お座りができるようになる生後5~6ヶ月頃になると、気になるのが離乳食。


第1子のママは、どんな風に離乳食初期を乗り切れば良いか悩む方も多いはず。


そこで今回は、離乳食初期の野菜の進め方、調理のポイントや実際に子どもに好評だったレシピもご紹介します!ぜひ参考にしてみてくださいね。


この記事の目次

離乳食初期/野菜はいつから与えれば良い?野菜好きにさせるポイント


10倍粥から始まる離乳食。野菜をはじめるのは、10倍粥をはじめて6~7日たったころが目安です!


お粥と同じく、はじめは1さじからにしましょう。その次の日は2さじ、3さじと徐々に量を増やしていきます。


甘い野菜からはじめるのがコツ


野菜といっても、どんなものでもOKなわけではありません。

  • ・柔らかく煮えるもの
  • ・苦味がないもの

この2つは必ず守ってください。


離乳食初期(生後5~6ヵ月)の赤ちゃんは、まだ母乳やミルク以外の食べ物を口にしたことがありません。


ようやくお粥に慣れてきたころに、突然ピーマンのような苦い野菜や、ごぼうのような固い野菜をあげてしまうと赤ちゃんは驚きます。


野菜に苦手意識をもってほしくないので、はじめは甘くてクセが少ない、にんじんがおすすめです。


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離乳食初期に向かない野菜


「野菜」と一言で言っても、歯ごたえのあるものやアクが強いもの、フルーツのように甘味があるものなど、見た目も味もさまざま。


基本的には


・ペースト状にしづらい野菜
(固い、繊維が多い野菜)

例:ごぼう、れんこん、もやし


・アクが強い野菜

例:たけのこ、ナス、山菜、里芋


・香りが独特な野菜

例:みょうが、パクチー、ニラ、しそ、ねぎ


・刺激が強い野菜

例:にんにく、しょうが、わさび


・苦みのある野菜

例:ピーマン、ゴーヤ



のような野菜は、離乳食初期(生後5~6ヵ月)の段階では避けましょう。離乳食中期(生後7~8ヵ月)以降に徐々に取り入れてみてくださいね。


離乳食初期に使える野菜と下ごしらえのコツ


それでは早速、離乳食初期におすすめの野菜と調理ポイントを見ていきましょう。


1.離乳食初期におすすめの野菜:にんじん


にんじんは食物アレルギーの心配が少なく、ほんのり甘味も感じられることから離乳食初期のなかでも一番に始めるママが多い野菜。


にんじんはβーカロテンが多く、免疫力を高めるのに効果的。ママからもらった免疫力が切れ始めるこの時期にうれしい栄養です。


また、甘く柔らかく仕上げるコツは、大きめにカットしてじっくり煮ること。


小さく切って煮るよりも柔らかくなるだけでなく、甘みもアップしますよ!


2.離乳食初期におすすめの野菜:かぼちゃ


かぼちゃも、ほんのりとした甘みが離乳食初期(生後5~6ヵ月)の赤ちゃんに大人気!


こちらもβーカロテンを豊富に含んでいます。


かぼちゃはラップに包み、電子レンジでチンして柔らかくするのがおすすめです。


お湯やゆで汁を使いながら丁寧に裏ごしすると、なめらかな仕上がりになります。


3.離乳食初期におすすめの野菜:かぶ


かぶは免疫力がアップする食材として、離乳食で大活躍!


大根よりも早く柔らかくなるので、調理もしやすいですよ!


離乳食初期は、かぶの葉っぱ部分はまだ難しいため、皮をむいた白い部分を与えるようにしましょう。


ただし、ものによっては繊維が多いものがあるため、皮は厚めにむいたほうが食べやすくなります。


4.離乳食初期におすすめの野菜:ほうれん草


ほうれん草は、βーカロテンや鉄分、ビタミンCが豊富な野菜です。


離乳食初期にほうれん草を与える場合は、葉先だけをペーストにするのが基本。アクがあるので、ゆでたほうがよいでしょう。


すり鉢だと中々ペーストにならないので、ブレンダーやミキサーを使うのがおすすめです。


その時、少量のお水や粉ミルクを足すとしっかり混ざってくれます。


5.離乳食初期におすすめの野菜:トマト


トマトの鮮やかな赤色が赤ちゃんの目を引きます。


リコピンが豊富に含まれているので、免疫力を高めたり、生活習慣病を予防したりするのに効果的!


