朝ごはんは1日のエネルギーの源。しっかり食べさせて保育園や幼稚園に送り出してあげたいですよね。


しかし、「保育園がある日でも朝ごはんを全然食べない」「だらだら食べている子どもにイライラしてしまう」など、朝ごはんで悩むママも少なくないはず。


今回、先輩ママたちに”朝ごはん事情に関するアンケート”を実施し、体験談や対処法を聞いてみました。


朝ごはんを食べない子どもに、どう対処したらいいのか悩んでいるママは必見です。

 

この記事の目次                           

時間がない朝!子どもがご飯を食べてくれず悩むママたち


ママたちの朝は、自分の身支度だけでなく、大人と子どもそれぞれの朝ごはんの準備や保育園・幼稚園への登園の準備など、大忙し!


そんなママたちの朝ごはん事情をのぞいてみましょう。


【ママたちの体験談】

上の子どもは食パンの耳が苦手で、一枚食べるのに40分かかってしまいます。

(30代後半のママ/お子様の年齢 4歳以上、生後2~3ヶ月)


2歳の子どもが大人と同じものを食べてくれないことが悩み。野菜嫌い&食わず嫌いです。

(30代後半のママ/お子様の年齢 1歳7ヶ月〜2歳、生後4~6ヶ月)


好きな食べ物じゃなかった時に文句を言ったりぐずります。

(30代前半のママ/お子様の年齢 3歳〜4歳、生後7~9ヶ月)

         

朝ごはんを食べないと困っているママはとても多いようです。


忙しい朝、子どもの朝ごはんに時間がかかると、とってもバタバタしてしまいますよね。


朝からママの体力が消耗され、送り出してあとにはグッタリ…なんてことも。


なぜ朝ごはんに時間がかかる子どもが多いの?

朝は食欲がない子どもも多いようです。


大人も、朝起きてすぐごはんを食べられないことがありますよね。


寝起きで胃の準備ができていなかったり、体の調子が整っていなくて、ご飯を食べない事が考えられます。


特に、朝ギリギリまで寝ている子どもは体が朝ごはんを受け付ける態勢になっていません。


解決法の一例として、晩ごはんを早めに終えて早く寝かせるようにすると、朝お腹が空いて起きてくれるかも。


遅寝遅起きの子どもは、夜の過ごし方も見直してみましょう。

 

どんなものなら食べてくれる?朝ごはんランキング


ママたちに”子どもたちが朝ごはんでよく食べているものは何か”を聞きました。


10位.  「お味噌汁」は具材のレパートリーが豊富


お味噌汁は、具材を変えるとさまざまなレパートリーできるので、意外と便利。


味噌には、子どもの成長に必要な栄養もたっぷり含まれています。


冷蔵庫の中途半端な野菜や、わかめや麩などの乾物を入れればすぐできるので、意外と手軽な料理なのです。


毎回同じ具材でマンネリ化してしまうというママには、お味噌汁の具材のレシピを5種類くらい決めておいて、その中から今日のお味噌汁をチョイスすると考える手間が省けますよ!


具材を入れたみそ玉を冷凍しておいたり、市販のフリーズドライのものを使うのもひとつの手です!


みそ玉の作り方

みそと粉末だし、具を混ぜてラップに包むだけ♪

冷凍保存もOKなので、ストックしておけば忙しい朝に役立ちますよ。

>>レシピはコチラ<<


9位.   栄養満点!「納豆」


納豆は混ぜてごはんにかけるだけなので、手軽な朝ごはんのメニューとしては重宝します。


たんぱく質、鉄分、ビタミン各種など、栄養満点な食材なので、積極的に食べさせたいですね。


好き嫌いが別れる食材ですが、意外と納豆ご飯を食べている家庭が多いことが分かりました。


納豆のアレンジレシピ

栄養満点の納豆を、さらにおいしく&栄養価アップさせるレシピがこちら。



海苔とチーズを納豆に入れて、ミネラルとたんぱく質をプラス。まろやかな味わいになるので、子どもでも食べやすいです。


>>海苔・チーズ納豆<<



ゆでたキャベツと、昆布の粉末、納豆を和えた一品。野菜もとれるお助けレシピです。夕食の小鉢にも。


>>キャベツと昆布の納豆和え<<



ゆでたにらをきざんで納豆と和えるだけ。好みでごま油を加えてもおいしくなりますよ。


>>にら納豆<<


8位. 「おにぎり」ならぱくぱく食べてくれるかも


手に持って食べられるおにぎりは、朝ごはんにはピッタリのメニュー。


お箸やスプーンでごはんを食べるのは、時間がかかったり、できない子も多いですよね。


でもおにぎりなら一人で食べられるという子は多いので、ぜひ朝の一品に加えてみてはいかがでしょうか。


具材を変えるだけでさまざまな味にもなり、彩りも加われば見た目もおいしそうです♪


朝ごはんにおすすめのおぎにりレシピ


枝豆と塩昆布を混ぜ込んだおにぎり。枝豆の色と食感がいいアクセントになります♪


>>枝豆と塩昆布のおにぎり<<



ゆかりと炒り卵を混ぜ込んだおにぎり。子どもが好きなゆかり×卵は名コンビです!


