妻の妊娠がわかったら、パパはいつ職場に報告するべきか考えなければなりません。
妊娠はデリケートな話題。妊娠がわかってすぐに報告するのにはリスクがあります。
そこで、職場に妻の妊娠を報告する時期の決め方や、上司への報告の仕方をまとめました。
上手に妻の妊娠を報告し、仕事への影響も最小限に抑える努力をしましょう。
この記事の目次
- 妻の妊娠は職場に報告しなければならない?
- 妻の妊娠を職場に報告するタイミングはいつ?
- 職場に妊娠を報告するタイミングは妻にも相談しよう
- 妊娠報告の前例についても調べておくと安心
- 必要以上に妊娠を隠し続けるのもあまり良くない
- 妻の妊娠を報告は誰にする?
- 妻の妊娠について報告する内容
- 職場への報告はメールでもいい?
- 妻の妊娠は余裕があるときに報告しよう
- 番外編:妊娠後期、産後に向けて食材宅配を手配しておこう!
妻の妊娠は職場に報告しなければならない?
妻が妊娠した時は、職場に報告すべきか悩みますよね。
職場での人間関係がうまく築けていない場合は、黙っておくというパパもいるようです。
しかし妊娠中の妻をサポートするのはパパの役目。
妻の体調が急変してしまった場合でも、妻が妊娠したことを職場に報告していれば、速やかに対応できる可能性が高まります。
ただ、妊娠が発覚してすぐに職場に報告するのは避けた方がいいという声が圧倒的に多いのも現実。
では、どのタイミングで妻の妊娠を職場に報告すればいいのでしょうか。一般的な意見をまとめました。
妻の妊娠を職場に報告するタイミングはいつ?
妻の妊娠を職場に報告するのは、妊娠16週目に入ってからがベストだと言われています。
その理由は、妊娠16週になると安定期に入り、流産の可能性が大幅に低くなるため。
また、妊娠16週目は妻のホルモンバランスの乱れが落ち着きはじめ、体調も安定する時期とも言われています。
妻もつわりの時にできなかったことが徐々にできるようになっていくので、精神的な余裕が生まれ、そろそろパパの職場に報告してもいいと考えるようになります。
ただ、妊娠16週目の前に職場に報告した方がいい場合もあります
というのも、妻のつわりがひどい場合や体調がすぐれない場合、上の子の保育園の送迎などをパパがやらなければならなくなったり、病院に妻を連れて行かなければならないことがあるからです。
もし安定期に入る前に妻の妊娠を伝える場合は、直属の上司や特にかかわりが深い同僚にのみ伝えましょう。
安定期に入る前に妻の妊娠を職場の人に知られると、万が一のことがあったときになかなか伝えづらいため注意が必要です。
職場に妊娠を報告するタイミングは妻にも相談しよう
ここまでは妻の妊娠を職場に報告するタイミングについて一般論をご紹介しました。ただ、妊娠中はナイーブになっている妻も多いのが現状。
出産ギリギリまで職場には黙っておいてほしいと考える人もいますし、何かあったときに備えて早く職場に伝えておいてほしいという人もいます。
夫婦が同じ職場に勤めている場合も同様。
パパは早く妻の仕事の負担を減らしてほしいと願うかもしれませんが、妻は可能な限り妊娠前と同じように働きたいと考えている可能性もあります。
妻の妊娠がわかったら、早い段階で職場に妊娠を伝えるタイミングについて妻とよく話し合っておくことが大切。
そして、できれば妻の要望を聞き入れてあげてくださいね。
妊娠報告の前例についても調べておくと安心
職場の業務形態によっては、安定期まで妻の妊娠を報告しなかったことで、支障が出てしまうこともあります。
そこで、先輩パパたちがどのように妊娠を報告していたか前例を調べて、報告のタイミングを決めるのもおすすめ。
上司によって考え方はさまざまです。早く妻の妊娠を報告してほしい上司もいれば、妻の妊娠の報告は出産直前でいいという上司もいます。
前例がわからない場合は、先輩パパにだけ妊娠を打ち明けて、相談するのもいいかもしれませんね。
必要以上に妊娠を隠し続けるのもあまり良くない
職場には、勘がするどい方もいますよね。
パパが妻の妊娠について何も話していないのに、パパの普段の行動から妻の妊娠を察知し、しつこく探りを入れてくる人もいるかもしれません。
ただ、まだ報告すると決めた時期ではないからと否定し続けるのも考え物。結果的にそのことがリスクになってしまうこともあるので注意が必要です。
妻の妊娠・出産はいつか同僚に知られることになります。そのとき同僚が、パパに嘘をつかれたと思ったらどうでしょう。やはり嫌な気分になりますよね。
しつこく探りを入れてくる人には「妊娠していない」と否定するのではなく、「妊娠していたらいいな」「子供がほしいな」と肯定も否定もせずに上手にかわすのがポイント。妊娠を報告したとき、「やっぱりね!」と相手が得意げになれるような対応をしておきましょう。
妻の妊娠を報告は誰にする?
