大切な赤ちゃんには、出来るだけ栄養満点の離乳食を用意したいですね。そんな時、考慮に入れたいのが「旬」の食材であるかどうか。旬の野菜には、その季節に必要な栄養がたっぷり含まれています。


夏の旬の野菜の代表といえば「トマト」。今回は、そんなトマトおすすめの離乳食レシピをご紹介します!


この記事の目次

夏に旬の「トマト」。離乳食に取り入れてOKなの?


ちょっと酸味があるので離乳食にはどうかな?と思っているママも多いかも知れません。


でも、トマトは離乳食初期から取り入れて良い野菜です。


夏にはサラダのように生であげたい気もしますが、初期から中期なら火を通してあげることをおすすめします。


また、お腹の弱い子の場合は念のため、1歳を過ぎた頃からがベター。酸味がお腹を刺激してしまうこともあります。


トマトを食べさせる時に注意しておきたいことって?

ただし、稀にですが、トマトが口の周りに付いたときに痒みが出ることも。


多くの場合これはアレルギーではなく、トマトに入っているヒスタミンという成分が原因。口の周りが赤くなったら、少し期間をあけて様子をみましょう。


生後9ヶ月頃から意識しておきたい"鉄分不足対策"にトマトはおすすめ


「トマトが赤くなると医者が青くなる」というということわざがあります。


そのことわざ通りトマトには栄養素がたっぶり。


ビタミンA(カロテン)、ビタミンC、カリウム、カルシウム、食物繊維、そしてビタミンB1・B2・Eなどが含まれています。


夏バテを解消してくれるのがビタミンB群。そして、ビタミンCは鉄分の吸収をスムーズにするのを助けると言われています。


そのため、生後9ヶ月ごろの赤ちゃんの鉄分不足解消にも持ってこいの夏野菜ですよ。


成長期に欠かせないトマトの栄養素"リコピン"

トマトに多く含まれるリコピンには様々な効能があります。


なかでも注目したいのが抗酸化作用。これは、活性酸素を消してくれる効果のことです。


活性酸素は、呼吸によって体内に取り入れられた酸素をエネルギーに変換する際に出来るもので、身体には必要なもの。ところが、作られすぎるとマイナスの現象を起こすようになります。老化などもその一つです。


この抗酸化作用、アレルギーにも関係していると言われます。つまりリコピンにはアレルギーを防ぐ作用があるということです。


またリコピンには、メラニンの生成を抑えるので美白作用や生活習慣病を防ぐ働きもあります。


真っ赤な完熟トマトは離乳食として使うだけでなく、家族全員で食べたい旬の野菜ですよ!


夏の離乳食作りに使うなら「完熟トマト」を選んで下準備


離乳食に取り入れるなr、夏の太陽を存分に受けて真っ赤になった完熟トマトがおすすめです。


完熟トマトなら甘味があるだけでなく、柔らかいので離乳食用のピュレーにしやすいためです。


赤ちゃんには皮や種は飲み込みにくく消化しにくいので、皮と種を取り除いて加熱して与えましょう。トマトの種はスプーンで取り除いてあげると食べやすくなります。


トマトの皮を剥いて使う

トマトの皮の剥き方はいくつかありますが、簡単なのは「加熱」すること。


包丁で十字に切り込みを入れ、ヘタのところをフォークなどで刺してガスコンロにかざしたり、熱いお湯に付けるとペロッと切り込みを入れた皮の端が剥がれてきます。


剥がれた皮の先をつまんで剥きますが、これを「湯むき」といいます。


プチトマトで離乳食を作る場合は、ヘタを取って沸騰した湯の中に少し付け、その後引き上げて氷水に付けると簡単に剥くことが出来ますよ。


夏の恵み!旬トマトを使った離乳食

それでは、早速夏の旬のトマトを使ったおすすめレシピをご紹介致します!


夏におすすめレシピ1:トマト粥、トマト豆腐(離乳食初期)


トマトを離乳食用に作ったお粥に混ぜるだけの簡単レシピです。


【材料】

トマト 適量

10倍がゆ 適量

もしくは絹ごし豆腐 適量


【作り方】

1. トマトの下処理をしたらミキサーにかけてピューレ状にして裏ごし。使う分だけを少し加熱する。


2. 10倍がゆにちょこんと盛り付けたら見た目も可愛いらしいですね。


また、絹ごし豆腐をつぶして、トマトピューレとあえてもOK。


残ったトマトピューレは殺菌した瓶に詰めて冷蔵庫に入れます。


製氷皿などで小分けにして冷凍しておいて忙しい日に使えば、離乳食づくりの時短ができますよ。


夏におすすめレシピ2:トマトリゾット(離乳食初期から中期)


旬のトマトを美味しく食べるには、大人も大好きなリゾットにしてみるものおすすめです。


離乳食中期に入ったら、トマトだけでなくビタミンCが豊富な他の野菜も入れてみましょう


例えば、夏に冷凍にしたトマトピューレを、秋が旬となるカブやチンゲン菜と混ぜてもいいですね。


【材料】
トマト 10g
カブ 5g
チンゲン菜 5g
7倍がゆ 30g
野菜スープ大さじ 1

カッテージチーズ 好みで少量 


【作り方】

1. トマトは湯むきなどの下処理し、裏ごし。


2. カブとチンゲン菜は煮てから細くみじん切り。


3. 7倍がゆ、野菜、野菜スープを混ぜて加熱で10秒でもOK。


4. 好みでカッテージチーズをトッピング。

 

