1〜2歳になると、子供自身で出来るようになることが増え、さまざまな意思が生まれます。だからこそ、この頃から、子供同士でトラブルが発生することも...。そんな時、親は一体どのように関わっていけばいいのでしょうか?そんな疑問を先輩ママに聞いてみました。

この記事の目次

子供のトラブルに困ったことがある親は6割以上


アンケート結果より、6割以上のママが、何かしら子供同士のトラブルなどで困ったことがあると回答しました。


特に、子供が「1歳7ヶ月以上」ママの回答数が多く、やはり意思が芽生え、言葉のコミュニケーションが取れるようになってくる年齢から、子供同士のでのトラブルが発生しやすいことが伺えます。


よくある子供のトラブルTop5



第1位は「おもちゃを取る/取られる」。これはもう鉄板というか、もう子供同士だと仕方がないことだと言えますよね。


第2位の「たたく/たたかれる」となると、相手に怪我をさせてしまう可能性があるため、ママたちも注意しなければなりません。我が子も最近気に入らないことがあると、叩いてしまうことがあるため、よく注意するようにしています。


その他、順番を守らない、お友達を噛んだり引っ掻いたりするのも、子供同士のトラブルでよくあることです。


実際に子供同士の間でこんなトラブルが発生

では、実際にどんな喧嘩があったのか先輩ママに聞いてみました。


保育園ではよくものの取り合いで噛んだり噛まれたりしています


うちの子が遊んでいるものを月齢の高い子が片っ端から取ってしまう。


急に男の子が走り寄ってきて子供の足を噛み、泣いたら頭を叩きまた噛もうとした 急に寄ってきた男の子が子供を突き飛ばしたこともありました


親が見てないとこでおもちゃの取り合いがあったみたいで、ほっぺたが血まみれになるくらい噛まれて跡が残ってしまいました。


本人は優しく触るつもり?で赤ちゃんを叩いてしまって泣いてしまったこと。


もちろん、小さい年齢なら、我慢ができなかったりコミュニケーションが少し乱暴になってしまうのは仕方がないこと。ただ、それで怪我をさせてしまわないか、親としては不安ですよね。


自分の子供がトラブルの原因の場合どうする?


もし、自分の子供が喧嘩の原因だった場合、ママたちはどうするのでしょうか?



ダントツで1位「自分の子供に注意して、相手の子・親に謝る」という回答でした。


子供だけでなく、やはり相手の親に謝ることも大切なマナーです。


実際、私も公園で子供同士が喧嘩しているところを見かけたことがありますが、子供同士では解決しないため、最後は親同士で、しっかり謝るなどして解決しているところを見たことがあります。


相手の子供がトラブルの原因の場合はどうする?

逆に、自分の子供が何かされてしまった場合...。なかなか対処が難しいですよね。



自分の子が何かされた場合、多くのママは「危険がなければ何も言わず見守る」と回答。その他、「注意は相手のママに任せる」など、やはり他の家の子供には、なかなか注意がしづらいというのがママの本音。


もちろん、優しい口調で相手の子供に「だめだよ」というママもいます。伝え方さえ注意すれば、大人が注意することは大切なことかもしれません。


【先輩ママに調査】子供のトラブル対処法Q&A


では、先輩ママたちはトラブル回避のために、どんな行動をとっているのでしょうか?


Q1.もし順番待ちを抜かされたら

A.自分の子どもを違う遊びに誘って気をそらしました。


これは我が家でも、実際にトラブルが起こった時に私がやっています。


抜かされるのはもう仕方がないことなので、その子が他の遊具に興味がでるまでは、自分の子供を別の遊具に移動させて気を紛らわせるのも、ママの一つの手段です。


Q2.公園で滑り台を遊ぶ時、後ろの子が押しされて上から転びそうだったのに、相手の母親が子供に何も言わなかった時

A.自分が危なかったよと相手の子供に注意する


相手の親がいつも自分の子供を見ているとは限りません。(もちろん、それは仕方ないこと)


ただ、トラブルの状況によっては事故につながる可能性があるため、見ている大人がちゃんと注意することは大切です。


Q3.自分の子が、お友達からおもちゃを貸してって言われると手が出てしまった

A.私が相手親に謝ったあと、こどもに謝るよう促す


自分の子が、気に入らないとすぐに手が出てしまうタイプという場合もあります。


うちの子も、おもちゃを取られるとすぐに、手が出てしまうタイプ...。トラブルが発生してしまったら、まずは、ママ自身が子供にも相手の親にも謝り、自分の子供にも謝らせるのは、マナーとして大切です。


Q4.自分の子供が使っているものを取られたら

A.我が子が納得できない様子なら相手の子に声をかける


自分の子供が取られても納得していれば、そのままでOK。でも、やっぱり我慢できない状態であれば、取ってしまった子供に話しかけるというのも、よくあるママの行動パターン。


必ずしも、自分の子供を100%我慢させることがよしというわけではないため、フェアな状態を作ってあげることも大切なのかもしれません。


自分の子供だけでなくダメなことは大人がしっかり伝えよう

自分の子供がトラブルの原因であれば、親としてしっかり注意することは必須。これは、自分ん子供だけでなく、相手の子供も間接的に勉強になります。


そして、もし他の家の子供がトラブルの原因だった場合でも、大人がしっかり注意することが大切。


もちろん、我が子ではないため、注意する時の言葉を選ぶことは必要不可欠ですが、きっと注意した子供も何かしら心に響くものはあると思います。


ぜひ悩んでいるママは参考にしてくださいね。



【調査概要】
期間: 2017年9月26日~10月16日
方法: カラダノ―トママ部調査
対象: 妊娠中・育児中のママ部ユーザー(N=139)

(Photo by:写真AC