もももさんのプロフィール

もももさん 20代後半 AB

もももさん's Baby 男の子 (1人目) 

出生時の身長 48cm  

出生時の体重 2922g


出産場所

産婦人科専門の病院


分娩方法

吸引分娩


分娩所要時間

21時間12分


バースプランはカンガルーケアや実母の立ち合いを希望

・カンガルーケアをしたい
・母に立ち合って欲しい(4人産んでいるベテラン)
・なるべく、無痛薬や誘発剤等の薬を使用したくない


安産だと思っていたのに…陣痛で嘔吐…ウィダーインゼリーで耐えつつ、最後は吸引分娩!

出産予定日を聞くと、なんと私の誕生日の3日前!


できれば私の誕生日と同じ日に産まれてくれたら、これ以上無い誕生日プレゼントだなーなんて思っていました。


そして願いが通じたのか、まさかの同じ日に産まれてきてくれました!


私の父も、「お父さんになれた日とおじいちゃんになれた日が同じなんて、ありがとう。」とすごく喜んでくれて幸せでした。


実母は4人の出産経験者!安産体型だと思っていたけど

しかし、お産はとっても大変でした…。


母が4人元気に産んでいること、私の下半身ががっちりしていることから、妊娠する前から色んな方に「絶対安産型だよね~!何人兄妹まで頑張る?笑」とよく言われていたのに…。


予定日超過の中友人とランチに!そんな中陣痛らしきものがスタート?!

陣痛が来た日は大学時代の友人と久しぶりにランチに行く約束をしていたので、『まあ、これが本陣痛だとしてもすぐには産まれないでしょう!』と高をくくり、ランチに出掛けました。


今思うと、余裕過ぎたなと反省しています。笑


途中1時間毎にお腹に激痛が走りましたが、6時間程友人との時間を楽しみ、一人で自宅に居るのは不安だったので旦那さんが帰宅するまでは実家に居ようと思い、そのまま実家へ。


陣痛は陣痛アプリで計測!のんびりしていると父に怒られ病院に

陣痛アプリを使い、母と計りながら


「お腹痛いよー、これ陣痛?もう7分間隔なんだよねー。でも前駆陣痛かな?もう20時だから深夜料金取られるかなー?」


と騒いでいると、見かねた父に


「何かあってからじゃ遅いから早く病院行きなさい!」


と怒られ、しぶしぶ病院に電話しそのまま向かうことに。


病院についた時点では余裕の陣痛♪しかしここからが大変だった…!

診察してもらい本陣痛だと分かり、即入院。


予定日から2日遅れていたため入院荷物は既にまとめていたので、入院手続きはスムーズに行えました。


このときは後に辛い陣痛タイムが来るとは思っておらず、余裕でした。


元々腰痛持ちだったので、徐々に腰の痛みが増え、最後はトラックが腰の上を通過したのではないかと思うくらいの激痛でした。


旦那さんと母に交互に腰というかお尻辺りをさすって貰いながら、部屋や階段をウロウロウロウロ…


激しい陣痛!激痛に耐えれず嘔吐…ウィダーインゼリーで栄養補給

激痛過ぎて嘔吐を繰り返してしまい、母が買ってきてくれたウィダーインゼリーで少しでも栄養を摂取しないとと思いながら耐えました。


しかし、子宮口は全然開いてくれず、1時間毎に助産師さんが診に来てくれるときに子宮口をグリグリされるのが苦痛で溜まりませんでした。


助産師さんの姿を見ると涙が出るほどグリグリされるのが嫌で、痛かったです。


畳の陣痛部屋で陣痛と戦うこと19時間

陣痛部屋は畳でした。


そしてその日はたまたま私しか居なかった為、布団を用意して貰い、陣痛が収まった時には少し仮眠を取りながら過ごしました。


立ち合いは元々母にお願いしていたのですが、旦那さんは家でじっとしていられないとのことで急遽来院し、陣痛中はずっと腰をさすってくれていました。


テニスボール、リファのコロコロを旦那さんが持ってきてくれたのですが、私は冷たくてひんやりしているリファのコロコロが気持ちよくて合っていました!


約19時間の陣痛に耐え、やっとの思いで乗った分娩台には2時間も乗ることになり、不謹慎ですが


「私のことは殺しても良い!何でも良いから子ども出してー!早くー!!」


と何度も言いそうになりました。


4人産んだ母はまるで助産師のよう?!

