• 働くママにとって、出産と同時にやってくるのが「保育園問題」。待機児童の問題はもはや社会問題に発展し「保活」という言葉も定着しましたね。

子育てだけでも大変なのに、保活も…ママにとって本当に悩ましい問題です。


かくいう私は、2018年(平成30年度)4月から1歳5ヶ月の娘を、横浜市の認可保育園に入園させることに成功!


待機児童問題で一時期話題をさらっていた「横浜市」ですが、この時ばかりは市政の取組みに感謝したほどです。


今回は、私自身の横浜市保活の体験談をご紹介します。少しでも保活中のママにお役に立てれば幸いです。


この記事の目次

横浜市の保活 基本のキ


私のことを少しお話ししますと、2018年4月入園に向けて、2017年5月〜実は名古屋市で保活していました。


2017年10月付けで夫が転勤となり、10月下旬に横浜市へ転入。10月前後で横浜市の保活事情を叩き込むという、なかなかハードな横浜市保活を送りました


横浜市独特の保活ワードに最初は「?」ばかり。ましてや待機児童の問題も頭に引っ掛かっていたので、ドキドキでした。


そんな短い期間でも、要点をつかんでおけば大丈夫!区役所で実際に教えてもらったことを交えて、紹介します。


(※この記事に掲載されている内容は平成30年度の申込み案内を参考にしております。最新の情報は実際にご自身での確認をお願い致します)


横浜市の保活 (1)保育園の種類を知ろう


横浜市の保育園の定義には5つの種類があります。ざっくりと違いを説明しますね。


 (1)認可保育所


 (2)認定こども園(保育利用)


 (3)地域型保育事業…小規模保育事業・家庭的保育事業・事業所内保育事業


 (4)横浜保育室


 (5)認可外保育所


●対象年齢が違う


 (1)認可保育所(2)認定こども園は、対象年齢が0〜5歳児。(3)地域型保育事業(4)横浜保育室は、対象年齢が0〜2歳児です。(5)認可外保育所は、施設が独自に決定しています。


●利用料の算定が違う


 (1)〜(3)は、市民税をもとに算定しているため、施設によって保育料の違いはありません。(4)(5)は、各施設が独自に設定しています。


●申し込み時期が違う


 (1)〜(3)は、お住まいの区の区役所こども家庭支援課に申請します。次年度(4月〜)の申し込みは、入園希望の前年の秋(10〜11月のうちの約1ヶ月間が多い)が申し込み期間となり、区役所ではなく特別に設定された窓口へ申込書を郵送します。(平成30年度の場合)


 (4)(5)は、園によって申し込み期間はマチマチなため、早めに動き気になる施設の申し込み期間をチェックすることがおすすめです!


横浜市の保活 (2)本当に待機児童ゼロ?


横浜市が公表しているデータによると、平成30年4月1日現在の「待機児童数」は63人。しかし、横浜市は独自の算出方法を実施しており「保留児童数」は3,080人にのぼります。


保留児童は「申し込みした園や、自宅の近くに空きがあり、利用可能な保育所があるにも関わらず、利用を希望されない方」を一番多く含んでいます。


つまり「通える園があるが、その園への入園を希望しなかった場合」のことです。


▼参考URL

平成30年4月1日現在の保育所等利用待機児童数について


横浜市の保活 (3)まずは区役所に足を運ぼう


まずは、お近くの区役所に足を運びましょう。昨年のパンフレットをもらえます。


平成30年度4月募集の場合、9月ごろからの配布でした。これは、夏ごろに横浜市のHPに表示されますのでチェックしてみましょう。


次年度も申し込み要領が大きく変わらないと想定し、昨年の内容をもとに動き出すとよさそうです。私が便利だと感じたのは以下の3点。


①対象区内の保育所の住所や連絡先の一覧表


②新設園の情報を区役所で確認する


③各区のこども支援課には「保育コンシェルジュ」がいる


①の保育所一覧表をもとに、自宅から実際に通えそうな範囲を地図に落としこんでみましょう。おおよその到着時間がわかるGoogleMapを活用すると、通えそうかどうか判断しやすいですよ。


横浜市の保活/保育園見学でチェックすべき6つのポイント


地図に通えそうな保育園をプロットしたら、実際に足を運んで見学!園の連絡先に電話すれば、快く対応くださいます。


名古屋・横浜合わせて15園以上見学してきた私が勧める見学のポイントはこちら。


①実際に登園にかかる時間をチェック

ベビーカーや抱っこで行くのか?電動自転車を使うのか?車で移動するのか?実際に登園することをイメージをしながら行くといいです。


地図上ではわからなかった坂道や、車の交通量もわかりますよ。


②おむつは持ち帰り?布おむつ?

