子育てに欠かせない電動自転車。子供を乗せるチャイルドシートは「前乗せ」と「後ろ乗せ」があります。


後ろ乗せタイプは、子供に目は届きづらいけれど、走行時の安定性が高いというメリットがありますね。


後ろ乗せは何歳からデビューさせれば良いのか迷っているママも多いのでは?


今回は、後ろ乗せに切り替えるタイミングや、ママたちからのアドバイスをお伝えします。


この記事の目次

意外に悩む。電動自転車の後ろに子供を乗せるタイミング


電動自転車に子供を乗せるのは何歳からでしょうか。


実際に購入したママたちに聞いてみたところ、お子様が0~2歳の時に電動自転車を購入した方が7割。


中でも、0~1歳で購入した方は最初は子供の様子が見える前乗せタイプで、大きくなってから後ろ乗せへ切り替えようという方が多いようです。


後ろの座席は1歳からOKというメーカーが多いものの、まだ体が小さいので後ろ乗せはいつからデビューさせようか悩みますよね。


後ろ乗せに切り替えたタイミングはいつ!?先輩ママに大調査!


では、どんなタイミングで後ろ乗せへ切り替えれば良いのでしょうか。実際に電動自転車を購入したママたちにきっかけを聞いてみました。


第3位:前シート既定の体重(主に15kgくらい)をオーバーするタイミングで


子供の体重が15kgになる頃に後ろ乗せへ切り替えたパターンが第3位にランクイン


前乗せタイプだと、子供の体重が増えるほど電動自転車のハンドル操作が難しくなってしまうので、メーカーでも4歳頃までと規定されているようです。


第2位:購入時から後ろシートのみ!


前シートは使わず、いきなり後ろシートからデビューする子も多いようです。


まさに我が家はこのタイプ!


前シートを使える期間を考えると、最初から後ろシートのみで乗車させた方がコスパが良かったです。


第1位:兄弟ができたため


下の子が自転車デビューのタイミングで、上の子は後ろの席へ、というパターンが一番多い結果となりました


電動自転車の2人乗せをするにあたって意外と多い悩みが、上の子供が前に座りたいというもの。


もともと自分の席だったのに弟や妹が座るとなると、自分の居場所が取られてしまった気持ちになるのかもしれません。


そんな時は、「後ろの席だとお母さんのことがよく見えるよ~!あのお兄ちゃんも後ろに座ってる!かっこいいよね~!」という声かけが有効だったという声も!


「電動自転車の後ろ乗せはお兄ちゃんやお姉ちゃんにとっての特別な席」という認識を早めに植え付けておくのもポイントかもしれません。


電動自転車の後ろ乗せの時に注意すべき5つのポイント


いよいよ電動自転車の後ろ乗せ。ここでは、子供を後ろ乗せをさせる場合に気を付けるべきことをご紹介します。


実際に自転車屋さんに聞いた話を中心にまとめましたよ!ぜひ参考にしてみてください。


【後ろ乗せのポイント1】ヘルメットとシートベルトは必ず着用!


電動自転車はとても重いので咄嗟の時に支えきれません。


車道から歩道へ乗り上げる時、Uターンしようとする時、子供を乗せたまま転倒してしまったママをたくさん見てきました。


実は私もそのうちの一人。でも、ヘルメットとシートベルトをしていたおかげで子供は無傷でした!(母は擦り傷がありました…)


子供を守ってくれるヘルメットとシートベルトは必ず着用させましょう。


東京都内では、自転車利用時のヘルメット着用は条例で定められているとのこと。


嫌がる場合は、好きなキャラクターのシールを一緒に貼る、着用しているお友達の様子を見せるなど、あの手この手を使ってみてください。


【後ろ乗せのポイント2】手に何も持たせない


子供の手におもちゃやお菓子を持った状態で乗せると、到着するまで握り続けていられることはほとんどありません。


私も子供用のサングラスを持たせていたのですが、気づかない間にすぐに落としてしまったようでした。


そして大切な物がなくなると、暴れだすのが子供。しかし、後ろ乗せの場合は子供の様子がほとんど見えません。


事故防止のためにも、電動自転車に後ろ乗せさせる場合は、手には何も持たせない状態で座らせるようにしましょう!


