離乳食づくりで大活躍してくれる主食の代表「うどん」。のどごしが良くて、つるんとしたうどんの食感は離乳食中の赤ちゃんにも大人気!


うどんは調理時間も比較的短く済むので、離乳食づくりで大忙しなママにとっても頼れる存在です。今回はそんな離乳食【後期】におすすめの、美味しいうどんレシピをご紹介!


この記事の目次

時短もできて保存もしやすい!うどんは離乳食後期でもママの強い味方


後期の離乳食づくりでうどんを使う時のうれしいポイントは、なんといっても手軽なところ。


お腹がすくと待ったなしでご機嫌ナナメになる赤ちゃんには、1分でも早く離乳食を用意したい...。


そんな時にママの離乳食づくりを助けてくれるのがうどんです。


離乳食後期の主食では5倍粥から軟飯を用意しますが、ストックを切らしていたり、ごはんを炊くところからスタートするとかなり時間がかかります。


うどんには「乾麺」や「ゆで麺」、「冷凍麺」などいくつかの種類がありますが、調理を急ぐときの離乳食には茹で時間が短い「ゆで麺」と「冷凍麺」が便利です。


また、「乾麺」は保存がきくことと、1回に茹でる量を調節しやすい便利さがありますよ。


サクッとおさらい!離乳食【後期】で必要なうどんの下ごしらえと調理ポイント


離乳食では初期から取り入れられるうどん。


しかし、生後9~11カ月ごろの離乳食後期でも忘れずにおさえておきたい下ごしらえと、離乳食後期の調理ポイントがあります。


離乳食後期でも塩抜きは忘れずに!

大人が食べるうどん麺を離乳食に使う場合、気になるのが塩分。


離乳食後期に入ってからも、うどんの麺はたっぷりのお湯で茹でることと、茹で上がった麺を水にさらして軽く揉み洗いすることが大切です。


離乳食後期に入ったら、食べ足りない分は具材を増やしましょう

離乳食を食べる赤ちゃんは食べる量の個人差が大きく、また、日によって欲しがる量が違うこともしょっちゅうです。


一食分の目安どおりに離乳食を作っても、ぜんぜん食べない!かと思えば今度は足りない!なんて、日常茶飯事。これは離乳食後期でも続きます。


離乳食後期のうどんメニューで量を増やす場合には、うどんの麺を増やすのではなく、具材の量を増やしましょう。そうすることで、離乳食全体の栄養バランスを保ちやすくなります。


離乳食後期で味付けの塩分を抑えたいときは?

離乳食の塩分を抑えたいとき、味付けを補ってくれるのが出汁のうまみ成分です。


さばやあじなどの魚節が原料の「削り粉」はまさに、うまみ成分のかたまり!


栄養価も高く、たんぱく質とミネラルが豊富に含まれています。


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離乳食後期の味付けで、調味料をなるべく使わずに離乳食を作りたい時は、けずり粉をひとつまみ足してみてください。


香りとうまみが増して、美味しく仕上がりますよ。


離乳食【後期】のおすすめうどんレシピ!

食材への味覚だけでなく、"食感の楽しみ方"もわかるようになる離乳食後期におすすめのレシピを集めました!


レシピを参考に、離乳食後期でのうどんの茹で加減や具材の大きさ・やわらかさなどは赤ちゃんの様子を見ながら調節していきましょう。


1.【離乳食後期】とろろ昆布とキノコのうどん


だしの風味を生かしたやさしい味のうどんです。離乳食後期に入りたてのメニューにもおすすめ。


とろろ昆布は乾燥したままだと離乳食後期の赤ちゃんにはまだ食べにくいかもしれないので、食べる直前で軽く和えると食べやすくなります。



【材料】

・うどん           1/3玉

・白身魚(タラ・ブリなど)  小さじ2

・しめじ           15g

・とろろ昆布         少々

・だし汁           100cc


【作り方】

1.茹でたうどんの麺を食べやすい長さに細かく切っておきます。(1~2センチ程度)


2.白身魚は加熱した後、軽くほぐします。


3.しめじは食べやすい大きさに切ります。


4.小鍋にだし汁をあたため、うどん・白身魚・しめじを加えたらひと煮立ちさせます。


5.4をうつわに盛り付けて、仕上げにほぐしたとろろ昆布を添えればできあがり。


【離乳食後期】とろろ昆布とキノコのうどん


2.【離乳食後期】手づかみに!うどんとツナのおやき

こちらは離乳食後期のつかみ食べにもぴったりのうどんメニュー!


