彩りも鮮やかでほのかな甘さが美味しい「にんじん」。にんじんは緑黄色野菜の中でもとくに栄養価が高いことから「緑黄色野菜の王様」とも呼ばれています。


スーパーでも季節を問わず売られているため、毎日の離乳食づくりに取り入れているママも多いはず。今回はにんじんの豊富な栄養素に注目しながら、離乳食中期に食べてもらいたい【にんじんたっぷりレシピ】をご紹介!


この記事の目次

離乳食中期にもうれしい!栄養満点のにんじんパワー


「緑黄色野菜の王様」とも呼ばれるにんじんには、私たちの体に必要な栄養素がぎっしり。


さらに、にんじんはお腹にやさしい食材であることから、海外では初めての離乳食として赤ちゃんに与えることも。


赤ちゃんから大人まで安心して食べられるにんじんは、離乳食中期でも積極的に取り入れていきたいですね。


離乳食中期の肌荒れ防止や風邪予防に「β-カロテン

にんじんに含まれる「β-カロテン」には赤ちゃんの皮膚や粘膜を健康に保つはたらきがあります。


離乳食に取り入れることで赤ちゃんの肌トラブルを防いでくれたり、風邪などのウイルスからも体を守ってくれるのです。


離乳食中期の便秘が気になるときにも。腸にやさしい「ペクチン」

また、にんじんには「ペクチン」という食物繊維も豊富に含まれています。


この「ペクチン」は水に溶けるタイプの食物繊維。腸内の善玉菌を増やして、赤ちゃんの便秘予防にも役立ちます。


離乳食中期の下ごしらえとにんじんのストック方法


離乳食では初期から使えるにんじん。にんじんは消化に良い野菜ですが、離乳食中期でも必ずしっかりと加熱しましょう


茹でるときは「ごろんと」茹でる

中期の離乳食作りでにんじんを加熱するときのポイントは、なるべく大きなまま茹でること!


にんじんを細かく切ってしまうと、切った表面から栄養が流れ出てしまいます。


大切な栄養をできるだけ逃がさないためにも、ベストは「まるごと茹でる」。切って茹でる場合でもなるべく大きく切りましょう。


離乳食中期に入ってすぐは粗つぶしにする

にんじんにしっかりと火が通りやわらかくなったら、まずは粗つぶしにしましょう。


離乳食中期では裏ごしの必要はありません。舌でつぶせるくらいのやわらかさを目安にしてください。


慣れてきたら細かくみじん切りに

離乳食中期で赤ちゃんが粗つぶしのにんじんに慣れてきたら、今度は茹でたにんじんを細かくみじん切りにします。


様子を見ながら、少しずつ大きめのみじん切りにしていきましょう。


必要な分だけ解凍しやすい冷凍保存を

下ごしらえを済ませたにんじんは離乳食中期でも冷凍保存がおすすめ。離乳食の冷凍保存には製氷皿や小さめのフリーザーパックが便利です。


離乳食中期の冷凍保存でフリーザーパックを使う場合は、小さいサイズのものを選びましょう。そして、中身をパンパンには詰め込まないこと!