もしおもちゃが絶対必要であれば、自転車のチャイルドシートに取り付けられるおもちゃもありますので探してみてくださいね。


【後ろ乗せのポイント3】眠ってしまった時はバランスを崩しやすいので注意!


後ろ乗せでは子供が眠ってしまった場合、頭がグラングラン動いてしまうことがあります。そんな時、ママはハンドル操作がとても難しくなります。


よく子供が寝てしまって悩んでいるママにおすすめなのが、チャイルドシートのハンドル部分に取り付けられる枕や、ヘッドレスト付のチャイルドシート。


子供がどんな体勢で寝ているか見えないため、念のためつけておくと安心ですよ。


しかし、安全運転の為には、子供が眠りそうな時間帯はできるだけ避けた方が良いでしょう。


【後ろ乗せのポイント4】寒さ対策は万全に


電動自転車と言えども、ママは必死に漕いでいるのですぐに体があたたまりますよね。


しかし、子供は座っているだけなので真夏以外は寒いと感じている場合がほとんどです。


そんな時は、冬は風よけ対策のためにレインカバーをとりつけたままにしておくと寒さ対策になるのでおすすめです!


また意外とお尻も冷えてしまうので、クッションを敷いてあげるのも良いでしょう。


他にも、自転車の座席ごとスポッとかぶせられるポンチョ、ボタンつきブランケット、耳当てつきヘルメットなど可愛い防寒グッズもたくさんあります。


レインカバーだけでの防寒は不十分な場合が多いので、お気に入りの防寒グッズを探してみてください!


【後ろ乗せのポイント5】ママがしんどい時は電動自転車に乗らない


子供の体調に敏感なママも、自分のこととなるとついつい無理をしてしまいがち。


私の友人は一日に二回も電動自転車ごと転倒してしまいました。原因はママの貧血。


後ろ乗せの場合は咄嗟に子供を支えてあげることが難しいので、転倒には特に注意が必要です。


子供の安全のためにも、ママの体調が優れない場合は自転車の走行は控えましょうね。


【電動自転車の後ろ乗せ】必需品!自転車グッズ

ここでは、事前に手に入れておきたい電動自転車の後ろ乗せグッズをご紹介します。


【後ろ乗せおすすめグッズ1】自転車専用ブランケット

これからの秋~冬に向けて必需品になる防寒グッズ。


こちらの商品は、表地のナイロンは防風・軽撥水だから、雨風を通さず暖かさは抜群!

 

裏地のボアはやわらかくふわふわ。毎日やさしく包んであげてたくなりますね!


価格:¥4,104(税込)<2018年9月12日現在>

ご購入はこちら:Amazon


【後ろ乗せおすすめグッズ2】バイク用品メーカーのヘルメット


頭部を守るヘルメットは安全性の高いものを選びましょう。


OGKのKABUTOシリーズはバイクのヘルメットも手掛けていますので、安全性の高いヘルメットです。


230~235gと軽量なので、小さな子どもがかぶっていても負担が少なく疲れにくいのも特徴です。


通気性にも優れており、かわいいマットなカラーで洋服にも合わせやすく、シックなカラー好きの方にもおすすめです。


OGK KABUTOチャイルドメット PAL(頭囲 49cm~54cm)

価格:¥3,128(税込)<2021年8月30日現在>

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OGK KABUTOチャイルドメット PINE(頭囲 47cm~51cm)

価格:¥3,480(税込)<2021年8月30日現在>

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【後ろ乗せおすすめグッズ3】振動防止に!クッション

お尻の振動が気になるお子さんには、ぜひクッションを敷いてあげてください。


こちらは日差しが強い時は背面クッションを座面に倒して置くと、座面が熱くなるのを防いでくれる優れもの


前乗せにも使えるのが一石二鳥ですね!


価格:¥1,344(税込)<2018年9月12日現在>

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電動自転車の後ろ乗せで快適な電動自転車ライフを


アンケートによると、電動自転車の後ろ乗せは、体重や兄弟の誕生によって、1~3歳頃にデビューする子が多いことがわかりました。


我が家も2歳半前にいきなり後ろ乗せデビューでした。


子供と一緒に自転車に乗られるのはほんの数年。安全には最大限の注意をしながら、快適な電動自転車ライフを楽しんでくださいね。


【調査概要】

期間: 201796日~921

方法: カラダノ―トママ部調査

対象: 妊娠中・育児中のママ部ユーザー(N=124

【画像】

photo AC