離乳食完了期を終えたママ、ひとまずはお疲れ様でした!


でも、離乳食を卒業をすると急にお手本がなくなってしまって、食事作りに困ってしまったというママもいらっしゃるのでは?


今回は、ママたちがいつから子供の離乳食を卒業させたのか、その後の食事はどういうものを与えたのか調査しました!       

この記事の目次

                 

離乳食卒業は「1歳前後」が一番多い

ママたちが「離乳食は卒業かな?」と思った時期はいつだったのでしょうか?


1番多かった回答は「1歳前後」。


「1歳〜1歳3ヶ月ごろ」「1歳〜1歳6ヶ月ごろ」と回答したママは同率でした。遅くても2歳を向かえる頃にはほとんどの子供達が離乳食を卒業しているようです。



私の娘も1歳2ヶ月ごろ卒業させたような気がします。

ただ、厳密には1歳を過ぎる前から、大人用のカレーを薄めてあげてしまったりとズボラなことをしていました。(お恥ずかしい!)


反対に離乳食期の「まだあげない方がいい食べ物」が抜けきれておらず、1歳9ヶ月の娘に「ハチミツ」や「マンゴー」「パイナップル」はまだ食べさせていないのが現状です。

離乳食の卒業後の子供の料理ってどうすればいいの!?        

離乳食の卒業後、ほとんどのママが大人用の料理を作る途中で取り出して、「サイズを小さく」したり「子供用の味付け」をしたりしているようです。


また、子供だけ別のものを作る方やベビーフード、常備菜を活用している方もいらっしゃいました。


私も大人の料理を子供用の味付けにしていますが、外食時のお子様ランチとかは「味が濃いな」と思いつつもそのままあげてしまっています。           

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5位 味付けの仕方(大人と同じだと濃くないか)

大人が食べて美味しいと感じるものは濃い味が多いですから、やはり薄味を食べさせた方が好ましいです。


ただ、少し味を濃くするだけで、子供がよく食べるようになったりするのですよね。


できれば薄味から食べさせて、食べなくなったら大人の味付けのものを少し混ぜる、などと対応していくといいかも。


3位 子供の食べムラ・少食(「遊び食べ」と同率)

少食や食べムラがあると「なんでもいいから食べて」と思ってフルーツをすぐ出してしまうなんてことも。


我が家は1歳半ごろでも3時間おきに母乳をあげていたため、本当に少食でした。でも夜間断乳を始めると、どんどん食べるように。


個人差はありますが、「ジュースやおやつを減らす」「一緒に楽しい食事の時間を作る」「母乳を減らす」など試して見るといいようです。


体型や成長に問題がなければ、心配しすぎなくてもいいでしょう。


3位 遊び食べ

食べている途中で席を立ってしまったり、食べ物をわざとこぼしたり。忙しい朝に遊び食べが始まるとついムッとしてしまいますよね。


私の子供も今遊び食べの真っ最中。我が家で気をつけていることは、食べている時に褒めちぎり、食べてくれる時間を極力伸ばすこと。


そして遊び始めたら「片付けるよ」と確認をしてサッと片付けてしまいます。


これが上手なやり方なのかはよくわかりませんが、何度もこぼされないのでイライラは減少しました。


少なかった日はおやつをご飯類にして多めにあげています。


2位 栄養バランス

理想は主食と主菜、副菜、汁物(牛乳、麦茶を含む)を柱に、いろんな種類の食品を取ることが1番です。が、なかなか上手くいかないものですよね。


1日、1週間のトータルで見て、彩りよく作ってあげましょう。あまり神経質にならずに、美味しく楽しく食べることが子供の食事への感心にもつながります。


1位 レシピのワンパターン化

冷蔵庫にあるいつもの食材で、手早くできる料理ってどうしても同じものになってしまうのですよね。


我が家も朝は3パターンくらいからローテーションになってしまうことも。できる限りいろんな食材を使っていきたいですね!                           

幼児食で注意した方がいい5つのポイント

ほとんど大人と同じ食事を与えていいのですが、幼児食には5つのポイントがあります。

ポイント1:栄養バランスを考える

「主食」エネルギー(ごはん・パン・麺)

「主菜」たんぱく質(肉・魚・大豆など)

「副菜」ビタミン、ミネラル(野菜・果物)


を意識して料理を作るとバランスを取りやすいです。1日、1週間のトータルで見てバランスよく作ってあげましょう。


ポイント2:大人の食事より薄味に

子供の味覚は大人の2倍とも言われています。濃い味に慣れてしまうと高血圧や糖尿病になりやすくなることも。


素材そのものの旨みがわかる味覚に育ってもらうためにも、離乳食卒業後も、できるだけ薄味を心がけましょう。


ポイント3:できる限り手料理を

手作りのものを与える方が野菜を増やせますし、保存料や塩分を控えることができます。ですが、忙しいママに無理は禁物。


子供は頑張っているママの背中をちゃんと見ています。できる時に手料理を作ってあげましょう。


ポイント4:食材の大きさや硬さ

まだまだ、大人と同じ大きさや硬さだと噛み切れないこともあります。飲み込みづらそうにしていないか、子供と一緒に食べながらチェックしてあげましょう。


ポイント5:親も一緒に、楽しく食事をする

子供に食べることが「楽しい」と思ってもらうことがとても大切です。家族みんなで、お話をしながらモリモリとご飯を食べましょう。


初めての幼児食は悩むママが多いもの。そんなママに先輩ママ達の声をお届け

先輩ママたちはどうやって離乳食卒業後の幼児食を乗り越えてきたのでしょうか?



「楽しくし美味しくご飯を食べてくれればいい。ちょっとの事は気にしない。」(20代前半のママ/生後2~3ヶ月, 1歳7ヶ月〜2歳)


「気に入ったもの以外の遊び食べ」(20代後半のママ/生後4~6ヶ月, 1歳7ヶ月〜2歳)


「簡単なものでもいいので、出来るだけ手作りのものをあげるようにしている」(30代前半のママ/妊娠中, 1歳〜1歳6ヶ月)

先輩ママたちはあまり神経質にならずに、楽しく美味しくご飯を食べているようです。


幼児食で注意した方がいい5つのポイントをもしクリアできなくてもトータルで見た時にクリアすることが大切!

親も一緒に、楽しく食事をする                    

子供が離乳食を卒業したら、「主食」「主菜」「副菜」を心がけつつも、1週間トータルで見てバランスの良い食事にしていきましょう。


家族みんなで、楽しく美味しく食事ができることが1番。忙しい日は無理をせず、ママのお休みの日に!


【調査概要】
期間: 2017年9月1日~9月8日
方法: カラダノ―トママ部調査
対象: 妊娠・育児中のママ部ユーザー(N=102)

(Photo by:写真AC