まだまだ小さい…と思っていたのに、あっという間にもう幼稚園!そんなことを思う多くのパパやママは、たくましく育つわが子の姿に感心しつつ、同時に幼稚園への準備に少し不安が頭をよぎっているかも知れません。


早め早めの行動が良い、と言われることって多いですが、実は、幼稚園入学の準備は早すぎてもだめなんです。では、いつから準備を始めれば手際よく準備が出来るのでしょうか?


この記事の目次

まずは幼稚園選びからスタート


幼稚園の準備は「いつから始める」という決まった時期はありませんが、入園予定の1年前くらいには準備を始めた方がいいようです。


まずはどこの幼稚園に通わせるかを考なければなりません。近隣の幼稚園をネットで検索したり、ママ友から情報収集するのが確実です。


また、市立でも私立でも、幼稚園では見学会や説明会を開きます。日にちを確認してぜひ参加してみましょう。気になる幼稚園の園庭開放の日に子供を遊ばせにいってもよいですね。


幼稚園の見学会は6月から9月の開催が多い

近隣の幼稚園がいつから説明会を始まるかは、コミュニティセンターなどに張り出されている場合もあるので、チェックです。また、私立では春と秋の2回というところもあります。


万が一、見学会の日を逃してしまったり、用事があっていけなかった場合は、園長先生に相談すれば個別見学が可能かも。あきらめないで連絡してみましょう。


早生まれの3年保育の幼稚園選びは早めに

日本の学校は、生まれ年で生徒の学年を区切るのでなく、学期はじめ(4月2日)で区切られます。そのため、幼稚園にいつから入るのかについて混乱してしまうご両親もいるかも知れません。


一般的には入園が4月、4月2日生まれから翌年の4月1日生まれまでが一緒の学年です。


そのため、入園の歳は3年保育と2年保育で以下のようになります。

3年保育(3歳児クラス、年少さん入園)

入園時に3歳。


つまり、4月2日が4歳の誕生日という子から、翌年4月1日の誕生日の子まで、3歳児と4歳児が混ざったクラスとなります。


2年保育(4歳児クラス、年中さん入園)

入園時に4歳。


年少さんの一つ上なので、4歳児と5歳児が混ざったクラスになります。


早生まれの子で3年保育を希望する場合は3歳になったばかりの時に入園します


つまり、早生まれの子で3年保育を希望する場合は、周りのママより早めに準備します。2歳になった時に幼稚園選びをはじめましょう。


入園が決まっても準備は説明会を待って!

希望の幼稚園に入園が決まったら、いよいよ本格的に入園に向けての準備です。


ただし園によって必要なものが異なるので、いつから準備しようか迷っている場合は、入園者の保護者を対象とした説明会を受けてから揃える方が無難です。


年度によって揃えるものや、園でまとめて注文するものが変わる場合もあります。


必ず必要なものにも園独自の規定が!

いつから準備しても変わらないような上靴などでも、園によってはキャラクターが付いているとダメ、などの独自のルールがあるときがあります。


準備したものが使えないことほど、がっかりすることはありません。焦らず、説明会を待ちましょう。


先輩ママの体験談

説明会を待てずに購入し、使えなかったものがあります。

 

年末の安売りで娘の好きなキャラクターのストロー水筒があったので購入!が、蓋を開けてみれば、娘の幼稚園ではストロー式のものはNGで、結局、コップに注ぐデザインのものを新しく買う羽目に…。

 

ちなみにその幼稚園では、年少・中さんは自分で水を注ぐことは出来ないので、先生が各園児の水筒から注いで回るんだそうです。先生、大変だ。

幼稚園のお道具リストをもらったら…


準備するものはリストされて渡されるはずです。かなり細かく必要なものが書かれている印象を受ける人もいるかもしれません。


袋ものであれば大体の寸法の記載がありますし、タオルなどにはひっかけられるようにループを付けて欲しいというような指示が書かれているので、寸法に合っうように用意しましょう。


いつから買い集めても入園までにあればよい話ですが、購入後の作業もあるので余裕をもって買い物の予定を立てましょう。


手づくりv.s. 市販

手づくりで用意してという指定がない限り、歯磨き用のコップ袋などの小さい袋や手拭きタオルなどは100円均一などでも揃えることが出来ます。洗い替えなどのことを考えて準備しましょう。


レッスンバッグなどは、サイズもあるので手作りか市販品かを迷うところ。手作りをすると決めたら、早めに布を見に行きましょう。気に入った柄がなくなってしまう場合もあります。


