あやさんのプロフィール

あやさん 30代前半 A型

あやさん's Baby 男の子 (1人目) 

出生時の体重 1962g


出産場所

総合病院


分娩方法

自然分娩


分娩所要時間

1時間くらい


バースプランは「立ち合い出産」を希望

立ち会い出産を希望しました。


子宮頚管が短すぎて28週で入院するも32週目で破水!NICUのある病院へ転院して出産

私は『絶対安産型』だと思い込んでいました。


妊娠してからも普通に働いていた!しかし28週目に突然の入院

そのため妊娠してからも普通に仕事を続けていました。だんだんお腹が大きくなるにつれて張りが出てきたため薬を服用しつつも大きく変わらない生活をしていました。


28週の妊婦検診で突然「頸管が30ミリもない、このまま入院だね。」と言われました。そしてあっという間に言われるがまま入院になり、すぐに張り止めの点滴がつながれて「トイレ以外はベッド上で安静」と言われました。


そこには、ただただ呆然としていた自分がいました。


24時間点滴の入院も子宮頚管は短くなるばかり…一日でも長くお腹にいてほしいと願う日々

それから点滴に24時間つながれて、少しずつお腹の張りとも戦う日々が始まりました。診察で「また短くなってるね。」と言われ、入院中は出来るだけ安静を保ち、1日1日を大切に週数をなんとか稼ぐ毎日でした…。


そんな毎日だったので『29週に突入!』『ついに30週!』とどうしても週数が伸びることを意識していました。


『やっと31週!』しかし、点滴をし続けているにもかかわらず張りが落ち着かないため、31週目からまた別の点滴を追加することに。


それで様子みるものの、張りはいっこうにおさまる気配がありません。薬の副作用で胸もドキドキするし、顔にも異常が出たり、発疹が出たり、かゆみがあったり、夜も眠れなくなったりしました。不安な気持ちがどんどん募っていきました。


32週で子宮頚管の長さは出産間近の状態!そしてなんと破水!

『ようやく32週!!』

しかしお腹の張りが最高潮に!!もう点滴も効かなくなってきていて子宮頸管も17ミリほどしかなく、出産間近くらいの長さということでした。


診察では「赤ちゃんも今、体重が1800gぐらいで元気だからもう少し様子見てみよう」と言われました。


診察を終えてトイレに行くと…なんとここで破水してしまったのです!思わず泣いてしまいました…。


32週で破水!転院して点滴を止めると陣痛が起こり出産に

破水したため急遽NICUのある病院へ転院となりました。1時間後くらいには搬送先の病院が決まり、15分で搬送されてすぐ分娩台へ。点滴を徐々に止めていくと陣痛が始まりだしました。


しかし子宮口はすぐには開かなかったため、いざ踏ん張って出産しようとすると、なかなか産まれてきません。


何度か踏ん張り続け、やっと小さな体の赤ちゃんが生まれました。


産声はか細い泣き声だったためあまり聞こえず、出産後すぐに別のところへと連れてかれ、赤ちゃんの顔もはっきりとは見れませんでした。しかし、産んでスッキリ爽快という気分もありました。


出産よりも辛かった後産…子宮口が開き切らず会陰縫合にも時間がかかった

しかしそのあとが大変でした。


胎盤がでてこないのか押されるわ引っ張られるわの状態に…。さらに癒着がないかの確認のためかき回されたのですが、それがつらいのなんの…。


出産では叫ばなかったのに、ここにきてものすごく叫んでしまいました。


子宮口が開き切らなかったせいか、会陰裂傷があったため縫うことに。しかしその縫合が待っても待ってもなかなか終わらず『いつになったら終わるのか』と思っていました。


会陰縫合が終わると、2時間くらいはそのままの状態で休みました。


NICUで我が子と対面!苦労も忘れるほどの愛らしさ

そのあと、NICUにいる赤ちゃんにやっと会えることができました。我が子を見た瞬間、今までの苦労を忘れてしまい、ただただ我が子に見入っていました。


体重は1962グラムと小さかったですが順調に大きくなり、大きな病気もすることなく、今は元気な1歳9ヶ月の男の子に成長しました。


お産満足度

100%


お産をした自分へのメッセージ

よく頑張った、これも全て息子のおかげだ。


ママ部からのお便り


32週目の破水で早産にて出産されたあやさん。破水の瞬間はさぞかしつらかったことでしょう。


子宮頚管が短くなって入院…!

妊娠中も普通に仕事をされていらっしゃったというあやさん。まさか28週目で入院になってしまうとは、さぞかし驚かれたことでしょう。仕事の引継ぎなどもいろいろと大変だったことと思います。


お腹の張りは感じることができますので、『張ってきたな』と感じると休んだり薬の服用をしたりして対応することができます。


しかし、子宮頚管が短くなっているということは、なかなか体感できるものではないと思いますので、本当に妊娠って何が起こるかわからないな、と感じました。


今となっては過ぎ去ったことですが、そこからの入院生活は本当に一日一日が長かったのかもしれません。


少しでも長くお腹の中にいさせて上げたい、という気持ちが伝わってきました。


もしかしたら早くママに会いたかったのかも

しかし、32週目に破水し、そのまま出産。転院もあり大変でしたね。NICUに入ることになった息子さんも今ではしっかり元気なお子さんに成長されているようで何よりです。


今回のレポだけを読んでいると、早く外に出てママに会いたかったのかな、とも感じました。


安産?難産?大切なのは「自分の気持ち」

冒頭の『絶対安産型』という思い込み。実際はどう感じられたのでしょうか。28週目から入院したこと、32週目で早産だったこと。子宮口が開ききらないままの出産だったこと。


この体験だけを聞いていると難産だったのかも、とも捉えられます。しかし、分娩時間は1時間と早かった、と聞くと安産だったのかも、とも捉えられますね。


安産だった、難産だったというのは本人の主観によるところが大きいものかと思いますので、ご自身のお気持ちを大切にして下さいね。


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