離乳食初期のトマトの下ごしらえの基本は、茹でて皮をむき種をとりのぞくこと。


ただし、トマトは酸味があるので、好き嫌いが分かれる印象です。


離乳食初期は、糖度が高い品種か完熟しているものを選びましょう。


6.離乳食初期におすすめの野菜:玉ねぎ


名脇役である玉ねぎ。もちろん、離乳食初期にも大活躍します!


加熱すると甘みが出るので、赤ちゃんに好まれやすい食材です。


すぐに柔らかくなる、新玉ねぎもおすすめ。


7.離乳食初期におすすめの野菜:ブロッコリー


緑黄色野菜の一種で、βーカロテンやビタミンCが豊富です。


その量は、キャベツの4倍ともいわれています。


離乳食初期に使うのは、蕾の部分。


柔らかくゆでたブロッコリーの蕾の部分だけを切り落とし、細かく刻んでから使いましょう。


離乳食作りに参考になる書籍

もっと離乳食について知りたいと思ったら、本を参考にしてみましょう。


おすすめの離乳食本:

5、6カ月ごろの離乳食 (ベネッセ・ムック たまひよブックス) 

こちらの本は、離乳食初期向けの本ですが、同じシリーズで中期・後期と分かれています。


とじ込み付録で「赤ちゃんの一口」の実物大が見れたり、料理過程が写真と共に丁寧にこまかく書かれているので、離乳食初心者さんも安心して赤ちゃんに与えられると思います。


気になる方は、ぜひ書店などで手にとってみてください。


離乳食初期/野菜を使ったおすすめレシピ10選


ここでは、先ほどおすすめした離乳食初期向けの野菜を使ったレシピを紹介します。


どれも基本の離乳食レシピとなりますので、これを機にマスターしましょう!



1.離乳食初期(生後5~6ヵ月):かぼちゃと絹ごし豆腐の白あえ


かぼちゃは単体で食べても十分おいしいですが、たんぱく質が豊富なお豆腐と一緒に混ぜて白あえにすればさらに栄養満点に!


口当たりがいいのもおすすめポイントです。


かぼちゃペーストを冷凍ストックしておけばすぐに完成します。


>>レシピはコチラ<<


2.離乳食初期(生後5~6ヵ月):ほうれん草バナナマッシュ


大人からすると、とても不思議な組み合わせ。


しかし、青臭いほうれん草をバナナの強い甘みがカバーしてくれるので、とても食べやすくなるのです!


苦手な野菜があれば、バナナと和えると食べてくれるかも。


>>レシピはコチラ<<


3.離乳食初期(生後5~6ヵ月):しらすとトマトのかぶ煮


しらすを使ったトマトの煮物。


トマトが苦手な赤ちゃんでも、優しい味のかぶとほんのり塩気のあるしらすを混ぜ合わせれば、食べてくれるかも♪


どれも離乳食初期におすすめの食材ですので、トライしてみてくださいね!


>>レシピはコチラ<<


4.離乳食初期(生後5~6ヵ月):玉ねぎのミルク煮


煮込んだ玉ねぎに粉ミルクをプラスすると、玉ねぎのポタージュのような味わいに!


やさしい甘みに食が進みそうです♪


食べにくそうなら、片栗粉でとろみをつけても。


>>レシピはコチラ<<


5.離乳食初期(生後5~6ヵ月):とろとろブロッコリー


そのままではモサモサして食べにくいブロッコリーを、だし汁で煮てとろみをつけることで食べやすく仕上げています。


お好みでほかの野菜を加えても◎。


>>レシピはコチラ<<


6.離乳食初期(生後5~6ヵ月):りんごとにんじんの甘煮


りんご×にんじんの甘い食材コンビは赤ちゃんも大好き!