黒ゴマを加えて香ばしさもプラスして。


>>ゆかりと炒り卵のおにぎり<<



チーズ×大葉の洋風おにぎり。マイルドなチーズとおにぎりは、以外にも好相性!


>>大葉チーズおにぎり<<

7位.  「ハム・ソーセージ」お手頃食材のひとつ


ハムやソーセージが好きな子はとても多いはず。火を通して出すだけで、充分おかずとしての役割を果たしてくれるので、ストックしておきたい食材です。


特にソーセージはフォークや手づかみでも食べやすく、子どもの朝ごはんにはピッタリ!


コープの「おさかなソーセージ」も子どもたちに大人気!

画像出典:ユーコープ


キャラクターのソーセージなど子どもは大好き!でも毎日はどうかな・・・といったママも多いのでは?


同じソーセージでも実は魚肉の方が低カロリー・高タンパク!カルシウムも牛乳より多いんです。


1本1本の個包装で小さなお子さまでも開けやすいマジックカットなところもいいですね。こちらはコープでしか買えない良品ですよ!

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6位. 卵(卵焼き・目玉焼き・スクランブルエッグなど)も余裕があれば用意したい


卵料理は、目玉焼きや卵焼き、スクランブルエッグなど、卵ひとつでいろんな種類の料理になるので、比較的朝ごはんに取り入れやすい食材です。


たんぱく質を補えるのもポイント。


朝少しゆとりがあれば、卵料理を一品加えてあげてください。


簡単ですが調理もしているので「朝ごはんが手抜きで申し訳ない」と思っているママの罪悪感も拭ってくれる心強い食材です。


5位.    カルシウム満点!「牛乳」


朝ごはんの飲み物と言ったら牛乳ですよね。骨を作るカルシウムを筆頭にタンパク質やビタミンB1、B2、B6、B12などの豊富なビタミンB群も含まれている栄養満点の飲み物。


牛乳200mlで、成人が1日に摂るとよいといわれるカルシウム摂取量の3分の1をまかなえるほどなので、飲む習慣を身につけませんか?


4位.   朝に摂りたい「果物」


朝の果物といえば、代表格は「バナナ」。栄養も満点で、小さな子のいる家庭では大活躍しますよね。


バナナを朝ごはんにおすすめする理由は、エネルギーが長時間持続するから。


種類の違う糖類が含まれているので、消化吸収される時間が異なり、エネルギーが長く補給され続けます。


スポーツ選手が捕食としてバナナを取り入れているのには、こういった理由があるからです。


バナナの他には、グレープフルーツやオレンジ、リンゴ、キウイ、いちごなどもおすすめです。少食でなかなか食べてくれない子どもでも、フルーツなら食べるという子も多いのではないでしょうか。


3位.    「白いごはん」は朝食の定番


日本人の主食「ごはん」。


最近では、白いご飯が食べられない子どもが増えていると聞きます。


おかずを作る余裕がある日は、ぜひ和食にして白いご飯を食べさせましょう。あえて味付けはせずに、白いご飯を食べさせるのも大切です。


2位.  お通じも快調な「 ヨーグルト」


ヨーグルトも手軽でおすすめです。


たんぱく質がとれるだけでなく、ヨーグルトに含まれているビフィズス菌が腸内環境を整えてくれます。


そのままでもおいしいですが、フルーツと混ぜるの◎。


いろんなフルーツを混ぜることで、「今日は何のヨーグルトかな?」とイベントのようにしてしまえば、食べる楽しみも広がります


1位.   ジャムやチーズなどレパートリー豊富な「パン」


パンは、朝食メニューの中で圧倒的人気でした。


手が汚れない、子どもでも食べやすい、いろんな種類がある、などママにも子どもにもうれしい食材です。


食パンのアレンジメニュー


ツナとチーズ、ピザソース(またはケチャップ)、マヨネーズがあればできる簡単トースト。


比較的具が落ちにくので、小さい子どもでも食べやすいですよ。


>>ツナトースト<<



ピーマン、玉ねぎ、チーズ、ちりめんじゃこを乗せた、栄養満点トースト!