立ち合ってくれた母は、ドラマであるような横に付いて私の手を握って励ますではなく、助産師さんに混じって私の背中側にスタンバイし、激励の声かけを開始。


「次の陣痛で出すよー!これ出さないと終わらないから!1人目は産道ができてないから痛いよねーでも、2人目、3人目産むなら今頑張らないと!はい、行くよー!」


思わず、『私、まだ1人も産んでないのにもう2人目の話!?』とびっくりしてしまいました。


励ますと言うより、助産師さんが1人増えた感じでした。今思えば面白かったなと思いますし、母のたくましさを改めて感じました。笑


旦那の立ち合い出産を望まなかった理由は他の方の出産レポのマイナス意見と旦那の意見

なぜ旦那さんを付き添いにしなかったのかと言うと、色んな方の出産レポートを見ると、


『旦那さんが痛い部分をさすってくれなくてイライラした』

『頑張れ!って言うけど、男にはこの痛みの辛さは分からないと思うと、無責任な発言だと思ってイライラした』

『血を見慣れてなくて倒れそうになっていた』


など、マイナスな意見も多かったので、母にお願いしました。


4人産んでくれてる母の意見なら参考になるし、何を言われても、


『4人産んだ母が言うなら間違いない!』


と思ったからです。


旦那さんもこの意見に大賛成だったので、分娩台に乗ったときはカーテン越しに隣に居て出産を見守っていてくれました。


お陰様で旦那さんとケンカすること無く、今も仲良く過ごせています。


また出産レポを読むことで、事前に出産時は旦那さんにイライラすることが多いと知っていたからこそ、旦那さんの足りないところにも目を瞑れたのかなと思います。


胎児の向きであわや帝王切開?!分娩台で急遽吸引分娩!

分娩はなかなかお産が進まず…。


「子どもの顔が上を向いているから出にくい。このままでは帝王切開になるかもしれない。」


と分娩台に乗った1時間~1時間半後ぐらいに先生から告げられ、急遽麻酔を増やし、会陰切開の幅を更に大きく広げ、吸引での出産となりました。


『どこが安産型だよ!みんなの嘘つき!!』


と心の底から思いました…。


しかし、長い時間分娩台に乗っていてヘトヘトだったので、吸引はとても有り難かったです。


およそ丸1日かけての辛い出産…直後は終わった安堵感!しかし今は幸福感に満たされいます!

産まれた瞬間、カーテン越しにいた旦那さんが入って来て、


「お疲れ様!今の気持ちはどう?感動した?」


と聞いてきましたが、正直、


『やっと終わったー!!!』


という安堵感が強く、感動という感情はあまりありませんでした。笑


吸引だったので少し子どもの頭が長くなってしまい、最初は宇宙人みたいでしたが、今ではすっかり綺麗な頭の形になりホッとしています。


産後の痛みはあまりなかった!2人目は目指せ旦那と同じ誕生日?!

また、女医さんがとても綺麗に会陰部分を切って縫ってくださったので、術後も特に大きな痛みは無く、翌日からはゆっくりですが自力で歩けるくらいでした。


辛い出産でしたが、それも子どもが私と同じ誕生日に産まれてきたかったからだったのかな?と思うと、痛みなんて忘れるくらい今はとても幸せです。


2人目は、旦那さんの誕生日に産まないといけないかなーなんて考えるくらいです。笑


バースプランについては、母にも立ち会ってもらうことができましたし、カンガルーケアもできたのでありがたく感じています。


そして、急遽でしたがカーテン越しに旦那さんも立ち合わせてくれたので、病院の心遣いに大変感謝しています。


お産満足度

80%


お産をした自分へのメッセージ

出産お疲れさま!


あなたが頑張った結果、同じ誕生日に産まれてきてくれたんだと思います!


子育てに休みは無いけど、旦那さんと仲良く、これから子育ても頑張ってね!


ママ部からのお便り

出産レポへのカラダノートママ部からのお便り

出産前は周りから「安産体型」と言われ、お母様も4人もご出産されていることからも、ご自身の出産もきっと“安産”だと思っていらっしゃった様子のもももさん。


いざ出産をむかえるとほぼ1日という分娩時間で、陣痛中に嘔吐するほどつらく、最終的には吸引分娩と、思っていたのと違う部分も多かったようですね。


陣痛中の嘔吐…ウィダーインゼリーが救世主!

激しい陣痛で腹部や腰、臀部などに痛みを感じるだけでなく、嘔吐をしてしまうほどしんどかったもももさん。


その間の水分補給、栄養補給はウィダーインゼリーだった様子。


確かに、嘔吐や吐き気があるときは普通の水分を摂るよりもゼリー状のものの方が飲みやすいですよね。


特にもももさんの場合は19時間も陣痛に耐えたとのことですので、水分摂取は必須。お母様が購入されたという点に、さすが4人ご出産されたお母様だな、と感じずにはいられません!


そして今後出産するなら、ウィダーインゼリーは出産前の入院準備アイテムとして、カバンに入れておこうと思います。笑


出産レポを読んで『旦那の立ち合い出産ナシ』を決めた

そして、旦那さんの立ち合いはナシ、を選択されたのですね。


もちろん、旦那さんの意見や同意があった上ですが、他の方の出産レポを読まれて「立ち合い出産」のメリットとデメリットを理解してからの選択。


出産に対してだけでなく、これからの夫婦の在り方についても考えながら結論を出されたのはとても素敵なことだな、と個人的にはとても感動しました。


誕生日が同じという奇跡から、陣痛の詳細、家族とのつながり…事細やかな出産レポをお寄せいただきありがとうございました!


ママ部では出産レポを募集しています

「忙しくて、出産記録をつけていなかった」

「すぐに育児が始まって余裕がなかった」

「出産にいい思い出がなく、モヤモヤを引きずっている」

「出産体験を書きたいけどブログは面倒」

「プレママの役に立ちたい」


出産は本当に人それぞれ。

出産の数だけストーリがあります。

あなたの出産体験を記事にしてみませんか。

>>>出産レポの応募はこちらから<<<