離乳食のお粥に慣れてきたら、野菜に進む時期。
まずは、にんじんからスタートしようと考えているママも多いのではないでしょうか。
にんじんは甘みがあり食べやすく、ママにとっても調理が簡単で手に入りやすいため、はじめての野菜におすすめの食材です!
そこで今回は、にんじんの離乳食のおいしい簡単レシピ、選び方、下ごしらえなどご紹介します。
この記事の目次
- にんじんの離乳食はいつからスタートすべき?
- 離乳食にぴったり!にんじんの栄養とは?
- にんじんはアレルギーになりにくい?
- おいしいにんじんの選び方
- 冷蔵?冷凍?調理済みのものはどちらで保存すべき?
- 使うと手放せない!フレークもおすすめ
- ママも赤ちゃんも嬉しい!簡単・おいしいにんじんレシピ
- 味に敏感だからこそ、にんじん選びも大切
- 人気の定番食材にんじん。上手に使いこなしておいしい離乳食を作ろう♪
にんじんの離乳食はいつからスタートすべき?
にんじんは、離乳食初期(生後5~6ヵ月)から取り入れられる食材。
5〜6ヶ月頃の間でお粥に慣れてきたら、その次に取り入れる食材はとしておすすめです。
他の食材と比べてアレルギーの心配も少ないため、安心して取り入れられるでしょう。
離乳食にぴったり!にんじんの栄養とは?
にんじんは、栄養豊富な緑黄色野菜です。
- ・βーカロテン
- にんじんの色素。強い抗酸化作用が期待できる。
- ・カリウム
- 細胞を正常な状態に保つ働きがある。
・ビタミンC- 抵抗力を高めたり、コラーゲンの生成に関与すると言われている。
・カルシウム- 骨や歯のもとになる成分。
などを多く含んでいます。
βーカロテンは、油に溶けやすい性質をもつビタミンです。
離乳食初期(生後5~6ヵ月)は油の摂取はNGですが、中期(生後7~8ヵ月)以降は、少量の油を加えて調理すると、効率よく摂取できますよ!
にんじんはアレルギーになりにくい?
にんじんは、アレルギーの心配の少ない食材ですが、全くないとは言い切れません。
そのため、離乳食初期(生後5~6ヵ月)は、ひとさじから始めるのが適切な進め方。
初めての与えるときは、他の食材と同様に昼間の小児科の空いている時間にしましょうね!
おいしいにんじんの選び方
どれも同じに見えるかもしれませんが、おいしいにんじんを見分けるポイントがあるのです!
- ・葉の切り口が小さいものが甘い
- ・葉の切り口が茶色いのは時間がたったもの
- ・表面がなめらかなもの
- ・色が濃いもの
- ・しっかりとハリがあるもの
- ・先端が丸いもの
- ・キズや割れがないもの
たくさんあるので覚えるのが大変ですが、選ぶときに参考にしてみてくださいね。
冷蔵?冷凍?調理済みのものはどちらで保存すべき?
基本的に、にんじんは立てて保存すると、長持ちします。
乾燥しないよう、ポリ袋に入れて野菜室で保存しましょう。
また、にんじんの離乳食は、調理したものを冷蔵保存や冷凍保存してもOK。
とくに、にんじんは頻繫に使う食材のため、たくさん下ごしらえしておいて冷凍保存するのがおすすめです。
火を通して調理したものを冷まし、製氷皿や小分け用パックに1食分ずつわけて冷凍しましょう。
離乳食を作る際に、必要な量だけ取り出せるためとても便利ですよ。
また、冷凍していたものを調理する際は、レンジや小鍋を使ってしっかり火を通してくださいね。
使うと手放せない!フレークもおすすめ
生のにんじんをペースト状にする時間がない!というときもあるでしょう。
そんなとき、「にんじんフレーク」がとっても便利です!
国産にんじんを使っているので味も良く、調理も簡単で一度使ったらもう手放せません。
離乳食に使うのはもちろん、大人用のにんじんスープにも使えます。
にんじんの他にも、かぼちゃやとうもろこしなど種類も豊富。ひとつあると心強いですよ♪
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ママも赤ちゃんも嬉しい!簡単・おいしいにんじんレシピ
さっそく、離乳食初期(生後5~6ヵ月)に食べられるおいしいにんじんのレシピをご紹介!