50~60gくらいを薄くならして凍らせれば、使う時には必要な分だけをふくろの上からパキッと割り砕いて取り出せます。


にんじんが主役!にんじんたっぷりの【離乳食中期】レシピを紹介

離乳食中期でも積極的に食べてほしいにんじん。そんなにんじんをメインに使った、離乳食中期におすすめ!にんじんたっぷりレシピをご紹介していきます。


1.【離乳食中期】にんじんのポタージュ


離乳食中期に入りたての赤ちゃんにも安心のポタージュスープです。


離乳食中期では1日2回食になるので、献立に悩んで「もう一品ほしいな」と思ったときにもぴったり。


ブロッコリーはほうれん草や小松菜でもOK。ボリュームがほしいときには細かく刻んだパンを添えるのもおすすめです。


【材料】

・にんじん   20g

・たまねぎ   15g

・ブロッコリー 適量

・絹ごし豆腐  10g 

・昆布だし   300ml


【作り方】

1.鍋に300mlの水をあたため、昆布でだしをとります。

2.にんじん・たまねぎは皮をむいて1㎝ほどに切ったら、1の昆布だしでやわらかくなるまで煮ます。

※にんじんはストックを使う場合、この工程は飛ばしてください。

3.絹ごし豆腐を加えて、さらに煮ます。

4.鍋から煮込んだ具材を取り出してうつわに移します。

※ストックのにんじんは解凍したものをここで加えてください。

5.4にだし汁10mlを加えたらブレンダーにかけ、とろとろの状態にします。

6.やわらかくまるまで加熱したブロッコリーの穂先を細かくみじん切りにし、お好みの量を添えればできあがり。


【離乳食中期への移行期】人参のポタージュ


2.【離乳食中期】炊飯器で簡単!にんじん粥


離乳食中期のお粥でもにんじんがたっぷりと食べられるメニューです。


にんじんは皮に近い部分ほど栄養が豊富。皮ごとすりおろすことで、にんじんの栄養を最大限に生かせます。


炊飯器を使って簡単に作れるので、忙しいママにもうれしい!


【材料】

・米      1/2合

・にんじん   1/2本

・水      適量


【作り方】

1.研いだお米を炊飯器にセットし、適量まで水を注ぎます。

※お粥のかたさや炊飯器によって水の量は変わります。

2.きれいに洗ったにんじんを皮ごとすりおろして加えます。

3.お粥モードで炊きます。

4.炊きあがったら、混ぜほぐしてできあがり。


離乳食に☆簡単にんじん粥


3.【離乳食中期】にんじんとりんごのグラッセ


食材の甘みを生かしたグラッセです。おやつやデザートにもおすすめ!


離乳食中期からは脂質であるバターも使えるようになります。


バターには塩分が含まれている商品が一般的なので、離乳食に使うものは「無塩バター」を選びましょう。


【材料】

・にんじん   75g

・りんご    75g

・バター    10g

・水      適量


【作り方】

1.茹でたにんじんをみじん切りにします。

2.りんごは生のままみじん切りにします。

3.鍋ににんじん・りんご・バターを入れて、ひたひたになるまで水を加えたら火にかけます。

4.りんごがやわらかくなるまで煮たら、できあがり。


【離乳食中期】にんじんとりんごのグラッセ


4.【離乳食中期】にんじんとキャベツの煮込み


彩り鮮やかなにんじんをたっぷりと使った、離乳食中期向けのミックスベジタブル。


そのまま食べることはもちろん、ストックしておけばスープやおやきの具材など、その他の離乳食づくりにも幅広く応用できる便利な一品です。


具材を刻む大きさは、赤ちゃんの様子を見ながら調節していきましょう。


【材料】

・にんじん  40g

・キャベツ  40g

・水     適量


【作り方】

1.にんじんは厚さ2mmの半月切りにします。

2.キャベツは葉のやわらかい部分を選び、3㎝角に切ります。

3.小鍋ににんじんとキャベツを入れ、かぶるくらいの水を注いだら火にかけます。

4.舌でつぶせるくらいのかたさに茹で上がったら、水気を切ります。

5.茹で上がった具材を、包丁で細かく刻んだらできあがり。


離乳食 にんじんとキャベツの煮込み☆


離乳食中期は主役も名脇役もにんじんにおまかせ


今回はにんじんが主役の離乳食中期にぴったりなレシピをご紹介しましたが、にんじんの良さはなんといっても使い勝手が良いところ。


にんじんがメインでなくとも、和食洋食を問わずあらゆるメニューに溶け込んでくれる名脇役でもあります。


毎日摂ってほしい栄養がたっぷりのにんじんは、離乳食をすすめていく中で「野菜をたくさん食べてほしい」と願うママの強い味方です。


ストックを活用して、離乳食中期の離乳食づくりでもにんじんに大活躍してもらいましょう。


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