赤ちゃんの味覚を育てるとも言われている「離乳食」。だからこそ、味付けとして取り入れる"だし"は、いつから取り入れたらいいのかなど、離乳食初めてのママだと特に悩みますよね。


そこで今回は、私自身の体験、そして離乳食講座で教わった内容をベースに、「離乳食のだし」についてまとめてみました。悩んでいるママはぜひご一読頂けると嬉しいです!


この記事の目次

離乳食の"だし"はいつから使えるの?


内臓がまだまだ弱い赤ちゃんにとって、離乳食初期の段階の味付けは「だし」が基本となります。


とはいっても、いつから離乳食にだしで味付けをしてよいのか、特に第一子目のママの場合不安になりますよね。


生後5ヶ月からだしの味付けはOK


だしの種類にもよりますが「昆布だし」であれば、離乳食の開始の目安とも言える、生後5ヶ月からスタートしてOKと言われています。


ただし、大人にとっては味がないな...と感じてしまう離乳食も、赤ちゃんにとっては、食材本来の味だけでも十分味を感じるもの。


離乳食は子供の食物アレルギーの有無をチェックことも目的としているため、複数の食材が混ざっていると原因が特定しにくいこともあります。


そのため、離乳食の初期(目安:生後5ヶ月〜6ヶ月)はだしは使わずに、純粋に一つ一つの食材ごとに作ることをおすすめします。


離乳食の食べムラが出てくるあたりから、だしの味付けスタート(目安:生後7ヶ月〜9ヶ月)


結論としては、離乳食をスタートして間もない頃は、だしの味付けなしで離乳食を作り、パクパク食べてくれるならそのままでOK。


少し離乳食の食べムラが出てきたあたりから、アクセントとしてだしを取り入れてみるのがおすすめです!


我が子は、だいたい生後7〜9ヶ月あたりから、食べる食材の幅も広がったこともあり、だしの味付けを開始しました。


小さい赤ちゃんながらも、味付きの離乳食を一度覚えてしまうと、味なしだと食べてくれなくなった...というママの声もあるため、最初からだしは使わなくてもよいかなと思います。(だしを取るのも大変なので...)


離乳食作りで使えるだしの種類


離乳食でよく使われているだしの種類は、主に以下の6つとなります。


===============

(1)昆布だし


(2)かつお昆布だし


(3)野菜だし


(4)干ししいたけだし


(5)ささみだし


(6)煮干しだし

===============


その中でも離乳食でよく使うだしはコレ!


6種類のだしの中でも、自治体の離乳食講習会や離乳食の書籍で、よくレシピに登場するのが以下の4種類のだしです。


・昆布だし:一番簡単に作れるため、初めてのだしとして取り入れることが多い

・かつお昆布だし:少し手間がかかるけど味に深みが出る

・野菜だし:野菜を茹でた時にでた出汁

・ささみだし:ささみを茹でた時にでた出汁


どれも簡単で手軽にだしがとれますので、まずはこの4種類からトライしてみてはいかがでしょうか?



私が実践していた離乳食で使うだしの取り方


だしを丁寧にとるとなると、実は意外と手間がかかります。泣いている赤ちゃんの横で離乳食を作っている時なんて、そんな時間をかけていられないですよね...。


そこで、リアルに私が実践している効率的に作れる「昆布だし」「かつお昆布だし」「野菜だし」を中心に6種類のだしの取り方をご紹介します!


1.まずはコレからスタート!我が家流「昆布だし」


【材料】

・水:1リットル(厳密に測らなくても、だいたい小鍋の半分ぐらいまで水を入れればOK)


・昆布:1枚


【だしの作り方】

1.昆布は表面を布巾で軽く拭きます。夜寝る前に、水を入れたボールに昆布を入れて冷蔵庫で保存


※冬であれば室内に置いておいても良いですが、基本的に冷蔵庫に入れておく方が傷みにくいのでおすすめ

※夜準備するのを忘れたら、作る30分前から水に昆布をつけておく


2.鍋に水+昆布を入れて中火にかける

※余裕があればアクをすくう


3.沸騰する直前で昆布を取り出したら完成


※沸騰してから取り出すと、昆布の粘りがだしに溶けて美味しくなくなるので注意


離乳食初期からOKの昆布だし。離乳食でだしをはじめて使う場合は、昆布だしからスタートしてみましょう♪


2.そのまま大人用料理にも流用できる!「かつお昆布だし」

【材料】

・水:1リットル(正直厳密に測らなくても、だいたい小鍋の半分ぐらいまで水を入れればOK)


・昆布:1枚


・かつお:ひとつかみ(約15g)

【だしの作り方】

1〜2. 「昆布だし」の作り方と同じ


3.沸騰する直前で昆布を取り出し、少量の水を入れて温度を下げる


4.かつおぶしを入れて沸騰してから30秒ぐらいで火を止める


5.かつおぶしがある程度沈むまで放置しておき、最後にかつおぶしを取ったら完成!