「おむつ=紙おむつ」という認識の私でしたが、意外と「布おむつ」を採用している園もありますので、確認しておきましょう。


また、その日の使用済のおむつを持ち帰るルールの園もあります。


③お昼寝ふとんは?

お昼寝用のふとんは貸し出しのところも多いですが、持ち込みの場合は、週末にふとんを持ち帰る必要があります。


私の場合は、ふとんは貸し出しでしたが、ふとん用のカバーを指定サイズで作成する必要がありました。 


④園の行事は?

運動会や遠足など年間を通して行事がありますが、親の参加や祖父母の参加が必要な行事もありますので、確認しておくといいですね。


私が見学した園では年長になると「お泊まり保育(別途参加費徴収)」があるところもありました。


⑤園の指定グッズはあるのか?

私が見学した保育園(認可ではない)では指定のTシャツやリュックを買わないといけない園がありました。


Tシャツは洗い替えの分も考えると結構高額になります。


また、友人の話ですが、袋物を同じ柄で統一しないといけない園がありました。


すべての袋物となると、作らざるを得ないと入園前にミシンを頑張っていましたよ。


⑥園の保育士さんの様子や、園児の様子は?

最後に大事なポイント、園の保育士さんや園児の様子もチェック。保育士のみなさんが気持ちよく挨拶してくださる園は、やっぱり印象がいいですよね。


市立の保育園は、ベテラン保育士さんが多い印象でした。


見学は時間が限られていたり、他の見学者さんとグループ見学の場合もあるので、見学だけでなく「園の開放イベント」(園主催の子育て広場や、給食会、おはなし会など)に参加して雰囲気をつかむのもおすすめです!


横浜市の保活/決め手は情報収集!


保活は情報戦という言葉もあるように、ひとりであれこれ悩むよりも情報を仕入れたほうが案外進むものです。


子育て広場でママ友と情報交換をしたり、先輩ママや友人の話、今の時代はネットも活用できますよね。ライバルかもしれませんが「待機児童になることは避けたい!」と同じ志の仲間です。


私自身は、引越し先で保活をやり直しだったため、たまたま今の地域にお住まいのブロガーさん(保活の体験記を執筆)に、思い切ってコンタクトをとったことが大きなきっかけとなりました。


横浜市の保活/入りやすい保育園が知りたい!


恐ろしい話ですが、住む場所選びからすでに保活は始まっていると言われています。横浜市の場合、激戦区と言われるエリアは北部の港北区・青葉区・都筑区・鶴見区と言われています。


ここでは、地域の詳細についてご紹介しますね。


1.【港北区】の保活事情

「日吉・綱島エリア」このあたりは0歳でも難しいエリアとして有名です。待機児童・保留児童も多そうですよね。港北区の中では、新羽・高田周辺がまだ状況がよいとのこと。


2.【都築区】の保活事情

【都筑区】では「センター北・センター南エリア」は激戦区、駅から離れると競争率は下がると聞きました。


3.【青葉区】の保活事情

【青葉区】は車を使う人が多く、まんべんなく人気の様子。


4.【鶴見区】の保活事情

【鶴見区】はここ数年、マンションや分譲住宅の開発が進み若年ファミリー層の居住が一気に増えたエリア。


小学校では生徒が増え過ぎて、クラスが足りないと問題になっているほどで、こちらもなかなかシビアなエリアとして急浮上しています。


5.【保土ヶ谷区】の保活事情

ママ友情報では【保土ケ谷区】で1歳児の入園ができなかったママ友がいたとのこと。なかなか激戦のようです。


6.【戸塚区】の保活事情

【戸塚区】は市役所に勤める友人曰く最近人気で、特に家を買う人が多いようです。


ここでお伝えしたいことは「◯◯区が激戦区」と一括りで話をしがちですが、一概に決めつけず、その区の中でもエリアや園によって「比較的入りやすい園」がある可能性がありますので、調べることが必要となります。


調べる‪上で意識したいことは、この3点。


①1歳児の受入れ人数が多い園に注目!


②新設園も一度に10人以上募集しているケースが多く、入りやすい!


③園の面積が広いところは、市から調整が入り定員よりも多く受け入れることがある!


