子どもとのお出かけ先、悩んでいませんか?たまにはおでかけスポットに出向いて子どもも親もリフレッシュしたいですよね。
今回は、おすすめのおでかけ先として四ツ谷にある「東京おもちゃ美術館」をご紹介します!
私は去年まで近所に住んでおり、家から一番近い子どもの遊び場が東京おもちゃ美術館でした。
新宿区から出産祝いの品として東京おもちゃ美術館の年間パスポートをもらっていたこともあり、特に娘が1歳前後の時に足繁く通っていました。元常連ママとして、魅力をたっぷりお伝えできればと思います!
ぜひおでかけの参考にしてくださいね。
この記事の目次
- 【新宿区四谷】東京おもちゃ美術館の基本情報
- 東京おもちゃ美術館がおすすめする0歳、1歳、2歳向け館内モデルケースを検証!
- 【東京おもちゃ美術館】館内気を付けたい4つのこと
- 東京おもちゃ美術館で木のおもちゃにめいっぱい触れて、親子でのびのび楽しもう!
【新宿区四谷】東京おもちゃ美術館の基本情報
新宿区の四ツ谷にある東京おもちゃ美術館は、赤ちゃんからお年寄りまでの世代にとって、豊かな出会いと楽しみを有するミュージアムを目指すことをコンセプトにしています。
新旧、国境を越えたさまざまなおもちゃに触れられるので、大人も子どもも目を輝かせながら遊んでいるのが印象的。
小さな子連れには嬉しい木のおもちゃで目いっぱい遊べる「遊び場」としても本当に充実した環境になっていますよ!
東京おもちゃ美術館までのアクセス
東京おもちゃ美術館の最寄り駅は東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」。そこから徒歩7分となっています。
ここで注意なのですが、四谷三丁目駅は、池袋方面ホームの2番出口にしかエレベーターがありません。(2018年6月現在)
荻窪方面ホームで降りた場合、向かい側ホームへの移動も、出口も、階段のみとなっています。
ベビーカーでの階段上り下りをお手伝いしてくださる警備員の方もいらっしゃるので、お願いしてみるのも手です。
(ベビーカーから子どもを降ろした状態で運んでくださるとのことなので、私は子どもが寝ているときには苦労しました。)
2018年9月に荻窪方面ホームにスロープが完成予定とのことなので、それまにおでかけされる際はご注意くださいね。
東京おもちゃ美術館へスロープ完成前におでかけされる場合は「四ツ谷」「千駄ヶ谷」「新宿三丁目」「曙橋」などのエレベーターが完備されている駅からの利用もおすすめです。(工事中の場合なども多いので、おでかけ前にご確認ください。)
【東京おもちゃ美術館】営業時間と入場料
営業時間は、10:00~16:00 (入館は15:30まで)。
休館日は毎週木曜日です。(木曜日が祝日の場合は開館、後日振替休館あり。)
また特別休館日(4月・9月・10月・2月)がありますので、公式ホームページをご確認ください。
入場料は以下のようになっています。
こども(6ヶ月~小学生)(6カ月未満は無料) 500円
おとな(中学生以上) 800円
おとなこどもペア券 1,200円
半年有効な平日限定パスポートもありますよ!
▼パスポート価格▼
こども(6ヶ月~小学生) 1,800円
おとな(中学生以上) 2,500円
東京おもちゃ美術館がおすすめする0歳、1歳、2歳向け館内モデルケースを検証!
出典:東京おもちゃ美術館
東京おもちゃ美術館の公式ホームページでは、子どもの年齢別にモデルケースを提案してくれています。
ここでは「0歳、1歳、2歳向け館内モデルケース」に沿って館内を見ていきたいと思います。
0歳、1歳、2歳でできることや遊び方は大きく異なりますよね。その辺りについてもお伝えできればと思います。
【東京おもちゃ美術館】受付は2階!
出典:東京おもちゃ美術館
東京おもちゃ美術館の館内に入って1階でトイレを済ませたら、まずはエレベーターで2階に上がりましょう!
魅力的なお土産屋さんを横目に2階奥へすすむと、受付があります。
0歳、1歳、2歳の大本命はこちら!1階「赤ちゃん木育ひろば」
出典:東京おもちゃ美術館
受付を済ませたら、右手の階段を降りて、1階「赤ちゃん木育ひろば」に向かいましょう!
