食べ物に一番栄養が含まれているのは旬のとき。夏は旬の野菜が多いので、離乳食でも取り入れたいですよね。今回は離乳食にぴったりなのに、大人が食べてもおいしい夏に旬の野菜を使ったレシピを紹介します!


この記事の目次

離乳食に取り入れたい!夏が旬の野菜13選

それでは早速、夏に旬の野菜をみていきましょう!


野菜ごとに離乳食初期・中期・後期・完了期に食べられるかどうかと、その野菜を食べ始められる時期の簡単な調理方法を紹介します。


夏野菜1.とうもろこし(コーン)


甘味があり食べやすい。穀類なので、糖質が豊富でエネルギー源に。しっかりと茹でてから裏ごしをすれば、離乳食初期から食べられる食材。


薄皮は消化が悪いため、皮を除いてから与えましょう。


夏野菜2.枝豆(えだまめ)


枝豆は大豆が熟さないうちに収穫したもの。大豆と違ってビタミンCが含まれています。また葉酸も豊富。


しかし大豆はアレルギーを起こしやすい特定原材料27品目のひとつですので枝豆も与える時は要注意


柔らかく茹でて、薄皮があるので取り除いてからすりつぶせば、離乳食初期からOKな野菜です。


夏野菜3.トマト


離乳食初期から食べられる野菜。赤い野菜にはリコピンという抗酸化作用のある成分が含まれているので、離乳食にも取り入れていきたい食材のひとつ。


酸味があるため、しっかりと過熱をして酸味を飛ばしましょう。皮と種を取り除いてから滑らかにつぶします。


8ヶ月頃からは生の状態でも食べられます。皮と種を取り除いたうえで、細かくみじん切りしたものを与えてみてください。


夏野菜4.茄子(ナス) 


少し苦みを感じるかもしれませんので、離乳食初期に与える場合は他の食材に慣れてきた6ヶ月以降に。


皮は消化しにくいので取り除いて。初期は柔らかく茹でてから、すりつぶして与えましょう。


夏野菜5.ズッキーニ


見た目はきゅうりのようですが、実はかぼちゃの仲間でカリウムが豊富。カリウムは不足すると便秘や夏バテを起こすので、大人も子供も取り入れていきたいミネラルです。


離乳食に取り入れるなら中期から。アクがあるので、皮をむいて適当な大きさに切ってから水に浸してアク抜きをしましょう。アク抜き後、柔らかく茹でたものを3mm程度の角切りにして与えます。


夏野菜6.ピーマン


苦くて、すりつぶせないので離乳食でスタートするなら中期から。


苦みがあるので無理に与える必要はありませんが、小さなころから慣れていると、苦手意識を持たずに食べられることも


種・わたを取り除き、柔らかく茹でてから冷水にとって皮をむき、みじん切りにして与えましょう。


夏野菜7.かぼちゃ


甘味があるので、好きな赤ちゃんも多いはず。


離乳食初期から食べられることができ、βカロテンやビタミンEが豊富。皮と種とわたを取り除き、加熱してからすり鉢ですりつぶします。


軽くレンジで温めると、包丁が入りやすくなるのでぜひお試しあれ。


夏野菜8.きゅうり


離乳食期に生で与えられる野菜。


主にカリウムを含んでいます。離乳食初期に与える場合は6ヶ月以降からのスタートを。皮をむいて、すりおろしてから与えましょう。


すりおろしたものをスープに加えたりヨーグルトと和えたりと、アレンジもしやすい野菜です。


夏野菜9.さやいんげん


カルシウム・βカロチン・ビタミンB2・ビタミンCを含み、必須アミノ酸も9種類含んでいる栄養価の高い野菜です。


消化しにくく、加熱してもとろけにくいですので、離乳食で与えるなら中期からが無難。すじを取り除いてから、柔らかく茹でてみじん切りにして与えましょう。


夏野菜10.パプリカ


ピーマンと違い苦みがなく、栄養価も赤パプリカだとビタミンC・βカロチンがピーマンの約2倍含まれており、ビタミンEに至っては5倍も含まれています。


種・わたを取り除き、柔らかく茹でてから冷水にとって皮をむき、みじん切りにして離乳食中期からスタート可能です。


夏野菜11.レタス


離乳食初期から食べられますが、キャベツや白菜に比べると苦みがあるため、他のは野菜に慣れてから始めるのがいいかもしれません。


葉先の部分を柔らかく茹でてから、すりつぶして与えましょう。


夏野菜12.オクラ


すりつぶしにくいため、与えるなら離乳食中期から。オクラはベータカロテンが多く含まれている緑黄色野菜の一種です。味には癖がなく、粘りやとろみがあるため、下ごしらえをきちんとすればそのままでも与えやすい食材です


