育児に仕事に家事にと、働くママは毎日大忙し!どれも一生懸命やろうとすると体が二つほしくなる…!日々の生活に疲れているワーキングマザーも多いかもしれません。今回はそんなママたちの悩みをみていきたいと思います。
この記事の目次
- ワーキングマザーの悩みNo.5 パパも育休をとってほしい
- ワーキングマザーの悩みNo.4 時短勤務させてほしい
- ワーキングマザーの悩みNo.3 病児保育が充実してほしい
- ワーキングマザーの悩みNo.2 家事・育児が大変!
- ワーキングマザーの悩みNo.1 在宅勤務がほしい
- ワーキングマザーの悩みは自分が行動することで改善できるかも!
ワーキングマザーの悩みNo.5 パパも育休をとってほしい
「パパも育休が取れればいいのに、と思います。うちは協力的な方で助かっていますが、やはりパパは休みにくい雰囲気がありますね。」
(愛知県 30代前半 子供1人)
厚生労働省によると男性の育児休業取得は以下のような状態とのこと。
平成 26 年 10 月1日から平成 27 年9月 30 日までの1年間に配偶者が出産した男性 のうち、平成 28 年 10 月1日までに育児休業を開始した者(育児休業の申出をしてい る者を含む。)の割合は 3.16%で、前回調査(同 2.65%)より 0.51 ポイント上昇し た。
男性は「5日未満」が 56.9%(平成 24 年度 41.3%)と最も高く、1か月未 満が8割を超えている。
男性の育休取得率は少しずつ増えているものの、全体の3%程度。そして休む日数も圧倒的に少ないのが現状です。
ワーキングマザーの悩みNo.4 時短勤務させてほしい
「時短制度が短いため、時短が切れた後家事などうまくやって行けるか不安。職場にある保育園の定員がもっと多くなればいいのに。」
(東京都 30代前半 子供1人)
「時短導入があればいいな。」
(京都府 30代後半 子供4人以上)
育児休業法で定められている労働者の権利とはいえ、業務内容や会社の人員状況など様々な理由で時短勤務での復帰が難しい場合があります。
実際、私自身も時短勤務での復職が難しく、待機児童の問題もあって、復職を断念しました。
ワーキングマザーの悩みNo.3 病児保育が充実してほしい
「病気の子も見てくれるサービスが近隣にないので、ほしい。」
(茨城県 20代後半 子供1人)
「子供が病気のときは、在宅ができるようになれば最高です。病児保育の充実を切に願います。」
(東京都 30代前半 子供2人)
「仕事場に病児保育を作って欲しい。」
(大阪府 30代後半 子供2人)
今回ママ部が行った調査では
「お子さまの体調不良の時はどうすることが多いですか?」
という質問に対して
「ママが会社を休む・呼び出しがあればお迎えに行く」
と7割のママが回答しています。
子どもが急病の時に、仕事を休まなくてはいけないところに悩みを感じているようですね。
核家族化が進んでいる現代では「両親・義両親などのサポートをお願いする」と回答した人は2割程度でした。
両親が遠方で預けられない、もしくは高齢化社会の日本では両親も現役で働いている、ということも多いと考えられます。
ワーキングマザーの悩みNo.2 家事・育児が大変!
「自分の事は全て後回しで夫と子供の世話をしなければならない。晩ご飯を食べられない事もお風呂に入れない事もしょっちゅう。」
(高知県 20代前半 子供1人)
「パパが送迎のどちらかをしてくれると助かるのに…。」
(滋賀県 30代後半 子供2人)
「毎晩の料理が悩み。子供がよく食べる料理を考えながら買い物などするが大変。作り置き料理を作ってくれるサービスを検討中だけどどこがいいのか、相場なども分からない…。」
(神奈川県 30代前半 子供2人)
第2位は「家事・育児が大変」という答え。仕事でくたくたになって帰ってきても、家でもやることがたくさん。
もう少しパパにも頑張ってほしい、と思うような意見もありますね。世の中のママさんたち、本当にお疲れ様です。
外部サービスをうまく取り入れよう
ワーキングママの中には平日の家事が溜まって土日は家事で終わる…という方も多くいらっしゃることでしょう。
こういった方は週1回や月1回など、回数を決めて外部のサービスに任せてしまうのも手です。
家事代行サービス会社にお願いして、その間に自分はのんびりする、というのもいいかもしれません。
「金銭的に難しい。」「知らない人を家にあげるのは気が引ける。」という人は食材や食事の宅配サービスを使うのもいいかもしれません。
私はデイリーコープを使っていました
育児と仕事に悩んでいた時期ではないのですが、産後1ヶ月~3ヶ月までは私は
「デイリーコープ」
という夕食・食材宅配を活用していました。
食事のお弁当を頼む日もありましたし、料理キットを頼む日もありました。
栄養のバランスを考えて作られているので、産褥期、授乳中の栄養不足を感じることはありませんでした。
両親が遠方で主人も仕事が忙しく海外出張もあったため、この期間の宅配利用は本当にありがたかったです。
ワーキングマザーの悩みNo.1 在宅勤務がほしい
「在宅勤務になればいいと思う。」
(福岡県 30代前半 子供2人)
「在宅で仕事ができるようになりたい。」
(愛媛県 30代後半 子供1人)
「在宅勤務が増えれば良いのに!」
(神奈川県 20代後半 子供1人)
「在宅ができるようになれば嬉しい。」
(兵庫県 30代後半 子供1人)
「在宅中心に現在仕事をしていますが、もっといろんな企業が在宅制度を実施すれば、ママたちは働きやすくなると感じています。」
(東京都 20代後半 子供1人)
忙しいママは「通勤時間の分家事ができたら…。」と思うことがあるのかもしれません。
また、業務内容によっては通信環境が整った現代では『この業務、家でもできるのでは?』という考えもありそうですね。
在宅勤務をしているママやパパの多くは「在宅勤務ができてよかった」と感じている
国土交通省の2013年テレワーク人口実態調査によると、
現在、育児・子育て中でテレワークを実施中の人の約4割が育児・子育て中にテレワークで仕事ができた方が良いと「思う」と回答しており 特に女性は約5割が回答している。
と、育児中にテレワーク(在宅勤務)をしている人たちの半数が在宅でできる働き方がよいと、感じており、「まあ思う」を含めると実に8割以上の人が肯定的にとらえている様子。
ちなみに同調査では、介護中も在宅勤務ができた方がよいと肯定的にとらえている人の割合も多いという結果でした。
『家族を大切にするために家で働きたい』という壮年期の人々たちの願いが感じ取れました。
ワーキングマザーの悩みは自分が行動することで改善できるかも!
「こうなればいいのに。」「こうだったらいいのになぁ。」
誰にでも希望はあるものです。
しかし待っていても、その希望を叶えることは難しいもの。
そのため、ライフスタイルに合わせて転職や引っ越しをしたり、会社や家族への働きかけてみたりなど、環境を変えていく行動が希望を叶えるための近道かもしれません。
そして毎日頑張ってるママさん。是非「休む」という行動もとって下さいね!
【調査概要】
期間: 2017年9月8日~12日
方法: カラダノ―トママ部調査
対象: 妊娠・育児中のママ部ユーザー(N=107)
(Photo by:写真AC)