0歳、1歳、2歳のために作られているだけあり、安心してのびのび遊べるひろばです。
自分の足で好きなように移動できるようになる前の赤ちゃんは主にこちらの「赤ちゃん木育ひろば」がメインになると思います。
一家族90分程度という利用ルールがありますが、退室を促されたことは経験上ありません。子どもの集中力などを考えるとちょうどいい時間かと思います。
▲▲靴と靴下を脱いだらいざ赤ちゃん木育ひろばへ!入り口は鍵がかかるので、赤ちゃんの脱走の心配もありません。
▲▲ひろばのおもちゃは木のいい香りがし、どのおもちゃもすべすべ、なめらかな感触が楽しめます。
▲▲ハイハイする前の赤ちゃんでも、見て、聴いて、触って楽しめるおもちゃがいっぱいありますよ。
赤ちゃんがおもちゃを舐めても学芸員の方に渡せば消毒してくださいます。娘がなめなめに夢中だった頃も、「どうぞいっぱい舐めて木の感触を知ってね!」と学芸員さんが笑顔で言ってくださり嬉しかったです!
▲▲いろいろな種類の木を使ったおもちゃのコーナー。色や木目、香りの違いを楽しめます。
▲▲みんな大好き「木のトンネル」。ハイハイの練習にもぴったり!
▲▲ゆるやかな傾斜がついた、いわば木のボールプール。少しの傾斜でも赤ちゃんにはたまらない刺激のようで、人気のエリアです。
▲▲おすわりが得意な子はぜひ木馬を!1歳後半の娘もゴキゲンでした。
▲▲木製のおままごと用のおもちゃや、指先を使うおもちゃがいっぱい!1歳すぎくらいの子で賑わうエリアです。
自分の足で探検!2階おもちゃのもり
出典:東京おもちゃ美術館
こちらはどちらかというとキッズ向けの遊び場です。自分で歩き回れる1歳後半くらいからであれば楽しめるコーナーも多いと思いますよ。
▲▲鳥かごをイメージしてつくられた2階建ての「センターハウス」。周りの照明が適度にさしこみ、木漏れ日の中にいるような感覚に。
▲▲センターハウス2階部分です。木の螺旋階段を登ると秘密基地のようなスペースになっていて、思わずワクワクしてしまいます!
▲▲写真から、もともとここは音楽室だったことが伺えます。黒板に並んでいるのは2013年にグッド・トイ、林野庁長官賞をダブル受賞した「どうぶつみき」というおもちゃです。
▲▲大人も木のおもちゃにすっかり夢中!こんな風に年齢問わず遊べるのも魅力です。
▲▲カラフルな「かえるのつみき」。絶妙な形でひっかかり合い、積み上がっていくのが楽しい!
▲▲大人気エリア「木の砂場」。木の球体は正円ではなく微妙に歪んでいるため、お風呂のように体を沈めることができるんです!
▲▲1歳の娘は怖かったようでこれ以上沈んでくれませんでしたが、もっと大きい子たちは全身を埋もれさせて楽しんでいました!
▲▲どんぐり池、という名前のついたスペース。大きい子には木の砂場のほうが人気なので、1歳くらいの子がゆったり遊ぶにはこちらもいいですよ。
▲▲ドイツのオストハイマー社のおもちゃと絵本を使ってドールハウス遊びができる空間です。ここなら籠もって思う存分遊びに没頭できますね。
▲▲日本の伝統的な大工さんの技術、「組み木」を使ったおもちゃで遊べます。小さい子はブロック感覚で楽しめそうです。
ごっこ遊び好きはリピート必至!3階おもちゃのもり きいろ
出典:東京おもちゃ美術館
こちらは他では味わえないごっこあそびが存分に楽しめる部屋になっています。
ごっこハウス(おままごと)、ごっこショップ(お店屋さんごっこ)、ごっこファーム(農場ごっこ)と名付けられたエリアには、木で精巧に作られたごっご遊び用のおもちゃの数々が!
写真の「ごっこファーム」が個人的には一番ワクワクするスポットです。根菜や木の実、キノコまで収穫できるなんて、たまりません!
▲▲力を入れて抜くとスポッと抜けて気持ちいい!1歳でも直感的に抜くことがわかるのもいいですね。
▲▲収穫したら、横のシンクでザブザブ水洗いごっこができます。備え付けのタワシでゴシゴシしたら、竹製のざるに上げて水切りまでできる凝りようです!
▲▲収穫した野菜をおままごとエリアまで運んで調理したり、食べたりして楽しんでいる子もいました。
▲▲おままごとエリアのおもちゃたち。木のお寿司、初めて見ましたが美味しそうですよね!おにぎりの具を変えられたり、ゆで卵の中まで作られていたりと、凝ったつくりのものばかりです。
ごっこ遊びの他にも、科学の力を活かしたおもちゃで遊べる「サイエンスのこや」や、世界各国の楽器を体験できるコーナーもあり、本当に充実しています。
今回、1歳後半の娘が一番長く滞在していたのはこの部屋でした。(制限時間の決まりはありません。)
伝統的な日本のおもちゃに触れよう!大人が夢中!?3階おもちゃのもり あか
こちらは日本の伝統的なおもちゃや、遊びができるお部屋です。昔の子供がよく遊んでいた路地裏をイメージして作られたそうですよ。
懐かしのおもちゃコーナーやお茶室まであり、子どもたちが普段は触れられない日本に出会える空間です。
▲▲雛人形などの節句の人形に娘は興味を示していました。
この節句人形の近くに「ぶんぶんごま」が置いてあり、私は小学生以来のぶんぶんごまに熱中してしまいました!
