かしこい子供に育ってほしいと親が思うのは、ごく自然な感情ですよね。


そのため、最近は2歳ごろまでに英才教育をスタートする早期教育が人気。一方で、早期の英才教育には批判もあります。


ただ、論点となっているのは、「2歳ごろの英才教育」ではなく、2歳ごろの英才教育の「やり方」


そこで今回は2歳ごろの正しい英才教育の方法についてまとめました。


この記事の目次

2歳児の成長する力はすごい!


昔から幼児教育の現場では、3歳ごろまでの教育がとても大切とされています。


特に、2歳ごろは自我が芽生える時期。


「魔の2歳児」と言われるようにパパやママが何を言っても反抗もするかもしれませんが、2歳の子が自己主張するのは心の成長の証でもあります。


■2歳ごろは体の成長も著しい!

2歳になるとスムーズに歩いたり走ったりできるようになるだけでなく、手先も器用になります。


できることが増えることに伴って、脳もぐんぐん成長しています!


さらに、さまざまな体験を積むことでおしゃべりが上手になり、ものごとの理解度も急激に上昇。


そんな2歳児に英才教育をすれば、大きな結果が出るのでは?と期待してしまいますよね。


2歳児向け「正しい英才教育」とは


何でも吸収し消化していく2歳児。


そんな2歳児に最適な英才教育は、2歳児だけでなくパパやママも無理せず取り組める教育方法を選択することが大切。


とにかく楽しみながら、脳・こころ・体を成長させる環境作りに力を入れてみましょう!


■知識を教え込む英才教育はひと昔まえの英才教育

最近は2歳児が興味を持ってできることを探してチャレンジさせる英才教育が主流となっています。

 

ひと昔前に主流だった「勉強をさせること」「知識を詰め込むこと」は英才教育とは呼べません。


子供ひとりひとりに合う教育方法で、「脳」だけでなく強い「こころ」を育むのが現代の、正しい英才教育のあり方です。


2歳児にやってはいけない英才教育


2歳ごろから英才教育を始めることに批判的な意見を持つ人は、ほとんどの場合1990年代ごろに主流だった「詰込み型」の英才教育に対して意見しています。


そのころの英才教育は、子供の興味や意思を無視し、パパやママが「これだ!」と思ったものにお金と時間をかけて取り組ませるというもの。


そのせいで学力や身体能力が高い子供が育っても、「感情表現が乏しい」「意欲がない」など英才教育の弊害が表れてしまっていたのです。


■幼児教育の研究は日々進化

「子供にどんな教育方法が最適なのか?」


教育に関する研究は日々行われており、時代と共に変化しています。


しかし、まだ自分が子供の頃の英才教育のやり方しかしらないパパ・ママも多いもの。


そんなパパ・ママに伝えたいのが、現代の英才教育は子供の気持ちを重視することが大切ということ


たとえパパやママが「ん?」と思っても、子供が「たのしい!」と思うことに取り組むのが2歳ごろの英才教育の基本。


子供が「行きたくない」「やりたくない」と言えばきちんと耳を傾け、英才教育を中断する勇気も持ちましょう。


2歳から取り組める!人気の英才教育


2歳から英才教育を始めたい!と思っても、どんなことから手を付けていいのか悩みますよね。


そんなときは、まず習い事を始めてみましょう。


「ことば・すうじに興味を示す」「とにかく体を動かすのが好き!」など、2歳ごろになると子供の好きなことが見えてきます。


いろいろな学習に取り組ませたい!と欲張るのはもう少し先にして、まずは子供が「もっと習いたい!」と思う習い事を見つけてみましょう。


1.英語を聞きとる耳を育てよう!英語教室


2歳ごろの英才教育に人気なのは、やはり英語教室。


育児雑誌等でも、人気の習い事としてよく特集されていますよね。


著名人も子供をインターナショナルスクールに入れ、英語の英才教育をしているよく耳にします。


2歳ごろから英語に触れると、ネイティブの英語に耳が慣れ、意識せずとも美しい発音で英語が話せるように。


ただ、英語など語学系英才教育は継続することが大切。


いくつかの英語教室を見学し、妥協しない習い事選びができるといいですね。


2.身体能力とこころを育む!スイミング


運動系の英才教育で圧倒的人気を誇る習い事はスイミングです。


スイミングは身体能力だけでなく、心肺機能を高めたり、強いこころを育んだりする効果が。


全身を使うので、基礎体力の向上にもつながります。


基礎体力がつけば、ほかのスポーツをするときにも役立ちますし、受験勉強など過酷な時期を乗り越える力にもなります。


2歳ごろはパパ・ママも一緒に参加できるので、大人のスタイルアップや体力強化・ストレス発散にも最適!


トータルで学習能力を高める!幼児教室・塾


早期で英才教育を効率よく行える習い事として人気なのが、幼児教室や学習塾。


0歳から通える教室も増えていて、2歳児でもスムーズに英才教育を始められます。


幼児教室の教育方針・教育方法はさまざま。


幼児教室では、英語や音楽を積極的に取り入れていることも多く、学力だけでなく自立心・向上心・想像力・表現力など幅広いちからを身につけられます


英才教育に取り組む家庭に人気!幼児教室・学習塾3選


2歳児の英才教育のために、幼児教室や学習塾に通わせたいと思っても、いろいろな教室がありすぎて悩みますよね。


そんなときは、実際に英才教育に取り組む子供、そしてパパ・ママに人気がある幼児教室・学習塾をチェックしてみましょう!


