子供の英語教育

世間では「グローバル社会」と騒がれています。自分は英語を話せないけど、子供には話せるようなってもらいたいと思われる方も多いのではないでしょうか。私自身もその一人です。そもそも幼児の英語教育は必要なのか、みんなはどんな英語教育をいつからはじめているのだろうと思っていました。今回は「幼児期の英語教育」アンケート調査した結果をもとに、年齢別にママが実施している英語教育について紹介します。


この記事の目次

みんなどんな英語教育をしているの？

外国の子供たち

まずはママたちがどんな英語教育をしていのが、月齢別にまとめてみました。


0歳の場合

0歳の時は、ママの睡眠時間が少なく、生活の変化が激しい大変な時期ですよね。しかしながら、アンケートでは半数以上の方が英語での教育をされているという回答がありました。


・英語の教材を使用, 英語のDVDを使用（30代前半のママ/お子様の年齢 生後10～12ヶ月）
・YouTubeで英語の動画を見せている（20代前半のママ/お子様の年齢　生後2～3ヶ月）
・英語の本の読み聞かせ, 英語関連のアプリを使用, 英語のリトミックや親子英会話に参加（30代後半のママ/お子様の年齢　生後10～12ヶ月）

まだまだ0歳の間は、多くの方が英語教育というよりは生活の中に英語を取り入れているようです。私の周りのママも、英語のベビーマッサージに通ったり、英語の音楽や絵本をコミュニケーションの一環として生活に取り入れることで、親子で楽しい時間を過ごしている人が多かったです。


1歳の場合

1歳になると、子供が自分の好きなものを見つけれたり、表現が豊かになる時期ですね。英語教材は、色鮮やかで楽しく明るい曲が多いので、親子で英語教育を通じて楽しむことができるのではないでしょうか。


・英語の歌を流す（30代前半のママ/お子様の年齢　1歳〜1歳6ヶ月）
・英語の本の読み聞かせ, 英語の教材を使用（30代後のママ/お子様の年齢　生後4～6ヶ月, 1歳7ヶ月〜２歳以上）
・スクールで英語の授業を受講（40代前半のママ/お子様の年齢　1歳〜1歳6ヶ月）

私も子供を1歳から英語の保育園に入園させました。当初は、近所の保育園に入れなかったために、やむを得ず英語の保育園への入園となったわけですが、実際に毎日の生活を海外の方と過ごすことで表現方法に変化がありました。


2歳以上の場合

2歳以上になると、会話やコミュニケーションが活発になってきます。自身で教育をしていくことから、プロの教育に移行される方もいらっしゃるようです。英語教育をされている方の4割程度の方がスクールでの英語の授業の受講と回答されています。


・スクールで英語の授業を受講（40代前半のママ/お子様の年齢　3歳〜4歳）
・英語の教材を使用（30代前半のママ/お子様の年齢　生後7～9ヶ月, 3歳〜4歳）

私も周りでも実際にプリスクールへ入園する方も多いです。一方で、最近は幼稚園・保育園によって、英語のカリキュラムが設けられているケースが多いので選択肢が広がってきているように感じます。


どんなきっかけで英語教育を始めたのか

英語教育を始めた理由を教えてください

初めての子育て。英語の教育が必要だということはわかっていても、わからないことだらけですよね。

アンケートの結果を見ると、英語教育を始めた理由で最も多かったのは、「グローバルで活躍できる人間になってほしいから」が約半数。次いで、「国境を超えていろんな国の人々と交流できるようになってほしいから」「パパorママが英語が苦手なので」が4割程度となっています。

多くのパパ・ママが子供に英語を通じて、世界を広げてほしいという願いから英語教育をスタートするケースが多いようです。


英語教育を始めてどんな変化があったのか

学習する子供

0歳の場合

・まだわからない（30代後半のママ/お子様の年齢　生後4～6ヶ月）
・はじめて英語のDVDを見た時、声を出して反応していた。本を読んであげた時も、日本の本より海外の本の方が反応を示した。（20代後半のママ/お子様の年齢　生後2～3ヶ月）

やはり0歳の頃は、「まだわからない」という回答が多かったです。その中でも音楽や絵本を通じで変化を感じている方もいらっしゃいました。


1歳の場合

・英語が日常生活で出て来る。（30代前半のママ/お子様の年齢　生後2～3ヶ月, 1歳7ヶ月〜2歳）
・英語に対する抵抗はないみたい。（30代前半のママ/お子様の年齢　1歳7ヶ月〜2歳）

1歳になると日常にの変化がはっきりと見えてきたという方が多くいらっしゃいました。幼児期に英語教育を始めるにあたり、日常的に英語に触れて英語を楽しめるたり、抵抗なく受け入れることはとても重要なことですよね。


2歳以上の場合

・普段から英語がさらっとでてきている。（30代前半のママ/お子様の年齢　妊娠中, 3歳〜4歳）
・保育園で英語の先生の授業を先生の近くまで行って、よく聞いているそうです。（30代前半のママ/お子様の年齢　生後2～3ヶ月, 3歳〜4歳）
・アルファベットを覚え、ポスターなどに書いてある物を読むようになった。（30代前半のママ/お子様の年齢　生後7～9ヶ月, 4歳以上）

2歳以上になって、親子の会話やコミュニケーションの中に今までの英語教育の変化がでてくるようなるのがこの時期が多いようです。


幼児期の英語教育は日常に取り入れるところから


幼児の英語教育については、学術的には専門家の間でも賛否両論あります。しかし、実際のママたちの体験談を見ると、幼児期から日常的に英語の音楽や絵本を親子で楽しむことで、英語でのコミュニケーションにつながっていく効果があるようです。

子供に英語教育をするか悩まれている方は、日常の楽しみとして取り入れてみてはいかがでしょうか？

【調査概要】
期間： 2017年7月20日～8月1日
方法： カラダノ―トママ部調査
対象： 妊娠中・育児中のママ部ユーザー（N=234）

【画像】
photo AC