コマ回しなどもあり、親のほうが白熱してしまうかもしれませんね。
1歳の娘には少し早かったかな、というおもちゃが多かったですが、もう少し大きくなったらどんな反応をしてくれるか楽しみです。
2階ギャラリーショップApty
最後は東京おもちゃ美術館のギャラリーショップをのぞきます。館内で触れたおもちゃにもう一度出会えたり、全国の作家さんのおもちゃに会える魅力的なショップです。
館内のおもちゃでこれでもかというほど遊んでも、こちらのショップのおもちゃを見れば「こんなおもちゃがあるんだ!」という発見がまだ残っているはずです。
遊び方がわからないおもちゃがあれば、店員さんが丁寧に教えてくれます。
また、ギャラリーショップは東京おもちゃ美術館の閉館時間より1時間長く開いているので、館内を思い切り楽しんだ後にゆっくりお買い物できるのも嬉しいポイントです。
▲▲ギャラリーショップの向かいには、おもちゃのガチャガチャもあります。東京おもちゃ美術館オリジナルのおもちゃがほとんどなので、ぜひチェックしてみてください。
館内モデルケース、楽しすぎてすべて回りきれないかも!
東京おもちゃ美術館が提案するモデルケースを見てきましたが、本当に充実していますよね。
時間制限があるのは「赤ちゃん木育ひろば」だけですから、一度はまったら出てこられない部屋があるかもしれません!
当日であれば再入場可能ですので、周辺でランチを挟みつつ、1日かけておもちゃを楽しむことも十分できそうです。
校庭開放も利用できる!
元小学校だけあって、9:00〜17:00で校庭開放も行っています。未就学児であれば誰でも遊ぶことができますよ。
お外で元気いっぱい遊びたくなった子は、こちらで思い切り走り回れます!
【東京おもちゃ美術館】館内気を付けたい4つのこと
写真の通り、東京おもちゃ美術館は昔小学校だった校舎を利用した施設です。
いくつか注意事項がありますので、おでかけ前には以下をぜひご確認ください!
その1.ベビーカーは館外のスペースに停めましょう!(ベビーカー入館禁止)
写真左手にベビーカーが見えますでしょうか?東京おもちゃ美術館のエントランスに入って左側に広いベビーカー停車スペースがありますので、そちらでベビーカーを停めることになります。
館内にはベビーカーは入れませんのでご注意くださいね。
その2.飲食は基本NG!授乳スペースあり
館内での飲食は禁止となっています。ただし水またはお茶のみ廊下のベンチにて飲んでOKとなっています。
(また東京おもちゃ美術館公式ホームページに記載はありませんが、私が利用した際は「赤ちゃん木育ひろば」の室内では授乳スペース横のベンチでお茶を飲ませてOKとのことでした。)
授乳スペースは館内1階の「赤ちゃん木育ひろば」の中にあります。
2・3階で授乳したい場合はベンチを利用できますよ。(授乳ケープの貸出あり)
その3.トイレとおむつ替え
トイレは1階のみですので、館内に入ったらまず済ませてしまいましょう!
おむつ替えは1階多目的トイレ内のおむつ台か、1階「赤ちゃん木育広場」横におむつ替え専用スペースにて行うことができます。
おむつ替え専用スペースはベッドが3台あり、おむつ用ゴミ箱も完備されているので嬉しいですね。
パンツタイプのおむつの赤ちゃんにはありがたい、つかまり立ち用のバーまであり、よく考えられているなと思いました。
その4.「赤ちゃんひろば」は3歳以上NG
東京おもちゃ美術館1階「赤ちゃん木育ひろば」は0歳、1歳、2歳を対象にしているため3歳以上は入ることはできません。きょうだいの場合でも不可ですので、ご注意ください。
(0歳、1歳、2歳が「赤ちゃん木育ひろば」以外の部屋に入ることはできます。)
東京おもちゃ美術館で木のおもちゃにめいっぱい触れて、親子でのびのび楽しもう!
東京おもちゃ美術館、いかがでしたか?
訪れるたびに我が子のできる遊びが増えていくのを感じられるので、はじめての方はもちろん、行ったことのある方も本当におすすめのおでかけスポットです!
赤ちゃん、キッズ、大人まで安心して思い切り楽しめる貴重な遊び場、ぜひ足を運んでみてくださいね!