一度にたくさん作れるので、余った分は1個ずつラップに包んで冷凍保存しておきましょう。


【材料】

・うどん           2玉

・ツナ            2缶

・ニラ            7本

・卵             2個

・すりごま          大さじ1

・あおさ海苔         適量

・鰹節(削り粉)       適量

・片栗粉           大さじ6


【作り方】

1.茹でたうどんの麺を食べやすい長さに細かく切っておきます。(1~2センチ程度)


2.ニラは2センチほどに切ります。


3.ボウルに卵を溶いたら、うどんの麺・ニラ・ツナ缶をそのまま入れて混ぜ合わせます。


4.ゴマ・青のり・鰹節・片栗粉を加えて、さらによく混ぜます。


5.フライパンを火にかけ、4をスプーンですくったらフライパンの上にハンバーグ大ほどにまとめて並べます。


6.弱火でじっくりと焼き、焼き色がついたら裏返します。途中、フライ返しでジューッとおさえて中までしっかりと火を通します。


7.両面焼けたらできあがり。


離乳食の手づかみに☆うどんとツナのおやき


3.【離乳食後期】パクパク☆焼うどん

離乳食でもできる!焼うどんのレシピです。


離乳食は後期に入ると一食分の量も増えていきます。焼うどんはたくさんの具材を使うことで赤ちゃんも大満足。


鮭は豚挽肉や鶏挽肉にかえても美味しくできますよ。


【材料】

・うどん           1/3玉

・にんじん          1/8本

・ピーマン          1/4個

・たまねぎ          1/8個

・しいたけ          1/2本

・鮭(ほぐしたもの)     大さじ1

・だし汁           50㏄

・めんつゆ          適量

・鰹節(削り粉)       適量


【作り方】

1.茹でたうどんの麺を食べやすい長さに細かく切っておきます。(1~2センチ程度)


2.鮭には火を通し、骨や皮を取りのぞきながら身をほぐします。


3.野菜など他の具材は1センチ角ほどに切り、レンジで軽く加熱します。


4.あたためたフライパンにうどんの麺・鮭・野菜などを加えて軽く炒めます。


5.だし汁を注ぎ、汁気がなくなるまで炒めます。


6.汁気がなくなったら、味をみながら少しずつ麺つゆを加えます。


7.6をうつわに盛り付けて、さいごに鰹節をかければできあがり。


ぱくぱく♫焼きうどん(離乳食*後期〜)


4.【離乳食後期】まろやかシチューうどん

うどんは和風だけじゃない!こちらは離乳食後期にぴったりの、うどんを使った洋風メニューです。


鮭は赤ちゃんにも食べられる皮なしポークウィンナーを細かく刻んで代用もできますよ。


【材料】

・うどん           1/3玉

・鮭(ほぐしたもの)     大さじ1

・バター           小さじ1/4

・ブロッコリーの穂先     大さじ1

・にんじん          1/8本

・たまねぎ          1/8個

・だし汁           100cc

・スキムミルク        大さじ1


【作り方】

1.茹でたうどんの麺を食べやすい長さに細かく切っておきます。(1~2センチ程度)


2.鮭には火を通し、骨や皮を取りのぞきながら身をほぐします。


3.ブロッコリー・にんじん・たまねぎは粗みじん切りに。


4.あたためただし汁にスキムミルクを溶いておきます。


5.小鍋にバターを溶かしたら、野菜を炒めます。さらに鮭を加えて、4を注ぎます。


6.野菜がやわらかくなったらうどんを加えます。うどんが具となじんだらできあがりです。


シチューうどん(離乳食後期)


おたすけ食材「うどん」の力を借りて後期の離乳食づくりも楽しく!美味しく!


離乳食も後期を過ぎると3回食になり、ママの離乳食づくりもいっそう忙しくなります。家族の献立に加えて、赤ちゃんの離乳食メニューを考えるのは本当に大変ですよね。


うどんは大人の料理から取り分けやすく、アレンジもしやすい食材です。家族の献立に使う食材を離乳食のメニューにも取り入れながら、後期の離乳食も上手に乗り切っていきましょう!


Photo by Photo AC