夏が旬のピーマンは、おいしくて栄養も豊富なので、離乳食に使ってあげたい食材です。


しかし、ピーマンは独特な苦みがあるので、苦手な赤ちゃんが多いのも事実。


そこで今回は、ピーマン嫌いを克服してもらうための対処法や、ピーマンが食べやすくなる離乳食レシピをまとめました。


この記事の目次 

ピーマンを離乳食に使えるのはいつから?


ピーマンを離乳食に使えるのは、離乳食中期(生後7~8ヵ月)以降です。


しかし、苦みがあることから中々食が進まない赤ちゃんも多いでしょう。


それもそのはず。赤ちゃんにとって苦みがある食材を口にするのは、おそらく初めての経験になるから。


大人でも未知の食材を口にするのは勇気がいりますよね。


赤ちゃんがピーマンを好まなくても、無理強いせず、「少しでも食べてくれたらいいな」という気持ちでいてください。


ただ、ピーマンは栄養たっぷりで離乳食にぴったりな食材。上手に工夫しながら、取り入れてみましょう!


ピーマンを旬の夏に離乳食に使うメリット


ピーマンは、夏に旬を迎える野菜。


もちろん、ピーマンは夏以外でも手に入れることができますが、やはり旬の夏はうま味も増し、価格も安くなるので離乳食に使いやすい時期なのです。


ここでは、夏の離乳食にピーマンを使いたい理由を見ていきましょう。


ピーマンは旬である夏に栄養が増す


ピーマンは栄養が豊富な野菜として知られています。


しかし、旬の夏を迎えるとさらにピーマンの栄養価は高まり、初夏に栄養価の高さがピークに達すると言われています。


夏に摂りたい栄養素がピーマンにはたくさん含まれる!


ピーマンに含まれる栄養の中でも、特筆すべきがビタミンCとβーカロテン


ビタミンCは、風邪予防や筋肉や血管を丈夫にしたりする働きが期待できます。


βーカロテンは、抗酸化作用や皮膚を健やかに保つ働きが期待できるビタミン!


夏の日差しや夏風邪対策にピッタリな栄養素と言えるでしょう。


ビタミンC

ビタミンC含有量

(1個50gあたり)

ピーマン 38mg
赤ピーマン 85mg
黄ピーマン 75mg

ビタミンCが多い食材の代表格、レモンが50gあたり50mgのビタミンCを含んでいます。


レモン50gを食べようと思うと大変ですが、ピーマンなら1個食べるだけでレモン1個またはそれ以上のビタミンCを摂取できるのです!


通常、ビタミンCは熱に弱いという性質があるのですが、ピーマンの場合は加熱してもビタミンCが壊れにくいのが特徴。加熱することで苦みも抑えられます。


また、赤ピーマンや黄ピーマンは、緑のピーマンよりもたくさんのビタミンCが含まれています。


ビタミンCが多いだけでなく、完熟しているピーマンは苦味が少ないので、食べやすさもアップしますよ!


βーカロテン

βーカロテン含有量

(1個50gあたり)

ピーマン 200μg
赤ピーマン 470μg
黄ピーマン 80μg

ピーマンはβーカロテンも豊富!


特に、赤ピーマンは緑のピーマンの倍もβーカロテンを含んでいます。


緑のピーマンを食べてくれないなと思ったら、栄養的にも優れている赤ピーマンを試してみてはいかがでしょうか。


ピーマンは旬の夏になると柔らかくなる


 ピーマンは歯ごたえもあり、苦手という子供も多いですよね。


しかし、旬の夏になると、果実内の水分量が増すので柔らかくなり、食べやすくなります。


また、ピーマンは旬の夏になると店頭での回転率も上がり、より新鮮なピーマンが入手しやすくなる傾向に。


ピーマンは、収穫して時間が経てば経つほど、水分量が減ることで固さが増し、うま味もなくなり、苦みが際立ちます。


そのため、離乳食の時期が、ピーマンの旬である夏と重なったら、ラッキー!と思って、積極的にピーマンを利用してみてくださいね。


ピーマンの下処理方法


離乳食中期以降のピーマンの下処理方法を見ていきましょう!


基本は、種とワタを取り除き、皮を取り除いてから調理します。


特に、パプリカは皮が固いので必ず皮を取り除いてあげてくださいね。


大きさ・形状

離乳食初期

(生後5~6ヵ月)

×

離乳食中期

(生後7~8ヵ月)

ペースト状か細かいみじん切りにする

離乳食後期

(生後9~11ヵ月)

3~5mm程度のみじん切りにする

離乳食完了期

(1歳~1歳6ヵ月)