実際に作ってみて、赤ちゃんがよく食べてくれた時短レシピも記載しています。
1.基本のにんじんペースト
はじめてにんじんを使うときは、すり潰て裏ごしした「にんじんペースト」から始めましょう。
にんじんをゆでるときは、大きめに切ってじっくり煮てあげると甘みが引き立ちますよ。
2.にんじん粥
離乳食の初期段階としてペーストに慣れたら、食べ慣れたお粥と一緒にあげてみましょう。
にんじんのフルーティーな甘みが、お粥を新鮮な味わいにアップグレード!
写真のように混ぜるのもOKですが、カレーのようにお粥とにんじんを分けて盛り付けても◎。
3.にんじんとさつまいものペースト
離乳食初期(生後5~6ヵ月)も後半になり、いろいろな野菜に慣れてきた時期におすすめのレシピです。
さつまいもは、甘みがあってにんじんとの相性も抜群!
さつまいものでんぷんのおかげで、自然なとろみがついて食べさせやすいのもポイントです。
4.大根とにんじんのとろとろ煮
口当たりがよく、離乳食初期(生後5~6ヵ月)の赤ちゃんでも食べやすくなっています。
じっくり煮てあげることで、野菜本来のうまみと甘みが感じられるようになりますよ。
5.にんじんのフルーツ煮
にんじんはりんごと一緒に煮ると、デザートにもなります!
どちらも甘い食材なので、相性抜群です♪
にんじんの風味が苦手な赤ちゃんにもおすすめ。
6.魚とにんじんのふわふわ
白身魚が食べられるようになる、離乳食初期(生後5~6ヵ月)の後半から食べられるレシピ。
お魚だけでなく豆腐も入れるため、たんぱく質をしっかり摂れますよ。
また、豆腐を入れることで、今までにないふわふわとした新しい食感を感じられます。
7.とろとろかれいの野菜あん
魚だけだと独特な風味が際立って、食べにくい赤ちゃんもいるでしょう。
そんなときは、甘いにんじんのあんをかけてみましょう♪甘みがあって食べやすくなりますよ!
8.しらすとにんじん粥
しらすの塩気とにんじんの甘みがマッチしたメニュー。
カルシウムがたっぷり摂れますよ!
9.にんじんの白和え
にんじんペーストと豆腐を混ぜただけの簡単メニュー。
レンジだけで簡単にできる時短メニューなので、忙しいときに便利ですよ。
たんぱく質も摂れるのがポイント!
10.にんじんのポタージュ
離乳食初期(生後5~6ヵ月)も終わりにさしかかり、離乳食中期(生後7~8ヵ月)へ移行する時期にピッタリなレシピです。
にんじんだけでなく、玉ねぎやブロッコリーが入っているので甘みや栄養もアップ!
豆腐を入れることで、ふわふわとした食感のポタージュに仕上がります。
味に敏感だからこそ、にんじん選びも大切
離乳食はほとんど味付けをしないため、食材自体の味も非常に重要。
値段=味が美味しい、とは一概に言えませんが、私自身も少し質の良い食材を購入した方が、子供がよく食べてくれるなと感じた経験があります。
にんじんも安く手に入る食材ですが、もしなかなか食べてくれない時は、産地や栽培方法にこだわったにんじんを購入してみるのもおすすめ!
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人気の定番食材にんじん。上手に使いこなしておいしい離乳食を作ろう♪
にんじんは、手に入りやすく栄養もあるため、野菜の離乳食初期(生後5~6ヵ月)にピッタリな食材です。
にんじんのペーストに慣れたら、栄養バランスを考えて、他の野菜や果物と組み合わせてあげましょう。
また、にんじんはいろいろな食材と相性がいいので、初期の時期から取り入れて味に慣れさせてあげると、後々役に立ちます。
毎回にんじんのペーストを作る時間がない!と感じたら、冷凍保存やフレークを取り入れてみてください。
無理なく楽に離乳食を進めていきましょうね。
(Photo by:写真AC)