いざ、防災グッズを用意しようとしても、「緊急事態の時、本当に何が必要なのか」悩んでしまいますよね。そこで今回は、ママから寄せられた声をベースに、防災バッグに入れておいた方が良いグッズを、まとまてみました。すでに用意済みという方も、今一度グッズをチェックしてみて下さい。


この記事の目次


防災バックを用意してる人はどれぐらいいるのか

最近、毎年日本で大きな災害が起きているため、ニュースを見るたびに「防災バッグを用意しなければ...」と感じますよね。


アンケートで「防災バッグを準備しているかどうか」ママたちに質問したところ、以下の結果となりました。



「用意していない」と回答した方が5割を超える状況。


しかし、用意していないママからは、こんな不安の声が寄せられました。


今災害にあったらと思うと何の対策もとってなくてゾッとする

何も準備していない。日中に起きたら子供と犬2匹連れて1人で非難できる自信がない

まだ何も準備してない。準備しようと思い、防災カタログは見ている。

何も準備ができてないので怖い。


まだ準備はしていないものの、「防災バッグを準備しなければ...」と感じている方が多いことがわかります。


防災バッグを準備しているママはどんなグッズを入れているの?

防災バッグを準備しているというママたちは、どんなグッズをいれているのでしょうか。



1位.懐中電灯
2位.救急セット/薬
3位.非常食、水
4位.ウェットティッシュ
5位.ロープ・軍手
6位.マスク
7位.整理用品、タオル、簡易トイレ
8位.レインコート
9位.ラジオ
10位.ホッカイロ

ダントツ一位は「懐中電灯」。災害時、電気が止まる可能性が高いため必ず必要なアイテムです。


その次に、救急セットや非常食、水、などが続きますが、正直どれも防災グッズには欠かせないアイテムばかり


他にも、防災バッグにこんなアイテムを入れているママがいました。


季節に応じた服


冬はストールとパーカー入れている


確かに、季節に合わせて、防災バッグに入れる着替えを取り変えることも大切ですね。


妊婦さんは冷え対策アイテム

妊娠中なので、衣類や毛布を多めに用意してます。


妊娠中は、通年「冷え」は天敵。体が冷えないようなアイテムを用意しておくことも大切です。


何にでも役にたつ「サランラップ」

サランラップは防寒にも使えるし、お皿にしけば貴重なお水を使わなくて良い。

ラップは包帯、皿の代わりになり色々と使えるらしいので常備しています。


私が今回、非常に良いアイディアだと思ったのが「サランラップ」


軽量なのに使い道はいろいろ。1つは持って起きたい防災グッズです。


子供の防災グッズには何が必要?

子供の防災グッズも忘れてはいけません。


どんなものを、どれぐらい用意すればいいのでしょうか。


生後7~9ヶ月のお子様のママ

おむつ5枚、おしりふき1パック、清浄綿10枚、レトルト離乳食1食分、着替え1セット


離乳食がスタートする月齢のため、防災グッズに「離乳食」は必須ですね。


生後2~3ヶ月, 1歳7ヶ月〜2歳

オムツ10枚 ミルクキューブ3袋


2人のお子様がいらっしゃるママは、上の子と下の子も、まだおもつが外れていない月齢のため「おむつ」を多めに用意しているようです。


生後4~6ヶ月, 4歳以上

粉ミルクキューブ、オムツ10枚、お尻ふき


上の子は4歳以上ということもあり、大人と同じ非常食を食べられるため、下の子の準備を行っているようです。


また、生後4〜6ヶ月の場合、まだミルクを飲んでいる月齢のため「粉ミルク」は必須


母乳のママも、防災食だけだと母乳の栄養が足りない可能性があるため、必ず入れておきましょう。


1歳〜1歳6ヶ月

レトルト離乳食 飲み物 おやつ おむつ おしりふき 着替え


1歳を超えてくると、離乳食も終わります。


しかし、非常食は食べにくい可能性があるため、栄養バランスのことなども考え、レトルト離乳食は入れておくのがオススメです。



以上の通り、子供の防災グッズは、年齢によって異なります。定期的に見直すことを忘れないようにしましょう。


防災バックを見直す時は、どんな点に注意すればいい?

あなたは防災グッズを見直していますか?


防災バッグを用意しているママでも、なんと7割以上のママが防災グッズの見直しを行っていないことがわかりました。


しかし、以下で紹介する「防災グッズの見直しポイント」を見ると、見直しの必要性を感じるかもしれません。


防災グッズの見直しは、どんなことを確認すべきなのか


防災バッグを見直ししているママたちが、チェックしているポイントは以下の通り。


5位.電池が切れていないか

防災グッズとしては欠かせない「懐中電灯」や「ラジオ」。


バッグに入れていても、電池が切れてしまっていたら意味がないですよね。


使っていない場合でも、電池は少しずつ消費していくので、定期的に確認しましょう。


4位.道具などが劣化していないか

懐中電灯やレジオもですが、他にもウェットティッシュが乾燥してしまってたり、ラップも長く放置していると使えなくなることがあります。


防災バッグをチェックする時、念のために確認しておきましょう。


3位.おむつがサイズアウトしていないか

おむつをしている時期といえば、成長が著しい時。


半年経つとおむつがサイズアウトする場合があるため、いつも購入するおむつのサイズを買い換えたタイミングで、防災グッズも取り替えておきましょう。


2位.他に不足しているグッズはないか

初めて防災バッグを用意した時よりも、見直したタイミングで足りないものに気づくことも。


本当に今入っているものだけで大丈夫なのか、チェックしておきましょう。


1位.水・食べ物の消費期限

非常食の賞味期限は、一番定期的にチェックしないと「いつも間にか消費期限が切れていた...」という事態になりかねません。


実は、私も大量に非常食を購入したものの、数ヶ月経って、消費期限が切れていることに気づいたことがあります。


防災バッグに入れたタイミングで消費期限を確認し、カレンダーなどにメモしておきましょう。


いつ何が起こるかわからない。だから「防災バッグ」の準備とグッズの見直しは忘れずに


正直、私も心のどこかで、自分の身の回りで大きな防災は起きないだろう....と思ってしまっている部分はあります。


しかし、本当にいつ何が起こるかわかりません。


自分1人ではなく、子供も守らなければならないため、しっかり防災バッグを準備し、定期的に見直しを行うことで、万が一のために備えておきましょう。



【調査概要】

期間: 2017年102日~10月9

方法: カラダノ―トママ部調査

対象: 妊娠中・育児中のママ部ユーザー(N=113

【画像】

photo AC