3歳になると理解する能力が育ち始めるので、勉強を始めさせたいと思うパパやママも増えますよね。
しかし遊ぶことが大好きな3歳児。
どう勉強をさせればよいのか、勉強方法が難しいところ。
そこで、3歳児に読み書きや足し算を勉強をさせる方法とやる気を出させる教材をまとめました!ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
- 3歳児の勉強は興味を持たせるところから始めよう
- 3歳で「読み書き」と「足し算」の基礎を学ぶ
- 勉強のやる気を出す4つの方法
- 勉強を嫌がったときに使える2つの対処方法
- 3歳児の勉強におすすめ!教材3選
- 【番外編】3歳児の勉強をプロに任せるという方法も!
- 勉強方法を工夫して3歳児のやる気を引き出そう!
3歳児の勉強は興味を持たせるところから始めよう
書店の幼児向け書籍コーナーを見ると3歳児向けのワークブックなどがたくさん。
しかし3歳といえば遊びざかりの時期。じっと座って勉強させるのは至難の業!
ただ、3歳児に合う勉強方法を理解すれば、意外と楽しく勉強を進められるものです。
まずは「勉強させなきゃ!」と焦っているパパやママは、ひとまず肩の力を抜くことから大切。
パパやママが張り切りすぎていては、どんな勉強方法でも3歳児はプレッシャーを感じてしまいます。
まずは、絵本やテレビを見ているときやお出かけ中に興味を示したものから、数字や文字などの勉強につなげてみましょう。
子供が自ら興味を持ったものを活かした勉強方法は、身につくのも早いです!
「知る楽しさ」「学ぶ楽しさ」を毎日の発見や感動から身につけることで、3歳児の勉強は効率よく進んでいきますよ。
3歳で「読み書き」と「足し算」の基礎を学ぶ
3歳ごろに勉強をさせたいと思ったら、数字や文字などの基本的な勉強に取り組んでみるのがおすすめ!
ただ、はじめての勉強で興味を引き出せないときは、めいろや塗り絵、工作などの教材に楽しく取り組ませながら勉強する習慣を身につけるといいですね。
◆3歳児健診項目とは
・大小や長短の比較ができるか
・体の部位の名前を言えるか
・自分の名前が読めるか
・四角形が描けるか
・1・2・3を理解できるか
などの検査を行います。
つまりそれらができるようになっていれば発達上問題はありません。とはいえ、それらは3歳になったときにできておきたい基本的なものばかり。
3歳の間にこれらの力をより伸ばせるような勉強方法を取り入れるのがベストといえます!
「読み書き」は興味を持ったタイミングから
最初にお伝えしたいのが、「読み書き」の勉強は興味を持った時に始めることが大切ということ。
興味を持った時に勉強を始めることで、学習効率が格段にアップ!一方、無理やり勉強させようとすると、学習効率は格段に低下します。
◆子供の興味の合図、見逃さないで
絵本を読んでいて「読む」ことに興味を持った、お絵かきをしているときに「書く」ことに興味を持った。そんなシーンを目撃したら勉強開始の合図。
絵本を教材にしてもいいですし、食品のパッケージやお店の名前を教材にしてもいいですね。
普段の会話の中から「読み書き」の勉強を始めてみましょう。
「もっと勉強したい!」という意欲があるようなら、「読み書き」の専用教材を取り入れて更に知識を深めてみてください。
「足し算」の❝概念❞を理解させる
3歳で足し算ができなくて当然。ただ、足し算の基本的な思考は身につけられます。
特別な勉強方法を試さなくても、3歳児ですでに遊びの中で数の対応を理解していることはよくあるもの。
◆足し算の「概念」とは
「自分のお菓子が1つ、ママのお菓子が1つ。1と1で同じ」といったように、数字の意味を理解できていれば、数の大小が自然に身についている証。
数の大小が理解できれば、少しずつ3歳児でも「1と1で2になる」といった数の合成が理解できるようになっていきます。
3歳児で「1+1=2」というような計算はできなくて大丈夫。
「数字と数字を合わせると数字が大きくなる」ということがわかっていれば、普段の暮らしの中で足し算を解く脳が育まれていきます。
勉強のやる気を出す4つの方法
3歳児に勉強させたい!と思って教材を与えても、なかなか取り組めない子供も多いもの。
「勉強が楽しい!」と思ってもらえるように、パパやママが「勉強の方法」を勉強することが大切です。
ただ、3歳児の勉強方法に難しい理屈があるわけではありません。
◆パパとママの心構えが大切
パパやママはのんびりと構えておく。それだけで3歳児もきっと勉強に興味を持ってくれるはずです。
1.考えるきっかけを与える
3歳ごろの子供は興味があるものを見つけると、「なんで?」「どうして?」としつこいくらい聞いてきますよね。
あまりにもしつこい質問攻めにあうとつい面倒くさくなることも...。
しかし、そこで少し考える時間を作ってあげてから、1つ1つ丁寧に教えてあげるましょう。
3歳児だから言ってもわかないだろう…という先入観は禁物。言葉をかみ砕きながら、子供が納得するまで教えてあげるのが良いですね。
2.勉強も「遊びの一環」として取り組ませる
3歳児向けの教材は絵もかわいく、楽しい内容のものが豊富です。
そのため勉強も遊びの一環として取り組ませると意外と簡単に勉強の習慣がつきますよ。
専用の教材を使わない勉強方法もあります!
