お子さんの幼稚園はどこがよいかなと思い、複数の幼稚園の資料を見ながら準備を進めているパパ・ママもいらっしゃることでしょう。
幼稚園の教育方針も気になるところですが、やっぱ気になるのは「幼稚園の準備や費用」ですよね・・。
今回は幼稚園の準備にかかる費用についてまとめていきます。最後に節約方法まで記載しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
この記事の目次
幼稚園の準備にはなにが必要?
実際に入園する幼稚園によって準備するものは変わってきますが、おおよそ以下のものを用意する心づもりで大丈夫です!
準備するものの一例を「生活用品関連」「道具関連」「布・袋関連」の3パターンに分けてご紹介します。
【幼稚園の準備】生活用品関連
■幼稚園の制服
■幼稚園の帽子
■お弁当グッズ(お弁当箱やお箸・スプーンなど)
■歯磨きセット
■履物(運動靴・上履き)
こちらに記載したものは、主に幼稚園での日常生活に欠かせないものです。
特にお弁当箱は、お子さんの好きなキャラクターのものを指定されたりと、決めるまでに難航してしまうかもしれませんね(笑)
【幼稚園の準備】道具関連
■はさみ
■のり
■クレヨン
■お道具箱
幼稚園の準備で必要な道具は、そこまで多くない印象です。
お絵かきや工作を行う幼稚園がほとんどかと思いますので、上記のものを用意しておければ十分でしょう。
【幼稚園の準備】布・袋関連
■ひもつきタオル
■お弁当袋
■上履き袋
意外と忘れがちなのが、この布・袋関連。
お弁当箱や上履きを用意できても、それらを入れる袋がないと、お子さんが運ぶことはできませんね。
こちらを市販のもので用意するか、お手製やお下がりで用意するかは皆さん次第。
幼稚園の準備の費用を抑えるにはこのあたりが重要なポイントになります。
後ほどご説明しますね。
幼稚園の準備にかかる費用ってどのくらい?
さて、幼稚園の準備に必要なものですが、大体いくら位かかるものでしょうか。
先ほど記載した準備物のうち、公立の幼稚園と私立の幼稚園で共通するもので計算してみましょう。
ざっくりとした計算ですが、全体で10,000円弱かかりそうです。
■【幼稚園の準備】生活用品関連
準備費用:4,000円程度
<内訳>
・お弁当グッズ(お箸・スプーン含む):約2,000円
・歯磨きセット:約1,000円
・上履き:約1,000円
■【幼稚園の準備】道具関連
準備費用:1,500円程度
<内訳>
・はさみ:約200円
・のり:約200円
・クレヨン:約500円
・お道具箱:約500円
■【幼稚園の準備】布・袋関連
準備費用:2,500円程度
<内訳>
・ひもつきタオル:約1,000円
・お弁当袋:約500円
・上履き袋:約1,000円
すべて市販のもので揃えると、意外とかかってくることがわかると思います。
しかもすべて消耗品になりますので、お子さんの成長に合わせたり、もしくはモノがなくなったらあらためて買い直す必要があったりします。
これに合わせて、幼稚園の制服や帽子のお金もかかってきますので、幼稚園の準備にかかる費用はある程度まとまったお金が必要になってくることがわかっていただけるかと思います。
公立と私立の幼稚園で費用はどのくらい違う?
ご存じの通り、幼稚園には公立の幼稚園と私立の幼稚園の2つがあります。一般的には私立の幼稚園が割高ですが、はたして公立と私立でどれだけ費用が違うのでしょうか。
文部科学省の資料によると、公立と私立の幼稚園の年間費用は以下のような記載があります。
■公立幼稚園:年間222,264円
■私立幼稚園:年間498,008円
(出典:子供の学習費調査の結果について)
年間費用で約2倍の差があるのがわかりますね!
この金額の内訳は、教育費・給食費・幼稚園外の活動費の3つです。つまり、幼稚園の入園前の準備費用は含まれていないことに注意が必要です!
また、公立の幼稚園は「2年保育」が多い一方で、私立の幼稚園は「3年保育」が多いですので、お子さんの卒園までの費用がかさむのもやっぱり私立保育園です。
私立幼稚園のほうが教育内容が充実していますが、その分費用もかさんでしまうということですね。
幼稚園の準備費用の節約方法
ここまで読まれたパパ・ママの中には、「幼稚園の準備にはこんなに費用がかかるのか・・・」と落胆している方も多いでしょう。
そんなパパ・ママのために、幼稚園の準備費用の節約方法を伝授します!
お金を全くかけないことは無理ですが、少しでも節約できる方法を知っているだけで、かかるお金を帰ることができるので必見です!
幼稚園費用の節約1.おさがりを利用する
これは一番イメージしやすいですよね。
お友達ですでに幼稚園を卒園していたり、兄弟がすでに幼稚園に入園していると、不要になったものをいただけることがあります。
また、費用をかけるとしてもメルカリなどの中古の通販を利用すると意外と安く揃えることもできたりします!
幼稚園費用の節約2.できるだけお手製にする
パパ・ママの中には、裁縫がお得意という方もいらっしゃるでしょう。
またちょっと昔までは、幼稚園の準備で必要な布や袋は、手作りが主流なことが多かったため、おじいちゃん・おばあちゃんに頼んで布や袋を作ってもらうというのも手でしょう。
また、お手製にするときの布もわざわざ新しいものを用意するのではなく、古くなった布団のシーツなどを利用するのも賢い方法です。
幼稚園費用の節約3.私立の幼稚園に限った補助金制度を利用する
これは、私立の幼稚園に通わせる時に限ったことですが、国の補助金制度をきちんと利用するというものです。
補助金の名前は、「私立就園奨励補助金」といい、お住まいの市区町村によって金額が変わっています。
ただでさえ費用のかかる私立保育園であれば、この補助金を利用しない手はないですよね!簡単に解説します。
実際の支給額はどのくらい?
お住まいの市区町村によって変わりますが、最低48,000円程度から最高300,000円程度と、かなり幅があります。
この金額の違いは、収めている市民税の額によって変わります。つまり年間の所得額によって変わるのです。
所得が低い世帯ほど支給額が増えていき、所得が高くなるほど減っていく仕組みになっています。
補助金はいつごろ支給されるの?
申請したからといって、すぐ支給されるものではないので要注意!申請から支給までは約6ヶ月かかります。
また、申請するタイミングも決まっていますので、申請を忘れると補助金が下りないという悲惨なことにもつながります・・。
幼稚園の準備費用を抑える大事な補助金になりますので、準備と合わせて市区町村のホームページをチェックするようにしましょう!
抑えるべき費用を抑えて、よい幼稚園選びを!
幼稚園の準備にはいろいろな費用がかかることがわかりますよね。また一方で補助金やお下がり・お手製によって準備の費用を節約できることもわかっていただけたと思います。
ただ、あまりに節約しすぎては、せっかくのお子さんの幼稚園生活もひもじくなってしまいます。
お子さんの要望に合わせて、買って揃えるものは買うなどバランス良く準備していくようにしましょう!
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