こすり洗いでうぶ毛をとってから、種を取り除いてから柔らかく茹でてみじん切りに。


夏野菜13.冬瓜(とうがん)


「冬瓜」と書いてとうがんと読みます。「冬瓜」の字面から冬の野菜のイメージですが夏野菜です。


与えるなら離乳食中期からで、皮・種・わたを取り除き柔らかく茹でてから、みじん切りに。


夏が旬の野菜だけど離乳食には不向きな野菜3選

他にも夏が旬の野菜はありますが、離乳食には不向きなものも…。ここでは離乳食には不向きな夏が旬の野菜を3つ紹介します。


ゴーヤ


沖縄や南九州で郷土料理として親しまれている夏が旬の野菜。苦いためニガウリ、とも呼ばれる野菜なので、離乳食期は無理に与える必要はありません


チャレンジするなら、幼児食に移行してからが無難と言えるでしょう。


にんにく


食欲をそそる独特の匂いがあり、肉の臭い消しなどに使われる香味野菜。香辛料に使われることが多く、離乳食には向いていません。


市販のベビーフードには、離乳食完了期の頃のものから少量だけ使用されている商品もあるようです。


らっきょう


福神漬けなど主に漬物として販売されていることが多いらっきょうも、夏が旬の野菜です。にんにくと同じく独特の匂いがあり、離乳食には向いていません。


これらの夏野菜はパパのおつまみなど、大人で旬を味わってくださいね!


大人も一緒に楽しめる!夏が旬の野菜を使った離乳食レシピ4選


旬の野菜は赤ちゃんに食べてほしい食材ですが、パパやママにも旬に食べて頂きたい食材でもあります。


今回は大人も一緒に楽しめる、夏が旬の野菜を使った離乳食のレシピを紹介します!


なお、離乳食初期~は食材そのものを味わうことが多いため、後期や完了期など旬の野菜の食べ合わせを楽しめる時期にぴったりなレシピを4つ用意しました!


夏が旬の野菜レシピ1.夏野菜のラタトゥイユ風


夏が旬の野菜をふんだんに使えるラタトゥイユは、栄養満点のレシピ!離乳食完了期の食べ盛りのお子さんにぴったりですね。大人はソースの代わりに使うと、栄養満点で彩りの良いメインディッシュに!


材料

・ナス1本

・トマト1個
・玉ねぎ1/2個
・ピーマン1個
・かぼちゃ100g
・塩(お好みで)少々
・油 少々


作り方

1.ナスは皮をむいて角切りにし、水にさらしアクをとる。

2.必要であれば、トマトは湯むきをして種を取り除いてから角切りにする。

3.他の野菜も全て、同じくらいの大きさに切る。

4.油少々を入れた鍋に、玉ねぎを入れて軽く炒める。

5.続いて、その他の野菜も全て入れて、軽く炒める。

6.炒めた野菜の3分の1位が、浸かる程度に水(分量外)を入れ、お好みで塩少々入れる。

7.フタをして、全ての野菜が柔らかくなるまで煮込めば完成。


大人へのひと手間

にんにくやコショウをプラスして、軽く煮なおせばOK!オムレツやムニエルにかけると彩りも鮮やかですよ。


参考・画像引用レシピ:離乳食☆完了期☆ラタトゥイユ風

https://cookpad.com/recipe/3897269


夏が旬の野菜レシピ2.オクラ豆腐


のどごしの良い食べ合わせで、離乳食にぴったり!さらにはパパのおつまみにもなるので、我が家の食卓ではよくあがっていた一品です。


材料(子供1人分)

・オクラ2本
・豆腐60g
・醤油5〜8滴
・鰹節少々


作り方

1.オクラのうぶ毛を取り、輪切りにする。

2.豆腐を鍋で茹で、その中に1.を入れてさらに2~4分茹でる。

3.お湯から豆腐とオクラを取り上げ、オクラはみじん切りにする。

4.豆腐とみじん切りのオクラと醤油・鰹節と混ぜて完成。


大人へのひと手間

上記は子供1人分の分量なので、適宜大人用に増やしてください。大人用は豆腐は茹でずに、オクラは輪切りのままでOK!醤油にしょうがや刻んだ梅干しを混ぜたもので和えると、さっぱりとした味になりますよ。


参考・画像引用レシピ:離乳食後期 オクラと豆腐のおかかあえ

https://cookpad.com/recipe/3984550


夏が旬の野菜レシピ3.夏野菜の冷製パスタ


麺類はのどごしがよく子供も大好き!


