1人目の子供が大きくなると、「2人目をどうしようか」悩むママは多いと思います。しかし、1人目の育児をしながら、妊娠生活を送れるのか、産後2人の子供の面倒をちゃんと見れるのかなど、不安に感じる要素は盛りだくさん。そこで今回は、2人以上お子様がいらっしゃるママに、妊娠中から産後の生活まで調査してみました。

 

この記事の目次

●2人目の妊娠はいつ頃から考えた?

●育児をしながら2人目の妊娠生活。実際どうなの?

●事前に知っておきたい、2人目の産後生活

●2人目の出産前に準備しておくこと

●2人目のタイミングは上の子の様子をみながら


2人目の妊娠はいつ頃から考えた?


2人目を考え始めたのは、1人目が2〜3歳の頃という方が多数でした。

※インターネット調査や私の周りのママ達の情報を参考


2〜3歳といえば、一人でいろいろと出来るようになる年齢のため、「妊娠しても大丈夫かな?」と感じ、2人目を考えるきっかけになるようです。

 

また、計画的に妊娠したというわけではなく、「気づいたら妊娠しました」という方も多いようです。


【先輩ママ体験談Pick Up】思ってもいなかった二人目。

投稿者:あおいとまとさん


うちの場合は、一人目で手一杯だったのでまだいいかな~と思っていたら、予想外の妊娠! 妊娠が発覚した時、まだ一人目が1歳になっていなかったので、もしかして年子!?と思っていたら、出産時には1歳半差(2歳差)になるとわかりました。


出産するまで上の子が全くと言っていい程喋れなかったので、二人目が産まれたらもっと甘えてくるかな?とか、二人目に構ってばっかりで遊んであげれるかな?とか、ミルクもおしゃぶりもしてるから辞めささないと!など、出産直前までいろいろ考えました。(一部抜粋)



「産んでしまったらなんとでもなる」と言った意見もあるものの、やっぱり、出産直前までいろいろと不安に感じてしまうものです。


育児をしながら2人目の妊娠生活。実際どうなの?

2人目を妊娠・出産することは全てが大変というわけではないものの、1人目の時とは、やっぱり異なった妊娠生活になるものです。


ここでは、2人目を出産したママに、当時の妊娠生活について聞いてみました。

 

つわりがあってもゆっくり休めない


「2人目はつわりは楽になる」という説もありますが、2人目でも妊娠中のつわりは関係なく訪れます。


1人目は吐きづわりだったのに、2人目は食べ悪阻など症状は様々。


しかし、つわりでもゆっくり休む暇はありません。


料理に洗濯、掃除、毎日こなさなければならず、復職しているママはさらに仕事がそこにプラス。そのため、妊娠中はパパだけでなくご両親など周りの協力が大切です。

 

【体験談Pick Up】2人目でも関係なくつわりが始まる…

投稿者:なりまりさん


上の子のお世話したり、相手をしながらつわりになったらどうしようと思ってましたが、心配した通りつわりの症状がでてきました。


だんだんに気持ちが悪くなってきたので、上の子の時のつわりにお世話になった、メントールの入ってないフルーツ味のアメを購入してなめてみましてが、美味しく感じられませんでした。


気持ち悪く娘の相手をしてあげるのも、世話をするのも苦痛になってしまったので、主人に相談して落ち着くまで実家にお世話になったらいいと言ってくれたので、娘を連れ、荷物をまとめ実家へ行きました。(一部抜粋)


引用元: 2人目妊娠の時のつわり☆兄弟でこんなにも違うもの?


2人目の妊娠中、最終的に実家にお世話になったというママは、私の周りにもたくさんいます。


妊娠初期に多くのママが感じる"つわり"は、止めることができないので、本当に辛い時は、実家に戻るのも一つの手段です。


妊娠中の上の子の抱っこには注意


妊娠中でも、上のお子様はママに抱っこを求めてきます。特に小さい年齢であれば、妊娠しているということがわからないため、手加減なしにダイブしてくることも。


【体験談Pick Up】上の子がお腹の上にダイブ

投稿者:ちゃまままさん


いつものように、長男をねかしつけようと寝室へ。 そこでお父さんとじゃれ合っていた長男が突然尻もちをつくような形で私のお腹の上に((((;゚Д゚)))))))‼︎


もう7ヶ月になっていたので、結構お腹も出てきていて、赤ちゃんも元気に動き回っている時期だったのですが、もろ赤ちゃんのいるところ(子宮)の上にボーーン‼︎って乗ってきてしまったのです。 さずがにめっちゃくちゃ焦りました(>_


引用元: 2人目妊婦生活。上の子がお腹の上にダイブ( ̄O ̄;)


 上の子供の気持ちももちろんわかります!


ただ、子供は伝えてもわからない時があるため、ママ自身でうまく回避することが大切です。


1人目よりも2人目の方がお腹が早く大きくなることも


私の周りには、最近2人目を妊娠した・出産したママが多いのですが、1人目とは違い、「妊娠中期ぐらいに入ったら、いっきにお腹が大きくなった」という方もいらっしゃいました。



1人目で皮膚が一度伸びているため、2人目は伸びやすいとも言われています。


お腹が出ると、今までよりも動きづらいくるため、1人目のお子様と外で歩く時や、荷物の積み下ろしなど、日頃の生活には注意をしましょう!


事前に知っておきたい、2人目の産後生活



家族がたくさんいることは、もちろん嬉しいこと!


しかし、同時に育児や家事など、2人目が生まれた後、今までと同じようにできるのかどうか不安に感じますよね。


そこで、子供2人の育児生活がどんなものなのか、2人以上子供がいる先輩ママに聞いてみました。

 

産後も体を休める時間は少ない

基本的に、産後1ヶ月は体を休めることが推奨されているため、1人目の産後はゆっくりしていたというママも多いもの。


しかし2人目の産後は「ゆっくり休む時間がない!」と言っているママが私の周りにもたくさんいました!