妻の妊娠の報告を、みんなの前で大々的にするのは避けましょう。
社内にはさまざまな事情を抱えている人がいます。
流産を経験した人、子供ができずに悩んでいる人などは、たとえおめでたい報告であっても、つらい思いをしてしまうことがあります。
妻の妊娠は、まず上司に伝え、誰に伝えるべきか上司の指示を仰ぐのが無難。
上司は部下が抱える事情を把握していることが多いので、問題がなければみんなの前で報告するように言うでしょう。もし配慮すべき事案があるなら、あまり触れ歩かないようクギを刺されるかもしれません。
上司に妻の妊娠を報告したら、そのあと同じチームの仲間や親しい同僚に伝えましょう。
パパが妻の出産時に休みをとったり、育児休暇を取得するのであれば、その影響を受ける可能性がある人に妻の妊娠を報告しておくのがマナー。
あわせて人事部や総務部など、出産にまつわる給付金や育児休暇の取得にかかわりがある部署への報告も忘れずに行いましょう。
妻の妊娠について報告する内容
職場に妻の妊娠を報告する際、「妻が妊娠しました」だけではいけません。
出産予定日を伝え、育児休暇を取得するかどうかなど意思をはっきりさせておくことが大切。
出産予定日とプロジェクトの時期が重なっていた場合、スケジュールを組みなおしたり、担当を変えるなどの対応が必要になります。
妊娠は喜ばしいことですが、仕事に影響が出てしまうことをよく思わない人もいるので、影響が最小限になるようできる限りの気配りをしましょう。
妻の妊娠を報告した際、子供がいる上司は妻の体調や赤ちゃんの様子を聞いてくることがあります。日ごろから妻や赤ちゃんの様子を気にかけ、上司の質問に答えられるようにしておくことも大切です。
職場への報告はメールでもいい?
妻の妊娠を職場に伝える際、ベストなのは上司に直接口頭で伝えることです。しかし、忙しい上司だとなかなか出会えないこともありますよね。
そんな時はメールで報告することも検討しましょう。
あくまでプライベートな話なので、わざわざ時間を割いてまで電話で報告するのは避けた方が無難です。
メールで報告する際は長い文章にせず、妻が妊娠したことと出産予定日を伝えるのが基本。
また、「メールでの報告になり申し訳ございません」等、直接伝えたかった気持ちを表す一言を添えると好印象です。
妻の妊娠は余裕があるときに報告しよう
妻の妊娠がうれしくて、早く上司や同僚に伝えたいとはやる気持ちもわかります。ただ、忙しい時間帯やトラブルに見舞われた時などに報告するのは避けるべき。
上司が一息つくタイミングや、帰宅準備をしているときなどに声をかけるといいですね。それが難しいなら、メールで「直接話したいことがあります」という旨を伝えておくのもおすすめ。
妻の妊娠を報告するタイミングや方法1つで、パパや家族に対する印象が変わってしまうこともあります。妻の妊娠の報告は、上司が時間的にも精神的にも余裕があるタイミングを見計らい、慎重に行いましょう。
番外編:妊娠後期、産後に向けて食材宅配を手配しておこう!
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