ピーマンが苦手な子は、少し量を減らしてもOKです。


>>野菜のマヨチーズトースト<<



前日の肉じゃがが余っていたら、トーストに乗せてみましょう!


軽くつぶして食パンに乗せ、チーズを乗せて焼くだけ。レシピでは七味をふりかけていますが、子ども用は省いてください。


>>肉じゃがトースト<<


朝のメインパン派は7割         

朝ごはんでよく食べているものランキングの1位は「パン」でした。これは、実に7割以上の家庭で食べられていて、朝はその手軽さが人気の理由です。


パンに頼ってしまうと、朝ごはんを手抜きしているという罪悪感にかられるかもしれませんが、多くの家庭でパンが活躍していると知って、自分の家だけでなかったと、少しホッとするママもいるはず。


子どもが朝ごはんを食べない場合は、おにぎりだけとかパンだけ、ヨーグルトだけなど、品数にこだわらずに子どもが食べるものを単品であげている家庭も多くありました。


品数が少なくて悩んでいるママは、品数は気にせず、子どもが食べられるものを出してあげてください

       

朝ごはんの悩むママへ。同じように頑張っているママから一言    


子どもが朝ごはんを食べないと悩んできた先輩ママもとってもたくさんいます。そんな先輩ママたちからの声をご紹介します。


栄養の心配よりママの笑顔!


【ママの体験談】

保育園で栄養満点の給食を食べているので、多少手抜きでも、なんとかなりますよね!

(40代前半のママ/お子様の年齢  3歳〜4歳、生後7~9ヶ月)


愛情があれば何でもいいと思います。栄養は給食や夕飯でバランスが取れれば100点です!

(30代後半のママ/お子様の年齢 4歳以上、妊娠中 )


ドラマでよくある彩り豊かな朝の食卓。そんなの毎日作れるわけない! 時間と食材と気持ちに余裕があるときだけ頑張ればいいと思いますよ。(30代後半のママ/お子様の年齢 4歳以上、生後2~3ヶ月)


先輩ママたちも「朝ごはんをしっかり作らないと」と悩んできたのがわかります。


今、こんな風に話せるのも先輩ママたちの子どもがしっかり成長している証拠。楽をしても子どもは頑張って育ってくれるので、気負わず、ママの笑顔を大切にしてください。

どこの家庭も悩みは同じ!頑張りすぎないで

【ママの体験談】

朝は朝で何かと家事育児で大変ですけどお互い頑張りましょう。

(~20歳のママ/お子様の年齢 生後4~6ヶ月)


頑張りすぎないで。時間がなければおやつでもいいんです♪

(30代前半のママ/お子様の年齢 4歳以上、生後2~3ヶ月)

たまに食べない日があっても多目にみて。今日はそんな日なんだ~と流すくらいの気持ちでいいんですよ。

(20代後半のママ/お子様の年齢 3歳、生後9~11ヶ月)


先輩ママたちの心強い言葉が嬉しいですね。


子どもが生まれるまでは朝はゆっくり寝ていたママも多いと思いますが、子どもができて、子どもに朝ごはんを食べさせようと思うと、今まで以上に早く起きなくてはいけません。


今まで以上に早く起きているのに、今までより出発の時間が遅れることもしばしば。


朝食作り、子どもの支度、自分の身支度など、本当に朝はあっという間に時間が過ぎていきます。


食べてくれないと朝からイライラしてしまいますが、肩の力を抜いて「ちょっとでも食べてくれたらよしとしよう!」くらいの気持ちでいることが大切かもしれませんね。

         

無理に食べさせるのではなく子どものペースに合わせよう


「うちの子は朝ごはんを食べない」と悩んでいるママ。


おにぎりひとつだけでもOK!何か口にしたらOK!ときにはおやつでもOK!と妥協して、まずは食べてもらうことを大切にしましょう。


栄養バランスを考えるのは二の次でいいんです!


昨日食べたものが今日食べなくなることはよくある話。


何か少しでも口にしたらOK!とすることで、ママの気持ちも楽になりますよ。


少しでも食べたらたくさん褒めてあげましょう。気持ちよく、今日も元気にいってらっしゃい!

【調査概要】

期間: 2017911日~913

方法: カラダノ―トママ部調査

対象: 妊娠中・育児中のママ部ユーザー(N=136

【画像】

(photo AC)