「みんな旦那のお小遣いはどうしているんだろう?」気になるけれどなかなか聞けないのが他人の家庭のお小遣い事情。


そこで、今回はママたちに旦那のお小遣いに関するアンケートを実施!その調査結果から、月収別に旦那のお小遣いの平均金額をまとめました。


旦那のお小遣いの金額に悩んでいるママはぜひ参考にしてくださいね。


この記事の目次

旦那のお小遣いの平均金額は2~3万円


今回300人のママを対象に実施した旦那のお小遣いの金額調査では、必要なときに必要な額を渡す「旦那への決まったお小遣いはなし」と答えたママが目立ちました。


中には「月に50,000円以上」旦那にお小遣いを渡していると答えたママも。


ただ最も多かったのは「月に20,000円~30,000円」のお小遣いを渡しているという声。その割合は全体の40%に及びました。


しかし、家庭によって月収が異なるため、必ずしもこのお小遣いの金額がベストとは言えません。


そこで、続いては月収(手取り収入)別に旦那のお小遣いの金額をご紹介。


そのお小遣いの金額で旦那が満足しているのかどうかもママ目線でチェックして答えてもらいました。旦那のお小遣いの実態が見え、とても参考になりますよ。


月収15〜20万円の旦那の小遣い事情


旦那の月収が15~20万円という家庭では、旦那のお小遣いは「10,000~20,000円」という回答が最多。次いで「5,000~10,000円」という声が多かったです。


月収の1割以上、つまり月に20,000円以上お小遣いをもらっている旦那も3割弱いるという結果に。その現状について、旦那はどう感じているのでしょうか。

【旦那の満足度】

「満足:

手取りが少ないのを自覚しているので自ら必要分以外のお小遣いはいらないと言っていたので。」


(20代後半のママ/お子様の年齢 妊娠中、生後7~9ヶ月)


「どちらでもない:

子供が産まれてからも、金額がそんなに変わってないので、どちらでもないのかなと思っています!」


(20代後半のママ/お子様の年齢 新生児)


「やや不満:

自分が週に1000円ちょいのおこづかいだったら悲しい。」


(20代前半のママ/お子様の年齢 妊娠中)


「不満:

小遣いアップを望んでいるから。」


(20代前半のママ/お子様の年齢 生後7~9ヶ月)


中にはお小遣いの金額に不満を抱いている旦那もいるようですが、「お小遣いアップを望むなら稼ぎを増やして!」と考えているママが圧倒的に多いようですね。


子育てをしながら月収の1割以上旦那のお小遣いとして消えてしまうと、家計の維持が難しくなりがち。


お互い不満があるならよく話し合い、解決策を見出していくことが大切です。


月収20〜25万円の旦那の小遣い事情


続いて月収20~25万円の旦那のお小遣い事情を見ていきましょう。


単純に先述の旦那より5万円収入が増えたことになりますが、この増加分は旦那のお小遣いにどう影響するのか気になりますよね。


月収20~25万円の旦那のお小遣いの金額で最も多かったのが「20,000円~30,000円」という回答。


全体の約3割が20,000円~30,000円と答えました。


月収15~20万円の旦那のお小遣い額では皆無だった「40,000円~50,000円」という回答もちらほら。


しかし、月収が増えれば旦那のお小遣いが増えるものの、一般的な目安としてよく語られる「小遣いは手取り収入の1割」に当てはまる回答が一番多いという現状がわかりました。


【旦那の満足度】

「満足:

好きなもの買えてて、何も言われてないので満足してると思います。


(20代後半のママ/お子様の年齢 妊娠中、生後7~9ヶ月)


「どちらでもない:

今の給料だと妥当だと思う。


(30代前半のママ/お子様の年齢 生後7~9ヶ月、4歳以上)」


「やや不満:

収入から言うとギリギリですが、本人は足りない様子です。


(30代前半のママ/お子様の年齢 妊娠中)」


「不満:

自由に使いたいから。


(30代前半のママ/お子様の年齢 生後4~6ヶ月、4歳以上)」


月20,000円~30,000円のお小遣いに対して、旦那の満足度はまちまち。


昼食が外食か弁当か…など、旦那が必要とする金額は変わってきますよね。


そんなときは、昼食代などの「必要経費」と趣味などに使える「自由に使える金額」を分離してお小遣いの額を決めるのもおすすめ。


そうすることで旦那は満足、ママは納得する最適なお小遣いの金額を導き出しやすいです。


月収30〜40万円の旦那の小遣い事情



最後に、月収が30~40万円の旦那のお小遣い事情を見てみましょう。今まで月収が上がればお小遣いも増えるという流れでしたが…。


なんと、月収が30~40万円になっても、旦那のお小遣いの金額は「20,000~30,000円」が最多!月収20~25万円の旦那たちと変わらないという結果になりました。


つまり、「小遣いは収入の1割」という目安よりも少ない旦那が多いということです。


【旦那の満足度】

「満足:

必要な会社の付き合いなどは、別にあげているから。」


(30代前半のママ/お子様の年齢 生後4~6ヶ月, 1歳7ヶ月〜2歳)


「やや満足:

足りなくなったら理由によっては追加して渡しているので、不満はないそう。」


(30代前半のママ/お子様の年齢 生後2~3ヶ月)


「どちらでもない:

足りなくなったら申告すれば前借りができるが、あまりそうもならないし、毎月余裕があるわけでもなさそうなので、どちらでもないのだと思う。」


(30代前半のママ/お子様の年齢 新生児)


「やや不満:

あったら、あったぶんだけ使いたいタイプなので、少ないと思ってると思います。」


(30代後半のママ/お子様の年齢 妊娠中)


月収が増えたのにお小遣いが変わらない旦那たち。


さぞ不満の声が多かろうと思いましたが、意外とお小遣いの額に納得している旦那が多い様子。


月収が30~40万になると少し家計にも余裕が出て、旦那の心にも余裕が出てくるのでしょうか。とても興味深い結果になりました。


旦那のお小遣いについて夫婦で話し合おう


月収が多ければそれに比例して旦那のお小遣い金額も増えるものと思っていましたが、実際は月収に関わらず旦那のお小遣いは「20,000円~30,000円」という家庭が多いことがわかりました。


この結果を見て、「旦那のお小遣いを増やしてあげよう」と思ったママもいるでしょう。一方で「旦那のお小遣い…ちょっと多すぎたかも?」と感じたママもいますよね。


ただ、お小遣いの金額は一度決めるとなかなか変えづらいもの。今回の調査結果を踏まえながら、夫婦でしっかり話し合ってみることをおすすめします。


【調査概要】

期間: 2017912日~913

方法: カラダノ―トママ部調査

対象: 妊娠中・育児中のママ部ユーザー(N=300

Photo by Photo AC