日本での英語教育の低年齢化は近年とても著しいですよね。小学校での英語必修化もすすみ、就学前や就園前に英語を勉強させておきたい!という声もよく耳にします。


そこで今回は、就園前に当たる2歳での英語教育について、2歳で英語教育を始めるメリットや2歳でも楽しめる教材等もご紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね!


この記事の目次

英語教育の低年齢化が止まらない!


小学校での英語教育始まり、数年おきに英語の必修科目化が低学年へとすすめられています。そのことからもわかるように、日本はグローバル化に向け英語教育に力を入れ始めました。

 

親の世代は中学生から必修科目だった英語。2歳の子供を持つパパやママは、半ば実用性よりも受験対策のために必死に英語の勉強をしていたのではないでしょうか。

 

しかし最近は、日本への外国人観光客の増加、英会話の必要性が見直されるなど、小さいころから英語を勉強させてバイリンガルになってほしい!と考えるパパママが非常に多くなっています。


中には小学校に上がってから英語教育を始めるのでは遅すぎる!と、0歳から英語教育を始める人もいるくらいです。

 

2歳から英語教育を始めるのは早すぎる?


英語教育の低年齢化に合わせ、乳幼児向けの英語教材もたくさん発売されています。


 

ただ、0〜2歳から英語教育を始めるのは早すぎるという声が少なからずあることも知っておくべきです。


というのも、「まずは日本語をきちんと話せるようになるべき」で「幼いうちに英語を学んでも忘れる可能性が高い」という考えもあるからです。

 

2歳ごろに行う英語教育はあくまでも「教育」で、必要性を理解していない子供にとってモチベーションを上げる要素はあまりないとも考えられています。

 

しかし、もし2歳の子供が英語に興味を持って自分から「勉強したい!」と言えば、それは英語教育を始めるのにもってこいのタイミング


英語耳を育てるには何千時間必要というのは事実なので、2歳の子供が英語に興味を持ち始めたら、正しい英語が身につく環境を用意してあげましょう!


2歳から始める英語教育の3つのメリット


英語教育を2歳から始めることに対して、ネガティブな声も聞かれますがメリットももちろんあります。


2歳児の英語教育のメリット1.英語の習得スピードが速い

英語をはじめいろいろな言語を身につけようと思ったら、若いうちに外国語教育を受けたり外国語が飛び交う地域で暮らすべきだという声があります。言語習得はやはり若ければ若いほど吸収が早く、自分のものにするスピードも速いです。

 

意味が分かっているかどうかは置いておいて、幼いうちからネイティブの発音に触れていれば自然に英語の正しい発音が身につくという点も見逃せません。

 

日本語は英語の発音と大きく異なるため、日本人の英語に対する苦手意識を増幅させています。その点を考えると、2歳は英語教育を始めるのは絶好のタイミングなのかもしれませんね。


2歳児の英語教育のメリット2.学習時間が確保しやすい

日本人が英語を習得するには2000時間以上必要という説があります。


日本語と英語は文法から発音まで基礎的な部分が大きく異なるので、ヨーロッパ人が英語を習得するよりも6倍以上の時間がかかってしまうそうです。

 

ただ小学校~高校の間に行われる英語の授業数はせいぜい900時間~1000時間。その不足した時間をどう補うかと考えると、2歳から就学前までの期間を有効に使うのがベストな選択とも言えますね。

 

英語教育に割く時間は長ければ長いに越したことはありません。2歳からコツコツと英語教育をしていけば、高校卒業あるいは中学卒業ごろには十分英語が堪能な子供になれるかもしれませんよ。


2歳児の英語教育のメリット3.余計な先入観がない

日本には和製英語というものがありますし、発音が下手な英語教師もいます。そういったものに触れてしまうと、どうしても英語教育において余計な先入観が生まれてしまいがち。

 

しかし2歳ごろは比較的まっさらな状態で正しい英語教育をスタートさせられる可能性が高いです。逆に言えば2歳で中途半端な英語教育を始めてしまうと、後々修正が効かなくなることも。

 

2歳で英語教育を始めるならきちんとした教材を用意し、徹底した英語教育に取り組んでいければいいですね。


2歳からの英語教育におすすめの教材5選


英語教育の教材は安価なものから高価なものまで数多く存在しています。


2歳ごろの英語教育方法というと通信教育がまず思い浮かぶかもしれませんが、意外と書店などで手に入る英語教育の教材も優秀なものが多いので、英語教育を始めようか迷った際はぜひ1度試してみてくださいね。


2歳児向け英語教育教材1Dino Lingo


アメリカをはじめとした世界各国の幼稚園で使用されている『Dino Lingo』はDVDを見ているだけで英単語が身につく人気の英語教育教材。

 

DVD140分程度なので2歳でも集中して見ることができますよ。子供が夢中になるアニメや音楽が豊富なので楽しんで英語を身につけられます。

 

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2歳児向け英語教育教材2CatChat for BABIES


CatChat for BABIES』は2004年発売以来絶大な支持を得ているベストセラー教材。


0歳からの聞き流し英語とされていますが、2歳から利用し始めても英語の正しい発音を覚えられたという声も多く聞かれます。

 

英語圏で有名な手遊び歌も収録されており、各地の幼稚園や保育園でも採用されている英語教材。はじめての英語の学習にもぴったりな教材です。

 

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2歳児向け英語教育教材3.それいけ!アンパンマン えいごであそぼう


アンパンマンの『えいごであそぼう』は、アニメ感覚で見ることができるDVD


2歳ごろの子供たちに大人気のアンパンマンの教材なら、はじめて英語に触れる子供もきっと満足するはずです。

 

英語の挨拶からお遊戯まで網羅しているので、楽しみながら英語の基礎が学べますよ。

 

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2歳児向け英語教育教材4.いーっぱい!英語のうた


『いーっぱい!英語のうた』は日本の童謡を英語詞に変えている曲が豊富なので、どんな歌詞なのか理解しながら英語が学べるすばらしい教材。

 

2歳ごろになるとテレビで1度耳にした音楽も難なく覚えられます。メロディにのった英語は、2歳ごろの子供たちの脳にしっかりと焼き付きますよ

 

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2歳児向け英語教育教材5.くもん 英語カード


くもんの英語カードは、カードだけでなくネイティブスピーカーによる発音のお手本CDも付属。英語カードの中でもコミュニケーションに役立つ『あいさつと話しことば編』は大人気の教材です。

 

カード11枚がしっかりと厚みがあるので2歳児でも取り扱いやすいのもおすすめな理由。カタカナの表記もないのでよりネイティブな発音が学べると好評です。

 

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2歳からの英語教育はパパやママも一緒に!


2歳児に英語教育を始めようと思ったら、パパやママもぜひ一緒に学習してみてください。


2歳児はパパやママの表情をよく見ています。パパやママが楽しそうに英語を勉強していると「僕も!」「私も!」と意欲がわくはず。

 

パパやママが実は英語が苦手という場合でも、2歳児レベルなら一緒に勉強することができます。そうすれば家族みんなで英語でコミュニケーションをとる…なんて素敵な日がそう遠くない未来に訪れるかもしれません。

 

2歳から英語教育を始めるメリットやデメリットをしっかりと把握し、子供にぴったりな教材を使いながら家族みんなで楽しく英語を学んでいけるといいですね。


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