みなさんのご家庭では、旦那さんのお小遣いはありますか?
専業主婦、共働きでも、家計を管理するママにとっては、「今の夫のお小遣いは、他の家庭に比べて多い?少ない?」と、気になりますよね。
そこで今回は、300人のママたちに、旦那さんのお小遣いについて調査。パパのお小遣いの見直しにお役立てください。
この記事の目次
3割の家庭では夫のお小遣いはなし
ママびよりが実施した「夫のお小遣い」に関する調査の結果、そもそも3割のご家庭で旦那さんのお小遣いが「なし」ということがわかりました。
お小遣いがなしの理由は様さまざま。なかには赤裸々回答もありましたので紹介します。
生活費だけ夫からもらい、あとは夫が管理
お小遣い制にしてないです。旦那さんから生活費もらってるだけなので、把握してない。
私の周りのママ友も、私自身もそうなのですが、決めた額の生活費だけ渡してもらい、残りは夫が管理している、というスタイルが最近は多いと感じます。
シニア世代の夫婦の場合、給料全額家計に入れてもらい、そこからお小遣いを渡すというスタイルはごく当たり前でした。
しかし今は、そこまで厳しく管理する人は少なってきているようです。
共働きだからお小遣いなし!
共働きでお互いお小遣い制度はなく、散財する趣味・嗜好もないので、時々好きな事に使う分にはお互い何も干渉しないので、ストレスのない程度に好きな事に使えてると思います。
共働きのご家庭の場合は、夫婦別でお金を管理し、お小遣い制度というものすらない、というケースが多い様子。
旦那が家賃を担当し、ママが食費を担当するなど、「家計の項目によって役割分担だけ決め、貯金額を決めればあとは自由」という方も今は多いよう。
家計に余裕がないからお小遣いなし
今はお小遣いの余裕がなく生活が軌道に乗ってからと思っている。
借金があり私が管理しているので、文句を言える立場にない。
といった切実な理由も!どんなご家庭でも、生活が厳しいと感じることはあるもの。
そんな時は、夫婦で協力しお小遣いなしで家計をやりくりすることが大切。夫婦の絆も深まるはずです。
夫の小遣い制度を設けるなら、"手取りの1割"が目安
一般的に夫の小遣いの目安は、手取りの給料に対して1割程度、と言われています。
例えば、上図のように手取りが30万円の家計の場合、旦那さんの小遣いはだいたい3万円。
一見少なく感じますが、ここには洋服代や娯楽費は含まれていないため、貯金も気にせずに使える額と考えるとそこまで安くはないはずです。
もし、1割以上使ってる...という状況であれば、夫婦で見直しすることをおすすめします。
パパの1日あたりの小遣いは1,300円~1,400円
お小遣い額が3万円とすると、毎日使える金額はいくらになるのでしょうか?土日がお休みのサラリーマンの場合、平均出社日が月に22日前後。
そうなると、1日あたりに使えるお小遣いはおよそ「1,300円〜1,400円」ということになります。
外でランチをしたら赤字に・・・。日中働いているパパたちは、コンビニなどでお昼を済ませている方が多いようです。
我が家の夫も、コンビニでパンやおにぎりを買って食べていると言っていたので、昼間にママ友とランチをしていると、少し申し訳なく感じてしまうこともあります・・笑
★参考情報:男性会社員のお小遣いの平均金額は【37,873円!】
新生銀行の「2016年サラリーマンのお小遣い調査」によると、【男性会社員のお小遣いの平均金額は37,873円】という調査結果となりました。
独身、子育て家庭では1万円以上の差があり、子育て家庭のほうが自由に使えるお金が少ない場合が多いようです。
何に使ってる?夫のお小遣いの内訳
そんな旦那さんたちは、お小遣いを何に使っているのでしょうか。ここでは、具体的なお小遣いの使い道をご紹介します。
1.昼食代・飲み会代
お小遣いの中でも一番多い支出といえば、昼食代と飲み会代。1日に使えるお小遣いが数千円となると、飲み会代を払うのは難しいですよね。
そのため、お昼代を節約したり、飲み会の回数を減らしたりと、旦那さんなりに工夫されていることが多いようです。
2.嗜好品代
嗜好品代としては、主にタバコ・コーヒー・お酒などが挙げられます。特に、タバコやお酒の好みによっても使用する金額がかなり変わります。
節約もかねて禁煙に取り組む旦那さんが、私の周りでも増えています。
3.その他(主に趣味)
その他に多いお小遣いの使い道は、パチンコなどのギャンブル・ゲーム・ゴルフなどの趣味。
ギャンブルの場合、たとえ小遣いの範囲であっても使いすぎはやめてほしいなと感じてしまうのが、ママの本音ではないでしょうか。
【ママの口コミ情報】他の旦那さんの小遣いはいくら?
