家計をやりくりするママたちにとって「パパのお小遣い」をどうすべきかは意外に悩むポイント。周りのママたちはどうしているのか気になるところですが、お金の話はデリケートなだけに話題に上ることも少ないですよね。そこで今回は旦那のお小遣いについて調査してみました。
この記事の目次
現在の旦那の小遣いはいくら!?ママに大調査!
アンケートの結果、一番多かった答えが月のお小遣い「20,000円~30,000円未満」で3割を超えました。
続いて多かったのが「お小遣いはありません」という回答でした。
一般的には年収の1割が相場
一般に旦那の小遣いというと「年収の1割」という話をよくききますが、小遣いがどれくらいの範囲をさすかによって大きく金額は変わってくるように思います。
例えば昼食代を含むかどうか。毎日の昼食代を含むとなると20,000円ではやりくりが必要です。
「40,000円~50,000円未満」「50,000円以上」というパパは、小遣いで昼食代なども賄っているのかもしれませんね。金額だけをみて一概に小遣いが多いか少ないかを判断することは難しいと言えます。
我が家も、お小遣い制ですがアンケートの回答を見る限り多いほうかもしれません。
職種の関係で昼食や夕食は外食の割合が多いのですが、ここは小遣いで賄ってもらっています。
子供が生まれて小遣いが減ったパパも
夫婦2人だった時に比べて、子供が生まれるとなにかとお金がかかり、自由に使えるお金は減ってしまうイメージですよね。
必然、パパの小遣いが減るなんてことも。実際は子供が生まれたあとパパの小遣いに影響はあったのでしょうか。
アンケートでは「子どもが生まれる前と比べて、お小遣いの額に変化はありましたか?」という問いに「はい」と答えたパパは約3割にも満たないくらいでした。
小遣いが減ったというパパはどのくらい減ったの?
なんと一番多かったのは、小遣いの額に限らず「上限が決められた」というパパでした。
これまでは割りと自由に使っていた、好きなだけ使っていたというパパも、子供が生まれるとそうはいかなくなるのが現状のようです。
続いて多かったのが、「5,000円~10,000円程度」小遣いが減ったというパパたち。
子供が小さいうちは、毎月これくらいのオムツ代やミルク代に消えてしまいますので、仕方ないですよね。
旦那は驚き!?子供が生まれてからお小遣い制度を設けたママたち
お小遣い制度を設けたママたちにその理由と旦那さんのリアクションを聞いてみました。
旦那のお小遣い制度を実施した理由
「産休育休で、手取り額が大幅に減ったから。(30代後半のママ/お子様の年齢 生後2~3ヶ月)」
「子供の為の貯金を増やしたから。(30代後半のママ/お子様の年齢 生後10~12ヶ月)」
「親になったのだから、今までの様に何事も自由には出来ないという意味で。(30代後半のママ/お子様の年齢 新生児)」
「家計と分けて夫の自由を確保するため。(30代後半のママ/お子様の年齢 4歳以上)」
やはり、子供のための生活費や貯蓄を理由に旦那のお小遣い制度を実施したママが多いようです。
その時の旦那のリアクションは!?
「テンションは低かったけど、旦那さんの提案でした!(30代後半のママ/お子様の年齢 生後10~12ヶ月)」
「子供の為に、仕方ない。(30代後半のママ/お子様の年齢 新生児)」
「楽になった!と喜んでいました。(20代後半のママ/お子様の年齢 生後7~9ヶ月)」
「喜んだ。(30代後半のママ/お子様の年齢 4歳以上)」
なんと比較的、プラスに捉えているパパが多いことが判明。
なかにはパパの方から小遣いの提案をしてくれたという話も!ステキなパパですね。
ちゃんと家計を考えてくれると思うとママも一安心です。
我が家では旦那はもともと小遣い制でしたが、子供が生まれたことで金額がアップしづらくなったりと、やはり制約は増えました。
不満が溜まらないように、必要な出費は賄えるようにと都度話し合っています。
最終的には子供のためにやりくりしてくれています。
パパたちの生活スタイルと家計のバランスを考えて
パパたちが自由に使うお金も、金額が把握しやすいお小遣い制にすると家計の把握もしやすいですし、貯金への近道でもあります。
「旦那の小遣い」とひとことで言っても、その金額や管理方法は実にさまざま。
パパたちの仕事も違えば、各家庭の生活スタイルも違うので当然ですよね。
そこを踏まえてきちんと話し合って金額や管理方法を決めることが大切かもしれません。
子供のために、でもパパも不満がないように、ママたちの腕の見せ所です。
【調査概要】
期間: 2017年9月12日~9月13日
方法: カラダノ―トママ部調査
対象: 妊娠中・育児中のママ部ユーザー(N=300)
【画像】
photo AC