キャベツは、離乳食後期(生後9~11ヵ月)にたくさん摂りたい食材のひとつです。
キャベツは、いろんな食材と合うお野菜で、程よい固さが離乳食後期のカミカミ期のお子さんにぴったり!
栄養がたっぷり含まれている上に甘味があるので赤ちゃんも食べやすいお野菜なので、離乳食後期にもどんどん活用しましょう。
今回は、キャベツの栄養や離乳食後期での取り入れ方、オススメレシピなどをご紹介します。
この記事の目次
- 離乳食後期にキャベツを取り入れるべき3つの理由
- 離乳食後期でのキャベツの取り入れ方
- キャベツの上手な下処理方法
- キャベツの選び方
- 離乳食後期におすすめのキャベツを使ったレシピ
- 離乳食にキャベツを取り入れて子どものおいしい!を引き出そう
- 全員プレゼント!お食事用「バーバパパのエプロン」
離乳食後期にキャベツを取り入れるべき3つの理由
離乳食初期(生後5~6ヵ月)から活用できるキャベツですが、離乳食後期(生後9~11ヵ月)にも積極的に取り入れたい食材のひとつです。
その理由は3つあります。
①いろいろな食材との相性がいい◎
②適度な固さが離乳食後期向き
③栄養豊富で胃腸にもやさしい
①キャベツはいろいろな食材との相性がいい◎
キャベツ自体は味の主張が弱いものの、ほんのりと甘みがあるため、いろいろな食材とも相性抜群。
ほかの野菜はもちろん、肉や魚介類、乳製品とも相性がよく、逆に言えば、相性が悪い食材が見当たらないくらいです。
離乳食後期(生後9~11ヵ月)は、食べられる量もぐっと増えてくる時期ですが、苦手な食材も出てくる時期でもあります。
そんな時でも、キャベツは比較的安定して食べてもらえる野菜と言えるでしょう。
②キャベツの適度な固さが離乳食後期向き
離乳食後期(生後9~11ヵ月)はカミカミ期とも呼ばれ、歯茎でつぶしながら食べる時期です。
キャベツなら火を通しても適度な固さが残るので、カミカミする練習にピッタリ!
しかし、火を通してもキャベツの芯や太い葉脈は、まだ奥歯が生えていない赤ちゃんにとって食べづらいもの。
離乳食に使用するのには早いので、きちんと取り除いてあげてくださいね。
③キャベツは栄養豊富で胃腸にもやさしい
キャベツを離乳食初期(生後5~6ヵ月)から使っていたという方も多いと思いますが、なんとなく、葉の色が濃い野菜に比べ、栄養が少ないイメージを持っていませんか?
キャベツは、たくさんの栄養が含まれている優れた野菜なのです!
免疫力をアップさせるビタミンCや、骨や歯をつくるカルシウムが多く含まれているのが特徴。
また、胃酸の分泌を抑えたり、胃粘膜を修復したりする効果があると言われているビタミンUが豊富です!
ビタミンUはキャベツから発見されたので、キャベジンとも呼ばれています。
離乳食期の赤ちゃんだけでなく、幼児期や児童期、大人になっても積極的に食べておきたい野菜ですね。
離乳食後期でのキャベツの取り入れ方
離乳食の全期間で大活躍するキャベツですが、離乳食後期(生後9~11ヵ月)になると、どのように取り入れればよいのでしょうか。
キャベツの下ごしらえのポイントや、大きさや固さの目安など、離乳食後期のキャベツの取り入れ方をご紹介します。
離乳食後期のキャベツの大きさは?