実際に我が子が入園した園は、1歳児の受入れ人数がもともと10人を超える園でした。


育児休暇明けのママは、やはり1歳児の入園に集中するようですので、1歳児の受入れ人数はひとつのポイントとして気に留めてみてください。


横浜市の保活/0歳or2歳で預けるパターン


育児休暇明けのママは、1歳児の入園が多いと書きましたが、ここでは0歳児・2歳児で入園させる場合について、ご紹介します。


①0歳の段階(年度途中入園)で認可以外の保育園に預けて、1歳クラスの認可保育園に4月入園の申し込みをする


仕事の都合で、0歳児の段階から仕事復帰する場合もありますが、4月からの認可保育園入園を目指して、あえて早期に復帰するケースもあります。


すでに園に預けていたことで加点が得られるため、4月入所申込みの段階で有利に働くと考えられています。


こどもとの時間を考えると、生まれ月の問題もあるのでなんともいえませんが、ご参考まで。


②育休が2歳まで認められたため、2歳入園で申し込む


育児・介護休業法の改正により平成29年10月から、育児休暇は最長2年まで再延長することができるようになりました。これは昨今の待機児童問題を受けての、政府の政策です。


子どもが1歳6ヶ月に達した以降も保育所に入所できない等の事情がある場合は、会社に申し出れば最長2歳まで再延長できるようになったのです。


憶測の域を出ませんが、このことにより1歳児クラスに集中せず、2歳児クラスへ分散される可能性も出てくるのではないでしょうか?


横浜市の保活/第一希望に入園できた私と友人の体験談

先程お伝えしたように、私は名古屋市からの転入者でした。引っ越したのも10月の下旬だったため、認可保育園の申込み締め切りまであと1ヶ月を切った状態。


横浜市の保活をする上では、それまでしっかりと保活をしてきた人に比べてとても不利でした。ですが、幸運にも第一希望の園に入園することができたのです!


横浜市の保活/私の体験談


横浜市保活、我が家の状況を参考までに紹介します。


1.我が家の状況

・加点は0 ランクA

 一番よくあるケースだと思います。


・両親は、市内と隣の市に住まい


・情報収集

 横浜市に住む友人を頼ったことと、先程お伝えしていたように、たまたま保活記事を執筆されていたブロガーさんに連絡し、生の声をメールで教えていただく機会がありました。


・1歳児の受け入れ人数が10人以上の認可園が近所に3つあった


0歳の受け入れをしておらず、0歳児からの持ち上がりがない園がありました。通常は0歳からの持ち上がりが多く、1歳児は狭き門です。


・情報収集の上、居住するエリアを選定。


正直なところ、保育園ありきで決めたところが大きいです。


2 .横浜市の保活スケジュール

・10月下旬


引っ越してすぐ区役所に行き区役所の職員から必ず見学するよう勧められました。「申込みに間に合わなくても、必ず見学することをおすすめしますよ」とのこと。


片っ端から見学の予約!予約できた日が入園の申込み締め切りを過ぎたところもありました。


私が居住するエリアでは、予約は比較的すぐとることができた印象でした。電話してから、長くても2週間後には予約できましたよ。


・11月上旬


保育園の申込書を発送。


・翌年1月


この段階で、隣駅の駅近にある認可外保育園を申し込み完了。認可園の申し込みが全落ちしても、仕事復帰ができる安心を得ました。


・翌年1月末


入園通知書が届きました!


・翌年3月頭


入園説明会がありました。


横浜市の保活/港北区在住の友人は加点1が重かった


横浜市最大の激戦区と呼ばれる「港北区」。特に日吉・綱島エリアが中でもシビアとお伝えしましたが、友人はそのエリアにほど近い「大倉山」エリア。1歳児クラスで第二希望の園に入園できました。


彼女のお子さんは8月生まれで、1歳クラスの4月入園を希望。(入園時:生後1歳7ヶ月)それまでは認可外など他の施設で預けることはしておりませんでした。


最大の争点は、旦那さんの夜勤ポイントの加点1。この1点が大きかったのだと振り返っていました。


横浜市の保活/都筑区在住の友人は熱意を伝えていた


同じく人気のエリア「都筑区」。友人の住む「北山田」エリアは、若年ファミリー層に人気で、未就学児童が区内で一番多い地域です。


彼女のお子さんは5月生まれで、0歳クラスの4月入園を希望。(入園時:生後10ヶ月)仕事柄、どうしてもこのタイミングで入園させなければならない状況とのことでした。


横浜市の保育園の申込み用紙は「第8希望」まで記入欄があるのですが、彼女は「どうしても保育園に入園できないと困る、待機児童になっては職を失うかもしれない」という逼迫した状況を伝えるために、レポート用紙を追加し、最終的に希望の園を20以上記入したのです。


これが奏功したかはなんとも言えませんが、それだけの熱意を伝える気持ちの見せ方も大事なのだなあと、彼女の話を聞いて学びました。


後悔しないために、保活ではやれることをしっかり行う

横浜市の保活について、今私が知っている情報をギュッと詰め込んでみました。いかがでしたでしょうか?「我が子が待機児童になりたくない」と誰しも思っていますよね。少しでもお役に立てれば幸いです。


世の中の働くママたちが、保育園で悩むことのない社会になることを願いながら、保活中のママたちにエールを送ります!


(photo by:写真AC)