はじめてのデザートにもピッタリです。


離乳食初期は便秘になりがちな時期ですが、りんごの食物繊維のおかげで快腸になるかも!


>>レシピはコチラ<<


7.離乳食初期(生後5~6ヵ月):キャベツにんじん玉ねぎのペースト


いろんな野菜を食べさせてあげたいけど、個別に煮るのは面倒!というママも多いはず。


そんなときは、圧力鍋に数種類の野菜を入れて煮込み、ブレンダーでペーストにしてみましょう♪


野菜とゆで汁を分ければ、野菜スープも一緒に作れます。


>>レシピはコチラ<<

8.離乳食初期(生後5~6ヵ月):ほうれん草とりんごのパン粥


ほうれん草の青臭さが苦手な赤ちゃんでも、りんごの甘みがあればパクパク食べてくれるかも♪


レシピでは水を加えていますが、粉ミルクに変更してもおいしく作れます。


>>レシピはコチラ<<

9.離乳食初期(生後5~6ヵ月):かぼちゃとブロッコリーのポタージュ


かぼちゃとブロッコリーの緑黄色野菜コンビを使ったポタージュです。


かぼちゃと粉ミルクのおかげでほんのり甘く、食べやすい味付けになっています。


βーカロテンやビタミンCがたっぷりで、風邪知らずになれるかも!?


>>レシピはコチラ<<

10.離乳食初期(生後5~6ヵ月):さつまいも玉ねぎ


さつまいもが手に入る時期にぜひ作ってほしいレシピ。


さつまいもと玉ねぎ、どちらも甘い食材なので食べやすさ満点♪


にんじんやブロッコリーなどをプラスしてもおいしくできます。


>>レシピはコチラ<<


離乳食初期に気を付けるべき4つのこと


離乳食初期(生後5~6ヵ月)は特に、たくさんの量を食べてもらうことが目的ではなく、赤ちゃんに食事の楽しさを知ってもらうのが第一です。


ここでは離乳食の進め方で気を付けるポイントを紹介します。


ポイント1
赤ちゃんが食事に乗り気ではない時は
すぐ切り上げる

「まだまだ規定量まであげていないし・・」「しっかり食べてもらわないと栄養が・・!」と心配になるママも多いかもしれません。


しかし、赤ちゃんが食事に乗り気でない場合は、早めに切り上げるようにしましょう。


食事=楽しいという記憶が残るように、離乳食を進めるのがおすすめです。


ポイント2
アレルギーチェックをしっかり行う

離乳食は赤ちゃんのアレルギーチェックも兼ねています。食事を摂った後の赤ちゃんの様子(口周りやからだに湿疹が出ていないか等)をしっかり確認するようにしましょう。


ポイント3
新しい食材を複数与えるのはNG!

初めて食べる野菜を複数組み合わせるのはNG。万が一アレルギー反応が出た際、原因特定ができないためです。


離乳食の場合は、1つの野菜を3日間続けてあげることが前提になります。


ポイント4
新しい食材は
平日午前中に試すのがおすすめ

新しい食材をあげるタイミングは、できるだけ平日の午前中にすませるがおすすめ!万が一アレルギー反応が出た場合でも、病院に駆け込めます。



以上4つのポイントを意識して、食事の時間と赤ちゃんの反応を丁寧に見ながら離乳食の時間を楽しんでください。


離乳食初期は野菜のバリエーションを少しずつ広げて


離乳食初期は、食事を楽しむ時期。なかなか口をあけず、おっぱいやミルクばかりという赤ちゃんも多いかと思います。


周りのお子さんがぱくぱく食べているとあせってしまいますが、我が子のペースと思ってマイペースに楽しく進められたら良いですね!


甘みのある野菜を上手に活用しながら、離乳食初期のごっくん期を乗り切ってください。


(Photo by:写真AC