ポイントは、夜寝る前に昆布を水につけておくこと。これさえ忘れていなければ、サクッとだしを取ることができますよ!


かつおは赤身魚なので、離乳食中期からがおすすめです。


3.大人の料理から取り分けOK!「野菜だし」

【材料】

・水:1リットル(正直厳密に測らなくても、だいたい野菜が隠れるぐらいまで水を入れればOK)


・にんじん:適量


・たまねぎ:適量


・キャベツ:適量

【だしの作り方】

1.野菜を適当な大きさにカットする。


2. 野菜が隠れるぐらいの水を鍋に注ぐ。


3.15〜20分煮込んで完成。目安は、野菜に串がスーッと通る柔らかさで、煮汁に黄色っぽい色が出たぐらい。


野菜だしは、離乳食初期からOK!


野菜をそれぞれ「適量」と書いたのは、私の場合、大人用の「野菜スープ」を作る際に、途中でだしとして離乳食用に取り分けてしまうからです。


この方法なら、大人の一品と同時進行で作れるのでおすすめですよ。大人用はだしを取り分けたあと、コンソメや塩こしょうなどで味付けをして完成です。


4.水に漬けるだけ!「干ししいたけだし」


【材料】

・干ししいたけ:適量(3〜4枚)


・水:適量(干ししいたけが隠れるぐらいまで水を入れればOK)

【だしの作り方】

1.干ししいたけを軽く水で洗う。


2. 器に干ししいたけを入れ、干ししいたけが隠れる程度の水を注ぐ。


3.半日〜1日浸けておく。


干ししいたけだしは、離乳食初期から使用OK!干ししいたけのだしは、いわゆる「戻し汁」のことなんです。


離乳食後期のバリエーションを増やす目的で、我が家では使っていました。ほかの野菜と一緒に似たり、ひじきの煮物を取り分けてみたり。


干し椎茸は、筑前煮などの「煮物」と相性抜群なので、戻した干し椎茸は大人の煮物に流用可能です。


5.鶏のうまみは万能!「ささみだし」

【材料】

・ささみ:2本


・水:1リットル(正直厳密に測らなくても、鍋半分くらい入れればOK)

【だしの作り方】

1.ささみを鍋に入れ、水を注ぐ。


2.約30分ほど、吹きこぼさないように弱火でコトコト茹でる。(目安:約30分程)


3.こし網でこす。


ささみだしはささみの茹で汁のこと。ささみをクリアした離乳食中期からOKです。


私は、こし網を使わずひたすら灰汁を取るスタイルで作っていました。おかゆに混ぜて雑炊風にしたり、野菜スープや、うどんとも相性抜群です。


もちろん、大人用のスープとして流用可能!ささみはほぐして、スープと一緒にいただいてしまいましょう。


6.味噌汁には欠かせない「煮干しだし」


【材料】

・煮干し:20〜30g


・水:1リットル(正直厳密に測らなくても、鍋半分くらい入れればOK)

【だしの作り方】

1.煮干しの頭とはらわたを取り除く。


2.鍋に水と煮干しを入れ、30分ほど浸けておく。(火にかけない)


3.火にかけて、5~10分煮出したら煮干しを取り出す。


4.煮干しを取り出して、完成。


煮干しは青身魚なので、離乳食中期〜後期がおすすめ。


煮干しだしのポイントは、「頭とはらわたを取り除く」こと。このひと手間で、雑味を抑えることができるんですよ。


煮干しだしは、昆布だしとも相性がよくブレンドすると更に旨味がアップです。大人の味噌汁にも大活躍しますよ。


だしを一度にとって賢く冷凍保存


手作りのだしは冷凍保存可能


毎日手作りはちょっと面倒…と感じている方は、ぜひ時間があるときにまとめてだしを作って、冷凍保存しておきましょう。使いたい分だけ使えて、とても便利です。


ただし、手作りのだしは、冷凍して1週間を目安に使い切ってください。


また、解凍する際は必ず加熱しましょうね。


だし冷凍保存アイテム

リッチェル  わけわけフリージング ブロックトレー15 1ブロック容量15ml


だしをほんの少し使いたい、使う量を調整したいときは、こちらの少量の小分けパックがおすすめ。


15ml、25ml、50mlとあるので、使いたい量や月齢に合わせて選べます。


繰り返し使えるので、とても経済的!もちろん、だし以外にもおかゆやおかずを保存できますよ。


Amazon価格:¥840(税込)