参考:離乳食(初期・中期)トマトリゾット

https://cookpad.com/recipe/4922042


夏におすすめレシピ3:簡単トマトスープ(離乳食中期から後期)


夏の暑さで食欲がなさそうな時は、夏野菜のスープをあげてみましょう。


【材料】
トマト 30g

豆腐 10〜30g
じゃがいも 10g
野菜だし 大さじ2


なす、玉ねぎ、ほうれん草、にんじん、ブロッコリーなども入れて作ることも出来ます。


【作り方】

1. トマトは下処理をして食べやすい大きさに切る。


2. 豆腐とじゃがいももひと口サイズにカット。じゃがいもは固めに下ゆでする。


3. 全ての材料を鍋に入れて煮立たせ、人肌にさます。


参考:【離乳食中期〜後期】簡単トマトスープ

https://cookpad.com/recipe/5041538


夏におすすめレシピ4:玉ねぎと鶏肉のさっぱりトマト炒め(離乳食中期から後期)


隠し味に使った優しいリンゴジュースの甘味がトマトの酸味と良く合うレシピです。


リンゴジュースの代わりに野菜スープを使うと、さらにさっぱり感が増します。


【材料】
トマト 中1個
鶏ひき肉 90g

玉ねぎ 1/2個
100%リンゴジュース、もしくは野菜スープ 大さじ2
オリーブオイル適量


【作り方】

1. トマトは下処理をして煮込むか、ピューレ状に。


2. 玉ねぎはみじん切りにして、鶏ひき肉とともにオリーブオイルで熱する。


3. トマトを加える。


4. トマトと玉ねぎの水分が出てきたら、リンゴジュース(もしくは野菜スープ)を入れて混ぜ、1分ほど煮る。


参考:★離乳食★玉葱と鶏肉のさっぱりトマト炒め

https://cookpad.com/recipe/5068114


夏におすすめレシピ5:チキンとトマトのドリア(離乳食後期)


チキンとトマトのコンビネーションは聞いただけでも美味しそう! 鶏挽き肉と玉ねぎには良く火を通しましょう。


【材料】

トマト 1/2個

軟飯 80〜90g
鶏挽き肉 15g

玉ねぎ 1/4個
オリーブオイル、塩、粉チーズ 適量


【作り方】

1. フライパンにオリーブオイルを敷いて挽き肉を炒める。


2. 挽き肉に火が通ったら、玉ねぎを加えて透明になるまで炒め、塩を少々振り入れる。


3. 湯むきして種を取り除いたトマトを食べやすい大きさに切って加え、潰しながら煮込む。


4. 軟飯の上にトマトソースをかけ、粉チーズを振る。


参考:チキンとトマトのドリア(離乳食後期)

https://cookpad.com/recipe/5068458


夏におすすめレシピ6:トマトとブロッコリーのオーブン焼(離乳食後期~完了期)


ブロッコリーの旬は秋から冬なので、夏が旬のトマトをピューレ状にして冷凍しておき、寒くなってきたらリピートもおすすめ。


オーブンで焼いた食感に赤ちゃんも喜ぶ一品です。


【材料】

トマト 1/6個
ブロッコリー 3房程度
粉チーズ、パン粉 適量


【作り方】

1. トマトは下処理し、みじん切り。


2. ブロッコリーは茹でて穂先をみじん切り。


3. トマトとブロッコリーを耐熱皿に入れ少し混ぜ、パン粉とチーズを振りかける。


4. オーブントースターで2~3分焼く。


参考:【離乳食】トマトブロッコリーのオーブン焼

https://cookpad.com/recipe/5046688 


 夏におすすめレシピ7:デザートもお忘れなく! トマトとりんごのゼリー


トマトは夏のデザートにもなってしまう優れもの。離乳食中期以降の赤ちゃんのおやつに最適です。


レシピはゼリーにするために寒天を使っていますが、なくてもOKです。寒天を使わなければ固まらないので、擦りおろしリンゴとトマトのデザートとなります。


【材料】

※赤ちゃんの1食分より多くできます。


トマト 中1個
りんご 1/2個
粉寒天 2g
水、100%リンゴジュース 適宜

【作り方】

1. トマトは冷凍しておく。

※冷凍トマトは流水につけると皮がつるりと剥けるので、湯むきの必要はありません。


2. 皮を剥いたら種をとり、果肉をみじん切りに。


3. りんごはすべて擦りおろす。寒天を使わない場合は、ここでレモン汁を少し混ぜる。


4. トマトとりんごを計量カップに入れ、450ccになるように水、またはリンゴジュースを加える。


5. 小鍋に移して加熱し、表面がふつふつしてきたら粉寒天を振り入れてさらに混ぜる。


6. そのまま1分程度混ぜたら火からおろし、あら熱をとる。


7. ボウルなどに移し替えてから冷蔵庫で冷やし固める。


 参考: 【離乳食】中期~ トマトとりんごのゼリー

 https://cookpad.com/recipe/4944959


夏が旬のトマトを離乳食に取り入れて食育に繋げよう!


夏の暑さでぐったりしている時に、真っ赤なトマトは食欲をそそります。


でも、青みが残っているトマトには酸味があるので赤ちゃんが「酸っぱーい」顔に…。夏を感じさせるような赤色をした、完熟トマトを選ぶのがポイントです。


栄養がたくさん詰まったトマトを離乳食から取り入れて、夏の恵みがたくさん詰まった美味しい離乳食を作ってあげて下さいね♪


(Photo by:写真AC