子供が成長するにつれて、ママにとって悩みの一つとなる「子供同士のトラブル」。そんな時に参考にしてほしい、先輩ママに聞いたトラブル体験談と対処法を8つご紹介。悩んでいるママに、ぜひ参考になればと思います。


この記事の目次

子供同士のトラブル、どのような事が困りますか?

アンケート調査によると、ママ達は様々なトラブルに対する困りごとを抱えていることがわかりました。



我が子も最近、お友達が持っているおもちゃを無理やり取ったりすることがよくあります。特に私が心配なのは、「自分が見ていないところで、相手をケガさせてしまっていないか」。


自分の子供が何かされるよりも、何かしてしまっていないかの方が一番不安に感じてしまいます。


ここからは、そんなママ達のトラブルに関する困りごとの対処法をご紹介していきます。


7位.思いっきり叩く・押すなど、加減がわからない子がいて困る

1歳ぐらいの年齢なら力もそこまで強くないため、「まだ小さいから仕方ないよね」と感じることもありますが、大きくなるとそういうわけにはいきません。


怪我に繋がる可能性があるため、ママとしては心配になりますよね。


トラブル体験談:滑り台を滑ろうとしたときに、後ろにいる子どもに押されてしまった

子どもの安否を確認し、帰った


相手の子供に直接注意するのも大切です。しかし、親が見ていないところだと話を聞いていないことも。


そういう場合は、自らその場から立ち去ることも大切な対処法です。


6位.(自分の子が*いけない事*をした時)相手の親への誤り方

自分の子がトラブルの原因だった時の方が、ヒヤッとするママも多いのでは?私もその1人です。

トラブル体験談1.友達の家へ行く時に他の幼児の子がついてきたのを来ちゃダメといいどこかを叩いて泣いてしまった様子。泣いた子供の母親から言われ発覚。

自分の子供に状況確認して、子供とともに相手の親子に謝罪しに行った。


相手の子供だけでなく、ママに対してもきっちり謝ることが大切。


これはマナーとしてだけでなく、自分の子供にも「悪いことをしたらママも悪くなる」ということをしっかり理解させることにもつながります。


トラブル2.幼稚園の説明会で、他の子のおもちゃを取り上げて、さらにそのお母さんとおもちゃの取り合いをしていた。

謝罪して、ギャン泣きしていたので連れて帰りました。


謝ることはもちろんですが、小さい子供ならまた同じことをする可能性も。また、謝ったものの、トラブルをされた側のママや子供も居づらくなるため、早く連れてかることも相手のためになりますよ。


5位.(子供の言動/行動は仕方がないが)相手の親が謝らない

子供同士は仕方ないとしても、相手の親が謝らないと、ママとしてはちょっと...と感じてしまいますよね。


トラブル体験談1:公園で滑り台を遊ぶ時、後ろの子が押しされて上から転びそうだったのに、相手の母親が何も言わないまま遊んでる

危なかったよと注意する


常に親が子供を監視しているわけではないため、相手の親が見ていないのは仕方がないこともあります(ここはお互い様)。


そのため、相手の子供のためにもちゃんと注意してあげるのも大切なことです。


トラブル体験談2.相手の親と仲良くなりすぎると子供が噛んだり叩いたりしても注意をあまりしなくなる 

その子供と遊ぶときは目を離さず特に注意してつねに見ていた


まだまだ小さいので、大人が注意してもわからないこともたくさんさんあります。だからこそ、何よりも、ママがしっかり見ていることが大切。


4位.(お互いさまと思っても・・)噛まれるなど、キズが残ること

1歳ごろは、甘噛みでお友達を噛んだり、相手を押してケガしてしまうこともあるものです。

トラブル体験談1:噛まれる。勢いよくハイハイして襲われるみたいな感じで噛まれる

仲良くしたいだけだから誰も悪くないよ。とお互いの子供に話した


噛んでしまう側も、悪気があってやったわけではない場合もあります。そんな時には、かけてあげる言葉として、私もよく伝えています。


3位.(保育園・幼稚園など)自分が見ていない場で、知らないトラブルがないか不安

自分が見ていないところで、何かしらトラブルがないかは、特に保育園や幼稚園に通わせているママは気になるポイントではないでしょうか?

トラブル体験談1.保育園ではよくものの取り合いで噛んだり噛まれたりしています

先生に任せています


トラブル体験談:保育園でオモチャの取り合い、喧嘩になった。とだけ先生から聞いていたが夜になり「◯◯ちゃん(我が子)に噛まれたんです…」と被害者側のママから電話があった

謝罪。園の先生には被害者に喧嘩相手を伝えるなら、加害者側には必ず相手を伝えてもらわないと!とお願いをした。


預け先でのトラブルは、先生が対処すべきことであります。


ただし、喧嘩がひどい場合は、トラブルの原因となってしまった側が個別に相手のご家庭に連絡することも、大切なマナーであると言えます。

2位.自分の子供への注意の仕方(子供なのである程度は仕方のない事と思いつつ・・)

自分の子供だからと、毎度しっかりめに怒ってしまうと少し遊びづらくなってしまうため、注意のさじ加減が難しいところですよね。


トラブル体験談1:おもちゃを貸してって言われると手が出てしまう

相手の子供親に謝り、自分の子供には「痛い痛いするからやめてあげて」と、なぜダメなのかをちゃんと伝える


どうしても「ダメ」が先行してしまいますが、「どうしてダメなのか」をちゃんと伝えなければ、子供はまた繰り返してしまいます。


強く言うことも、もちろん大切ですが、その理由をしっかり添えるようにしましょう。


1位.相手の親が、自分の子へケガをさせたことを気づいていない場合

相手側の親が気づいていない場合...これが、一番ママにとってはどう対応したらよいか悩むところですよね。


トラブル体験談1:ママ友親子数人で遊んでいてその中の親二人がお喋りに夢中で全く子供をみない。そのうちにお喋り中ママの子がうちの子を押してしまい転んでしまった。普通にしている時なら「こんなことがあったよ」と伝えるけど、あんまりにもお喋りに夢中になられていると言いにくくて困った 


ママたちにも聞こえるように「わぁ!転んじゃったね大丈夫??」と行った後「なんかケンカしちゃったみたいで転んじゃって手ドロドロだから手を洗ってくるね~(公園だったので)」と伝える

そうすると「あっうちの子がやっちゃった??」と気づいてくれるから「そうみたいだけど大丈夫だよ~!」と言う



相手の親も、たまたま気づいていないこともあります。


そういう時は、体験談にもあるようにそれとなく伝えることも大切。ストレートに伝えてしまうと、その後が気まづくなってしまうこともあるため、ここはママの伝える力が問われます。


何よりも大人がしっかり子供を見ておくことが大切


子供達はまだまだ自分で判断することはできません。そのため、トラブルが起きてしまうのは、仕方ないこともあります。


だからこそ、ママ達がしっかり子供達の様子を見ていることが重要。


話に夢中になってしまうこともありますが、トラブルからケガにつながることもあるため、ママの管理がとっても大切です。


もしトラブルでお困りごとがある方は、ぜひ今回の体験談を参考にしてくださいね。


【調査概要】
期間: 2017年9月26日~10月16日
方法: カラダノ―トママ部調査
対象: 妊娠中・育児中のママ部ユーザー(N=139)


(Photo by:写真AC