秋は美味しい食材がたくさん出回る時期。栗を使った料理やお菓子もたくさん見かけるようになりますね。


そんな栗は、離乳食に使える食材なのでしょうか。


今回は、栗の栄養素や離乳食に使うときの注意点、レシピなどをご紹介します。


この記事の目次

栗の栄養素や旬の時期について


まずは栗の栄養や旬についてみていきましょう。


栗はナッツ類の一種。でんぷん質(糖質)が多い食材です。


また、ビタミンB1とカリウム、ビタミンCが多く含まれているのが特徴。


中でも栗に含まれるビタミンCは、じゃがいもと同じく加熱に強い性質を持ちます。


旬はいつ?

栗の旬は9月から10月頃です。


秋の味覚狩りで、栗拾いに行かれるご家庭も多いかもしれませんね。


その一部を離乳食に使ってみてはいかがでしょうか。


美味しい栗の選び方

離乳食に使うのであれば、ほくほくした美味しい栗を選びたいもの。


ポイントは

  • ・鬼皮(外側の固い皮)にハリとツヤがある
  • ・ふっくらと丸みがある
  • ・傷がないものを選ぶ
  • ・穴が開いているものは虫食い
  • ・ずっしりと重みが感じられるものを選ぶ

です。拾った栗を選別するときは、以上のポイントを参考にして選んでくださいね。


拾った栗はすぐ食べないで!

栗のでんぷんはさつまいもと同じく、収穫してすぐよりも2~3日寝かせた方が甘みがアップするのです!


乾燥しないようビニール袋などに入れて、野菜室で寝かせてみましょう。

 

栗を使った離乳食はいつからOK?


やさしい甘みで離乳食にもよさそうなイメージの栗ですが、ナッツ類の一種です。


アレルギーの特定原材料7品目や、特定原材料に準ずるもの20品目の中に栗は含まれていませんが、アレルギー反応を起こす可能性も考えられます。


そのため、他の食材に慣れてきた離乳食後期(生後9~11ヵ月)から与えるのが安心です。


のどに詰まらせないように!

栗を塊で与える際、のどに詰まらせないよう、よく見守ってあげてくださいね。


また、パサつきがちな食材なので、飲み込みにくいことも考えられます。


水分の多い食材と合わせるか、お茶や水を飲ませるようにしましょう。


どうやって調理するの?


手に入れたはいいものの、どうやって調理しよう…と悩む方も少なくないはず。


鬼皮や渋皮をいちいち丁寧にむくのは面倒と感じる場合もありますよね。


ここでは、手間がかからない栗の調理法をご紹介します。


茹で栗

つぶしたり刻んだりする離乳食では、茹で栗が使いやすいでしょう。


  • ①穴が開いた栗や傷がついた栗を取り除く
  • ②鍋に栗を入れ、栗が隠れるくらいの水を加えたら強めの中火で20分煮る
  • ③20分経過したら塩を入れ、5分ほど煮る
  • ④ザルにあげたら完成

※塩を加えますが、中にはほとんど塩分がしみていないので離乳食に使っても大丈夫です


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蒸し栗

茹で栗よりも甘くなると言われているのが、蒸し栗。茹でるよりも栄養素が溶けだしにくいのもポイントです。


  • ①栗を洗う
  • ②蒸し器に水を入れ、沸騰したら栗を入れて1分火にかける
  • ③1分後火を止めて10分蒸らす
  • ④10分経過したら再び火をつけ、50~60分蒸して完成

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甘露煮や渋皮煮は使える?

わざわざ生の栗を調理するのは面倒!と感じる方もいるでしょう。


甘露煮や渋皮煮を使えば楽なのですが、どちらも砂糖がたくさん使われていたり、添加物が加えられていたりするので、離乳食には不向き


生の栗を調理するのは少々手間がかかりますが、栗本来の甘さやほくほくとした食感が楽しめるので、離乳食には生の栗を使ってみてくださいね。


【離乳食後期・完了期】栗を使った離乳食レシピ

ここからは、栗を使った離乳食レシピをご紹介します。


栗のお粥(離乳食後期)


やはり栗といえば栗ごはんですよね!


