親であれば子供に最低限のマナーやルールを守れる人間になってほしいと願います。子供が自立して生きていくためにしつけは必要不可欠なものです。


でも正解がないので、人によって怒鳴ったり、叱ったり、叩いたり。2児のママである私もしつけについては毎日難しさを痛感しています。


今回は、「しつけに関するアンケート」を元に子供を叩くことをしてしまったリアルなママたちの声をご紹介します!


この記事の目次

しつけで子供を叩くことがあるか、ママに聞いてみました

約半数のママが、しつけで子供を叩くことがあると答えました。


私も周りのママと話をしても叩くことに関しては意見が二分します。特に男の子のママはいたずらをするとパシンと軽く叩くことが多い印象です。


また、話題になるのは、叩くという行動そのものと同じくらいそのあとのママの行動(フォロー)についてです。


叩くことがあっても子供ときちんと話をできて納得してるママもいるのでとらえ方はそれぞれかもしれません。

子供がどういう行動をとった時に強くしかる?


では、子供がどういう行動をした時に強くしかのでしょうか。では、子供がどういう行動をした時に強くしかのでしょうか。


【ママの声はこちら】

・危ないコトをしたとき、人に迷惑をかけることをした時(30代前半のママ/お子様の年齢 妊娠中, 1歳7ヶ月〜2歳, 3歳〜4歳)


・友達を叩いたり押した時(30代前半のママ/お子様の年齢 妊娠中, 1歳7ヶ月〜2歳, 3歳〜4歳, 4歳以上)


・言葉でいってもやめないとき(30代後半のママ/お子様の年齢 生後4~6ヶ月)

アンケートの結果、多くのママたちが、「危険なことをしたとき」「お友達を傷つけたり人に迷惑をかける」場合に、しつけのために子供を叩くことがあったり、強く叱ったりと回答しています。


危険があったり、他人に迷惑をかけることは、子供を守るためにきちんとしつけたいところですよね。

ママに聞いた「これは真似したい」と思えるしつけ方


きちんと説明する


【ママの声はこちら】

・決して怒鳴らず、脅さず丁寧に子供に注意する友人がいる(30代後半のママ/お子様の年齢 生後4~6ヶ月, 4歳以上)


・きちんと理由を毎回説明しているママ友の根気は勉強になります。(30代前半のママ/お子様の年齢 新生児(生後1ヶ月未満), 1歳7ヶ月〜2歳)


・走るな!ではなく、歩いてねと言う。騒ぐな!ではなく、小さい声でお話ししてねと言う。(30代前半のママ/お子様の年齢 妊娠中, 3歳〜4歳)

根気強く丁寧に子供に説明ができるママは本当に尊敬します。カッとなって大声を出したり、叩くこともあると思います。


私の周りにも数人いますが、自分のイライラを消化して、子供がわかるような言葉に置き換えて、わかるまで話をしています。


叱るより小さなことでも褒める


【ママの声はこちら】

・1つだめと言ったら3つ褒める(30代後半のママ/お子様の年齢 生後2~3ヶ月)


・小さな良いことを大げさに誉めてやる気を出させる(40代前半のママ/お子様の年齢 新生児(生後1ヶ月未満), 4歳以上)


・出来たらハイテンションに褒める(20代後半のママ/お子様の年齢 生後7~9ヶ月, 3歳〜4歳)

小さいうちは叱られるより褒められた方が、自発的に取り組むことが多いですよね。


ママ自身がイライラして、声を上げたり叩くことがあっても、一度イライラをおいてきて、いいところを褒めてあげると意外と子供もママもいい時間が過ごせるのではないでしょうか。


しつけについてママ達が思うこと


【ママの声はこちら】

・イライラして感情的に怒るコトが多く反省。(30代前半のママ/お子様の年齢 妊娠中, 1歳7ヶ月〜2歳, 3歳〜4歳)


その時の自分のイライラがつい子どもに当たってしまう。大きな声で怒鳴るだけではダメだとわかっているが、言い返してくる子どもに腹が立ってしまう。(30代前半のママ/お子様の年齢1歳〜1歳6ヶ月, 4歳以上)


・そこまで深くは考えていないですが、子供が大きくなった時に「あの時こう言われてヨカッタな」と思うような言葉がけを心がけているつもりです。(30代後半のママ/お子様の年齢 生後2~3ヶ月, 3歳〜4歳)


・自分の気持ちを落ち着かせる時間、空間を少ーしの間でも作ることは、親と子の関係を良く保ち続けるためにもとても大切だと感じています。(30代前半のママ/お子様の年齢 生後7~9ヶ月, 1歳7ヶ月〜2歳, 4歳以上)

アンケートの結果、多くのママがしつけについて難しさを感じていることがわかります。イライラして感情で怒ってしまったり、子供を叩くことをしてしまったり。


そして、その解決方法も一人の時間や自分を落ち着かせる時間(空間)が必要ということも感じていらっしゃる方が多いです。


私自身もその一人ですが、毎日子供と接してイライラしてしまったり、きちんとわかるまで説明をできないことがあり、反省続きです。


もし子供を叩いてしまって悩んでいたら


子供のしつけに悩んでいないママはいません。叩く・怒鳴る・叱る・褒めるどれもママの正直な気持ちだから、決してママばかりが頑張る必要はありません。


1人になって、自分の時間をすこし持ってください。


そして、自分の正直な気持ちに冷静になればニュートラルになります。もし叩くことをしたときは、子供に「ごめんね」と謝って抱きしめてあげたらいいのではないかと思います。


助けが必要な時は頑張りすぎず、家族や友達や周囲の人に相談しましょう。


【調査概要】
期間: 2017年8月29日~8月31日
方法: カラダノ―トママ部調査
対象: 妊娠・育児中のママ部ユーザー(N=155)


(Photo by:写真AC