出典:キャベツ|パルシステムの育児情報サイト~子育て123~
離乳食後期(生後9~11ヵ月)のキャベツの大きさは、3~4mm程度の粗いみじん切りでも、食べられるようになります。
固さの目安は、指で押しつぶせる程度です。
ただし、芯や葉脈はまだ上手につぶせないので、取り除いてくださいね。
キャベツの葉が口に残ってしまう場合は、とろみのある食材と合わせたり、ごはんや麺類に混ぜて一緒に食べさせてみましょう。
キャベツの上手な下処理方法
キャベツには、栄養がたっぷり含まれていると説明しましたが、その多くが水溶性ビタミンです。
水溶性ビタミンとは、文字通り水に溶ける性質を持っているビタミンのこと。
調理時に長時間ゆでたり、水にさらしたままにしておくと、せっかくのビタミンが少なくなってしまいます。
そこでオススメなのが、電子レンジを使って加熱する方法です。
適当なサイズにカットし、耐熱容器に入れます。ラップをかけて600Wで1分加熱するだけでOK。(キャベツの葉っぱ1枚の場合)
離乳食後期(生後9~11ヵ月)はくたくたになるまで加熱しなくてもOKなので、電子レンジを使うと便利ですよ!
キャベツの選び方
一般的に出回るキャベツは、大きく2種類に分けられます。
ひとつは春キャベツ、もうひとつは冬キャベツ。
◼️春キャベツの特徴
巻きがゆるく、歯質が柔らかいこと。みずみずしいので、生食にむいています。
◼️冬キャベツの特徴
巻がしっかりとしていて、ずっしり重たいこと。甘味が強いので、煮込み料理にピッタリです。
離乳食にはどちらを使ってもOKですが、一番外側の固い葉っぱや、芯の部分以外を使うようにしてくださいね。
また、葉の色が鮮やかで、切り口が変色していないものが新鮮です。
離乳食後期におすすめのキャベツを使ったレシピ
ここからは、離乳食後期(生後9~11ヵ月)におすすめの、キャベツを使ったレシピを見ていきましょう。
離乳食後期は、手づかみレシピも積極的に取り入れたい時期なので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
1.しらす入りレンジお好み焼き
お好み焼きは、手づかみの練習ができるだけでなく、いろいろな食材を入れることができるメニューです。
筆者もこの時期の離乳食でお好み焼きをつくっていました。
お好み焼きは豚肉を使用することが多いですが、このしらすを使ったレシピは、しらすの適度な塩気のおかげでソースをかけなくても美味しく食べられます。
ソースが不要なので、手づかみでも手が汚れないのも、ママにとって助かりますね。
また、しらすに含まれるカルシウムは、キャベツに含まれるビタミンCと一緒に摂ることによって、吸収率がアップします!
2.ロールキャベツ風
キャベツ料理の代表格とも言える、ロールキャベツ。
しっかりと煮込むので、離乳食後期(生後9~11ヵ月)から食べられます!
芯を取り除いてからじっくりと煮込み、食べさせるときは小さく切りましょう。
大人顔負けの料理に、赤ちゃんもゴキゲンです♪
3.春キャベツのチーズ炒め
何だか今日のメニューは野菜が少ないかも…?と思ったときに、試してほしい時短ちょい足し離乳食レシピです。
ボイルしたキャベツを粉チーズと一緒に炒めるだけなので、とっても簡単!
キャベツの甘味とまろやかなチーズは、相性抜群です。
4.しらすチャーハン
しらすの塩気とごま油の香ばしい香りが食欲をそそります。
キャベツはもちろん、ほかの野菜もたっぷりと使えるので、栄養満点です!
野菜単体だと食べてくれない赤ちゃんも、チャーハンにすればパクパク食べてくれるかも♪
5.やわらかにゅうめん
やさしい味わいのにゅうめんは、体調が悪いときのレシピとしても大活躍!
スープにとろみをつけて、食べやすく仕上げてくださいね。
離乳食にキャベツを取り入れて子どものおいしい!を引き出そう
離乳食初期から活用できるキャベツを離乳食後期にも積極的に取り入れたい理由は以下の3つ。
①いろいろな食材との相性がいい◎
②適度な固さが離乳食後期向き
③栄養豊富で胃腸にもやさしい
クセがなく甘味のあるキャベツは、赤ちゃんも食べやすく、使い勝手がよい食材なので、加熱してから小さく切って、冷凍庫にストックしておくと便利ですよ。
栄養満点のキャベツを離乳食にたくさん取り入れ、子どもの「おいしい!」「もっと食べたい!」という気持ちを、ぐんぐん引き出してあげましょう。
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