折り紙や絵本、おもちゃなど、文字や数字に触れられるものを用いてコミュニケーションを取ることで、勉強をすすめるのも楽しいですね。
3.子供と相談して目標を決める
ある程度楽しく勉強に取り組めるようになったら、「1日1ページはやろう!」など子供と一緒に目標を決めましょう。
この時のコツは子供の意見を尊重すること。
難しい教材を「1日20ページやる!」と言ったとしても、否定せずに応援してあげましょう。
逆に初歩的で簡単な教材を「2日で1ページやる!」と言っても、まずは継続して勉強しようとしている姿勢をほめてあげてくださいね。
子供が決めたペースで勉強できるよう声かけすることが、最大のサポートとなります。
4.間違っていてもほめる
3歳児は1度怒られると何もかもが嫌になって癇癪(かんしゃく)を起してしまうこともあります。それは勉強も同じ。
たとえ間違いがあっても怒るのではなくまずは勉強をしたことをほめてあげて、笑顔でやさしく正しい考え方を教えてあげましょう。
もし機嫌が悪そうだな…と思ったら、正しい考え方を教えるのは次の機会に回しても構いません。
子供たちは今日より明日の方ができることが増えています。
勉強をしたらパパやママが怒るから…という理由で子供が勉強嫌いにならないよう、ゆったりとした心で見守ってあげてくださいね。
勉強を嫌がったときに使える2つの対処方法
パパやママが勉強を嫌いにならないよう努めていても、やはり「勉強をやりたくない!」と言い出してしまう子供もいます。
そんな時はどんな対処方法を試せばいいのでしょうか。
1.子供の考えを受け入れる
子供が勉強を嫌がったら、まずはその気持ちを受け止めて勉強道具をかたづけましょう。
そうすることで子供は「勉強をさせられている」という認識がなくなり、プレッシャーから解放されます。
これは3歳児ならではの対処方法です。
あえて目に付く場所に勉強道具をかたづけておくことで、3歳児は勉強道具が気になって仕方ないはず。
そして、ふとした時に自ら手を伸ばしてくれる可能性もあります。
子供は取り上げられたものほど気になってしまうという性質があるので、ぜひ試してみてくださいね。
2.いろいろな教材を用意する
3歳児向けの教材はさまざま。
どんなに人気の教材であっても子供に合わないものもあるため、勉強を嫌がったらほかの教材で再チャレンジしてみるのもおすすめ。
ワークブックやDVD、知育玩具などいろいろな勉強方法の教材があるので、一度子供と一緒に教材選びをしてみるのもいいかもしれませんね。
3歳児の勉強におすすめ!教材3選
3歳ごろはどんな勉強方法が良いのか、具体的に3歳児に人気のある教材を見ていきましょう。
ここではタイプの異なる人気教材を3つご紹介!
教材はいろいろなタイプのものを成長過程に合わせて使い分けてもいいですし、同時にいくつかの教材を並行して使用しても問題ありません。
どれも楽しく取り組める教材ばかりなので、ぜひ参考にしてください!
1.間違ってもなかったことに!「かいてけせるひらがな」
3歳児の中には思うように上手な文字が書けなくて落ち込んでしまう子も。
そんな失敗するのが嫌いな子供におすすめなのが、書いて消せるタイプのワークブックです。
失敗しても納得するまで何度も書き直せるので、自然と自信もつきますよ!
Amazon価格:¥842(税込)
購入はこちら:Amazon
2.親子のふれあいタイムに「早ね早おき朝5分ドリルおんどく・あんしょう」
この教材は親子で文章を音読して暗唱することで、3歳児の記憶力や想像力を鍛える本です。
1日5分と短い時間で完了できるので勉強をしたがらない3歳児にも大人気。
楽しく正しい日本語の使い方を身につけることもでき、毎日何度も繰り返し読みたくなるような魅力的な一冊ですよ!
Amazon価格:¥626(税込)
購入はこちら:Amazon
3.アンパンマンならやる気100倍「アンパンマンとはじめよう!あそぼう!ことばリズム(DVD)」
3歳児に勉強をさせるには、好きなキャラクターが登場する教材を使用するという方法も効果的。
その中でも人気なのはアンパンマンで!アンパンマンと一緒なら勉強も楽しくできる!という声は圧倒的に多いです。
ワークブックなどの形態が苦手な子供には、DVDで勉強の楽しさを知ってもらうのもいいですね。
Amazon価格:¥2,389(税込)
購入はこちら:Amazon
【番外編】3歳児の勉強をプロに任せるという方法も!
「3歳児の勉強方法を試してもうまくいかない」、そんな悩みがあるパパやママは一度幼児教室でプロの授業を受けてみるのもおすすめ。
たとえば、遊びや音楽を通して心や脳を育てる独自メソッドを採用していて人気の「ベビーパーク」では、楽しみながら勉強するノウハウを身につけることができます!
その上、今なら「ベビーパーク」の無料体験を受講するだけで、Amazonギフト券1500円分がもらえるチャンス。
3歳までがキャンペーンの対象なので、この機会をお見逃しなく!
勉強方法を工夫して3歳児のやる気を引き出そう!
3歳児に勉強をさせたいと思ったら、まずは興味を持ってもらうことが大切。
うちの子供の場合はとにかく乗り物が好きだったので、乗り物が登場するワークブックを購入したらすぐに食いついてあっという間にすべて終わらせていました。
子供は楽しければ「勉強」用の教材も「遊び」の一環としてすすんで取り組めるもの。
かしこい子供に育ってほしいという願いから、難易度の高い教材を選びたくなることもあるかもしれませんが、パパやママの背伸びは子供の負担になることも…。
3歳の間はとにかく楽しく取り組める勉強方法を見つけ、勉強の習慣づくりから始めてみてはいかがでしょうか?
(Photo by Photo AC)