蒼ママ。さんのプロフィール

蒼ママ。さん 20代後半 O

蒼ママ。さん's Baby 男の子 (1人目) 

出生時の身長 52cm  

出生時の体重 3342g


出産場所

産婦人科専門の病院


分娩方法

帝王切開


分娩所要時間

2日!


自然分娩で出来るバースプランを色々と希望

出来るだけ事前に誘発剤などは使わない。

カンガルーケアをしたい。

旦那さんに立ち会ってもらいたい。

胎盤を触ってみたい。


2日にわたる陣痛に誘発剤・吸引…そして帝王切開!まさに「フルコース出産」

陣痛始まってもなかなか降りてきてくれず…子宮口も開かず…。そのため陣痛開始後、12時間後くらい経ってから誘発剤を打ちました。


バースプランにもある通り、打たないで欲しいって言ったけど…。子供に負担かけたくなかったから選択しました。


誘発剤を打った後、5分以内の間隔でくる陣痛に20時間耐え…やっと子宮口9センチで分娩室へ!


分娩室でもなかなか出て来ず10時間!ついに吸引分娩に

でも…なかなか出てきてくれない。…にしてもオカシイ。イキむのってなんかタイミングがあるんじゃないの?「好きなタイミングでイキんでいいよ〜」って助産師さんが。


何が起こってるのかよくわからなかったけど、とりあえず好きにいきませてもらって10時間…。「頭の向きがおかしい…。」という一言が。


ん?なんて言った?!そんなこと今まで言われたことないし。うそでしょ〜泣。

そしてさらに次の一言が「緊急吸引オペにします。」


なーーーにーーー!!!!!!!!


私驚く!そして立ち会ってくれていた旦那さんはここで退室。

『ま。無事に出てきてくれればいっか!』と思ったけど甘かった…。


吸引開始。


バコンッッッ!


『すんごい音したし、ハマってたところから外れた!よし!』って思ったら…。「ダメだ…。次もダメだったら帝王切開しますね…。」とのこと。

『今の音で無理なら次も絶対無理やーーー泣』と思う私。


再びバコン!と吸引。しかし結果は×。そのため緊急帝王切開に。


40時間の陣痛との格闘の末、自然分娩で出産できなかった悔しさを胸に帝王切開…!

悲しい。とにかく悲しい。自然分娩で産めなかった…。旦那さんにも立ち会ってもらえなかった…。バースプラン無意味!!とにかく色々と悲しい…。


帝王切開の準備中も陣痛がきてて痛いし、身体がイキむのに慣れすぎて、無駄だってわかってても勝手にイキんじゃうし…とにかく辛い。


帝王切開の麻酔は痛いと噂には聞いてたけど、痛みは全く感じず、疲れてポーッとしてたのかいつの間にかお腹を切られていて「産まれましたよ〜!」って対面。


大泣き。


『可愛い〜!やっと会えたね〜!無事に出てきてくれて、一緒に頑張ってくれてありがとう!』


心からそう思いました。


2人とも無事だったのは体力があったからだそうです。輸血せずに(そこは自然)出産できたけど、産後1週間は今までになったことがないほどの貧血状態に。退院時には治ったけどね。


病室に来る助産師さんたちに「出産フルコースお疲れ様!」ってある意味ネタになった壮絶な出産でした。


次は落ち着いて帝王切開や!笑


お産満足度

50%


お産をした自分へのメッセージ

よく頑張りました!


ママ部からのお便り

陣痛、吸引、そして帝王切開と本当にフルコース出産でしたね。陣痛も40時間以上とかなりの長丁場だった蒼ママ。さん。そこからの緊急帝王切開だったので、しんどいやら自分の希望は叶わないやらで、すごく悲しい気持ちになられたのでしょう。


そんなつらく悲しい気持ちを思い出しながら書いてくださったこと、本当にありがとうございます。


「ママも赤ちゃんも無事が一番大切!」とわかっていても緊急帝王切開は悲しい!

分娩室で「帝王切開にします」と言われた時は、とても苦しい気持ちになられたと思います。特に40時間以上の陣痛後のことですので、ここまで頑張ったのに、と言った悔しさもあったでしょう。


望んでいた立ち合い出産も出来なくなること、自然分娩で産めなかったこと、悲しかったですね。緊急帝王切開になったのは「ママも赤ちゃんも無事が一番」だからこそ。でもきっと蒼ママ。さんはそれはわかっていらっしゃったと思います。


わかっていたとしても悲しいのです。悔しいのです。頭では『自然分娩では難しいから帝王切開で無事に出産する』ということが理解できても、心はそんな急には理解し、落ち着くことはできません。


帝王切開でのご対面!やっと会えた喜び

悲しみに暮れる間もなく、帝王切開の準備が進められて無事出産された蒼ママ。さん。生まれた赤ちゃんをみたら、その瞬間は悲しみがどこかに行ったようですね。


『一緒に頑張ってくれてありがとう』


40時間以上の陣痛をママが感じていたということは、赤ちゃんもそれと同じ時間お腹の中で頑張っていたということですから、ママも赤ちゃんもナイスガッツですね!


望んでいた出産スタイルではなく、突然の帝王切開に悲しい気持ちになりながらも、赤ちゃんに会えた瞬間は喜びに満ちていたのだな、と思うと読んでいて胸が熱くなりました。


出産は本当にいろんなケースがありますね。蒼ママ。さんのように悲しい気持ちになることもあるでしょう。しかし、負の感情を出すことは決して悪いことではないと私は思います。むしろ負の感情を出さずにため込んで、爆発することの方が精神衛生上、良くありません。


出来れば負の感情は感じたくないものですが、感じたらそれを隠さず、私は悲しかったということを自分で実感して、認めることでまた前向きになれるのかもしれませんね。


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