体験談を調査したところ、夫のお小遣い関する投稿はたくさんありました。
<毎月の金額固定派>
私の旦那は3千円です(笑)自分のお小遣いから趣味のパチンコに行ったりゲーム買ったりとしてます(笑)
もちろんガソリン代もありますが、ガソリン代は別でとってあるのでお小遣いとは別ですね。
ホントは1万円ほしいみたいですが今は支払いが多いため我慢してくれてます!(一部抜粋)
うちはお小遣いは月3万で、まとめて渡しています。車通勤なのでガソリン代としてプラス1万渡しています。ガソリン代は自己申告制にしており、ガソリン入れたいときに渡す感じです。
お小遣いは仕事柄、外にいることが多く、この時期だとまだお弁当が腐ったりしてしまうので、外で買って貰うために渡しています。
うちは共働きなので、4万ずつです!前までは週5000円だったんですけど、タバコ代、飲み会代、美容院、服代など全て別だったので、それならお小遣いで全てやりくりした方がお金も考えて使うし、貯金もできるかなーと考えてです。
ガソリン代だけ別です。
<旦那さんが管理する方も!>
私がお小遣い五万円+食費分を貰って、残りは夫が自分で管理しています。旅行代や家のローン・光熱費などその他費用は、彼が自分でやりくり。
自分でマネージメントするのが好きで、(逆をいうと、管理されるのが嫌いってことですね) 私も彼のやり方を信頼しているので好きなようにやって貰ってます。
<お小遣いの金額は決めていない>
うちは毎月いくらと決めてません。旦那が必要な分口座から引き落とす形になってます。通帳はわたしがもっているのでいくら使っているかは把握してます。月2~3万ほどです。
昼食代、飲み物代、夜の飲み会代などに使っているようです。タバコは吸わないです。必要以上にお金を使う人ではないので信用してます。
ご家庭それぞれであることがよ~くわかりますね。
ママ必見。こんな場合には要注意!
お小遣い制度に関係なく、以下の場合はママからアラートを鳴らさないといけません。
1.お小遣いが家計を圧迫する
お小遣いの目安は、手取りの1割とお伝えしましたが、子供の入学金や受験、習い事などで、いろいろと毎月固定の出費が増えていくと、そういうわけにもいきません。
家計を見直した上で、夫のお小遣いが家計逼迫の原因になるようなら、お小遣いの見直しのために、パパと話し合ってみることも大事です。
2.お小遣いの範囲があいまい
お小遣いの金額を設定しないまま、都度渡しているご家庭は要注意!
明確に金額を設定していないと、気づいたら小遣いが高騰している可能性があります。
3.お小遣い制度がない場合、夫婦で貯金の額を確かめる
お小遣い制度自体がない場合は、夫婦の間で貯金の額を確認する機会を設けることが大切。
「気づけば貯金がなかった」という事態は防ぎましょう!
お小遣い制度がないかわりに、夫婦でしっかり家計に関して話す機会を設けて計画的に貯蓄できるようにしておきましょう。
【おまけ】パパが知っておきたいお小遣いを溜めるコツ
お小遣いは毎月定期的にもらうため、ついついその月で全てを使い切ってしまうパパも多いもの。
不測の事態に備え、お小遣いを溜めるクセをつけてもらうことも大切です。
先取り貯金で無駄遣い防止
お小遣いを貯めるコツは、先取り貯金。
人は不思議なもので、お金があると使ってしまうもの。お小遣いをもらった最初の時点で貯金する分は差し引いてしまいましょう。
そうすることで、自然と残ったお小遣いで生活する癖がついていきます。
無理のない少額から毎月の貯金をスタート
「3万円のうち1万円を貯金しよう!」と意気込むパパもいらっしゃいますが、普段の生活に影響がでてしまっては意味がありません。
貯金は継続が大切。無理のない範囲でやりくりしてみましょう!
無理がない範囲でお小遣いを決めよう
我が家のお小遣いは高すぎる!と驚いたママも多いのではないでしょうか?
しかし、家計のためとはいえ、あまりにも自由がなさすぎるとお互いに行き詰まってしまうのも事実。
お小遣い制度を設ける場合は、無理なく現実的な金額に設定することが大切です。
お小遣い制度がない場合は、計画的に貯蓄できるようなルールを、夫婦で設けることも大事。
無理なく、楽しく【やりくり上手】を目指しましょう!
【調査概要】
期間: 2017年9月12日~9月17日
方法: カラダノ―トママ部調査
対象: 妊娠中・育児中のママ部ユーザー(N=300)