食べやすい大きさに切る


ピーマンのシャキシャキ感が食べにくさの一因になることがあるので、柔らかくゆでると食べやすくなります。


離乳食完了期以降でも、ピーマンが苦手なようであれば細かく刻んで、ピーマンを分かりづらくするとよいでしょう。


離乳食のピーマンを食べない時の対処法


ピーマンが苦手で、吐き出してしまう赤ちゃんもいるでしょう。


しかし、先述の通り、ピーマンには、赤ちゃんにも食べてほしい栄養がたっぷり含まれています。


できる限り食べやすく工夫しながら調理をして、少しずつでも食べられるようにしてあげたいですよね。


そこで、離乳食に入れたピーマンを食べない時におすすめの、対処法をまとめてみました。


ピーマンのワタを完全に取り除く


ピーマンのワタは、たとえ旬の夏であっても、かなりの苦みがあります。


そのため、離乳食に使う際には、1mmたりとも残さないぞ!という気持ちで、丁寧に取り除くようにしましょう。


ピーマンのワタは手で取り除くより、スプーンなどでこすり取るとキレイに取り除けますよ


ピーマンの皮をむく


離乳食に使う際は、ピーマンの皮をむくと、赤ちゃんが飲み込みやすくなります。


ピーマンは、茹でたり電子レンジで加熱してから冷水につけると、皮が簡単にむけますよ。


もちろん、ピーマンの皮を嫌がらない場合は、皮付きのまま離乳食に使用しても問題ありません。


ピーマンを繊維にそって切る


ピーマンを輪切りにすることも多いでしょう。輪切りにするのは、簡単で見栄えもよくなります。


しかし、離乳食にはこの切り方はおすすめできません。


ピーマンを輪切りにすると、苦みとにおいが強くなる傾向にあるので、ますますピーマンに苦手意識を持ってしまうことも…。


ピーマンを離乳食に利用する際は、繊維にそって、縦方向に切ってから、調理するようにしましょう。


ピーマン嫌いな赤ちゃんにもおすすめ!ピーマンの離乳食レシピ10選


旬の夏を迎えたおいしいピーマンを、さらにおいしく食べられる離乳食のレシピを見ていきましょう。


もちろん、夏以外の季節に出回っているピーマンを利用しても、おいしい離乳食ばかりです。


どのレシピも、ピーマンの苦みを感じにくいように工夫されたレシピなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


1.ピーマン入りチーズリゾット【離乳食中期】


 ピーマンをリゾットに入れることで、ピーマンの独特な食感も、とろみでカバーされ、食べやすくなります。


こちらのレシピは、チーズのうまみやサツマイモの甘みを加えることで、ピーマンの苦みを感じにくくなるよう、工夫されたレシピです。


ピーマンが苦手な赤ちゃんも、パクパク食べてくれるかも♪

 


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2.にんじんスープ【離乳食中期】


ピーマンを、にんじんやコーンなど、甘みの強い野菜と一緒に煮込むことで苦味が分かりにくくなります。


さらっと飲めるのに野菜がたくさん摂れるスープは、食欲が落ちがちな夏にピッタリですね。


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3.野菜と鶏むね肉のトマトソース【離乳食中期】


お粥やパスタ、うどんなど何でも相性がいいトマトソース!


粉チーズや豆乳、牛乳を加えたりアレンジもしやすいですよ♪


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4.夏野菜のラタトゥイユ【離乳食中期~】


苦いピーマンも、夏野菜と一緒にじっくり煮込めば甘みが引き立ち、苦味が気にならなくなります。

レシピでは圧力鍋を使用していますが、ない場合は普通の鍋でじっくり煮込めばOKです。


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5.ひき肉とピーマンのおやき【離乳食後期】


離乳食後期(生後9~11ヵ月)には、手づかみレシピも取り入れていきたいですよね。


そこでおすすめなのが、おやきのレシピ。


数あるおやきのレシピの中でも、こちらのレシピはピーマンの苦みや食感をジャガイモで封じ込めた、アイデアレシピです。


じゃがいものもちもち感があるので、ピーマンが苦手な赤ちゃんでも食べやすいレシピになっていますよ。


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6.ツナのあんかけ丼【離乳食後期】


電子レンジだけでできる簡単なレシピです。


ツナのうま味と玉ねぎの甘みが、ピーマンの苦味を抑えてくれます。


パプリカに変えてもOK!


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7.ピーマンパンケーキ【離乳食後期~】


ピーマンをミキサーにかけてから利用する、アイデアレシピです!


ピーマンの原型がなくなるので、ピーマンの食感が苦手な赤ちゃんにピッタリ


ほんのり甘い生地のおかげで、ピーマンの苦みも感じにくくなるので、ぜひ試してみてくださいね。


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8.ひき肉となすの味噌煮【離乳食後期】


大人も夏になると食べたくなる、なす味噌炒め。


同じ材料で離乳食が作れるので、ぜひ親子で一緒のメニューを楽しんでみてくださいね。


味噌の風味に食欲がそそられます♪


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9.ピザトースト【離乳食完了期】

大人も子どもも大好きピザトースト!


チーズのまろやかな風味のおかげで、ピーマンの苦味が感じにくくなります。


朝食やおやつメニューにいかがですか?


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10.かれいのピラフ風【離乳食完了期】


ピーマンの緑が目にも鮮やかな一品です。


ピーマンの苦みも、バターのおかげで食べやすくなるかも!


お好みで子ども用のカレー粉を加えると、カレーピラフに変身しますよ♪


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栽培方法や産地など少し質の高いピーマンを選ぶのもコツ


ピーマンならなんでも同じ、というわけではなく、産地や栽培方法などによっても味が異なります。


値段が高いから美味しいというわけではありませんが、少しこだわってピーマンを選んで上がると、赤ちゃんが食べてくれることもありますよ。


お近くに自然派スーパーなどがない場合は、食材宅配の生協を使うのもおすすめ!


質の高い食材が多いことから、離乳食時期から生協を利用するママはたくさんいますよ!


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離乳食に旬のおいしいピーマンを利用しよう


ピーマンを離乳食に使うと、離乳食を嫌がるようになるのではないかと不安になり、ピーマンの使用を避けてしまうことがあると聞きます。


しかし、栄養たっぷりのピーマンを、離乳食用の食材に利用しないのはもったいないですよ!


ピーマンは、少し下ごしらえを丁寧にするだけで、味も食感もかなり変わってきます。もし食べなかったとしても、気にしなくて大丈夫。


成長と共に食べられることもあるので、長い目で見てあげてくださいね。

 

Photo by Photo AC