夏場は冷たい麺類だと、大人も食べやすいですよね。休日の昼ご飯など麺類で済ませたい時にオススメです。


材料 (大人1人+子供1人分)

・スパゲティ100g
・トマト1/2個
・シーチキン1缶(油・塩不使用のもの)
・レタス葉1枚
・枝豆お好みで

・マヨネーズ少々
・サラダ用胡麻ドレッシング(大人のみ)


作り方

1.枝豆を柔らくなるまで茹でる。茹で終わったらザルに取り、冷めてからさやから出し、薄皮をむく。

2.レタスは葉先を細かくちぎって、さっと茹でる。

3.トマトは皮と種を取り除いてから、5mm程度の角切りにし、シーチキンは水を切る。
4.スパゲティをやわらかく茹でる。茹で上がったらザルに取り、冷水で洗う。

5.スパゲティを食べやすい長さにカットしてから、1.~3.と少量のマヨネーズで和えると完成。


大人へのひと手間

スパゲティは大人の分は規定時間だけ茹でて、先にお湯からあげておき、冷ましてすぐにサラダ用胡麻ドレッシングで和えておくと、程よい硬さの麺が楽しめます。


具材も大人用のサイズでカットすると食べ応えがありますよ。


また離乳食完了期以降であれば、シーチキンではなく、ハムやベーコンでもOK!


参考・画像引用レシピ:離乳食後期 夏野菜の冷製パスタ

https://cookpad.com/recipe/3952434


夏が旬の野菜レシピ4.タコライス


彩りがいいタコライス。実は赤ちゃんから食べられるメニュー。ワンプレートごはんなので、洗い物も少なくて助かります!

 

材料 (子供1人分)

・軟飯orごはん(子供に合わせて)
・レタス葉小さめ1枚程度
・トマト小半分
・粉チーズ小さじ1


挽肉炒め(+大人分1人分)
・豚赤身ひき肉100g
・たまねぎ小4分の1
・サラダ油小さじ1
・ケチャップ小さじ2
・しょうゆ小さじ1
・水大さじ3


作り方

1.レタスは千切りにして、600Wのレンジで30秒加熱。水が出るので絞る。(直後は熱いので注意!!)

2.トマトは皮と種を除いてから、細かく切る。

3.たまねぎはみじん切りにしてから耐熱容器に入れ、少しだけ水(分量外)を入れて600Wのレンジで1分加熱。

4.ひき肉を茹でて、余分な脂とアクを抜く。
5.3.と4.をサラダ油で炒める。火が通ったら、水にケチャップ、醤油を溶いてまわしかけ、煮詰めながら炒めていく。

6.お皿にごはん・レタス・トマトを盛り、ごはんの上に5.のひき肉炒めをのせて、粉チーズをふりかければ完成!


大人へのひと手間

レタスやトマトは大人用に生のまま、大き目のカットにすると食感が楽しめます。


子供用にひき肉を取ったら、コショウ・ウスターソース・チリパウダー(なければカレーパウダーでも)を加えてさらに炒めると、スパイシーな挽肉炒めになり、大人も満足の味付けに!


参考・画像引用レシピ:離乳食 ベビーだってタコライス

https://cookpad.com/recipe/891888


旬の野菜を食べて夏を感じよう!

今の時代は旬に関係なく、1年中出回る野菜も多くなりました。


しかし、旬の野菜を旬に食べることで一番栄養を摂取することができるのです。


また旬の時期に旬の野菜を食べることで、野菜から季節を感じることもできるでしょう。


夏は旬の野菜を使った離乳食で、赤ちゃんに夏を感じてもらうとともに、大人も旬の野菜を使った食事で夏を感じてくださいね!

 

(参考サイト:旬の食材カレンダー
(参考資料:消費者庁「アレルギー表示について」

(参考資料:日本食品標準成分表2015年版(七訂))

(参考文献:最新版 からだに効く栄養成分バイブル)
(参考文献:ベネッセコーポレーションHAPPY育児生活ガイドBOOK

(Photo by:写真AC