梅雨に入って雨の日が続くと、洗濯物の部屋干しでニオイが気になり、洗濯した気がしなかったりしますよね。そして洗濯物を部屋干しすると、部屋に湿気がこもりがちに。湿度が高くなることで、お弁当などの食事にも気を使う…。今回は、そんな梅雨時期の家事についてみていきたいと思います。
この記事の目次
- 雨の日が続く梅雨は早ければ5月から!
- 梅雨時期の洗濯は「部屋干し」が7割以上
- 梅雨はこれでしのぐ!部屋干しの工夫3選
- 梅雨時期の子供のお弁当は「保冷剤」「抗菌シート」「梅干し」で対策!
- 梅雨の洗濯・食事は工夫して乗り切ろう!
雨の日が続く梅雨は早ければ5月から!
梅雨は北海道を除いて、日本全国で見られる特有の気象現象です。雨の日が続き、日照が少なくなります。
梅雨と言えば、6月のイメージを持つ方が多いかもしれません。
しかし、梅雨は早ければ5月ごろから始まり、7月いっぱいまで続くこともあります。
それは梅雨前線の動きによって、雨が降る地域が変わってくるからです。
例年沖縄がゴールデンウィーク前後に梅雨入りするのを皮切りに、徐々に東へと梅雨前線が移動し、九州は5月末ごろ、関東は6月上旬に梅雨入りします。
梅雨はだいたい1ヶ月~1ヶ月半ほど続く
気象庁が発表している「梅雨入りと梅雨明け(確定値)」の例年状況をみていると、梅雨はどの地方も1ヶ月から1ヶ月半ほど続くようです。
梅雨が1ヶ月以上も続くとなると、家の湿気対策や洗濯物、食事などの雨の日ならではの悩みもつきませんね。
北海道には「蝦夷梅雨(えぞつゆ)」がある
北海道には梅雨がありません。
しかし、年によっては本州の梅雨の時期と同じころに雨の日が続くことがあります。
これは「蝦夷梅雨」と呼ばれるもので、雨の日が続くのは2週間前後と言われています。
蝦夷梅雨は、「梅雨」の文字が入っていますが、梅雨前線と関係なく発生するため全国の「梅雨」とは違う気象現象なのです。
とはいえ、雨の日が続くのは変わりありません。
全国的に雨の日が多いこの季節。ママたちは、どういう風に家事をしているのでしょうか?
梅雨時期の洗濯は「部屋干し」が7割以上
梅雨時期に悩む家事と言えばやはり「洗濯」。
洗濯物は、室内に干す人が7割以上という結果になりました。
他には「乾燥機を使用」「浴室乾燥機を使用」「コインランドリーに行く」などと言った回答も。
やはり皆さん「洗濯物の乾燥」が梅雨の時期はネックのようです。
中には「サンルームがあるので、(梅雨でも)あまり影響ないです。」という答えもありました。確かにサンルームだと、梅雨も関係なく洗濯物を干すことができますね。
梅雨はこれでしのぐ!部屋干しの工夫3選
部屋干しをすると、せっかく洗った洗濯物が生乾きでニオイがする…という経験ありませんか?
洗濯物だけでなく、部屋も湿気臭くなり、気づくと部屋にカビが発生?!なんてこともあるかもしれません。
そこで、皆さんが実践している「梅雨時期の部屋干しの工夫」を3つ紹介します!
3位「扇風機・サーキュレーターを回す」
室内干しをしている洗濯物に、風をあてるという方法です。
風を当てることで、濡れている衣類の湿気が衣類にこもる時間を短くします。
こうすることで、生乾きのニオイが洗濯物につくのを防ごうというわけですね。
2位「除湿器(エアコンの除湿)を使う」
こちらは部屋の湿度を下げて、洗濯物の生乾きのニオイを防ぐ方法。
湿度が高いと、乾くのに時間がかかってしまい、その分、洗濯物に生乾きのニオイが残りやすくなってしまいます。
そうならないように除湿器を使って部屋の湿度を下げて、乾燥しやすい環境にするわけですね。
アンケートの回答にもありましたが、古典的な方法では「洗濯物の下に新聞紙を敷き詰める」なんていうアイデアも。
扇風機と除湿器の合わせ技を使って、雨の日の部屋干し対策をしている人も多くいらっしゃいました。
1位「洗濯洗剤は部屋干し用を使用」
最も多かった意見が「部屋干し用の洗濯洗剤を使う」でした!
