
小児科看護師としての知識と、2歳と1歳の年子ママとしての実体験を持つ「看護師ももさん」。お薬の飲ませ方から育児の不安まで、日々の悩みに寄り添うInstagram発信が人気です。
情報があふれる今だからこそ、ママたちが孤立せず、自分らしく子育てを楽しめるヒントがつまった彼女の活動をご紹介します。
小児科一筋の看護師から、年子ママへ
「子どもたちはもう朝5時半には起きてきます。そこから旦那さんのお弁当作りと子どもたちとの朝食…午前中は児童館や公園、夜は子どもを寝かしつけてからInstagramの仕事。毎日寝るのは日付が変わってから」
そう話すのは、小児科の看護師として働きながら、現在2歳と1歳の年子姉妹を育てる「看護師ももさん」。育休中の今、Instagramでの情報発信を始めて約1年。子育てと情報発信の両立は、想像を超えるハードスケジュールのようですが、彼女の表情は終始明るくエネルギーが満ち溢れています。
「育休中、時間はあるけど初めての育児で悩むことも多くて…なにか物足りなさを感じていました。もともと赤ちゃんと関わることやママとお話しすることが大好きだったので、その力を使いきれていなかった笑。だから今はすごく楽しいんです!」と語るももさん。
お薬だんごの作り方しってる?

「ママたちが『薬を飲んでもらえなくて悩んでいます』という声をよく聞きます。いくつか対処法はあって、でも、普段の診察の流れでそこまでを教える時間はない。もどかしさを感じていました。知っているか知らないかで、悩みが解決できるかどうか全然違ってくると思うんです」
一人目はアプリにも頼りました!
彼女自身も一人目のお子さんの育児中はさまざまな育児記録アプリを活用したそうです。特に印象的だったのは、授乳記録アプリの機能。
「夜中に授乳している時、『今○○人も授乳している』と表示されると、『みんな頑張ってるから私も頑張ろう』って思えて心強かったです」
(↑これはたまたまなのですが、カラダノートの「授乳ノート」の機能なので、お話の中に出てきたときは私もうれしかったです。)
▶授乳ノートのダウンロードは>こちらから<
2人目育児で気づいた子育ての本質
年子育児ならではの苦労も率直に話してくれました。特に夜中に2人同時に起きてしまった時は「寝てくれ〜(諦め)」と思うことも。しかし2人目育児で、考え方にも変化があったといいます。
「1人目の時は育児記録アプリをほぼすべて使っていたんですが、2人目はちょっとズボラになりました(笑)。あと、『○○ができない』って検索して悩む『負の検索マン』になるネガティブ思考もやめました」
彼女が大切にしているのは「点で発達を見るのではなく、線で見ること」。月齢ごとの「できるはず」に悩むのではなく、昨日の我が子、1ヶ月前の我が子と比べて、できるようになったことに目を向けること。情報社会の波に飲まれず、目の前の子どもの変化を大切にする姿勢が印象的です。
「ぽかぽか講座」で育む、ママたちの自信と絆

ももさんが力を入れているのが、3ヶ月間のサポートプログラム「ぽかぽか講座」。0歳児のファミリーに向けた講座では、自己理解を深めるワークや赤ちゃんの発達に関する講義、ベビーマッサージまで、幅広いサポート情報を提供しています。
「情報があふれる世界の中で、ママたちが自分で情報を選んで、自分の育児に自信を持って子育てしていけるようになってほしい」とももさんは言います。
ぽかぽか講座の特徴は、オンラインでありながらも定期的に顔を合わせる機会があること。育児の孤立化を防ぎ、ママ同士がつながる場にもなっています。
「育休になると一気に会話の機会が減ったり、寂しい思いをするママも多いんです。みんなでおしゃべりして、お互いに相談に乗り合って、一緒に楽しく前向きに行ける場所にしたい」
最後に
インタビューの最後に、ももさんは子育て中の親御さんへメッセージを送ってくれました。
「ママたちは日々の子育てを本当に頑張っている。でも自分のことを後回しにしがちだったり、周りと比べて落ち込んじゃったりする。本当にすごいことをしているんだということを、まず知ってほしい。自分を認めて、もっと自分を甘やかして、自分を大切にしながら子育てしてほしいなと思います」
小児科看護師としての専門知識と、ママとしての実体験。両方の視点から子育て中の親御さんを支え続けるももさんの活動にこれからも注目です!
▶看護師ももさんのInstagramはこちら