1.「ベビーくもん」子供の個性に合わせ、可能性を追求


「ベビーくもん」は英才教育に興味を持ったパパ・ママが1度は検討する教育教材として人気。


毎週通うタイプの幼児教室とは異なり、家庭で教材に取り組み、月に1回先生と面談をするタイプなので、2歳児でも無理なく続けられます


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2.「七田式」幼児教育で60年以上の実績


トップアスリートや著名人が利用していたことでもよく話題になる「七田式」。


2歳児向けコースでは、右脳と左脳の力を最大限に引き出しながら基礎力を育てることに注力しています。


「通信教材での学習」と「教室での学習」が選択できるので、子供の性格やライフスタイルに合わせて選んでくださいね。


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3.「すこやか教室」講談社グループの幼児教室


「すこやか教室」は0歳からの小学生まで一貫した教育を受けられる人気の幼児教室。


2歳児が行う幼児知育では「概念」「思考」などの5つの因子を軸にしたテーマで、友達と関わり合いながら社会性を育みます


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幼児教室「ベビーパーク」のお得なキャンペーンをチェック!


幼児教室選びは、なかなか難しいもの。


しかし、一度体験レッスンを受けると、子供に合う幼児教室が見えてくるものです。


現在、2歳児の英才教育に取り組んでいるパパ・ママに人気の「ベビーパーク」でも無料体験レッスンを開催中。


遊びや音楽を通して心と脳を育む独自メソッドに2歳児も興味津々♪


今なら、「ベビーパーク」の無料体験レッスンに参加するだけでAmazonギフト券1500円分がもらえるキャンペーンも実施しています。


英才教育に幼児教室を利用したいと考えているパパ・ママ、この機会をお見逃しなく!


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遊びの中から学ぼう!家庭でできる英才教育


英才教育は、教材がないと難しいのかな?と思われた方、ご安心ください。


2歳児は家庭でパパ・ママと、公園で友達と、楽しく遊びながら学習能力・身体能力を高めることができます。


つまり、家庭で何気なく過ごす中にも、英才教育のチャンスはあるのです!


1.記憶力・想像力を育む「ごっこ遊び」


2歳児はごっご遊びに夢中になることも多いですよね。


実はそんなごっこ遊びには、「想像力」「記憶力」を育む効果があります!


ごっこ遊びの中で、間違った記憶や間違った表現方法が登場することがあるかもしれません。


しかし否定するのは厳禁!


ごっこ遊びに正解はありません。自由に楽しく遊ばせてあげましょう


2.ことばを伸ばす「しりとり」


2歳ごろになると、ゲームのルールが理解できるようになります。


そのため、「しりとり」ができるように。


しりとりは、語彙力をつけるのにぴったり。頭をフル回転させてこたえを探すので、考える力も養えます。


しりとりは、ちょっとした移動中にも楽しめる遊び。


子供が上手に続けられるよう配慮しながら、親子で楽しんでくださいね。


3.成功体験をしやすい「つみき遊び」


「つみき遊び」はゴールの設定が自由なので、成功体験をしやすい遊び。


平面ではなく、立体を作るので「想像力」「表現力」も養えます。


つみきに慣れたら、より表現方法が豊かなブロックにチャレンジするのもおすすめ。


完成した作品を「見て!」と持ってきたら、とにかくほめてあげましょう。


4.指先を使って脳を育む「おりがみ・ねんど遊び」


「おりがみ」や「ねんど」を使った遊びは、指先の器用さを育めます。


指先を使うことは、脳を育てる効果も。


カラフルなおりがみやねんどを使うことで、色彩感覚も養えます。


ねんどは油ねんどではなく、「こむぎねんど」や「こめこねんど」を使うと安心。万が一口に入れてしまっても大丈夫ですし、手や床を汚さず思うがままに遊べます。


5.自信をつけて力を伸ばす「お手伝い」


2歳児は、パパやママがやっていることに興味津々。


その興味を行動に移すことで、「自立心」「想像力」「思考力」はもちろん、子供に自信を持たせます。


まだまだ2歳児なので、お手伝いをお願いすることでよけい家事の効率が悪くなることもあるかもしれません。


しかし、たとえお手伝いがうまくいかなくても、必ず「ありがとう」という感謝の言葉をスキンシップをしながら伝えましょう。


2歳児の英才教育はとにかく楽しく実践しよう!


大人になっても、誰かに強要されると興味を失ってしまいがち。


2歳児ならなおさらです。


英才教育は、2歳児の表情をしっかりチェックしながら、楽しく取り組める学習方法を取り入れていきましょう。


英才教育を始めると、「どうしてこんなこともできないの?」と不安になることもあるでしょう。


しかし、子供の成長ペースはひとりひとり違うからおもしろいのです。


2歳児の伸びしろを縮小させてしまわないためにも、パパ・ママは常におだやかな心で、「他人」や「標準」と比較するのではなく「昨日の我が子」と比べて、小さな成長をどんどんほめてあげましょう。


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