ハシコさんのプロフィール

ハシコさん 20代後半 A型

ハシコさん's Baby 男の子 (1人目) 

出生時の身長 49.6cm  

出生時の体重 3250g


出産場所

産婦人科専門の病院


分娩方法

誘発分娩(バルーン・陣痛促進剤)


分娩所要時間

約1時間(分娩台上にいた時間)


バースプランは立ち会いと写真撮影

主人の立ち会いで写真を沢山撮らせて欲しい。


予定日超過の誘発分娩!家族に支えられ涙溢れる出産に!

私は妊娠中はつわりゼロなのに、周りがとても気を使ってくれて快適妊婦生活でした。しかし予定日が過ぎても陣痛が来ず、息子もなかなか下りてきませんでした。


予定日超過のため入院してバルーンを使用するも下りて来ず陣痛促進剤を2本使用!

予定日から1週間後に入院し、メトロ(バルーン)を使用。

それでも下りてこないので翌日に陣痛促進剤を朝9時から点滴。


1本目では陣痛が来ず2本目突入...と思いきやそれから間もなく14時頃から陣痛開始。軽い生理痛みたいだなーなんなて思いつつ陣痛室で主人とおしゃべりしながら余裕でおやつまで食べて助産師さんに「ここでおやつ食べてる人初めて見たわ!」と笑われてしまいました(笑)


ところが夕方16時頃から下腹部に激痛が!待ちに待った強い陣痛です!私はかなりズボラな方で、陣痛は病院だしいっかーと間隔の計測を途中でやめちゃいました。


強い陣痛が始まるなりドンドン進み、流石にキツくて笑ってる余裕なんてすぐ無くなりました。


主人や義母、姪そして実母に見守られて陣痛はピークへ

主人は仕事を休んで朝からずっと一緒に居てくれて、義母も夏休み中だった小学生の姪をつれて駆けつけてくれて、背中をさすってくれていました。やはり経験者。あの手でとても助かりました。


だんだんと息子も下りてきて痛みもピークを迎え、陣痛の度にバシャバシャと羊水が出るのを感じながら何度も『まだ?まだ出せない??』と聞いたのを覚えています。


主人は私のお尻を力いっぱい押してくれて、後から駆けつけてくれた実母と合わせて両家の母が代わる代わる腰をさすってくれました。痛みが引く僅かな時間に姪がお小遣いで買ったクマのぬいぐるみを差入れてくれました。


必死の思いで分娩台に!会陰切開と吸引をして出産へ

夕方17時半頃にやっと分娩台へ。点滴にしがみつきながら何とか歩き、分娩台によじ登り『何でこんなに分娩台は高いんだ!!』と内心叫んでいました。


本陣痛中歯を食いしばりながらボロボロ泣いていた私は分娩台に上がる頃になんとか泣き止み、何度かいきんで先生が『出口広げるねー』と言ったと思うと〝 パチンパチンッ〟と音がしました。


切ったなー!とか、でも裂けるよりましか...なんて混乱してるようなそれでいて冷静な頭。


口では息子に頑張れー!と言いつつ、波が来るとまたいきみ、知らぬ間にトイレのスッポン(ラバーカップ)みたいなのを付けられて吸引されていたようです。


息子が出てきたのは夕方6時40分頃でした。吸引の影響で頭が少し伸びてしまっていたのが、なんだか申し訳無く思ったのを覚えています。


立ち会ってくれた主人の感謝の言葉で涙が溢れだす

生まれた瞬間主人が『ありがとう』と言ってくれて、その瞬間止まっていた涙がまた溢れだしました。


おかげで産後の私はまともに目が開かないくらい腫れてしまい、初めての家族3人の写真は酷い顔でしたwあんなに泣くんじゃなかったと少し後悔しましたが、皆に支えられてとても幸せな出産でした。


お産満足度

90%


お産をした自分へのメッセージ

『怖くても抱っこして!!!』


分娩台から降りた後、腕に力が入らず息子を抱くのが怖かったので、抱っこするかきかれた時に断ってしまいました。今更ですが、横になった状態でも良いからすぐに抱いてあげれば良かった。と、後から思いました。


分娩台の上では本当に一瞬だったから。もし次があれば、今度は断らずに抱きたいと思います。


ママ部からのお便り

予定日超過で入院になったハシコさん。妊娠中は快適だったということですので、もしかしたらお腹の中も快適で赤ちゃんもなかなか出てきたくなかったのかもしれませんね。


バルーンや陣痛促進剤と家族のサポートで出産へ

促進剤を使用してから徐々に陣痛が来て、強い陣痛になっていきいよいよ出産へ、となったわけですが強い陣痛はやはり大変ですよね。


そこにずっと付き添ってくださった旦那さんや出産経験がある義母と実母のサポートそして姪からの励ましと、家族の支えがあったからこそ出産できたという気持ちが伝わってくる素敵なエピソードでした。


涙溢れる出産…!しかしそれは痛みだけではなく感謝の気持ち

陣痛中はボロボロ泣いていたということですが、あまりの陣痛の強さに涙も出ることもあるでしょう。分娩台では何とか持ちこたえ、最後は吸引をして無事出産に。


吸引を使用したことに申し訳ない気持ちがあったそうですが、母子共に無事の出産が何よりかと思いますので、そのための大切な処置のひとつだったのかと思います。


そして、出産直後の旦那さんの言葉…!読んでいるこちらも思わず涙ぐみました。陣痛に泣き、吸引も使用して出産した瞬間に感謝の気持ちを言われたら、泣いちゃいますよね。


すぐ抱っこができなかったという後悔も

出産直後は力が出なかったせいか、我が子を抱くことが怖くて抱っこをしなかったハシコさん。そのことに少し後悔があったようですね。


初めてのお産ですから、「何かあったら怖い」と思ってしまうのもわかります。そして後から落ち着いてくると、「こうしとけばよかったな」が出てくるものですよね。


自分に当ててのメッセージとのことですが、この体験レポを読まれるプレママに向けてのメッセージ性も私は感じました。そんなハシコさんもきっと今は沢山我が子を抱っこされていることかと思います。


だからというわけではないのですが、怖くて抱っこしなかったという選択肢も、怖いけど抱っこしたという選択肢も、どちらも我が子を思っての選択なんだな、と思うと産んだ瞬間から母親は母親なんだな、と感じさせられたメッセージでした。


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