子育てはイライラすることばかり。でも、子供に対して怒りっぱなしになると、ママも嫌になってしまいますよね。イライラする気持ちやつらい気持ちはどのようにして解消したらいいのでしょうか?今回は、イライラポイントやママたちのイライラ解消法についてご紹介します。


この記事の目次

8割を超えるママが「子供にイライラ」してしまうと回答

今現在子育て中のママに聞いてみたところ、8割以上のママが「子供にイライラしてしまうことがある」と回答しました。


子育て中は何かと忙しいため、イライラする気持ちを解消するのは難しいですよね。気持ちがすっきりしないまま、またイライラすることが起こる…という悪循環になることも珍しくありません。


どんな時にイライラしてしまう?イライラポイント5選

 

子育て中のイライラの原因は様々。ママが実際にイライラしてしまうポイントを見ていきましょう。


1.(理由が分からないまま)泣き続ける

 

どうして泣いているかわからないとママは困ってしまい、イライラにつながることがあります。


「寝不足な上に夜中眠ってくれない時、思わずため息や舌打ちをしてしまったことがある。(30代前半のママ/お子様の年齢 生後2~3ヶ月)」

「それまで機嫌が良かったのに、いきなり言うことを聞かず、わがままばかり言うとき。(30代後半のママ/お子様の年齢 妊娠中,1歳~1歳6ヶ月)」


原因がわからない夜泣きや突然の不機嫌など、解消法が見つからない悩みはストレスになるもの。家でも外出先でも、泣き止まない子供への対応はとても大変ですよね。


2.一生懸命用意したゴハンを食べない

 

子供のために試行錯誤したご飯を粗末に扱われると、ママも堪忍袋の緒がぷっつり。


「ご飯を食べてもらいたいのに遊んでしまい、下の子に母乳を飲ませている間にご飯をぶちまけて散らかしている。ぐっとこらえてはいるが散らかしたものをかき集め食べれそうなものを食べさせて片付けます。(30代前半のママ/お子様の年齢 生後4~6ヶ月,1歳〜1歳6ヶ月)」


子供のご飯や離乳食はやはり手間がかかります。私自身、上の子が小学生になった今でも、ご飯に関して文句を言われたり、おしゃべりばかりでしっかり食べてくれなかったりすると、イライラが止まらなくなってしまいます…。


3.注意をしても繰り返す

 

続いては、何度注意しても言うことを聞いてくれない子供に対するイライラの声です。


「車が通る道路の真ん中を何度言っても渡って危ないから怒鳴ったことあります。怒られた子供はビックリして隅のほう歩くようになりました。(20代後半のママ/お子様の年齢 生後7~9ヶ月,4歳以上)」


子供には何度も同じお話をしなければならないとわかってはいても、何度も同じことを言わされると嫌になってしまいます。


4.(できない・時間がかかる事を)「自分でやる!」と言って聞かない

 

子供の成長はできるだけ見守りたいものですが、難しいこともしばしばです。


「朝の時間がギリギリになってきているのに、アレしたい、コレしたいや自分ですると言ったりママやってと言ったりあれ嫌これ嫌がいっぱいある時にこちらも保育所に連れて行って早く用意をしないと仕事に遅れてしまうため、怒ってしまったことは何度もあります。(20代後半のママ/お子様の年齢 妊娠中,3~4歳)」


私も、子供が(できないのに)「鍵を開ける!」と言ってきかず、重い買い物袋をぶら下げながら玄関の前でしばらく待たされたことがありました。


5.トイレトレーニングが上手くいかない

 

トイレトレーニングにはトラブルがつきもの。焦りがママのイライラを生みます。


「トイレトレーニング中。トイレはどこでするの?と言うとこっちこっちーと案内してくれるのに、毎回お漏らし…。トイレはどこでするんだっけー?!!と怒鳴りました…(30代後半のママ/お子様の年齢 1歳7ヶ月~2歳)」


トイレトレは子供の成長次第とわかってはいても、ママとしてはおむつ外れの時期が気になってしまいます。


子供へのイライラ。ママ達はどうやって解消している?


できるならイライラは溜め込みたくないものですよね。ママたちはどのようにしてイライラを解消しているのでしょうか?


旦那さんやママ友、実母に話す

 

つらい気持ちを吐き出すことはストレス軽減に効果的。旦那さんや頼れる子育て経験者の実のお母さん、信頼できるママ友なら、つらい気持ちも話しやすいでしょう。


子供の笑顔を見てクールダウン

 

あれこれ怒っても、愛しい子供の笑顔はかわいいものです。無邪気な笑顔を見ると、頭もすっと冷静になります。

子供の寝顔を見てホッコリする

 

「子供は寝ている時が一番かわいい」という話を聞いたことはありませんか?安心しきって眠っているかわいい寝顔を見ていると、明日も頑張ろうと思えるかもしれません。私も、怒りすぎた時はよく子供たちの寝顔をぼーっと眺め、小声で「ママは○○が大好きだよ~」と耳元でささやいています。


甘いものを食べて気分をリセット

 

チョコやアイスなど、大好きなものを食べるだけでも案外気持ちは落ち着きます。ママ専用のおやつをこっそりストックしておいてもいいですね。

子供と離れてみる

 

子供と一度距離を置いてみるのもイライラ解消に一役買ってくれます。


「読書などして現実逃避。(20代前半のママ/お子様の年齢 新生児)」
「両親に見てもらって1人の時間を少し作る。(30代前半のママ/お子様の年齢 生後7~9ヶ月)」


場合によっては難しいかもしれませんが、子供と一緒にいない時間を作ることでリフレッシュできるでしょう。


次にイライラしてしまった時、自分にかけたい一声集

 


イライラした時のことを後から考えてみると、どうしたらよかったのか気付けることもあるでしょう。ママ自身が子育てでイライラした時に、自分にかけたい言葉をご紹介します。


深呼吸!

 

大変な時こそ、まずは冷静に。


「落ち着いてー!(20代前半のママ/お子様の年齢 生後7~9ヶ月)」

「深呼吸して、落ち着いてね🎵(30代前半のママ/お子様の年齢 妊娠中,3~4歳)」

イライラっ!ときてしまったときに深呼吸ができるだけで、その後の対応も変わりますよね。


子供の気持ちを考える

 

こちらは子供の立場になってみよう、という一言です。


「子供は何をしたくてそうしてるのか考えてみよう!(30代前半のママ/お子様の年齢 生後7~9ヶ月,3歳~4歳)」


「子どもなりに考えてることがあるのかも!(20代後半のママ/お子様の年齢 妊娠中,1歳7ヶ月~2歳)」

子供にだってきっと言い分があるはず。イライラした時は、子供の気持ちも考えてあげられたら理想的ですね。


子育てはイライラがつきもの!こまめに解消しよう

 気を付けようと思ってはいても、子育てをしていてイライラすることがあるのは仕方がないことです。ママは常に怒らない、常に笑顔、といったように完璧である必要はありません。


大切なのは、イライラを持続させず、溜め込まないこと。イライラを引きずらないためにも、ママたちの解消法を参考にしてみてくださいね。


【調査概要】
期間: 2017年9月26日~10月5日
方法: カラダノ―トママ部調査
対象: 妊娠中・育児中のママ部ユーザー(N=127)

【画像】
photo AC