退院してからすぐに、買い物や上の子の送迎で外出したという方が多いようです。


ただ、産後に無理をすると、腰痛が発生したり、身体に不調を感じるようになったというママも実際に多いです。


家族を頼ったり、役所のサービスやシッターサービスを利用して、休息を取る時間を確保することも大切です。


※ママをサポートしてくれるサービスはいろいろあるので、ぜひ妊娠中に調べてみて下さい。


外出時の移動が大変に感じることも

街中で見かけることが多いですが、ベビーカーと抱っこ紐のダブル使いが外出時のマストアイテム!


上の子も、外出先で昼寝をしてしまう可能性があるため、ベビーカーだけだと大変なことになってしまいます。


もちろん、お菓子やオムツ、お茶など荷物も増えてしまいます。幼稚園の送迎などがあるママは、移動手段についても、妊娠中から考えておくのがおすすめです。 


離乳食作りは2人目でもやっぱり大変

これも、多くのママが言っていることなのですが、「離乳食作り」は2人目でも大変と感じてしまうもの。


1人目を育てているぶん、「ざっくりでも大丈夫かな?」と感じてしまいますが、離乳食初期は、食材をすりおろす下準備が発生するので、効率よく準備をする必要があります。


ただし、上の子を見ている分、"食の成長"も早く、生後11ヶ月〜12ヶ月ぐらいから、普通に大人と同じ料理(薄味)を食べている方も多いです。


離乳食は、最初さえ乗り切れば後は楽かもしれません。


2人目の出産前に準備しておくこと


2人目の出産前は、1人目よりもさらに準備することがたくさんあります。


上の子が幼稚園へ登園中に陣痛が起こる場合もあるため、妊娠後期に入ったら早めに準備をしておくことが大切です。

 

1.パパと家事の役割分担決め

出産後はもちろんのこと、妊娠時からパパと家事の役割分担を決めておくことがポイント。(早めにスタートするとパパも慣れますよ!


上の子と下の子の育児、そして、家事を全てママが対応するのは本当に大変なことです。


家事で発生することを「タスクリスト」にまとめて、パパと分担を決めてしまいましょう。


ゴミ捨てやお風呂掃除、夜の食器洗いなど、仕事と両立しやすい家事をお願いするのがポイントです。

 

2.家事の効率化

掃除機をかけたり買い物に行くだけでも、子供が増えた分、大変に感じてしまうこともあります。


そのため、ネットスーパーを活用したり、家電製品を見直したりするなど、家事の効率化をはかりましょう!


ちなみに、妊娠中にルンバを購入したというママが多いようです。


3.ママが入院中の時の家事の引き継ぎ

妊娠後期になったら、早い段階で、パパや身内の方に入院中の上の子のお世話を引き継いでおきましょう。


必ずしも予定日通りになるわけではないため、ご飯のことや習い事の送迎など、曜日ごとに、1日のタイムスケジュールを紙に書いて渡しておくのがオススメです!


4.もしものために、料理を冷凍保存でストック

妊娠後期になると、いつ出産してもおかしくない状況。日よっては体調がすぐれない時もあります。


でも、上の子がいると、料理の準備は必ずしなければいけないことですよね。


そんな時のために、ご飯やカレーやシチューなど、冷凍保存できる料理を多めにストックしておきましょう。


5.退院してからの生活について考えておく

2人目が生まれると、1日のスケジュールも大きく変化します。


そのため、妊娠中に「産後の生活をどうするか」考えておきましょう。


生後1〜3ヶ月ぐらいは、夜泣きもあるため昼間に睡眠時間を確保しないと、ママも体力が持ちません。


しかし、子供の幼稚園のお迎えがあれば、1人目とは違い自由に日中休息を取ることも難しいもの。


早めにスケジュールを整理しておけば、この日は誰かに頼もうといったように事前に準備ができるので、安心して出産を迎えられますよ。

 

【体験談Pick Up】いざ二人目が産まれると。


2人目を出産されたママに、生まれてみると「実際、どうなのか?」聞いてみました。


投稿者:あおいとまとさん


出産前までいろいろ不安でしたが、二人目が産まれて初めて会ったときに、あまり喋れない上の子が下の子の名前を呼んでくれました!


おかげで今までの不安が全て吹き飛び、これから頑張ろうと思いました(^^)


退院してからも下の子のオムツを持って来たり、ミルクをあげたりと、小さいながらも頑張ってお兄ちゃんをしてくれました♪ 出産前はあんなに心配していたのに赤ちゃん返りも全くせず、優しいお兄ちゃんに育ってくれました。(一部抜粋)



実際、二人目が生まれてみると、上のお子様がいろいろと手伝ってくれるといった声が多数がりました!


やっぱり弟や妹ができると、上の子の意識も変化するようですね。


妊娠中は、2人の子供を育てられるか不安に感じてしまいますが、子供同士刺激し合いながら、自然と成長してくれるといった姿も見れるのも、楽しみの一つになりますよ♪


2人目のタイミングは上の子の様子をみながら


私自身、周りのママ達の話を聞いていて、2人目のタイミングは、「上の子の成長段階をみながら、妊娠の計画は立てた方がよさそう」だと感じました。


実際、年子で出産したものの近くに助けてくれる身内の方がおらず、産後休める時間もなく、動き回っているママもたくさんいます。


2人目とは言っても産後の休養はとても大切。ぜひ家族で話し合って、二人目妊娠を検討してみて下さいね。



画像:photo AC