夫婦2人の時は、自由に使っていた家計も、妊娠や出産がきっかけで、家計にシビアになるパパやママは多いのではないでしょうか?我が家には一人の息子がいますが、妊娠がきっかけで夫と節約や家計について話し合う時間が増えました。今回は、そんな家計の中でも「食費」にフォーカスしてご紹介。ぜひ、皆さんのお家の食費と照らし合わせながらご覧ください!


この記事の目次


子どもが生まれると家計は年間12万円はUP!?


今回の調査結果より、妊娠中の家計に占める食費は「2万〜3万円」がもっとも多い結果に。


しかし、子供が生まれると家計に占める食費は「3万〜4万円」が最多。


子供が生まれると、家計の食費は約1万円ほどプラスに年間にすると約12万円家計に加算されるご家庭が多いことがわかります。


もちろん、収入が同時に増えればいいですが、他にも、水道光熱費や教育費などの家計費もアップするため、節約はどんなご家庭でも必須になります。


ちなみに、我が家では、離乳食が始まってから食費が増えてしまい、大人と同じ食事を食べられるようになる"1歳6ヶ月〜2歳あたり"に、さらに食費がアップ。


子供の身体を考えると、良質な野菜や国産の肉などを購入することが多いため、なかなか節約も難しいのが現状です。


意外な結果。食費5万円以上の割合が産後は減少

今回の調査で判明したのは、家計の食費が「5万円以上」の割合が、妊娠中約6.3%→産後4.3%に減少した点。


子供が生まれると、"食材の購入費"はアップしてしまうものの、食事は自宅で撮ったり、お弁当を持ってでかける機会が増えるため、"外食費の減少"が理由として考えられます。(食費+外食費で考えると節約できていることも)


我が家でも、子供が生まれてからは、休日の土日のランチで外食するぐらいで、ほとんどの食事は自宅。そのため外食費はかなり減り、トータルして考えると食費は節約できました。

 

離乳食が始まるタイミングで家計の食費アップ


産後に、家計の食費が上がったタイミングは「離乳食開始時期」という声が多数ありました!


ママのリアルな声

投稿者:りょんたんさん


離乳食が始まり、食べられるメニューが増えてきたとき、我が家の食費も右肩上がりに増えました。 いろいろなものを食べさせてみたいという思いで、あれこれ買っていたからです。


やはり、産地なども多少高くなってもこだわっていましたし、魚や野菜など、普段あまり買わないようなものも、ほんのちょっとの離乳食のために買っていたので、冷蔵庫の中は潤っていました (一部除く)



鮮度へのこだわりや、野菜の種類を増やすためについつい買いすぎてしまい、節約ができず、食費が予算オーバーはよくある話。


栄養満点の食事をあげることが大切ですが、節約しないと他の家計費にダメージが出るので、予算の管理も忘れないようにしましょう!

 

【体験談pick up】リアルな我が家の家計簿


他の家の家計事情は実際どうなんだろう...と気になる方も多いのではないでしょうか?そこでカラダノートのひろばに投稿頂いたリアルな家計簿をお届け!


妊娠中:プレママの食費事情


投稿者:まーみさん 20代(妊娠32w4d)


◎家賃、54,000円

◎携帯代、20,000円(二人分)

◎食費、25,000円 ★

◎保険、27,000円(車や生命保険)

◎光熱費、18,000円(水道、ガス、電気)

◎お小遣い、30,000円

◎車代、30,000円

◎NHK、4,500円(2ヶ月)

◎ガソリン代25,000円


私の旦那は、月々約手取り24万くらい稼いでくれています。
そこで生活費をざっと考えてみても結婚式等行事があればマイナスな状態になってしまいます。
貯金は、あと少ししかありません。これでやっていけるのか、、、先々が不安で(u_u)


妊娠がわかる前まで私は、学校の非常勤講師として働いていましたが、手取りが7万ほどで、夏休み等給料はない状態で部活もボランティアで教えていましたし、生活費等を家に入れていましたので、貯金は全くない状態でした。


妊娠発覚後、産休は取れないため退職しました。出産後、落ち着いたら仕事を探そうと思っています。



現在妊娠中のまーみさんの家計では、家計に占める食費は25,000円。


食費の相場ではありますが、妊娠がきっかけで退職されたため、今後、食費が増えることを考えると、節約だけで家計のやりくりができるのか不安に感じていらっしゃいます。


育児中:ママの食費事情

投稿者:かなママ さん 20代(子育て中)


