日々育児に奮闘するママ達の頭を悩ませるイヤイヤ期。最近よく耳にしますし「うちの子もいつか…」と思うとなんだか不安ですよね。
でもこのイヤイヤ期、実際はどのようなものなのでしょう。魔の2歳児とはいうけれど本当に2歳頃始まるの?どんな風に?ここでは先輩ママの声を通して実際のイヤイヤ期について知っていきたいと思います。
この記事の目次
- 子供のイヤイヤ期に頭を抱えるママ達
- 一番大変だった子供のイヤイヤ行動とその時の対応 8選
- その他にも上手くいったイヤイヤ期の対応法
- イヤイヤ期に困るママに先輩ママからのメッセージ
- イヤイヤ期も子供には大切な成長の証
子供のイヤイヤ期に頭を抱えるママ達
【先輩ママの声】イヤイヤ期の一番の悩みは何ですか?
・あまりのイヤイヤに、親がイライラしてしまう!!(30代前半のママ/お子様の年齢 2歳~2歳半のあいだ)・いつまで続くかわからない!!いつ終わるの?(40代前半のママ/お子様の年齢 1歳半~2歳のあいだ)
・どうやって対処すればいいかわからない!(20代後半のママ/お子様の年齢 2歳半~3歳のあいだ)
・虐待と思われていないか不安!(30代後半のママ/お子様の年齢 1歳~1歳半のあいだ)
ほとんどの先輩ママが気持ちや時間に余裕をなくしてしまう経験をしている様子。なかには「虐待だと思われていないか不安」なんていう声も。
わかります、イヤイヤ期の子供は本当によく泣きますよね。自分もついつい大きな声をあげてしまったり。ふと周りの目が気になる瞬間もあると思います。
一番大変だった子供のイヤイヤ行動とその時の対応 8選
イヤイヤ行動1:どの服も着ない
「どの服も着ない!と言われた事…。逆に笑えます…。」(30代前半のママ)
<ママの対応>褒めまくったか、お菓子でだましました。
ついイライラしてしまいがちですが、怒るより褒めてみると効果があるときも。
イヤイヤ行動2:帰りたくない
「園から帰りたくなく何を言っても気に入らないと大泣きされた」(20代後半のママ)
<ママの対応>親だと意固地になるので他人(友人、先生等)に対応してもらう。
子供のイヤイヤ行動もママ相手だとエスカレートする一方。そんな時は誰かに頼ってみても良いと思います。
イヤイヤ行動3:買い物はとっても大変
「何が嫌で泣き叫んでいるのか分からず、スーパーの入り口で寝転んでしばらく泣かれて困りました。」(30代後半のママ)
<ママの対応>泣き叫んでいる息子を抱っこしてお店から出ましたが、抱っこも嫌がり仰け反って泣き叫ぶので、周りの人からの視線が痛かった。
買い物先でイヤイヤ行動に困ったママは諦めて帰るという声も。どうしてもだめな時はママがヘトヘトになってしまう前にいったん諦める!というのも◎。
イヤイヤ行動4:食べ物や飲み物をわざとこぼす
「飲み物、食べ物を床にぶちまけられたとき。発狂しそうになりました」(20代後半のママ)
<ママの対応>少しの時間だけ離れた部屋にひとり籠って泣きました。
ママがどうしても辛いとき、家の中や安全な場所であるなら一度その場を離れて大きく深呼吸してみては。私もたまにこの方法で乗り切っていました。
イヤイヤ行動5:だっこもイヤイヤ
「だっこをいやがった時」(20代前半のママ)
<ママの対応>歩かせた。
イヤイヤ行動とともに子供が何かを要求しているときは、いったん受け入れてやらせてみるのも手です。自分でやらせることで時間がかかってしまい大変かもしれませんが、急がば回れの気持ちで対応してみては。
イヤイヤ行動6:朝起きるなり泣く
「朝起きると二人ともに泣き出して 寝ぼけ眼で対応するとき」(20代後半のママ)
<ママの対応>とりあえず、オムツ替えミルクの授乳で乗りきりました。
無理に泣き止ませようとせず、なにか別のことをして子供の気を紛らわせるのも◎。ついついその場の目的を遂げることに必死になってしまいがちですが、まったく別のことで子供の気持ちが切り替わることもあります。
イヤイヤ行動7:時間がないのに
「時間がないのに地ベタに座り込んだりされた時」(30代前半のママ)
<ママの対応>お菓子を見せてベビーカーに座らせました。
どうしても遅れることができない、そんな時もありますよね。そんな時はお菓子や子供が大好きな動画を使って誘導するのもありです。罪悪感を感じるママもいるかもしれませんが、大丈夫、ずっと続くわけじゃありませんから。
イヤイヤ行動8:あれもこれもイヤ!