食卓に栗ごはんが並ぶと秋を感じずにはいられません。


離乳食後期(生後9~11ヵ月)では、ごはんはまだ固くて食べられないので、お粥のレシピを紹介します。


栗のほくほく感と甘味がとても美味しく、赤ちゃんも大喜び♪


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プチスイートマロン(離乳食後期)


スイートポテトならぬスイートマロンを、離乳食向けにアレンジしたレシピ。


栗をペースト状にして作るので、離乳食後期(生後9~11ヵ月)でも無理なく食べられます!


赤ちゃん用を取り分けて、残りを大人用にしてもOK。その際は砂糖を加えるとより美味しくなりますよ。


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栗のポタージュ(離乳食後期~)


でんぷんが多い栗は、ポタージュにピッタリな食材です。


赤ちゃん用に作る際は、塩やコンソメはほんの少し使う程度にとどめておきましょう。


ほんのり甘くてまろやかなポタージュは、お気に入りメニューのひとつになるかも!


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さつまいもと栗のコロッケ(離乳食完了期)


秋の味覚、さつまいもと栗を使った甘くて美味しいコロッケはいかが?


レシピでは揚げていますが、離乳食の時期に揚げ物はあまりオススメできません。


そこで、揚げ物風になる焼きコロッケにアレンジしてみましょう。


適量のパン粉をフライパンで乾煎りし、きつね色になったらOK。


そのパン粉をタネにまとわせて、軽くオーブンで焼けば完成です!


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栗のチーズ餅(離乳食完了期)


いも餅のアレンジレシピです。栗の甘味とチーズの塩気がベストマッチした一品!


手づかみ食べの練習にもピッタリなので、栗をたくさん手に入れたらおやつに作ってみませんか?


大人が食べても美味しくいただけますよ。


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栗入りクッキー(離乳食完了期)

ホットケーキミックスを使ったクッキーは簡単にできるので、日々のおやつにオススメです♪

ほんのり栗の風味を感じるクッキーは、さっくりとした歯ごたえで食べやすさも◎。

おやつにも栗を使って、秋の味覚を楽しみませんか。

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「おやつ」として栗を取り入れるママも


甘い栗はごはんやおかずとして離乳食に取り入れるよりも、補食のおやつとして取り入れているママも多いようです。


栗をおやつに取り入れてるママの声

「おやつには添加物のできるだけないものを選んでいる。自分が食べるナッツや甘栗なども一緒に食べさせている。 」


栃木県 20代後半 お子さん:1歳~1歳半

「おやつはできるだけフルーツや野菜からとるようにしています。季節のフルーツをプレーンのヨーグルトに入れたり、栗やサツマイモなどを茹でたものをおやつにだしています。」


神奈川県 30代後半 お子さん:1歳7ヶ月~2歳


市販のおやつも便利ですが、まだ子供が小さいうちは自然の甘味を感じるおやつを食べさせたい、と思うママも。


栗はまさに秋にぴったりのおやつですので、親子で楽しむにはもってこいかもしれませんね。


離乳食に栗を取り入れて食事で季節を感じよう


旬の食材は、1年の中で一番味が美味しいのはもちろん、その季節に必要な栄養素がたくさん詰まっています。 


今回ご紹介した栗も同じことが言えます。


いろいろな食材を食べさせてあげたい離乳食の時期に、ぜひ栗も取り入れてみてくださいね。


おやつだけでなく、おかずにも使える食材なので、一度は秋の食卓に登場させてみましょう♪


(参考サイト:旬の食材カレンダー
(参考資料:消費者庁「アレルギー表示について」

(参考資料:日本食品標準成分表2015年版(七訂))

(参考文献:ベネッセコーポレーションHAPPY育児生活ガイドBOOK

(Photo by:写真AC