家賃:52,000円(駐車場込み)

ローン:無し

保険:無し

食費:30,000円 ★

電気:6,000円

ガス:7,000円

水道2ヶ月1回:6,000円

ケータイ2台:15,000円

自宅ネット:5,000円

旦那こずかい:無し

投稿者:める ❤︎⃛ さん(子育て中)


家賃:63,000円

ローン:返済額 0円

保険代: 25,000円

食費: 17,000 ~ 20,000円★

光熱費 ( 電気 ガス 水道 ): 25,000円

旦那 お小遣い: 40,000円

携帯 :36,000円

煙草 お酒: 30,000円

投稿者:なつみ さん(子育て中)


家賃:150,000円

保険:57,000円(入院、生命、学資、車)

食費:40,000〜50,000円

光熱費:20,000円

インターネット:6,000円

夫・私の小遣い:計200,000円


子供が生まれると、家計の食費の相場は「3万〜4万円」が最多という結果ですが、ご家庭によっては、20,000円前後ということも。


そのため、節約次第では食費をおさることは可能です。


ちなみに、我が家は、夫、私、子供(2歳)でも、食費が6万近くなることもあります。


そのため、食費については、子供の人数や年齢にも関係するため、家計によって異なるということが結論となります。


家計全体から、食費がいくらであれば貯金をしっかり続けられるのか、という視点で食費の予算を算出するのがおすすめです。


【妊娠中から知っておきたい】計画性が大切!食費節約術5選


子育て中は、食費以外にも教育費や習い事など、様々なところでお金がかかるもの。そのため、家計の中でも節約のコントロールがしやすい「食費」には、しっかりとした計画性が重要です。


家計の食費節約術1:1週間の予算を決める


食費の節約は、予算決めからスタートしましょう。


1ヶ月単位で決めがちですが、1週間単位の方が現状を把握しやすいのでオススメ。


週前半に使いすぎても、残額を見ながら食費を節約することができます。

 

家計の食費節約術2:冷蔵庫の中身を使い切る献立を立てる


食費を節約するためには、家庭での食材破棄を減らすことが大切


そのため、スーパーに行く前に、冷蔵庫の中にある食材で何を作れるのか献立を考えてみましょう。


不足しているものをスーパーに買いに行けば、冷蔵庫にある食材もしっかり使うことができ、節約につながるのでオススメです!

 

家計の食費節約術3:毎日スーパーに行くのはキケン!


毎日スーパーに行くことが日課になっているそこのアナタ!


スーパーにはお得な特価の商品が並んでいるので、ついつい手が伸びてしまい、節約しなきゃと思いつつ、無駄なものを買ってしまうことも...。


スーパーに行くのは、2〜3日に1回にするだけでも、食費節約につながりますよ!


家計の食費節約術4:冷凍保存できる食材は特価日にいっきに購入

 


魚や肉など、冷凍できる食材は、特価日にまとめて購入しておきましょう。


スーパーによっては、魚が安い日や、肉も部位によって安い日が異なる場合があるため、しっかりメモしておくことが節約への第一歩。


家計の食費節約術5:食費の中で大きな割合を占める「米」は安く購入できる場所を探そう


食費がいっきに高くなってしまう原因の一つが「お米」。


毎日の生活に欠かせない食材ですが、単価は2,000円以上するものがほとんどなので、家計へのダメージが多いですよね。


スーパーでも特価日もありますが、ネットでまとめて購入する方が安い場合もあるので、どこで購入すると節約できるのかしっかりチェックしておきましょう。



食費の管理だけすれば家計簿はコントロールできる!?


「食費」は、家計の中でも一番節約のコントロールがしやすい出費。


家計簿を継続してつけるのはなかなか面倒ですよね。しかし「食費」だけでもしっかり管理しておけば、残りは固定支出の項目も多いため、節約することができますよ!


ぜひ参考にしてみて下さいね。

 

【調査概要】

期間: 2017年5月19日~26日

方法: カラダノ―トママ部調査

対象: 妊娠・育児中のママ部ユーザー(N=1314)

 

(Photo by:https://www.photo-ac.com/)