「なにも意思疎通できない頃のイヤイヤ!何をしたいのか不明。なにかしてもイヤイヤしなくてもイヤイヤ…」(20代前半のママ)
<ママの対応>とりあえず様子見親子共々落ち着いてからどーしよっかねーって仕切り直す。
あれもこれもイヤ!というときは子供自身も混乱して訳が分からなくなっているかも。そんな時は親子でその場を離れてまずは落ち着くことを優先させてみて。
その他にも上手くいったイヤイヤ期の対応法
先輩ママ達はどんな対応をしているのか、あらかじめ知っておくことで少し安心できますよね。そこでアンケートから先輩ママ達のイヤイヤ期への対応法を学んでみたいと思います。
こんな対応で上手くいくことも
・イヤイヤが出る前に褒めるとスムーズにいく。(イヤイヤが始まってから褒めても効果なし)(30代前半のママ)
・やりたいようにやらしてあげてみる。(30代後半のママ)
・抱きしめてあげたり、歌を歌ってあげる。(40代前半のママ)
・いいよーを増やした。(30代後半のママ)
・イヤイヤしたときにこちょこちょしたり笑顔になることをしました!(20代前半のママ)
ママが楽になる対処法を
・解決するまで無理に付き合わない(笑)(30代前半のママ)
・どうしようもなくなったら、ちっちゃなオヤツで釣ってしまいます。(40代前半のママ)
・まぁーそんなもんだろうと割りきる。 パパに託す。(30代前半のママ)
・自分だけではないって出来るだけ割り切るように考えた。(30代後半のママ)
・夫婦で気持ちの切り替えをがんばってます!(20代後半のママ)
先輩ママもあの手この手でイヤイヤ期に対応していますね。
イヤイヤ行動も成長の一環、意味のあることだから!と真面目に向き合ってあげることはとても大切なこと。けれどもその場の問題にこだわらず、気持ちをそらせてあげたり、環境を変えてあげると子供も楽になれるのかもしれません。
またママ自身の気持ちが楽になる工夫も大切なようです。ときにはお菓子やおもちゃを使ったり、パパの応援を頼んだり。いつまで続くかわからないイヤイヤ期だからこそママも楽になる対処法を考えたいですね。
イヤイヤ期に困るママに先輩ママからのメッセージ
先輩ママからのメッセージ1
「イライラしすぎて辛いですが、成長の過程なんだと思います。耐えるには気分転換!」(30代前半のママ/お子様の年齢 1歳半~2歳のあいだ)
やっぱりママが上手に気分転換をすることもイヤイヤ期を乗り越えるためにはだいじなのですね。
先輩ママからのメッセージ2
「1番上の子のときはイヤイヤ期、向き合いすぎて疲れちゃって、2人目の時は無理に付き合わないようにしたら気持ちが楽に!だから、力を抜いて解決しようと思わずね!」(30代前半のママ/お子様の年齢 生後4~6ヶ月、 4歳以上)
とことん付き合うことだけが解決策ではないよう。ついつい力が入ってしまうけれど、力を抜いていきたいものです。
先輩ママからのメッセージ3
「いつか終わることを信じて頑張りましょう」(20代後半のママ/お子様の年齢 生後4~6ヶ月、 3歳〜4歳)
終わりが見えなくてヘトヘトになっているママは多いと思います。心強いエールですね。
先輩ママからのメッセージ4
「知らない間に終わるもんだと上の子で思ったのでいつかそんな日が来ると思って今を過ごしてなるべくイライラする事を減らしています」(30代後半のママ/お子様の年齢 妊娠中、 1歳7ヶ月〜2歳、 3歳〜4歳)
2人目ママの心強いアドバイスですね。初めての育児だと、このイヤイヤ期はいつ終わるのか、本当に終わるのかと不安になってしまいますが、終わると信じて!
先輩ママからのメッセージ5
「イヤイヤ期も過ぎると子供が可愛すぎる!」(20代前半のママ/お子様の年齢 妊娠中、 3歳〜4歳)
イヤイヤ期を乗り越えた子供は一歩成長してできることもたくさん増えます。一緒に乗り越えたママも成長しているはず。乗り越えたあとの可愛い我が子との毎日も楽しみに。
イヤイヤ期も子供には大切な成長の証
子供の気持ちをいったん受け止めて受け入れる、肯定してあげてみてはどうでしょうか。先輩ママの声をきいてみると「受け入れる」「子供を認める」ということが大切なようですね。
イライラしてしまったら一度大きく深呼吸して、受け入れてみてください。イヤイヤ期に困っているのはあなただけではないはず。みんなで乗り越えていきましょう。
【調査概要】
期間: 2017年8月29日~9月1日
方法: カラダノ―トママ部調査
対象: 妊娠中・育児中のママ部ユーザー(N=137)
(Photo by:写真AC)