また、手作り指定のものがあった場合、オーダーすれば作ってくれる手芸屋さんをたよることも出来ます。いつからオーダー受付かを事前にチェックして、繁忙期を避けるように出来ると安心ですね。


1つひとつの持ち物に名前を書こう


幼稚園は集団生活なので、誰の持ち物かが分かるように、持ち物には全て名前を書きます。


この作業がかなり大変で、これが幼稚園の入園準備はいつから?早めに始めた方が楽なの?と思う1番の理由かもしれません。


幼稚園に通ううちにひらがなが読めるようになってくる子が多いので、指定がない限り、名前はひらがなで記入するのが良いと思います。


私はめんどくさくて靴下などには記名しませんでしたが、かばんや帽子はもちろん、靴、下着、タオルなど、基本的には「全部」に記名が必要です。


サインペンで1つひとつ書くのが大変な時には、お名前シールやお名前スタンプを準備してもいいですね。


お名前シール、スタンプのおすすめ5サイト

自分の名前が書かれたシールを貼ることで、子供には自分の持ち物に愛着を持ってもらいたいですね。


そのためには、子供の好きなキャラクターや好きな色を考えながら選ぶなど、ひと工夫してみましょう。また、シールなら、子供が自分で貼りたいと言い出すでしょうから、幼稚園準備を子供と一緒にすることが出来ます。


以下はカワイイお名前シール&お名前スタンプが購入できるおすすめサイトです。

1:シールDEネーム本店


お名前シールであれば1~2営業日で出荷してくれるので、準備が遅くなってしまったママの強い味方です。


水に強いラミネートのお名前シールもあるので目的に応じて使い分けも可!


しーるDEネーム本店の公式サイトはこちら


2:ゼストのお名前シール工場本店


通常のお名前シール、スタンプ以外に、名前入り靴のインソールや水着ゼッケンなども販売しています。靴は名前が消えやすいので、名前入りのインソールは便利なアイテムですね。


ゼストのお名前シール工場本店の公式サイトはこちら


3:お名前シール&スタンプ


キャラクターの種類が揃っているので、好きなキャラクターがしっかり決まっている子のママにおすすめのサイト。


また、入園準備用に必要なアイテムをセットで販売しているので、時間がないママは必見です!


お名前シール&スタンプの公式サイトはこちら


4:お名前シールのNAD


アイロンで張り付けるフロッキーのお名前シールがあります。


洋服の襟首にあるタグは取って欲しいという子や、普通のお名前シールではゴソゴソするから嫌だという子に特におすすめのサイトです。


お名前シールのNADの公式サイトはこちら


5:ベルメゾン


洋服などの通販で知られるベルメゾンもお名前シールを作っています。他の幼稚園アイテムを揃える時に一緒に注文すれば、手間が省けますよ!


ベルメゾンの公式サイトはこちら


幼稚園準備はいつから?と思ったら参考にしてほしいタイムラインはこれ!


幼稚園の準備はいつから始めると効率が良いか、タイムラインをまとめました。


【入園1年前の4月】

どの幼稚園に通わせたいかのリサーチ開始。インターネットやママ友ネットワークの情報を活用しましょう。


お受験が必要な学校は、幼稚園児でもテストが課されます。赤信号で横断歩道を渡っている子の絵などを見せられて、何がいけないかを答えなさいなどという常識問題が多いようです。いつから勉強を始めるのか、と考えるより、普段から社会人として大切なルールや安全への心構えを教えておきましょう


【6月~9月】

園庭開放や説明会などに出向きます。出来れば、興味のある幼稚園、複数に足を運んで比べてから決めたいですね。


【10月ごろ】

入園許可証が届きます。でも、細かい持ち物などの準備はちょっと待って!


【年明け1月ごろ】

入園者対象の説明会が開かれる頃です。遅くとも入園の2か月くらい前には開かれます。細かい準備はここからでも十分間に合います!


【年明け3月ごろ】

幼稚園児となることに対して期待感を高める演出を!


持ち物にお名前を書きながら、一緒に幼稚園の準備をして、自分の持ち物を覚えさせましょう。


園から戻ってきたら、鞄はここに置く、などのお約束をしましょう。


何を準備するかは早めに確認するのが吉!

いつから準備しても幼稚園の準備は意外と間に合ってしまうものですが、子供のドキドキわくわくを出来るだけ高めてあげるためにも、スケジュールなどに無理がないように余裕をもって準備に取り掛かりましょう!



(Photo by:写真AC