隔)があるかをチェックしよう

正産期に排便の有無にかかわらず便意が続くようなら、その他の状態をセルフチェックしてみましょう。


  • ・おしるしはあるか
  • ・破水はあるか
    ・便意とともにお腹の張りがあるか
    ・便意とともに痛みがあるか
    ・便意や痛み、お腹の張りに波(間隔)があるか

波がある場合、どれくらいの間隔できているか記録してみてください。10分毎の等間隔、という風に規則正しくきている場合は陣痛、つまりお産が始まろうとしているのかもしれません。


等間隔でなくとも、数時間続くようなら前駆陣痛ではなく、本陣痛の可能性もあります。実際筆者も産まれる4時間前から3時間前のお腹の張りや便意(陣痛)は10分や20分など不規則でした。


また、お産の合図と言われているおしるし。これもないまま出産を迎える方もいます。ちなみに筆者は2回の出産両方ともおしるしはありませんでした。


気になることがあればまずは産婦人科へ

正産期になると、些細なことでもドキドキしてしまうもの。気になることがあれば、診療時間外でも、産院に連絡の上、必ずみてもらうようにしましょう。その結果、お産がまだ始まっていなかったとしても大丈夫。


ただの便意なら排便をすればよいですし(便秘でしたらそれはそれで先生にご相談を!)、前駆陣痛だと分かればお産の練習をしているんだな、とわかります。


きたる本陣痛・出産に備えるために不安を払拭出来たなら、それだけで診察してもらった意味はあるのではないでしょうか。


便意以外も!色々あるお産の始まり方

お産の始まり方は人それぞれ。ここではいくつかお産の始まりをピックアップしてみました。


出産の数日前におしるし


 出産当日から一週間くらい前に、今まで経験したことのないほどの大量でてんこ盛りのゼリー状のおりものが出てきて、病院に電話したら「おしるしだよ」と言われました。

抜粋した元記事:りなりさんの出産レポ

出産前日の朝

出産予定日を2日超過した日の朝。起きてトイレに行くと『……?おしるし?』若干ピンクのおりものが少し出ました。

抜粋した元記事:Rさんの出産レポ

 

破水から始まるお産


珍しく夜中の1時頃に長女が目覚めたため、夫と一緒に寝かしつけていた時、いきなり下腹部に『ボンッ』という衝撃があったかと思うと、ひどい生理痛のような痛みに襲われました。

痛みがおさまった頃、水が出たような感覚があったので『破水かも?』と思いトイレに直行しました。

抜粋した元記事:あやさんの出産レポ 


『漏らしたかな??』と思いながら夕ご飯を食べていました。 ただそれが治まらず、ずっとチョロチョロチョロチョロ〜と出ている状態。

抜粋した元記事:ゆんさんの出産レポ


なんとなく感じる痛み


出産前日 

夕方17:00 出産予定日3日前のことでした。何となくお腹に痛みが…。

これが陣痛の始まりとは知らず、呑気に携帯のゲームなんてしていました。

抜粋した元記事:まめさんの出産レポ 



腹痛だけでなく腰痛を感じる陣痛も


腰の痛みと腹痛で目が覚めました。

今まで前駆陣痛は何度も経験していたので今回もそうだろうと思ったのですが、いつもと違う腰の痛みと明らかな腹痛でこれはもしや…と考えるようになりました。

抜粋した元記事:夏みかんさんの出産レポ 


便意以外にも、おしるしや破水、なんとなく感じる痛みから腰痛など、お産のはじまり方はいろいろあるようですね。


お産の流れや痛みの強さは人それぞれ!


おそらくこちらの記事を読まれる方の多くが、妊娠中もしくは近しい方が妊娠中かと思います。そして出産を間近に控えた人や、今まさに便意を感じている、という人もいらっしゃるでしょう。


筆者のようにのんびりと構えていたら、あわや墜落分娩になる可能性もあります。陣痛の痛みの強さも人それぞれですので、便意とお腹の張りが続くようなら、痛みを感じなくとも産婦人科でみてもらうようにしてくださいね。


安全はもちろんですが、少しでもリラックスしてお産がむかえられますように。

 

(イラスト:イワモトマイコ