購入はこちら:Amazon


ピジョン 冷凍小分け用パック 100ML 



こちらは100mlのタイプ。離乳食をたくさん食べるようになり、だしをたくさん使いたいときにおすすめです。


100mlなので、1食分のおかゆやおかずを保存するのにちょうどいい容量ですよ!


Amazon価格:¥490(税込)

購入はこちら:Amazon


市販のだしは離乳食に不向き


大人が料理で使うような市販のだしは、添加物や塩分が入っているので、離乳食には不向き。


どうしても大人と一緒のものを使う場合は、「だしパック」や「食塩無添加・化学調味料無添加」のものがよいでしょう。


市販のだしを準備しておきたいというママは、離乳食用のだしを選びましょう。スーパーやドラッグストアの「離乳食コーナー」で見つかりますよ。


愛用者が多数!赤ちゃん離乳食用の市販だし


ここでは、赤ちゃんの離乳食でも安心して使える、おすすめの市販だしを3種類ご紹介します!


赤ちゃんの身体に優しいものばかりなので、もしもの時のためにストックしておくのも◎。


1.ピジョン ベビーフード (粉末) かんたん粉末 和風だし


生後5ヶ月から使用できる和風だし。かつおと昆布のあわせだしです。


毎日のおかゆやに飽きてきたな…と感じたら、少し足すだけで味わいが変わります。


着色料、保存料、香料、化学調味料不使用なので安心して離乳食に使うことができますよ!

Amazon価格:¥ 2,003(税込)

購入はこちら:Amazon


2.和光堂 たっぷり手作り応援 和風だし


和光堂も人気のブランド。サッと溶けるので、手間なくだしを取れます。


国産のかつおぶしと昆布からだしをとっているので安心です♪


ストックしておけば、手作りのだしを取れないときや面倒なときに役立ちますよ!


Amazon価格:¥ 548(税込)

購入はこちら:Amazon


4.オリッジ イブシギンのしぜんだし 粉末ボトル100g×2本


鹿児島県産のかつお節と、北海道産の昆布を使用した粉末だし。


産地が分かるのも、安心できるポイントですね!


大人用のだしに使ってもおいしいと評判です。家族みんなで味わいたいですね。


Amazon価格:¥1,426(税込)

購入はこちら:Amazon

5.COOKCHUM mamaやさしい出汁パック


COOKCHUM mamaの出汁パックは化学調味料無添加で、入っているものは鰹節と昆布のみ


しっかりと旨味が感じられると好評の商品です。


長時間煮ださなくていいのも、忙しいママにはうれしいポイント!


だしを取ったあとの中身は、手作りふりかけにもリメイクできますよ。


価格:¥790(税込)

購入はこちら:COOKCHUM mama


【番外編】生協のだしもおすすめ!


生協なら無添加のだしパックも販売しています。素材のうまみを生かして化学調味料も使っていないため、離乳食完了期~幼児食に移行するタイミングなら使用しても良いかもしれません。


今なら無料サンプルプレゼント!ぜひこの機会にお試しください。


>>詳しくはこちら!<<


離乳食用のだしは食べムラが始まったときの救世主


離乳食は、子供の味覚を育てるための大事なステップと言われています。そのため、最初は食材そのものの味だけで十分です!


大人が食べると全然おいしくない...と感じてしまうかもしれませんが、赤ちゃんの舌は大人の2倍近く味を感じる力があると言われているので、存分に素材の味を感じさせてあげることが大切かなと思います


だしも栄養素がたっぷり含まれた大切な食材なので、食べムラが出てきたり、離乳食に慣れてくる生後7ヶ月あたりを目安にスタートしてみるのがおすすめですよ。


だし取りも慣れてしまえば簡単。楽しみながら、離乳食作りを頑張ってくださいね。


(Photo by:写真AC