最近いろんなメーカーから部屋干し用洗剤が発売されていますよね。いくつかここでも紹介したいと思います。
上記のような「部屋干し」向けの洗濯洗剤や柔軟剤があるため、雨の日が続く梅雨の時期だけ、洗濯洗剤を変えるのも手ですね。
いつも使っている洗濯洗剤や柔軟剤を変えたくない人はこちらがオススメ!
とはいえ、お気に入りの柔軟剤の匂いがある人や、赤ちゃんの衣類のことを考えた洗濯洗剤を使用しているので、洗剤や柔軟剤を変えられない・変えたくない人もいらっしゃるでしょう。
そんな方におすすめなのが...
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洗濯爽Agキラリ ランドリーAg抗菌 銀パワーで洗濯槽の除菌
です。
使い方はカンタンで、洗濯物と一緒に洗濯機に入れて洗濯するだけ。
銀イオンの力で、部屋干しの嫌なニオイを防ぐ効果があるそうです。さらに洗濯物だけでなく、洗濯槽の除菌作用も!
洗濯物の嫌なニオイの原因は、実は部屋干しではなく洗濯槽がカビていた、なんてこともあるかもしれません。特に梅雨時期は洗濯槽も湿気がこもりやすくなり、カビの原因に繋がります。
洗濯物も洗濯槽も湿気から守りたい、という方はコチラを試してみるのもいいかもしれませんね。
番外編「バスタオルを使わない」
少数派ですが、「バスタオルを使わない」という対策をしている人も。
確かに面積が大きいバスタオルは洗濯をすると乾くのに時間がかかるため、部屋干しだとどうしてもニオイが残りがちになります。
雨の日は「乾きにくいものは使わない」=「洗濯しない」のも、嫌なニオイから洗濯物を守る方法ですね。
梅雨時期の子供のお弁当は「保冷剤」「抗菌シート」「梅干し」で対策!
梅雨時期に困るのは洗濯だけではありません。食事も困ることがあります。
なぜなら、雨の日が続き湿度が高くなると、お料理も傷みやすくなるからです。
特に梅雨時期は夏に向けて気温も上がってくるので、より一層傷みやすいかもしれません。
気になるのは子供の食事
そうなってくると特に気になるのが子供のお弁当です。
大人であれば「ちょっとくらいいいか」と思う人もいらっしゃるかもしれませんが、子供の食事となると話は別。
特に離乳食期、幼児食期の子供はまだ自分の身体で起こっていることをうまく表現できないことが多いもの。
食中毒なんて起こしてしまったら、ぞっとしますよね。
さらに、大人と違って抵抗力も弱いので、食中毒を起こした場合、子供は重病化しやすいと言われています。
雨の日が続く梅雨時期は、皆さん子供のお弁当はどうされているのか聞いてみました。
保冷剤を使用するが7割以上!
アンケートで最も多かったお弁当対策が「保冷材を使用する」で、実に77.8%の方が実践されていました。
これは、雨の日だけでなく、夏など気温の高い日にも使えますね。
ケーキ屋さんでもらえる小さいサイズの保冷剤が、使い勝手が良くてオススメですよ。
抗菌シート・除菌シートを使う人も
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続いて多かったのが、「抗菌シート」や「除菌シート」を使用するという声でした。
お弁当にシートを入れるだけのお手軽な対策方法です。
こちらも銀イオンのパワーで雑菌の繁殖を抑えるそうです。
梅干しを使う人もいるが注意が必要!
そしておばあちゃんの知恵、というイメージがある「梅干し」をお弁当に入れる、という人もいらっしゃいました。
しかし子供の年齢によっては、まだ梅干しが食べられない年ごろの子が多いかもしれません。
また梅干し自体は傷まなくとも、お弁当の他のおかずは傷む可能性もありますので、梅干しを過信するのはほどほどにして下さいね。
パパのお弁当などの場合は、ご飯の真ん中に梅干しをおく「日の丸弁当」よりも、梅干しを細かく刻んだものをご飯に混ぜ込む方が、ご飯が痛みにくいそうですので、お試しあれ。
梅雨の洗濯・食事は工夫して乗り切ろう!
梅雨で雨の日が続くと、気分は滅入るもの。しかしこういう時こそ一工夫。
工夫することで、新しい発見があり、上手く梅雨時期の生活をこなせるかもしれません。
梅雨と同じように湿っぽい空気にならないよう、楽しめる工夫ができるといいですね☆
【調査概要】
期間: 2018年4月5日~4月16日
方法: カラダノ―トママ部調査
対象: 妊娠・育児中のママ部ユーザー(N=133)
(Photo by:写真AC)